JP2000338766A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2000338766A JP11148917A JP14891799A JP2000338766A JP 2000338766 A JP2000338766 A JP 2000338766A JP 11148917 A JP11148917 A JP 11148917A JP 14891799 A JP14891799 A JP 14891799A JP 2000338766 A JP2000338766 A JP 2000338766A
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宏明 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の残量を正確に且つ逐次検知すること
が可能な現像剤量検出手段を備え、ユーザーの装置使用
に際しての利便性を向上させることのできる安価な現像
装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 現像剤担持体12に印加した現像バイア
ス電圧により、静電容量の変化を検知して現像容器11
内の現像剤の残量を検知するためのN個(N≧2)のア
ンテナ電極40a、40b、40cを設ける。n番目の
アンテナ電極は、現像剤担持体12からの投影面積
(S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦
N) の関係を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する電子写真
画像形成装置に関し、特に、現像容器に収容した現像剤
の残量を逐次検知することのできる現像剤量検出手段を
備えた電子写真画像形成装置、更には、プロセスカート
リッジ及び現像装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置ではユーザー自身がカートリッジを
交換しなければならないため、現像剤が消費された場合
にユーザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が
必要となる。
【0006】更に説明すると、図14に従来のプロセス
カートリッジBが装着された画像形成装置Aの一例を示
す。プロセスカートリッジBにて現像手段を構成する現
像装置10は、像担持体としての感光ドラム1上に形成
された潜像に現像剤Tを供給して可視化する現像部13
と、現像剤Tの貯蔵、保管を目的としたホッパー部14
とを備えた現像容器11を有しており、ホッパー部14
内の現像剤Tは、重力及び攪拌装置15又はその他の現
像剤搬送手段によってホッパー部14内から現像部13
内へ搬送される。
【0007】この現像部13には、感光ドラム1と対向
する現像位置まで現像剤Tを搬送する現像剤担持体であ
る現像ローラ12が、感光ドラム1に近接して配置され
ており、現像ローラ12の表面上には現像剤Tが付着保
持され、現像ローラ12の回転により現像剤Tを感光ド
ラム1に対向した現像位置まで搬送する。
【0008】現像剤Tは搬送される途中でドクターブレ
ード等の現像剤規制手段17により現像剤Tの量及び高
さが制限されると共に、現像ローラ12上に均一に塗布
され、現像ローラ12上に搬送される過程で現像ローラ
12、現像剤規制手段17、或は現像剤自身に摺擦され
て帯電する。
【0009】そして、現像ローラ12によって感光ドラ
ム1との対向部、即ち、現像位置まで搬送された現像剤
Tは感光ドラム1と現像ローラ12との間にバイアス印
加手段としての現像バイアス電源12Aにて印加された
適正な現像バイアス電圧により、感光ドラム1上に転移
し、感光ドラム1上の静電潜像を現像し、トナー像とな
す。
【0010】現像に供されなかった現像剤Tは、現像ロ
ーラ12上に残ったまま搬送されて、再び現像部内に収
容される。
【0011】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット20にセットした記録媒体Pをピックアップローラ
21、搬送ローラ対及びレジストローラ(図示せず)な
どを備えた搬送手段22で転写位置へと搬送する。転写
位置には、転写手段としての転写ローラ4が配置されて
おり、電圧を印加することによって、感光ドラム1上の
トナー像を記録媒体Pに転写する。
【0012】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、搬
送ガイド23で定着手段5へと搬送する。定着手段5
は、駆動ローラ5c及びヒータ5bを内蔵した定着ロー
ラ5aを備え、通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加
して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着する。そ
の後、記録媒体Pは、機外へと排出される。
【0013】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
Pに転写した後の感光ドラム1は、クリーニング手段6
によって感光ドラム1上に残留した現像剤を除去した
後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手
段6は、感光ドラム1に当接して設けられた弾性クリー
ニングブレード7によって感光ドラム1上の残留現像剤
を掻き落として廃現像剤溜め8へと集める。
【0014】以上のように、現像装置10においては、
現像動作を繰り返して行う毎に現像剤Tが消費されるた
め、現像剤不足が生じないように、随時現像剤Tの現像
部13での有無を監視する必要がある。
【0015】現像剤Tは、現像装置10の現像容器11
内に収容されているため、外部から現像剤Tの残量を目
視によって確認することはできない。
【0016】そこで、従来の現像装置10は、現像剤残
量を検知するニアエンド検知手段としての現像剤量検出
装置を有しており、現像剤量検出装置は、現像剤Tの残
量を検知するために、現像部13の内部に水平方向に配
置された棒状の現像剤残量検知用アンテナ電極18を備
えている。
【0017】上述のように、画像形成が行われていると
きには、現像ローラ12に現像バイアス電源12Aから
交番(AC)バイアス電圧が印加されるが、現像剤量検
出装置は、このときACバイアス電圧によりアンテナ電
極18に流れ込む電流を検知する方式を採用している。
即ち、現像剤残量検知は、現像ローラ12とアンテナ電
極18の間に介在する現像剤量によって静電容量が変化
することを利用している。
【0018】つまり、現像容器11内に収容された現像
剤Tが、画像を形成する毎に徐々に消費されていくとア
ンテナ電極18に流れる電流が徐々に変化していくた
め、その値が所定の値に達すると、この時をトナーエン
ドとしてパソコン上、或は、プリンタ上のオペレーショ
ンパネルに表示し、現像剤なしをユーザーに伝達するこ
とができる。
【0019】このように、従来の現像剤量検出装置は、
現像容器11内の現像剤Tの有無を検出するものであ
り、つまり、現像容器11内の現像剤を使い切る直前に
現像剤Tが少ないことを検出できるのみであり、現像容
器11内にどの程度の現像剤Tが残っているかを検出す
ることはできなかった。
【0020】これに対して、現像容器11内の現像剤残
量を逐次検出することができれば、現像容器11内の現
像剤使用状態をユーザーが知ることが可能となり、交換
時期に合わせて新しいプロセスカートリッジを用意する
ことができ、ユーザーにとって極めて好便である。
【0021】そこで、前記ニアエンド検知手段と併用し
て現像剤の残量を逐次検出するために、画像のドットを
形成する個々の画像信号をカウントし、所定の係数を乗
算することにより現像剤消費量を検知したり、或は、静
電潜像を作成するレーザー等への発光信号の時間を積算
して現像剤残量の逐次把握を試みる方法が提案されてい
る。
【0022】このように現像剤残量逐次検出と、ニアエ
ンド検知手段とを組み合わせることにより、現像剤残量
を逐次ユーザーに伝えることが可能となり、且つニアエ
ンド検知手段で正確に現像剤なしを伝達することができ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置のように、画像のドットを形成する個々の画像信
号をカウントするような現像剤残量逐次検知手段では、
画像の種類、即ち、ライン部と孤立ドット部とは現像剤
の消費量が違うため現像剤量検出の際に誤差が生じると
いった問題がある。
【0024】更には、上記従来装置のニアエンド検知手
段は、通常、現像剤なしが伝達された後、印字率4%で
200〜300枚は印字可能であるが、具体的には印字
可能枚数は、使用する転写材面積と印字率によって異な
る。そのため、具体的に後どのくらい印字可能であるか
は分からない。
【0025】従って、本発明の目的は、現像剤の残量を
正確に且つ逐次検知することが可能な現像剤量検出手段
を備え、ユーザーの装置使用に際しての利便性を向上さ
せることのできる安価な現像装置、プロセスカートリッ
ジ及び電子写真画像形成装置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成
装置にて達成される。要約すれば、本発明の第1の態様
によれば、電子写真画像形成装置本体に装着され、電子
写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用い
られる現像装置において、電子写真感光体に形成された
静電潜像を現像するために、現像剤を収容し、この現像
剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体
を備えた現像容器と、前記現像剤担持体に印加した現像
バイアス電圧により、静電容量の変化を検知して前記現
像容器内の現像剤の残量を検知するためのN個(N≧
2)のアンテナ電極と、を備え、前記n番目のアンテナ
電極は、前記現像剤担持体からの投影面積(S)と距離
(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とする現像装置が提供され
る。
【0027】本発明の第2の態様によれば、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感
光体に形成された静電潜像を現像するために、現像剤を
収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するた
めの現像剤担持体を備えた現像容器を有する現像装置
と、(c)前記現像剤担持体に印加した現像バイアス電
圧により、静電容量の変化を検知して前記現像容器内の
現像剤の残量を検知するためのN個(N≧2)のアンテ
ナ電極と、を備え、前記n番目のアンテナ電極は、前記
現像剤担持体からの投影面積(S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とするプロセスカートリッジ
が提供される。
【0028】本発明の第3の態様によれば、記録媒体に
画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感光体に
静電潜像を形成するための静電潜像形成手段と、(c)
前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
めに、現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光
体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像容器を有
する現像装置と、(d)前記現像剤担持体に印加した現
像バイアス電圧により、静電容量の変化を検知して前記
現像容器内の現像剤の残量を検知するためのN個(N≧
2)のアンテナ電極と、(e)前記アンテナ電極からの
出力に基き現像剤残量を検知するための現像剤量検出手
段と、を備え、前記n番目のアンテナ電極は、前記現像
剤担持体からの投影面積(S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とする電子写真画像形成装置
が提供される。
【0029】本発明の第4の態様によれば、プロセスカ
ートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成
するための電子写真画像形成装置において、(a)電子
写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜
像を現像するために、現像剤を収容し、この現像剤を前
記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備え
た現像容器を有する現像装置と、を有するプロセスカー
トリッジを取り外し可能に装着するための装着手段と、
(b)前記電子写真感光体に静電潜像を形成するための
静電潜像形成手段と、(c)前記現像剤担持体に印加し
た現像バイアス電圧により、静電容量の変化を検知して
前記現像容器内の現像剤の残量を検知するためのN個
(N≧2)のアンテナ電極と、(d)前記アンテナ電極
からの出力に基き現像剤残量を検知するための現像剤量
検出手段と、を備え、前記n番目のアンテナ電極は、前
記現像剤担持体からの投影面積(S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とする電子写真画像形成装置
が提供される。
【0030】上記各本発明にて、一実施態様によれば、
前記アンテナ電極の少なくとも一つは、前記現像容器或
はプロセスカートリッジに配置されている。
【0031】他の実施態様によれば、前記アンテナ電極
からの出力は、前記現像剤担持体からの距離(R)が大
きい順に出力するか、或は前記各アンテナ電極からの出
力を加算した後出力され、逐次現像剤残量を検知する。
【0032】他の実施態様によれば、前記現像剤担持体
は現像ローラである。
【0033】他の実施態様によれば、前記現像バイアス
電圧は、交番バイアス電圧であり、前記交番バイアス電
圧は、交流電圧に直流電圧を重畳したものとすることが
できる。
【0034】他の実施態様によれば、前記アンテナ電極
は、前記現像ローラの長手方向に沿って延在して配置さ
れた金属製の板状部材である。
【0035】更に他の実施態様によれば、前記現像剤量
検出手段は、前記各アンテナ電極からの出力を比較、或
は、前記各アンテナ電極からの出力を加算する手段を備
えている。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置、プ
ロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を図面に
則して更に詳しく説明する。
【0037】実施例1 先ず、図1を参照して、本発明に従って構成されるプロ
セスカートリッジを装着可能な電子写真画像形成装置の
一実施例について説明する。本実施例にて、電子写真画
像形成装置は、電子写真式のレーザービームプリンタと
され、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体、例
えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形成する
ものである。
【0038】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光ドラム1を有する。感光
ドラム1は、静電潜像形成手段を構成する、バイアス電
源2Aに接続された帯電手段である帯電ローラ2によっ
て帯電され、次いで、レーザーダイオード、ポリゴンミ
ラー、レンズ、反射ミラー(図示せず)などを有した光
学手段3から画像情報に応じたレーザ光を照射すること
によって感光ドラム1に画像情報に応じた潜像が形成さ
れる。この潜像は、プロセスカートリッジBの現像手段
としての現像装置10によって現像され、可視像、即
ち、トナー像とされる。
【0039】現像装置10は、現像容器11を備え、現
像容器11は、現像剤担持体としての現像ローラ12を
備えた現像部13と、現像剤ホッパー部14とを有す
る。現像装置10は、現像部13及びホッパー部14に
収容されている現像剤Tが消耗した場合、ユーザー自身
が新しいカートリッジBを交換することで、新たなプリ
ントを行うことができる。
【0040】又、現像装置10は、その現像剤ホッパー
部14内に、内部の現像剤Tの固着防止、及び循環、搬
送の目的のための攪拌装置15が設けられている。攪拌
装置15は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等
の樹脂フィルム、或いは、例えばシリコーンゴムやウレ
タンゴム等のゴム材にて形成されるか、又は、SUS、
リン青銅等の金属板金にて形成することができ、駆動手
段(図示せず)により図中矢印方向に回転される。
【0041】又、現像ローラ12は、本実施例では、固
定磁石(マグネット)16を内蔵しており、現像ローラ
12を回転することによって現像剤は搬送され、現像剤
量規制部材としての現像ブレード17にて摩擦帯電電荷
が付与されると共に所定厚の現像剤層とされ、感光ドラ
ム1の現像領域へと供給される。この現像領域へと供給
された現像剤は、感光ドラム1上の潜像へと転移され、
トナー像を形成する。現像ローラ12は、現像バイアス
電源12Aに接続されており、通常、交流電圧に直流電
圧が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
【0042】又、本実施例にて、現像装置10は、現像
剤Tとして磁性体を含む磁性現像剤を使用したが、現像
剤Tとしては、磁性体を含まない非磁性現像剤を用いる
こともできる。従って、現像装置10としては、本実施
例のように現像剤自身が磁性キャリアを内包する磁性一
成分現像装置とすることができるが、磁性キャリアを持
つ2成分現像装置、又は、磁性キャリアを使用しない非
磁性一成分現像装置の形態をも採用し得る。
【0043】現像装置10に収容し、使用するこれらの
現像剤Tは、粉砕法又は重合法によって作られるが、本
実施例の現像装置10では、細かな画像も再現できるよ
うに平均粒径の小さな現像剤を用いた。
【0044】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット20にセットした記録媒体Pをピックアップローラ
21、搬送ローラ対及びレジストローラ(図示せず)な
どを備えた搬送手段22で転写位置へと搬送する。転写
位置には、転写手段としての転写ローラ4が配置されて
おり、電圧を印加することによって、感光ドラム1上の
トナー像を記録媒体Pに転写する。
【0045】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、搬
送ガイド23で定着手段5へと搬送する。定着手段5
は、駆動ローラ5c及びヒータ5bを内蔵した定着ロー
ラ5aを備え、通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加
して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着する。そ
の後、記録媒体Pは、機外へと排出される。
【0046】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
Pに転写した後の感光ドラム1は、クリーニング手段6
によって感光ドラム1上に残留した現像剤を除去した
後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手
段6は、感光ドラム1に当接して設けられた弾性クリー
ニングブレード7によって感光ドラム1上の残留現像剤
を掻き落として廃現像剤溜め8へと集める。
【0047】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、現像装置10を構成する現像容器11などか
らなる現像枠体31と、感光ドラム1、クリーニングブ
レード7などのクリーニング手段6及び帯電ローラ2を
取り付けたクリーニング枠体32とを一体に結合するこ
とによってカートリッジ化されている。
【0048】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって電子写真画像形成装置本体に設けたカートリッ
ジ装着手段33に対して取り外し可能に装着される。
【0049】上記構成のプロセスカートリッジBにて、
現像容器11内に収容された現像剤Tは、画像を形成す
る毎に徐々に消費される。本発明によれば、プロセスカ
ートリッジBは、現像容器11内の現像剤の消費に従っ
てその残量を逐次検知することのできる現像剤量検出装
置を備えている。
【0050】次に、現像剤量検出装置について説明す
る。図1において、現像剤残量検出のためのアンテナ電
極としては、現像ローラ12の長手方向に対して平行
に、複数個の、本実施例では3つのアンテナ電極40
(40a、40b、40c)が配設される。各アンテナ
電極40a、40b、40cは、導電性の板状部材、即
ち、金属板が使用される。金属板としては、例えば0.
5〜5mm程度の厚さを有したアルミニウム、ステンレ
ススチールなど、任意の金属板とすることができる。
【0051】更に、本発明によれば、図2に示すよう
に、現像ローラ12の中心O1と、傾斜した金属板とさ
れるアンテナ電極40の幅方向の中心O2とを結ぶ中心
線Lに対し直交し、且つ、金属板40の現像ローラ12
から遠い方の端部を通る平面Wに対する現像ローラ12
の中心O1を光源とした投影面積を(S)とし、現像ロ
ーラ12の中心O1から、金属板40の現像ローラ12
に近い方の端部までの距離を(R)とすると、現像ロー
ラ12と各アンテナ電極40(40a、40b、40
c)との位置関係は、次の関係を示す形状及び間隔とさ
れる。
【0052】つまり、各アンテナ電極40a、40b、
40cの、現像ローラ12の中心を光源とした投影面積
(S)及び現像ローラ12の中心からの距離(R)をそ
れぞれ(Sa、Sb、Sc)及び(Ra、Rb、Rc)
とすると、各アンテナ電極40a、40b、40cとの
位置関係は、 Sa≦Sb≦Sc 且つ Ra≦Rb≦Rc を満足するものとする。
【0053】従って、もし、N個(N≧2)のアンテナ
電極40(40a、40b・・・40n・・・40N)
が配置されたとすると、n番目のアンテナ電極40n
は、現像ローラ12からの投影面積(Sn)と距離(R
n)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすように構成される。
【0054】更に、現像剤量検出装置は、図3に示す現
像剤量検出手段50を構成する現像剤量測定回路を備
え、アンテナ電極40(40a、40b、40c)に流
れ込む電流を測定する方式を採用しており、現像ローラ
12とアンテナ電極40の間に介在する現像剤量によっ
て静電容量が変化することを利用している。つまり、現
像容器11内に収容された現像剤Tが、画像を形成する
毎に徐々に消費されていくとアンテナ電極40に流れる
電流が徐々に変化していくため、この信号を画像形成装
置内の現像剤量検出手段50を介して、例えばパソコン
上、又は、プリンタのオペレーションパネルなどにモニ
ターすれば現像剤量を逐次検知することができる。
【0055】更に説明すると、プリンターに新しいプロ
セスカートリッジBを装着した初期時においては、現像
剤Tが消費されていないため、図4に示すように、アン
テナ電極40cの近傍まで現像剤Tが存在している。そ
の後、画像形成の進行に伴い、現像剤が消費される。こ
の時の現像剤の消費量と、アンテナ電極40a、40
b、40cの出力との関係を、図7(a)、(b)、
(c)にそれぞれ示す。
【0056】アンテナ電極40cは、図7(c)に示す
ように、現像剤が消費されるに従って、その出力値は徐
々に大きくなり、現像剤が所定値以上(例えば現像剤残
量650g)に消費された段階で一定値となる。
【0057】これに対して、アンテナ電極40a、40
bは、図7(a)、(b)にそれぞれ示すように、初期
時には、その出力値は一定値(Va0、Vb0:Va0
≧Vb0)を維持する。現像剤が消費され、現像剤が所
定値以上(例えば現像剤残量750g)に消費された段
階で、アンテナ電極40bは、その出力値が徐々に大き
くなり、現像剤が所定値以上(例えば現像剤残量300
g)に消費された段階で一定値となる。一方、アンテナ
電極40aは、現像剤が所定値以上(例えば現像剤残量
400g)に消費された段階で現像剤の消費と共にその
出力値が徐々に大きくなる。
【0058】次に、これら3種類のアンテナ電極から得
られた出力から現像剤残量を表示する方法について説明
する。
【0059】本実施例によると、現像剤量検出手段50
を構成する現像剤量測定回路は、図3に示す回路構成と
される。つまり、現像剤量検出手段50において、アン
テナ電極40a、40b、40cは静電容量検出回路
a、b、cにそれぞれ接続されている。それぞれの静電
容量検出回路a、b、cは、比較回路に接続され、この
比較回路で得られたデータをもとに、表示部へ現像剤残
量として表示する。
【0060】プロセスカートリッジBが初期の状態で、
画像形成装置本体に装着された時の、アンテナ電極40
a、40bの出力Va0、Vb0を、装置本体に設けた
上記構成の現像剤量検出手段50のメモリーに記憶させ
る。
【0061】画像形成の進行と共にアンテナ電極40
a、40b、40cのそれぞれの出力を検出する。アン
テナ電極40a、40b、40cの出力値は、比較回路
によりアンテナ電極40a、40bの出力Va0、Vb
0と比較する。アンテナ電極40a、40bの出力値が
それぞれVa0、Vb0の場合は、アンテナ電極40c
の出力値から現像剤残量検知を行なう。
【0062】次に、アンテナ電極40aの出力値のみが
Va0ならばアンテナ電極40bの出力値から現像剤残
量検知を行なう。最終的に、アンテナ電極40bの出力
値がVa0でなくなった状態から、アンテナ電極40a
の出力値から現像剤残量検知を行なう。
【0063】つまり、本実施例では、アンテナ電極40
a、40b、40cからの出力は、現像ローラ12から
の距離(R)が大きい順に、即ち、アンテナ電極40
c、40b、40aの順に出力され、逐次現像剤残量を
検知する。
【0064】アンテナ電極40a、40b、40cは、
それぞれ空の状態におけるアンテナ出力値を予め所定の
値となるように、画像形成装置の出荷時に調整すること
ができる。そうすることにより、取付け位置などによる
アンテナ電極40a、40b、40cの出力のバラツキ
をなくし、精度良く現像剤残量を逐次検出可能となる。
【0065】又、アンテナ電極40a、40b、40c
の投影面積(S)を検討して得られた結果に基づき、現
像ローラ12から遠ざかるほど大きく、所定の大きさと
なるようにすることにより、現像剤残量を検出する精度
が向上する。即ち、図7において、検出可能な傾き部分
を変えずに、新しい状態からトナーエンドまで、逐次現
像剤残量を高性能に検出可能となる。
【0066】アンテナ電極40a、40b、40cは、
現像容器11に取付けることができるが、現像容器とは
別体とされるプロセスカートリッジ枠体に取付けること
もできる。又、所望に応じて、画像形成装置本体に取付
けることができ、この場合には、現像装置或はプロセス
カートリッジ単体の構造の簡略化及びコストの低減を可
能とする。
【0067】又、複数個のアンテナ電極40(40a、
40b、40c)は、少なくとも1つは現像装置の現像
容器11内に設置することができる。
【0068】例えば、現像ローラに一番近いアンテナ電
極40aを現像容器11内に設置することにより、アン
テナ電極を現像容器11の外側、或は、画像形成装置本
体に設けた場合に比べ、アンテナ電極としての感度が大
きくなる。換言すれば、現像容器内に設置したアンテナ
電極は、アンテナ電極の投影面積をより小さくしても他
のアンテナ電極と同等の感度を持つことができる。
【0069】現像剤表示方法について説明すると、例え
ば、上述の現像剤量検出装置による検知情報は、ユーザ
ーのパソコンなどの端末画面上に、図8及び図9に示す
ように表示される。図8及び図9においては、現像剤量
に応じて動く針58がゲージ59のどの部分を指してい
るかによって現像剤量がユーザーに報知される。
【0070】又、図10に示すように、電子写真画像形
成装置本体に直接LED60などによる表示部を設け、
現像剤量に応じてLEDを点滅させても良い。
【0071】実施例2 次に、複数個のアンテナ電極40(40a、40b、4
0c)の出力から現像剤残量を逐次検出する第2の方法
について説明する。画像形成装置、現像装置及びカート
リッジの構成及び作用は、実施例1で説明したと同様で
あり、ここでの再度の説明は省略する。
【0072】上述したように、画像形成の進行に伴う現
像剤の減少によって、アンテナ電極40a、40b、4
0cからの出力値は、図7(a)、(b)、(c)に示
したように推移する。ここで、アンテナ電極40a、4
0b、40cからの出力値をそれぞれVat、Vbt、
Vctとする。
【0073】本実施例によると、現像剤量検出回路は、
図11に示すように、実施例1で説明した現像剤量検出
回路(図3)と同様であるが、比較回路の代わりにアン
テナ電極40a、40b、40cからの出力値Vat、
Vbt、Vctを加算する回路を有する。加算回路から
の出力信号と、現像剤残量とは、図12に示す関係とな
る。即ち、加算値を画像形成装置本体の現像剤量検出回
路に取り込むことにより、現像剤残量の逐次検出が可能
となる。
【0074】ここで、実施例1と同様に、アンテナ電極
40a、40b、40cの投影面積を現像ローラ12か
ら遠ざかるほど所定の大きさに大きくすることにより、
図12に示すような理想的な直線関係を得ることがで
き、精度向上には不可欠である。
【0075】本実施例においても、実施例1と同様の効
果を達成し得る。
【0076】実施例3 図13には、本発明の他の態様であるカートリッジ化さ
れた現像装置の一実施例を示す。
【0077】本実施例の現像装置10は、現像ローラの
ような現像剤担持体12と、この現像剤担持体12に現
像剤を供給するために、内部にトナーを有した現像部1
3とホッパー部14とを有した現像容器11を有し、一
体的にカートリッジ化される。即ち、本実施例の現像装
置は、実施例1で説明したプロセスカートリッジBの現
像装置構成部をユニット化したものであり、即ち、プロ
セスカートリッジBから、感光ドラム1、帯電手段2、
クリーニング手段6を除いて一体化したカートリッジと
考えることができる。従って、実施例1及び実施例2に
て説明した全ての現像装置構成及び現像剤量検出手段構
成が同様に本実施例の現像装置においても適用される。
従って、これら構成及び作用についての説明は、実施例
1において行った上記説明を援用する。
【0078】本実施例においても、実施例1及び実施例
2で説明したと同様の現像剤残量検知手段が設けられ、
現像剤残量を精度良く逐次に検出することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装
置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
は、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
めに現像剤を電子写真感光体へ搬送するための現像剤担
持体に印加した現像バイアス電圧により、静電容量の変
化を検知して現像容器内の現像剤の残量を検知するため
のN個(N≧2)のアンテナ電極と、を備え、n番目の
アンテナ電極は、現像剤担持体からの投影面積(S)と
距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たす構成とされるので、安価な構造にて、現
像剤の残量を正確に且つ逐次検知することができ、ユー
ザーの装置使用に際しての利便性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】現像剤担持体とアンテナ電極との位置関係を説
明する図である。
【図3】本発明に従った現像剤残量検出装置のための現
像剤量測定回路の一実施例を示す図である。
【図4】本発明に従った現像剤残量検出を説明するため
の図である。
【図5】本発明に従った現像剤残量検出を説明するため
の図である。
【図6】本発明に従った現像剤残量検出を説明するため
の図である。
【図7】本発明に従った現像剤残量検出に際してのアン
テナ電極出力と現像剤残量との関係を説明するための図
である。
【図8】現像剤量表示の一実施例を示す図である。
【図9】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図10】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図11】本発明に従った現像剤残量検出装置のための
現像剤量測定回路の他の実施例を示す図である。
【図12】本発明に従った現像剤残量検出に際してのア
ンテナ電極出力と現像剤残量との関係を説明するための
図である。
【図13】本発明に係る現像装置の一実施例の概略構成
図である。
【図14】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 電子写真感光体(感光ドラム) 2 帯電手段 2A 交番バイアス電源(バイアス電圧
印加手段) 3 光学手段 4 転写手段 6 クリーニング手段 10 現像装置 11 現像容器 12 現像剤担持体(現像ローラ) 13 現像部 14 ホッパー部 15 攪拌装置 17 現像剤規制手段 40 アンテナ電極 50 現像剤量測定回路(現像剤量検出
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紫村 大 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 DA08 2H077 AD06 AD36 BA09 DA15 DB10 EA03 EA13 EA14

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に装着され、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために
    用いられる現像装置において、 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するため
    に、現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体
    へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像容器と、 前記現像剤担持体に印加した現像バイアス電圧により、
    静電容量の変化を検知して前記現像容器内の現像剤の残
    量を検知するためのN個(N≧2)のアンテナ電極と、
    を備え、前記n番目のアンテナ電極は、前記現像剤担持
    体からの投影面積(S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ電極の少なくとも一つは、
    前記現像容器に配置されていることを特徴とする請求項
    1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナ電極からの出力は、前記現
    像剤担持体からの距離(R)が大きい順に出力するか、
    或は前記各アンテナ電極からの出力を加算した後出力さ
    れ、逐次現像剤残量を検知することを特徴とする請求項
    1又は2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ電極からの出力を前記電子
    写真画像形成装置本体に設けた現像剤残量を検知するた
    めの現像剤量検出手段に伝達することを特徴とする請求
    項1、2又は3の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体は現像ローラであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の現
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像バイアス電圧は、交番バイアス
    電圧であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの
    項に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記交番バイアス電圧は、交流電圧に直
    流電圧を重畳したものであることを特徴とする請求項6
    の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記アンテナ電極は、前記現像ローラの
    長手方向に沿って延在して配置された金属製の板状部材
    であることを特徴とする請求項5、6又は7の現像装
    置。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、(a)電子写真感光体
    と、(b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するために、現像剤を収容し、この現像剤を前記電
    子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現
    像容器を有する現像装置と、(c)前記現像剤担持体に
    印加した現像バイアス電圧により、静電容量の変化を検
    知して前記現像容器内の現像剤の残量を検知するための
    N個(N≧2)のアンテナ電極と、を備え、前記n番目
    のアンテナ電極は、前記現像剤担持体からの投影面積
    (S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  10. 【請求項10】 前記アンテナ電極の少なくとも一つ
    は、前記現像容器に配置されていることを特徴とする請
    求項9のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記アンテナ電極からの出力は、前記
    現像剤担持体からの距離(R)が大きい順に出力する
    か、或は前記各アンテナ電極からの出力を加算した後出
    力され、逐次現像剤残量を検知することを特徴とする請
    求項9又は10のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記アンテナ電極からの出力を前記電
    子写真画像形成装置本体に設けた現像剤残量を検知する
    ための現像剤量検出手段に伝達することを特徴とする請
    求項9、10又は11のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記現像剤担持体は現像ローラである
    ことを特徴とする請求項9〜12のいずれかの項に記載
    のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記現像バイアス電圧は、交番バイア
    ス電圧であることを特徴とする請求項9〜13のいずれ
    かの項に記載のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記交番バイアス電圧は、交流電圧に
    直流電圧を重畳したものであることを特徴とする請求項
    14のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記アンテナ電極は、前記現像ローラ
    の長手方向に沿って延在して配置された金属製の板状部
    材であることを特徴とする請求項13、14又は15の
    プロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 更に、前記電子写真感光体に帯電を行
    うための帯電手段を有することを特徴とする請求項9〜
    16のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 更に、前記電子写真感光体に付着する
    現像剤を除去するためのクリーニング手段を有すること
    を特徴とする請求項9〜17のいずれかの項に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 記録媒体に画像を形成するための電子
    写真画像形成装置において、(a)電子写真感光体と、
    (b)前記電子写真感光体に静電潜像を形成するための
    静電潜像形成手段と、(c)前記電子写真感光体に形成
    された静電潜像を現像するために、現像剤を収容し、こ
    の現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤
    担持体を備えた現像容器を有する現像装置と、(d)前
    記現像剤担持体に印加した現像バイアス電圧により、静
    電容量の変化を検知して前記現像容器内の現像剤の残量
    を検知するためのN個(N≧2)のアンテナ電極と、
    (e)前記アンテナ電極からの出力に基き現像剤残量を
    検知するための現像剤量検出手段と、を備え、前記n番
    目のアンテナ電極は、前記現像剤担持体からの投影面積
    (S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とする電子写真画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形
    成装置において、(a)電子写真感光体と、前記電子写
    真感光体に形成された静電潜像を現像するために、現像
    剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送す
    るための現像剤担持体を備えた現像容器を有する現像装
    置と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に
    装着するための装着手段と、(b)前記電子写真感光体
    に静電潜像を形成するための静電潜像形成手段と、
    (c)前記現像剤担持体に印加した現像バイアス電圧に
    より、静電容量の変化を検知して前記現像容器内の現像
    剤の残量を検知するためのN個(N≧2)のアンテナ電
    極と、(d)前記アンテナ電極からの出力に基き現像剤
    残量を検知するための現像剤量検出手段と、を備え、前
    記n番目のアンテナ電極は、前記現像剤担持体からの投
    影面積(S)と距離(R)が、 Sn−1≦Sn 且つ Rn−1≦Rn (2≦n≦N) の関係を満たすことを特徴とする電子写真画像形成装
    置。
  21. 【請求項21】 前記アンテナ電極の少なくとも一つ
    は、前記プロセスカートリッジに配置されていることを
    特徴とする請求項19又は20の電子写真画像形成装
    置。
  22. 【請求項22】 前記アンテナ電極からの出力は、前記
    現像剤担持体からの距離(R)が大きい順に出力する
    か、或は前記各アンテナ電極からの出力を加算した後出
    力され、逐次現像剤残量を検知することを特徴とする請
    求項19、20又は21の電子写真画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記現像剤担持体は現像ローラである
    ことを特徴とする請求項19〜22のいずれかの項に記
    載の電子写真画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記現像バイアス電圧は、交番バイア
    ス電圧であることを特徴とする請求項19〜23のいず
    れかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記交番バイアス電圧は、交流電圧に
    直流電圧を重畳したものであることを特徴とする請求項
    24の電子写真画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記アンテナ電極は、前記現像ローラ
    の長手方向に沿って延在して配置された金属製の板状部
    材であることを特徴とする請求項23、24又は25の
    電子写真画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記現像剤量検出手段は、前記各アン
    テナ電極からの出力を比較、或は、前記各アンテナ電極
    からの出力を加算する手段を備えていることを特徴とす
    る請求項19〜26のいずれかの項に記載の電子写真画
    像形成装置。
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