JP2001040898A - くし歯式立体駐車設備 - Google Patents
くし歯式立体駐車設備Info
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- JP2001040898A JP2001040898A JP11216048A JP21604899A JP2001040898A JP 2001040898 A JP2001040898 A JP 2001040898A JP 11216048 A JP11216048 A JP 11216048A JP 21604899 A JP21604899 A JP 21604899A JP 2001040898 A JP2001040898 A JP 2001040898A
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- comb teeth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】騒音を大幅に抑制できる立体駐車設備を提供す
る。 【解決手段】複数の駐車階にそれぞれ配置されて固定く
し歯5を有する駐車室4と、この固定くし歯5に対して
可動くし歯9を上下方向に挿通して車を受渡し可能な搬
送台車8とを具備し、前記搬送台車の搭載面と駐車室4
の横行床面6にわたって横行移動自在で前記可動くし歯
9を有する移載台車8を設け、この移載台車9に、この
移載台車9の搭載面16と横行床面6に向って吹き付け
るエアにより台車本体21を浮上させる浮上装置27
と、この移載台車27を搭載面16と横行床面6上で入
退室経路に沿って横行移動させる横行駆動装置23とを
設け、前記浮上装置27により可動くし歯9を固定くし
歯8の搭載面の上位と下位の間で昇降させて車を受渡し
するように構成した。
る。 【解決手段】複数の駐車階にそれぞれ配置されて固定く
し歯5を有する駐車室4と、この固定くし歯5に対して
可動くし歯9を上下方向に挿通して車を受渡し可能な搬
送台車8とを具備し、前記搬送台車の搭載面と駐車室4
の横行床面6にわたって横行移動自在で前記可動くし歯
9を有する移載台車8を設け、この移載台車9に、この
移載台車9の搭載面16と横行床面6に向って吹き付け
るエアにより台車本体21を浮上させる浮上装置27
と、この移載台車27を搭載面16と横行床面6上で入
退室経路に沿って横行移動させる横行駆動装置23とを
設け、前記浮上装置27により可動くし歯9を固定くし
歯8の搭載面の上位と下位の間で昇降させて車を受渡し
するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、くし歯式立体駐車
設備に関する。
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば大規模立体駐車設備では、車を
パレットに載せて搬送するパレット式や車をコンベヤに
より受渡しするコンベヤ式などのほかに、駐車室の固定
くし歯に対して上下に挿通昇降自在な可動くし歯を利用
して車を受渡しするくし歯式のものがある。
パレットに載せて搬送するパレット式や車をコンベヤに
より受渡しするコンベヤ式などのほかに、駐車室の固定
くし歯に対して上下に挿通昇降自在な可動くし歯を利用
して車を受渡しするくし歯式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の立体駐車設
備では、建物に一体に組み込まれることが多く、その騒
音を低く抑えることが要望されている。立体駐車設備に
おける騒音の多くは、駆動部分における機械的な接触摩
擦音に起因しており、この接触を減少させる必要があ
る。
備では、建物に一体に組み込まれることが多く、その騒
音を低く抑えることが要望されている。立体駐車設備に
おける騒音の多くは、駆動部分における機械的な接触摩
擦音に起因しており、この接触を減少させる必要があ
る。
【0004】本発明は上記問題点を解決して、機械騒音
を減少させることができるくし歯式立体駐車設備を提供
することを目的とする。
を減少させることができるくし歯式立体駐車設備を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、複数の駐車階にそれぞれ配置
されて固定くし歯を備えた駐車室と、この固定くし歯に
対して可動くし歯を上下方向に通過させて車を受渡し可
能な搬送台車または昇降台を具備したくし歯式立体駐車
設備において、前記搬送台車または昇降台に、その搭載
面と駐車室の横行床面とにわたって横行移動自在な移載
台車を設け、この移載台車に、前記可動くし歯と、この
移載台車から前記搭載面と横行床面に吹き付けるエアに
より移載台車を浮上させる浮上装置と、この移載台車を
搭載面と搬送床面に沿って入退室経路に沿って横行移動
させる横行駆動装置と、前記可動くし歯を固定くし歯の
上位と下位の間で昇降通過させて車を受渡し可能なリフ
ト手段とを設けたものである。
に請求項1記載の発明は、複数の駐車階にそれぞれ配置
されて固定くし歯を備えた駐車室と、この固定くし歯に
対して可動くし歯を上下方向に通過させて車を受渡し可
能な搬送台車または昇降台を具備したくし歯式立体駐車
設備において、前記搬送台車または昇降台に、その搭載
面と駐車室の横行床面とにわたって横行移動自在な移載
台車を設け、この移載台車に、前記可動くし歯と、この
移載台車から前記搭載面と横行床面に吹き付けるエアに
より移載台車を浮上させる浮上装置と、この移載台車を
搭載面と搬送床面に沿って入退室経路に沿って横行移動
させる横行駆動装置と、前記可動くし歯を固定くし歯の
上位と下位の間で昇降通過させて車を受渡し可能なリフ
ト手段とを設けたものである。
【0006】上記構成によれば、搬送台車から駐車室に
発進させる移載台車を浮上装置により搭載面および横行
床面上に浮上させる移動するように構成したので、防音
が困難な機械的な接触音を大幅に減少させることがで
き、騒音を抑制することができる。また、移載台車を浮
上させることで、横行駆動用の動力を減少させることが
できる。さらに移載台車を搬送台車から入退室経路に沿
って発進させることができるので、手前側から奥側に複
数連の駐車室を配置することができ、建屋空間の有効利
用を図ることができる。
発進させる移載台車を浮上装置により搭載面および横行
床面上に浮上させる移動するように構成したので、防音
が困難な機械的な接触音を大幅に減少させることがで
き、騒音を抑制することができる。また、移載台車を浮
上させることで、横行駆動用の動力を減少させることが
できる。さらに移載台車を搬送台車から入退室経路に沿
って発進させることができるので、手前側から奥側に複
数連の駐車室を配置することができ、建屋空間の有効利
用を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、浮上装置によ
り、可動くし歯を固定くし歯の上位と下位の間で昇降通
過させて車を受渡しするリフト手段を兼用したものであ
る。上記構成によれば、リフト手段が不要になる分、設
備コストの削減と装置の簡略化およびメンテナンスの省
力化をはかることができる。さらに請求項5記載の発明
は、複数の駐車階にそれぞれ配置された複数の駐車室
と、これら駐車室に沿って形成された搬送経路に沿って
移動自在に配置され駐車室との間で車を受渡し可能な搬
送台車とを具備したくし歯式立体駐車設備において、前
記搬送経路に走行床面を形成するとともに、駐車室に前
記走行床面に連続する横行床面を形成し、前記搬送台車
に、前記駐車室に設けられた固定くし歯に上下方向に通
過自在な可動くし歯と、前記搬送床面と横行床面に向っ
て吹き付けるエアによりこの搬送台車を浮上可能な浮上
装置と、搬送床面上を搬送経路に沿って走行移動させる
走行駆動装置と、横行床面上を入退室経路に沿って横行
移動させる横行駆動装置と、これら走行駆動装置と横行
駆動装置とを切替える移動切換手段と、前記可動くし歯
を固定くし歯の搭載面の上位と下位の間で昇降させるリ
フト手段とを設けたものである。
り、可動くし歯を固定くし歯の上位と下位の間で昇降通
過させて車を受渡しするリフト手段を兼用したものであ
る。上記構成によれば、リフト手段が不要になる分、設
備コストの削減と装置の簡略化およびメンテナンスの省
力化をはかることができる。さらに請求項5記載の発明
は、複数の駐車階にそれぞれ配置された複数の駐車室
と、これら駐車室に沿って形成された搬送経路に沿って
移動自在に配置され駐車室との間で車を受渡し可能な搬
送台車とを具備したくし歯式立体駐車設備において、前
記搬送経路に走行床面を形成するとともに、駐車室に前
記走行床面に連続する横行床面を形成し、前記搬送台車
に、前記駐車室に設けられた固定くし歯に上下方向に通
過自在な可動くし歯と、前記搬送床面と横行床面に向っ
て吹き付けるエアによりこの搬送台車を浮上可能な浮上
装置と、搬送床面上を搬送経路に沿って走行移動させる
走行駆動装置と、横行床面上を入退室経路に沿って横行
移動させる横行駆動装置と、これら走行駆動装置と横行
駆動装置とを切替える移動切換手段と、前記可動くし歯
を固定くし歯の搭載面の上位と下位の間で昇降させるリ
フト手段とを設けたものである。
【0008】上記構成によれば、搬送台車を浮上走行さ
せることにより、防音がむずかしい機械的な接触音を大
幅に低減することができ、立体駐車設備の騒音を減少さ
せることができる。また搬送台車を横行移動させること
ができるので、従来搬送台車に搭載した可動くし歯の出
退装置が不要になり、設備コストの削減が図れる。さら
に、駐車室の手前側から奥側に複数台を駐車させること
が可能となり、建屋空間の有効利用が図れる。
せることにより、防音がむずかしい機械的な接触音を大
幅に低減することができ、立体駐車設備の騒音を減少さ
せることができる。また搬送台車を横行移動させること
ができるので、従来搬送台車に搭載した可動くし歯の出
退装置が不要になり、設備コストの削減が図れる。さら
に、駐車室の手前側から奥側に複数台を駐車させること
が可能となり、建屋空間の有効利用が図れる。
【0009】さらに請求項6記載の発明は、請求項5の
構成において、浮上装置により可動くし歯を固定くし歯
支持面の上位と下位の間で昇降させることで、浮上装置
によりリフト手段を兼用したものである。上記構成によ
れば、リフト手段が不要になる分、設備コストの削減と
装置の簡略化およびメンテナンスの省力化を図ることが
できる。
構成において、浮上装置により可動くし歯を固定くし歯
支持面の上位と下位の間で昇降させることで、浮上装置
によりリフト手段を兼用したものである。上記構成によ
れば、リフト手段が不要になる分、設備コストの削減と
装置の簡略化およびメンテナンスの省力化を図ることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るくし歯式立
体駐車設備の第1の実施の形態を図1〜図6に基づいて
説明する。この立体駐車設備は、図1,図2に示すよう
に、駐車室4の固定くし歯5に対して昇降通過して車を
受渡しする可動くし歯9を、搬送台車7から駐車室4に
横行移動自在な移載台車8に設けたもので、その特徴と
して移載台車8をエアにより浮上させて横行移動させる
ことにある。さらに次の特徴として、エアによる移載台
車8の浮上を、固定くし歯5に対する可動くし歯9の昇
降移動(車の受渡し)に兼用することにある。
体駐車設備の第1の実施の形態を図1〜図6に基づいて
説明する。この立体駐車設備は、図1,図2に示すよう
に、駐車室4の固定くし歯5に対して昇降通過して車を
受渡しする可動くし歯9を、搬送台車7から駐車室4に
横行移動自在な移載台車8に設けたもので、その特徴と
して移載台車8をエアにより浮上させて横行移動させる
ことにある。さらに次の特徴として、エアによる移載台
車8の浮上を、固定くし歯5に対する可動くし歯9の昇
降移動(車の受渡し)に兼用することにある。
【0011】以下、詳細を説明する。この立体駐車設備
は、建屋1内の駐車階21〜2nにそれぞれ搬送経路Lに
沿って搬送空間3が形成され、この搬送空間3に臨んで
複数の駐車室4が並設されている。これら駐車室4は、
たとえば2台の車を手前側駐車区画4aと奥側駐車区画
4bにそれぞれ車を収容可能な2連駐車室4に構成され
ているが、もちろん3連や4連の駐車室4でもよい。ま
た図5に示すように、前側駐車区画4aと後側駐車区画
4bには、それぞれ前後の左右車輪を支持する4つの固
定くし歯5が設けられており、これら固定くし歯5は車
の前後方向に一定間隔を開けて複数のくし歯ロッド5a
が外側のくし歯取付フレーム5bから中心側に幅方向に
突出されている。また、前側駐車区画4aと後側駐車区
画4bには横行床面6が全面にわたって形成されてい
る。
は、建屋1内の駐車階21〜2nにそれぞれ搬送経路Lに
沿って搬送空間3が形成され、この搬送空間3に臨んで
複数の駐車室4が並設されている。これら駐車室4は、
たとえば2台の車を手前側駐車区画4aと奥側駐車区画
4bにそれぞれ車を収容可能な2連駐車室4に構成され
ているが、もちろん3連や4連の駐車室4でもよい。ま
た図5に示すように、前側駐車区画4aと後側駐車区画
4bには、それぞれ前後の左右車輪を支持する4つの固
定くし歯5が設けられており、これら固定くし歯5は車
の前後方向に一定間隔を開けて複数のくし歯ロッド5a
が外側のくし歯取付フレーム5bから中心側に幅方向に
突出されている。また、前側駐車区画4aと後側駐車区
画4bには横行床面6が全面にわたって形成されてい
る。
【0012】前記搬送空間3の搬送経路Lに沿って移動
自在に配設された搬送台車7には、可動くし歯9を有す
る移載台車8が搭載されており、この移載台車8は、搬
送経路Lに直交する入退室経路Nに沿って移動されて、
手前側駐車区画4aと奥側駐車区画4bの固定くし歯5
との間で車を受渡しすることができる。また前記搬送台
車7は、図3,図4に示すように、搬送空間3の支持ビ
ーム11上にそれぞれ搬送経路Lに沿って敷設された走
行レール12に、台車フレーム14の4隅位置に配設さ
れた走行車輪13を介して移動自在に支持され、前部ま
たは後部の走行車輪13に連結連動された走行駆動装置
15により走行駆動される。そして台車フレーム14の
両側部にそれぞれ起伏自在でストッパー兼用のフラップ
装置17が配置されており、起伏駆動装置(たとえば電
動またはエアシリンダ)17bにより、フラップ板17
aを起立させて移載台車8の移動を規制するとともに、
フラップ板17aを水平に倒して搭載面16と横行床面
6とを接続することができる。
自在に配設された搬送台車7には、可動くし歯9を有す
る移載台車8が搭載されており、この移載台車8は、搬
送経路Lに直交する入退室経路Nに沿って移動されて、
手前側駐車区画4aと奥側駐車区画4bの固定くし歯5
との間で車を受渡しすることができる。また前記搬送台
車7は、図3,図4に示すように、搬送空間3の支持ビ
ーム11上にそれぞれ搬送経路Lに沿って敷設された走
行レール12に、台車フレーム14の4隅位置に配設さ
れた走行車輪13を介して移動自在に支持され、前部ま
たは後部の走行車輪13に連結連動された走行駆動装置
15により走行駆動される。そして台車フレーム14の
両側部にそれぞれ起伏自在でストッパー兼用のフラップ
装置17が配置されており、起伏駆動装置(たとえば電
動またはエアシリンダ)17bにより、フラップ板17
aを起立させて移載台車8の移動を規制するとともに、
フラップ板17aを水平に倒して搭載面16と横行床面
6とを接続することができる。
【0013】前記移載台車8は、図6に示すように、台
車本体21の四隅位置に横行着地車輪22が設けられ
て、台車本体21が搭載面16および横行床面6から僅
か上方で走行自在に支持される。また台車本体21に
は、中央部に一対の横行駆動車輪24とこれを回転駆動
する横行駆動モータ25からなる横行駆動装置23が配
置され、横行駆動装置23は台車本体21に昇降自在に
配置されるとともに、摩擦による駆動力か得られるよう
に横行駆動車輪24を所定圧で搭載面16および横行床
面6にそれぞれ押し付ける車輪付勢装置26が設けられ
ている。この車輪付勢装置26は、横行駆動車輪24を
軸受を介して、あるいは車輪と一体の横行駆動モータ2
5を介して下方に付勢するエアシリンダやばねなどによ
り構成される。
車本体21の四隅位置に横行着地車輪22が設けられ
て、台車本体21が搭載面16および横行床面6から僅
か上方で走行自在に支持される。また台車本体21に
は、中央部に一対の横行駆動車輪24とこれを回転駆動
する横行駆動モータ25からなる横行駆動装置23が配
置され、横行駆動装置23は台車本体21に昇降自在に
配置されるとともに、摩擦による駆動力か得られるよう
に横行駆動車輪24を所定圧で搭載面16および横行床
面6にそれぞれ押し付ける車輪付勢装置26が設けられ
ている。この車輪付勢装置26は、横行駆動車輪24を
軸受を介して、あるいは車輪と一体の横行駆動モータ2
5を介して下方に付勢するエアシリンダやばねなどによ
り構成される。
【0014】さらに台車本体21には、台車本体21を
浮上させる浮上装置27が組み込まれている。この浮上
装置27は、エアユニット(図示せず)から台車本体2
1の底面に配設された複数の浮上用送風マット27aに
圧縮空気をそれぞれ均等に供給し、膨張した送風マット
27aから搭載面16および横行床面6に向って噴射さ
れるエアにより、台車本体21を搭載面16および横行
床面6の上方に浮上させるものである。ところで、従来
のくし歯式立体駐車装置には、固定くし歯5に対して可
動くし歯9を上下に昇降して両くし歯5,9間で車を受
渡しするリフト装置(電動や油圧ジャッキなど)が設け
られていたが、この実施の形態では、前記浮上装置27
がこのリフト装置を兼用している。すなわち、この浮上
装置27は、横行着地車輪22が横行床面6に着地しか
つ可動くし歯9が固定くし歯5の下方を通過可能な図3
に仮想線で示す着地位置と、可動くし歯9が固定くし歯
5の支持面の上方で横行移動可能な図4に実線で示す浮
上位置との間の昇降ストロークHを昇降移動可能な能力
を有し、固定くし歯5と可動くし歯9との間で車を受渡
しすることができる。前記可動くし歯9は、台車本体2
1上の支持台28にくし歯フレーム9bを介してくし歯
ロッド9aが配設されている。
浮上させる浮上装置27が組み込まれている。この浮上
装置27は、エアユニット(図示せず)から台車本体2
1の底面に配設された複数の浮上用送風マット27aに
圧縮空気をそれぞれ均等に供給し、膨張した送風マット
27aから搭載面16および横行床面6に向って噴射さ
れるエアにより、台車本体21を搭載面16および横行
床面6の上方に浮上させるものである。ところで、従来
のくし歯式立体駐車装置には、固定くし歯5に対して可
動くし歯9を上下に昇降して両くし歯5,9間で車を受
渡しするリフト装置(電動や油圧ジャッキなど)が設け
られていたが、この実施の形態では、前記浮上装置27
がこのリフト装置を兼用している。すなわち、この浮上
装置27は、横行着地車輪22が横行床面6に着地しか
つ可動くし歯9が固定くし歯5の下方を通過可能な図3
に仮想線で示す着地位置と、可動くし歯9が固定くし歯
5の支持面の上方で横行移動可能な図4に実線で示す浮
上位置との間の昇降ストロークHを昇降移動可能な能力
を有し、固定くし歯5と可動くし歯9との間で車を受渡
しすることができる。前記可動くし歯9は、台車本体2
1上の支持台28にくし歯フレーム9bを介してくし歯
ロッド9aが配設されている。
【0015】上記構成において搬送台車7と駐車室4と
の間での車を入庫する入庫動作を説明する。 1)車が可動くし歯9を介して移載台車8に搭載された
搬送台車7が目的の駐車室4に対向して停止されると、
まず駐車室4側のフラップ装置17のフラップ板17b
が起立姿勢から水平姿勢にされて搭載面16が横行床面
6に接続される。そして浮上装置27が駆動されて移載
台車8が着地位置から浮上位置に上昇される。次いで車
輪付勢装置26により所定圧で搭載面16に接地された
横行駆動車輪24が回転駆動され、移載台車8が搭載面
16から横行床面6に横行移動され、さらに図示しない
位置決め装置等を使用して、入退室経路Nに沿って手前
側駐車区画4aまたは奥側駐車区画4bの所定位置に停
止される。
の間での車を入庫する入庫動作を説明する。 1)車が可動くし歯9を介して移載台車8に搭載された
搬送台車7が目的の駐車室4に対向して停止されると、
まず駐車室4側のフラップ装置17のフラップ板17b
が起立姿勢から水平姿勢にされて搭載面16が横行床面
6に接続される。そして浮上装置27が駆動されて移載
台車8が着地位置から浮上位置に上昇される。次いで車
輪付勢装置26により所定圧で搭載面16に接地された
横行駆動車輪24が回転駆動され、移載台車8が搭載面
16から横行床面6に横行移動され、さらに図示しない
位置決め装置等を使用して、入退室経路Nに沿って手前
側駐車区画4aまたは奥側駐車区画4bの所定位置に停
止される。
【0016】2)浮上装置27が停止されて移載台車8
が浮上位置から着地位置に下降されると、可動くし歯9
のくし歯ロッド9aが固定くし歯5のくし歯ロッド5a
間を通過し、可動くし歯9上の車輪が固定くし歯5上に
受け渡されて車が移載台車8から駐車区画4aまたは4
bに受け渡される。 3)空の移載台車8は、着地位置で横行着地車輪22が
横行床面6に着地されて台車本体21は横行床面6から
僅かに上方に位置しており、この状態で車輪付勢装置2
6により横行床面6に接された横行駆動車輪24が回転
駆動され、移載台車8が横行着地車輪22に案内されて
駐車室4の横行床面6上から搬送台車7の搭載面16に
移動され停止される。そしてフラップ装置17のフラッ
プ板17aが起立位置に戻されて搬送台車7が発進され
る。
が浮上位置から着地位置に下降されると、可動くし歯9
のくし歯ロッド9aが固定くし歯5のくし歯ロッド5a
間を通過し、可動くし歯9上の車輪が固定くし歯5上に
受け渡されて車が移載台車8から駐車区画4aまたは4
bに受け渡される。 3)空の移載台車8は、着地位置で横行着地車輪22が
横行床面6に着地されて台車本体21は横行床面6から
僅かに上方に位置しており、この状態で車輪付勢装置2
6により横行床面6に接された横行駆動車輪24が回転
駆動され、移載台車8が横行着地車輪22に案内されて
駐車室4の横行床面6上から搬送台車7の搭載面16に
移動され停止される。そしてフラップ装置17のフラッ
プ板17aが起立位置に戻されて搬送台車7が発進され
る。
【0017】次に車を出庫する動作を説明する。 1)空の移載台車8を搭載した搬送台車7が目的の駐車
室4に対向して停止されると、まず駐車室4側のフラッ
プ装置17のフラップ板17bが起立姿勢から水平姿勢
に回動されて搭載面16と横行床面6とが接続される。
そして着地位置では横行着地車輪22が横行床面6に着
地されており、車輪付勢装置27により搭載面16に接
地された横行駆動車輪24が回転駆動され、移載台車8
が横行着地車輪22に案内されて搭載面16から入退室
経路Nに沿って横行床面6上を横行移動される。この
時、可動くし歯9は固定くし歯5の下方を通過する。そ
して移載台車8が、図示しない位置決め装置等により、
手前側駐車区画4aまたは奥側駐車区画4bの所定位置
に停止される。
室4に対向して停止されると、まず駐車室4側のフラッ
プ装置17のフラップ板17bが起立姿勢から水平姿勢
に回動されて搭載面16と横行床面6とが接続される。
そして着地位置では横行着地車輪22が横行床面6に着
地されており、車輪付勢装置27により搭載面16に接
地された横行駆動車輪24が回転駆動され、移載台車8
が横行着地車輪22に案内されて搭載面16から入退室
経路Nに沿って横行床面6上を横行移動される。この
時、可動くし歯9は固定くし歯5の下方を通過する。そ
して移載台車8が、図示しない位置決め装置等により、
手前側駐車区画4aまたは奥側駐車区画4bの所定位置
に停止される。
【0018】2)浮上装置27を駆動して移載台車8を
着地位置から浮上位置に浮上させると、可動くし歯9の
くし歯ロッド9aが固定くし歯5間を通過して上昇さ
れ、固定くし歯5上の車輪が可動くし歯9上に受け渡さ
れる。 3)移載台車8では、車輪付勢装置27により横行床面
6に接する横行駆動車輪24が回転駆動され、移載台車
8が駐車室4の横行床面6から搬送台車7の搭載面16
に移動され停止される。フラップ装置17のフラップ板
17aを起立位置に戻して搬送台車7を発進させる。
着地位置から浮上位置に浮上させると、可動くし歯9の
くし歯ロッド9aが固定くし歯5間を通過して上昇さ
れ、固定くし歯5上の車輪が可動くし歯9上に受け渡さ
れる。 3)移載台車8では、車輪付勢装置27により横行床面
6に接する横行駆動車輪24が回転駆動され、移載台車
8が駐車室4の横行床面6から搬送台車7の搭載面16
に移動され停止される。フラップ装置17のフラップ板
17aを起立位置に戻して搬送台車7を発進させる。
【0019】なお図1に示すように、この建屋1内の駐
車階21〜2nには、搬送空間3に隣接して昇降空間31
が形成され、この昇降空間31に昇降装置(図示せず)
により駐車階21〜2nにわたって昇降移動させる昇降台
32が配設されている。この昇降台32にも、駐車室4
と同一構造の昇降台付固定くし歯35と、搭載面16と
面一に位置決め可能な昇降台搭載面36が配設され、移
載台車8により車を受け渡すことができる。
車階21〜2nには、搬送空間3に隣接して昇降空間31
が形成され、この昇降空間31に昇降装置(図示せず)
により駐車階21〜2nにわたって昇降移動させる昇降台
32が配設されている。この昇降台32にも、駐車室4
と同一構造の昇降台付固定くし歯35と、搭載面16と
面一に位置決め可能な昇降台搭載面36が配設され、移
載台車8により車を受け渡すことができる。
【0020】上記第1の実施の形態によれば、搬送台車
7に搭載されてエア浮上し駐車室4に出退自在な移載台
車8により、駐車室4との間で車を受渡しすることがで
きるので、機械的な騒音を大幅に抑制することができ
る。また、従来のくし歯型立体駐車設備では、搬送空間
3に隣接して1台の車を収容可能な1連駐車室の構造と
なるが、移載台車8を使用することにより手前側から奥
側に2連や3連の駐車区画4a,4bとすることがで
き、駐車設備の容量を増大させることができる。しかも
移載台車8は、重量が大きくなる車の搭載時にエア浮上
させて搬送台車7と駐車室4との間で移送するので、横
行ストロークが長くても機械的な騒音を抑制することが
できる。さらに、横行駆動装置23に要する駆動力を減
少させることができる。さらにまた、浮上装置27によ
り可動くし歯9を固定くし歯5に対して昇降して通過さ
せるので、従来必要であったリフト装置が不要になり、
設備コストを低減することができる。
7に搭載されてエア浮上し駐車室4に出退自在な移載台
車8により、駐車室4との間で車を受渡しすることがで
きるので、機械的な騒音を大幅に抑制することができ
る。また、従来のくし歯型立体駐車設備では、搬送空間
3に隣接して1台の車を収容可能な1連駐車室の構造と
なるが、移載台車8を使用することにより手前側から奥
側に2連や3連の駐車区画4a,4bとすることがで
き、駐車設備の容量を増大させることができる。しかも
移載台車8は、重量が大きくなる車の搭載時にエア浮上
させて搬送台車7と駐車室4との間で移送するので、横
行ストロークが長くても機械的な騒音を抑制することが
できる。さらに、横行駆動装置23に要する駆動力を減
少させることができる。さらにまた、浮上装置27によ
り可動くし歯9を固定くし歯5に対して昇降して通過さ
せるので、従来必要であったリフト装置が不要になり、
設備コストを低減することができる。
【0021】なお、第1の実施の形態の変形例として、
図7に示すように、建屋70に形成された昇降空間71
に臨んで各駐車階731〜73nに固定くし歯5を有する
2連駐車室4を形成し、昇降装置(図示せず)により昇
降空間71を昇降自在な昇降台31に同一構造の移載台
車8を搭載し、昇降台31と各駐車階731〜73nノ駐
車室4との間で車を受渡しするように構成してもよい。
図7に示すように、建屋70に形成された昇降空間71
に臨んで各駐車階731〜73nに固定くし歯5を有する
2連駐車室4を形成し、昇降装置(図示せず)により昇
降空間71を昇降自在な昇降台31に同一構造の移載台
車8を搭載し、昇降台31と各駐車階731〜73nノ駐
車室4との間で車を受渡しするように構成してもよい。
【0022】次に、図8〜図16に基づいて、くし歯式
立体駐車設備の第2の実施の形態を説明する。この第2
の実施の形態では、搬送台車51を搬送経路Lで浮上走
行させるとともに、入退室経路Nで浮上走行および設置
走行させるように構成したもので、第1の実施の形態と
同一部材には同一符号を付して説明を省略する。図8〜
図11に示すように、搬送空間3には、横行床面6と連
続する(面一または浮上により通過出来る段差も可能)
搬送床面41が設置されている。前記搬送台車51は、
搬送床面41および横行床面6ならびに昇降台搭載面3
6上で台車本体52を浮上可能な浮上装置53と、搬送
床面41上を搬送経路Lに沿って走行移動させる走行駆
動装置54と、搬送床面41から横行床面6上を入退室
経路Nに沿って横行移動させる横行駆動装置55と、こ
れら走行駆動装置54と横行駆動装置55とを切替える
移動切換手段とを具備し、駐車室4の固定くし歯5との
間で上下方向に通過して車を受渡しする可動くし歯9が
設けられている。
立体駐車設備の第2の実施の形態を説明する。この第2
の実施の形態では、搬送台車51を搬送経路Lで浮上走
行させるとともに、入退室経路Nで浮上走行および設置
走行させるように構成したもので、第1の実施の形態と
同一部材には同一符号を付して説明を省略する。図8〜
図11に示すように、搬送空間3には、横行床面6と連
続する(面一または浮上により通過出来る段差も可能)
搬送床面41が設置されている。前記搬送台車51は、
搬送床面41および横行床面6ならびに昇降台搭載面3
6上で台車本体52を浮上可能な浮上装置53と、搬送
床面41上を搬送経路Lに沿って走行移動させる走行駆
動装置54と、搬送床面41から横行床面6上を入退室
経路Nに沿って横行移動させる横行駆動装置55と、こ
れら走行駆動装置54と横行駆動装置55とを切替える
移動切換手段とを具備し、駐車室4の固定くし歯5との
間で上下方向に通過して車を受渡しする可動くし歯9が
設けられている。
【0023】すなわち、浮上装置53は、台車本体52
のエアユニット(図示せず)からその底面に配置された
複数の浮上用送風マット53aに圧縮空気をそれぞれ均
等に供給し、これら送風マット53aから均一に搬送床
面41および横行床面6ならびに昇降台搭載面36に向
って噴射されるエアにより、台車本体52を床面6,4
1上に浮上させるものである。そして、この浮上装置5
3はリフト装置を兼用しており、可動くし歯9を固定く
し歯5の上下位置すなわち着地位置Dと浮上位置Uとの
間で昇降駆動して、固定くし歯5と可動くし歯9との間
で車を受渡しすることができる。
のエアユニット(図示せず)からその底面に配置された
複数の浮上用送風マット53aに圧縮空気をそれぞれ均
等に供給し、これら送風マット53aから均一に搬送床
面41および横行床面6ならびに昇降台搭載面36に向
って噴射されるエアにより、台車本体52を床面6,4
1上に浮上させるものである。そして、この浮上装置5
3はリフト装置を兼用しており、可動くし歯9を固定く
し歯5の上下位置すなわち着地位置Dと浮上位置Uとの
間で昇降駆動して、固定くし歯5と可動くし歯9との間
で車を受渡しすることができる。
【0024】走行駆動装置54は、中央部に配置された
一対の走行駆動車輪54aとこれをそれぞれ回転駆動す
る横行駆動モータ54bにより構成されている。そし
て、これら走行駆動車輪54aは台車本体52に昇降自
在に配置されるとともに、搬送床面41との摩擦により
走行駆動力か得られるように走行駆動車輪54aを所定
圧で搬送床面41にそれぞれ押し付ける走行車輪付勢装
置61が設けられている。この走行車輪付勢装置61
は、走行駆動車輪54aを軸受を介して、あるいは車輪
54aと一体の横行駆動モータ54bを下方に付勢する
エアシリンダ、ジャッキ装置などにより構成される。
一対の走行駆動車輪54aとこれをそれぞれ回転駆動す
る横行駆動モータ54bにより構成されている。そし
て、これら走行駆動車輪54aは台車本体52に昇降自
在に配置されるとともに、搬送床面41との摩擦により
走行駆動力か得られるように走行駆動車輪54aを所定
圧で搬送床面41にそれぞれ押し付ける走行車輪付勢装
置61が設けられている。この走行車輪付勢装置61
は、走行駆動車輪54aを軸受を介して、あるいは車輪
54aと一体の横行駆動モータ54bを下方に付勢する
エアシリンダ、ジャッキ装置などにより構成される。
【0025】また横行駆動装置55は、中央部に配置さ
れた一対の横行駆動車輪55aと、この横行駆動車輪5
5aをそれぞれ回転駆動する横行駆動モータ55bによ
り構成されている。そして、これら横行駆動車輪55a
は台車本体52に昇降自在に配置されるとともに、横行
床面6および搬送床面41との摩擦により横行駆動力か
得られるように横行駆動車輪55aを所定圧で走行床面
6にそれぞれ押し付ける横行車輪付勢装置62が設けら
れている。この横行車輪付勢装置62は、横行駆動車輪
55aを軸受を介して、あるいは横行駆動車輪55aと
一体の横行駆動モータ55bを下方に付勢するエアシリ
ンダやジャッキ装置などにより構成される。57は着地
走行時に横行床面6に接地される4個以上の横行着地車
輪である。
れた一対の横行駆動車輪55aと、この横行駆動車輪5
5aをそれぞれ回転駆動する横行駆動モータ55bによ
り構成されている。そして、これら横行駆動車輪55a
は台車本体52に昇降自在に配置されるとともに、横行
床面6および搬送床面41との摩擦により横行駆動力か
得られるように横行駆動車輪55aを所定圧で走行床面
6にそれぞれ押し付ける横行車輪付勢装置62が設けら
れている。この横行車輪付勢装置62は、横行駆動車輪
55aを軸受を介して、あるいは横行駆動車輪55aと
一体の横行駆動モータ55bを下方に付勢するエアシリ
ンダやジャッキ装置などにより構成される。57は着地
走行時に横行床面6に接地される4個以上の横行着地車
輪である。
【0026】さらにこれら走行車輪付勢装置61と横行
車輪付勢装置62は、走行駆動装置54と横行駆動装置
55とを切替える移動切換手段を構成している。前記可
動くし歯9は、台車本体51上に支持台56を介してく
し歯フレーム9bが搬送方向に沿って配設され、このく
し歯フレーム9bにくし歯ロッド9aが固定くし歯5が
通過可能な間隔をあけて配設されている。
車輪付勢装置62は、走行駆動装置54と横行駆動装置
55とを切替える移動切換手段を構成している。前記可
動くし歯9は、台車本体51上に支持台56を介してく
し歯フレーム9bが搬送方向に沿って配設され、このく
し歯フレーム9bにくし歯ロッド9aが固定くし歯5が
通過可能な間隔をあけて配設されている。
【0027】上記構成において搬送台車51と駐車室4
との間での車を入庫する入庫動作を説明する。 1)車が可動くし歯9上に搭載された搬送台車51は、
浮上装置53により搬送床面41上に浮上された浮上位
置Uで、走行駆動装置54の走行駆動モータ54bによ
り搬送駆動車輪54aが回転駆動されて搬送床面41上
を搬送経路Lに沿って走行駆動される。もちろん図示し
ないガイド装置、たとえば振れ止めローラなどにより搬
送台車51が搬送経路Lに沿って案内されている。
との間での車を入庫する入庫動作を説明する。 1)車が可動くし歯9上に搭載された搬送台車51は、
浮上装置53により搬送床面41上に浮上された浮上位
置Uで、走行駆動装置54の走行駆動モータ54bによ
り搬送駆動車輪54aが回転駆動されて搬送床面41上
を搬送経路Lに沿って走行駆動される。もちろん図示し
ないガイド装置、たとえば振れ止めローラなどにより搬
送台車51が搬送経路Lに沿って案内されている。
【0028】2)そして搬送台車51が位置検出装置等
により、目的の駐車室4に対向して停止されると、浮上
状態で、走行車輪付勢装置61により走行駆動車輪54
aが上昇されて搬送床面41から離間されるとともに、
さらに横行車輪敷設装置62により横行駆動車輪55a
が下降されて搬送床面41に接地される。さらに横行駆
動モータ55bが起動されて搬送台車51が搬送床面4
1から横行床面6に入退室経路Nに沿って移動される。
この時、可動くし歯9は固定くし歯5の上方を通過す
る。なお、入退室経路N上と搬送経路Lでの浮上位置U
は同一高さである必要はない。
により、目的の駐車室4に対向して停止されると、浮上
状態で、走行車輪付勢装置61により走行駆動車輪54
aが上昇されて搬送床面41から離間されるとともに、
さらに横行車輪敷設装置62により横行駆動車輪55a
が下降されて搬送床面41に接地される。さらに横行駆
動モータ55bが起動されて搬送台車51が搬送床面4
1から横行床面6に入退室経路Nに沿って移動される。
この時、可動くし歯9は固定くし歯5の上方を通過す
る。なお、入退室経路N上と搬送経路Lでの浮上位置U
は同一高さである必要はない。
【0029】3)図示しない位置決め装置等により、手
前側駐車区画4aまたは奥側駐車区画4bの所定位置に
停止される。次いで、浮上装置53が停止されて搬送台
車51が浮上位置Uから着地位置Dに下降されることに
より、可動くし歯9のくし歯ロッド9aが固定くし歯5
のくし歯ロッド5a間を下方に通過して、可動くし歯9
上の車輪が固定くし歯5上に受け渡され、車が搬送台車
51から駐車区画4aまたは4bに入庫される。
前側駐車区画4aまたは奥側駐車区画4bの所定位置に
停止される。次いで、浮上装置53が停止されて搬送台
車51が浮上位置Uから着地位置Dに下降されることに
より、可動くし歯9のくし歯ロッド9aが固定くし歯5
のくし歯ロッド5a間を下方に通過して、可動くし歯9
上の車輪が固定くし歯5上に受け渡され、車が搬送台車
51から駐車区画4aまたは4bに入庫される。
【0030】4)着地位置Dでは、搬送台車51は横行
着地車輪57が横行床面6に着地されて台車本体52が
横行接地車輪57により自重が支持されており、この状
態で所定圧で横行床面6に接された横行駆動車輪55a
が回転駆動され、搬送台車51が横行着地車輪57に案
内されて駐車室4から搬送床面41の搬送経路Lに復帰
される。
着地車輪57が横行床面6に着地されて台車本体52が
横行接地車輪57により自重が支持されており、この状
態で所定圧で横行床面6に接された横行駆動車輪55a
が回転駆動され、搬送台車51が横行着地車輪57に案
内されて駐車室4から搬送床面41の搬送経路Lに復帰
される。
【0031】次に車を駐車室4から出庫する動作を説明
する。 1)空の搬送台車51が目的の駐車室4に対向して停止
される。浮上装置53が停止されて着地位置Dとされ、
走行車輪付勢装置61により走行駆動車輪54aが上昇
されて搬送床面41から離間されるとともに、横行車輪
付勢装置62により横行駆動車輪55aが下降されて搬
送床面41に接地される。そして横行着地車輪57が搬
送床面41に着地された状態で、横行車輪付勢装置62
により横行駆動車輪57が回転駆動され、搬送台車51
が横行着地車輪22に案内されて搬送床面41から横行
床面6に横行移動される。この時、可動くし歯9は固定
くし歯5の下方を通過する。そして搬送台車51が図示
しない位置決め装置等を使用して、手前側駐車区画4a
または奥側駐車区画4bの所定位置に停止される。
する。 1)空の搬送台車51が目的の駐車室4に対向して停止
される。浮上装置53が停止されて着地位置Dとされ、
走行車輪付勢装置61により走行駆動車輪54aが上昇
されて搬送床面41から離間されるとともに、横行車輪
付勢装置62により横行駆動車輪55aが下降されて搬
送床面41に接地される。そして横行着地車輪57が搬
送床面41に着地された状態で、横行車輪付勢装置62
により横行駆動車輪57が回転駆動され、搬送台車51
が横行着地車輪22に案内されて搬送床面41から横行
床面6に横行移動される。この時、可動くし歯9は固定
くし歯5の下方を通過する。そして搬送台車51が図示
しない位置決め装置等を使用して、手前側駐車区画4a
または奥側駐車区画4bの所定位置に停止される。
【0032】2)浮上装置53を駆動して移載台車8を
着地位置Dから浮上位置Uに浮上させて、可動くし歯9
により固定くし歯5上の車輪を持上げ、駐車室4の車が
搬送台車51に受け渡される。 3)そして、搬送台車51は、横行駆動車輪55aが回
転駆動されて搬送床面41まで入退室経路Nに沿って移
動される。そして搬送経路Lに復帰すると、走行車輪付
勢装置61により走行駆動車輪54aが下降されて搬送
床面41に着地されると同時に、横行車輪付勢装置62
により横行駆動車輪55aが上昇されて搬送床面41か
ら離間される。
着地位置Dから浮上位置Uに浮上させて、可動くし歯9
により固定くし歯5上の車輪を持上げ、駐車室4の車が
搬送台車51に受け渡される。 3)そして、搬送台車51は、横行駆動車輪55aが回
転駆動されて搬送床面41まで入退室経路Nに沿って移
動される。そして搬送経路Lに復帰すると、走行車輪付
勢装置61により走行駆動車輪54aが下降されて搬送
床面41に着地されると同時に、横行車輪付勢装置62
により横行駆動車輪55aが上昇されて搬送床面41か
ら離間される。
【0033】なお、駐車階21〜2nには設けられた昇降
空間31で昇降装置により昇降移動される昇降台32
に、固定くし歯35と、搭載面16と面一に位置決め可
能な昇降台搭載面36を配設することにより、搬送台車
51により同一の手順により搬送台車51と昇降台32
との間で車を受け渡すことができる。上記実施の形態に
よれば、可動くし歯9を有する搬送台車51をエア浮上
可能に構成するとともに、移動切換手段すなわち走行車
輪付勢装置61および横行車輪付勢装置62により搬送
経路Lと入退室経路Nとの間で直角方向に搬送台車51
の移動方向を切換可能に構成したので、搬送台車51に
起因する走行時の機械的騒音を減少させて立体駐車設備
の騒音を大幅に減少させることができる。また搬送台車
51により駐車室4の奥側まで車を搬送することができ
るので、従来のくし歯式では困難であった2連から複数
連の駐車室4を形成することができ、建屋1内の空間を
有効利用して大規模駐車場を容易に建設することができ
る。さらに、台車本体52を浮上走行させることで、走
行駆動装置54や横行駆動装置55に要する駆動力を減
少させることができる。さらにまた、浮上装置53を利
用して可動くし歯9を固定くし歯5に対して昇降させ通
過させるので、従来必要であったリフト装置や可動くし
歯を駐車室4に出退させるための出退装置が不要にな
り、設備コストを低減することができる。
空間31で昇降装置により昇降移動される昇降台32
に、固定くし歯35と、搭載面16と面一に位置決め可
能な昇降台搭載面36を配設することにより、搬送台車
51により同一の手順により搬送台車51と昇降台32
との間で車を受け渡すことができる。上記実施の形態に
よれば、可動くし歯9を有する搬送台車51をエア浮上
可能に構成するとともに、移動切換手段すなわち走行車
輪付勢装置61および横行車輪付勢装置62により搬送
経路Lと入退室経路Nとの間で直角方向に搬送台車51
の移動方向を切換可能に構成したので、搬送台車51に
起因する走行時の機械的騒音を減少させて立体駐車設備
の騒音を大幅に減少させることができる。また搬送台車
51により駐車室4の奥側まで車を搬送することができ
るので、従来のくし歯式では困難であった2連から複数
連の駐車室4を形成することができ、建屋1内の空間を
有効利用して大規模駐車場を容易に建設することができ
る。さらに、台車本体52を浮上走行させることで、走
行駆動装置54や横行駆動装置55に要する駆動力を減
少させることができる。さらにまた、浮上装置53を利
用して可動くし歯9を固定くし歯5に対して昇降させ通
過させるので、従来必要であったリフト装置や可動くし
歯を駐車室4に出退させるための出退装置が不要にな
り、設備コストを低減することができる。
【0034】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、搬送台車から駐車室に発進させる移載台車を
浮上装置により搭載面および横行床面上に浮上させる移
動するように構成したので、防音が困難な機械的な接触
音を大幅に減少させることができ、騒音を抑制すること
ができる。また、移載台車を浮上させることで、横行駆
動用の動力を減少させることができる。さらに移載台車
を搬送台車から入退室経路に沿って発進させることがで
きるので、手前側から奥側に複数連の駐車室を配置する
ことができ、建屋空間の有効利用を図ることができる。
によれば、搬送台車から駐車室に発進させる移載台車を
浮上装置により搭載面および横行床面上に浮上させる移
動するように構成したので、防音が困難な機械的な接触
音を大幅に減少させることができ、騒音を抑制すること
ができる。また、移載台車を浮上させることで、横行駆
動用の動力を減少させることができる。さらに移載台車
を搬送台車から入退室経路に沿って発進させることがで
きるので、手前側から奥側に複数連の駐車室を配置する
ことができ、建屋空間の有効利用を図ることができる。
【0035】また請求項5記載の発明によれば、搬送台
車を浮上走行させることにより、防音がむずかしい機械
的な接触音を大幅に低減することができ、立体駐車設備
の騒音を減少させることができる。また搬送台車を横行
移動させることができるので、従来搬送台車に搭載した
可動くし歯の出退装置が不要になり、設備コストの削減
が図れる。さらに、駐車室の手前側から奥側に複数台を
駐車させることが可能となり、建屋空間の有効利用が図
れる。
車を浮上走行させることにより、防音がむずかしい機械
的な接触音を大幅に低減することができ、立体駐車設備
の騒音を減少させることができる。また搬送台車を横行
移動させることができるので、従来搬送台車に搭載した
可動くし歯の出退装置が不要になり、設備コストの削減
が図れる。さらに、駐車室の手前側から奥側に複数台を
駐車させることが可能となり、建屋空間の有効利用が図
れる。
【図1】本発明に係るくし歯式立体駐車設備の第1の実
施の形態を示す全体斜視図である。
施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】同くし歯式立体駐車設備の搬送台車と駐車室と
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】同移載台車の空荷走行状態を示す正面断面図で
ある。
ある。
【図4】同移載台車の車載走行状態を示す正面断面図で
ある。
ある。
【図5】同搬送台車と駐車室とを示す平面図である。
【図6】同移載台車を示す底面図である。
【図7】第1の実施の形態の変形例を示す立体駐車設備
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
【図8】本発明に係るくし歯式立体駐車設備の第2の実
施の形態を示す全体斜視図である。
施の形態を示す全体斜視図である。
【図9】同搬送台車を示す底面図である。
【図10】同搬送台車を示す走行状態の正面断面図であ
る。
る。
【図11】同搬送台車を示す走行状態の側面断面図であ
る。
る。
【図12】同搬送台車を示す車載横行状態の正面断面図
である。
である。
【図13】同搬送台車を示す車載状態の側面断面図であ
る。
る。
【図14】同搬送台車を示す空荷横行状態の正面断面図
である。
である。
【図15】同搬送台車を示す空荷状態の側面断面図であ
る。
る。
【図16】同搬送台車と駐車室を示す全体平面図であ
る。
る。
L 搬送経路 N 入退室経路 1 建屋 21〜2n 駐車階 3 搬送空間 4 駐車室 4a 手前側駐車区画 4b 奥側駐車区画 5 固定くし歯 6 横行床面 7 搬送台車 8 移載台車 9 可動くし歯 14 台車フレーム 15 走行駆動装置 16 搭載面 17 フラップ装置 21 台車本体 22 横行着地車輪 23 横行駆動装置 24 横行駆動車輪 25 横行駆動モータ 26 車輪付勢装置 27 浮上装置 27a 送風マット 30 建屋 32 昇降台 35 固定くし歯 36 昇降台搭載面 41 搬送床面 51 搬送台車 53 浮上装置 54 走行駆動装置 55 横行駆動装置 57 横行着地車輪 61 走行車輪付勢装置 62 横行車輪付勢装置
Claims (8)
- 【請求項1】複数の駐車階にそれぞれ配置されて固定く
し歯を備えた駐車室と、この固定くし歯に対して可動く
し歯を上下方向に通過させて車を受渡し可能な搬送台車
または昇降台を具備したくし歯式立体駐車設備におい
て、 前記搬送台車または昇降台に、その搭載面と駐車室の横
行床面とにわたって横行移動自在な移載台車を設け、 この移載台車に、前記可動くし歯と、この移載台車から
前記搭載面と横行床面に吹き付けるエアにより移載台車
を浮上させる浮上装置と、この移載台車を搭載面と搬送
床面に沿って入退室経路に沿って横行移動させる横行駆
動装置と、前記可動くし歯を固定くし歯の上位と下位の
間で昇降通過させて車を受渡し可能なリフト手段とを設
けたことを特徴とするくし歯式立体駐車設備。 - 【請求項2】浮上装置により、可動くし歯を固定くし歯
の上位と下位の間で昇降通過させて車を受渡しするリフ
ト手段を兼用したことを特徴とする請求項1記載のくし
歯式立体駐車設備。 - 【請求項3】横行駆動装置は、回転駆動装置により駆動
される駆動車輪を昇降自在に配置するとともに、所定圧
で搭載面および横行床面にそれぞれ押し付けるように構
成したことを特徴とする請求項1または2記載のくし歯
式立体駐車設備。 - 【請求項4】駐車室の一部を各駐車階にわたる昇降空間
に形成するとともに、この昇降空間に昇降装置により昇
降移動される昇降台を配置し、 この昇降台に前記昇降台床面を形成するとともに、固定
くし歯を配置し、 前記移載台車の可動くし歯と昇降台と固定くし歯との間
で車を受渡し自在に構成したことを特徴とする請求項1
乃至3の何れかに記載のくし歯式立体駐車設備。 - 【請求項5】複数の駐車階にそれぞれ配置された複数の
駐車室と、これら駐車室に沿って形成された搬送経路に
沿って移動自在に配置され駐車室との間で車を受渡し可
能な搬送台車とを具備したくし歯式立体駐車設備におい
て、 前記搬送経路に走行床面を形成するとともに、駐車室に
前記走行床面に連続する横行床面を形成し、 前記搬送台車に、前記駐車室に設けられた固定くし歯に
上下方向に通過自在な可動くし歯と、前記搬送床面と横
行床面に向って吹き付けるエアによりこの搬送台車を浮
上可能な浮上装置と、搬送床面上を搬送経路に沿って走
行移動させる走行駆動装置と、横行床面上を入退室経路
に沿って横行移動させる横行駆動装置と、これら走行駆
動装置と横行駆動装置とを切替える移動切換手段と、前
記可動くし歯を固定くし歯の搭載面の上位と下位の間で
昇降させるリフト手段とを設けたことを特徴とするくし
歯式立体駐車設備。 - 【請求項6】浮上装置により、可動くし歯を固定くし歯
の上位と下位の間で昇降させて車を受渡し可能なリフト
手段を兼用したことを特徴とする請求項5記載のくし歯
式立体駐車設備。 - 【請求項7】走行駆動装置は、回転駆動装置により駆動
される走行車輪が昇降自在に配置されるとともに所定圧
で走行床面に押し付けられ、 また横行駆動装置は、回転駆動装置により駆動される横
行車輪が昇降自在に配置されるとともに所定圧で走行床
面に押し付けられるように構成したことを特徴とする請
求項5または6記載のくし歯式立体駐車設備。 - 【請求項8】駐車室の一部を各駐車階にわたる昇降空間
に形成するとともに、この昇降空間に昇降装置により昇
降移動される昇降台を配置し、 この昇降台に前記昇降台搭載面を形成するとともに昇降
台付固定くし歯を配置し、 前記搬送台車を昇降台床面上に移動させて可動くし歯と
昇降台付固定くし歯との間で車を受渡し自在に構成した
ことを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載のくし
歯式立体駐車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216048A JP2001040898A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | くし歯式立体駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216048A JP2001040898A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | くし歯式立体駐車設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001040898A true JP2001040898A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16682474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11216048A Pending JP2001040898A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | くし歯式立体駐車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001040898A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN108166813A (zh) * | 2018-02-27 | 2018-06-15 | 河南祥鼎智能科技股份有限公司 | 一种梳齿存取器以及使用其的梳齿式停车塔库 |
CN110485776A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-22 | 云南昆船设计研究院有限公司 | 一种多排升降穿梭式停车系统及其方法 |
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CN113931504A (zh) * | 2021-09-23 | 2022-01-14 | 盐城市晟方机械有限公司 | 一种垂直剪叉式免避让立体车库及其运行方法 |
CN114737805A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-12 | 浙江镭蒙科技有限公司 | 一种立体车库快速存取车方法及其升降梳齿车架 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP11216048A patent/JP2001040898A/ja active Pending
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