JP2000228676A - データ送信方法 - Google Patents
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Abstract
継だけでなく、再送パケットや訂正パケットの送信を行
う際にも、出力レートの制御による出力レートの変動を
抑制し、しかも出力通信路の容量に応じて効率よくデー
タ伝送を行う。 【解決手段】 入力パケット,再送パケット,及びFE
Cパケットの優先度を判定するパケット優先度判定手段
15と、各パケットのデータが受信端末で再生されるま
での遅延時間を計算する出力遅延計算手段17と、各パ
ケットの優先度に基づいて指示されたパケットに対応す
る誤り訂正符号を格納したFECパケットを生成するF
ECパケット生成手段19とを備え、入力パケットに加
えて、再送パケット及びFECパケットの送信を行う場
合は、追加送信されるパケットのサイズに相当する分の
低優先度パケットを間引くようにした。
Description
関し、特に送信側から順次入力されるパケットを中継し
て受信端末に出力しつつ、出力レートの制御を行う方法
に関するものである。
るための図であり、中継サーバにおける処理を示してい
る。図13(a)に示すように、従来の中継サーバでは、
送信側から順次入力されるパケットを受信し、受信した
パケットを順次受信端末に出力する中継処理を行ってい
る。このような従来の中継サーバでは、その入力レート
がその出力側の通信路容量に比べて大きい場合には、中
継サーバの送信キューMでのオーバーフローが生ずるこ
ととなる。このため、従来の中継サーバでは、図13
(b)に示すように、各パケットに付与されている優先度
の情報に基づいて、優先度が一定値より低い低優先度の
パケットPbを間引いて、優先度が一定値以上の高優先
度パケットPaのみを出力するようにしている。
造、及び従来の中継サーバとしてのデータ伝送装置の具
体的な構成について簡単に説明する。図14は、上記パ
ケットのデータ構造を説明するための図である。上記伝
送方法により伝送されるパケットPa,Pbは、図14
(a),(b)に示すように、映像,音声,文字などのメディ
アに対応したデジタルデータを格納したデータ部Pd
と、該デジタルデータの属性などを示す関連情報を格納
したヘッダ部Phとから構成されている。そして、上記
ヘッダ部には、上記関連情報の1つとして、データ部に
格納されているデータの優先度を示す情報(以下、単に
優先度という。)が格納されている。例えば、パケット
Paは、そのヘッダ部Phに上記優先度の高いことを示
す値「1」が格納された高優先度パケットであり、パケ
ットPbは、そのヘッダ部Phに上記優先度の低いこと
を示す値「2」が格納された高優先度パケットである。
また、図15は、このデータ伝送装置(中継サーバ)の
構成を示すブロック図である。
(送信側)と端末(受信側)の間で伝送データを中継す
る中継サーバを構成するものであり、配信サーバから送
信された入力パケットを受信する受信手段11と、受信
された入力パケットの送信順序を所定の情報に基づいて
設定する送信キュー管理手段12と、該手段12により
設定された送信順序で上記各パケットを送信する送信手
段13とを有している。ここで、上記送信キュー管理手
段12は、受信手段11にて受信された入力パケットを
一時的に格納するデータバッファとしての送信キュー
(図示せず)を含む構成となっている。また、このデー
タ伝送装置200は、上記入力パケットの優先度を判定
するパケット優先度判定手段15を有し、上記送信キュ
ー管理手段12では、該判定された優先度に基づいて、
送信キューにおける優先度の低いパケットを間引いて、
上記送信順序が決定され、該決定された順序で、上記送
信キューにおける優先度の高いパケットが送信手段13
に出力されるようになっている。
サーバでは、低優先度のパケットは送信せずに、高優先
度のパケットのみ送信するという単純な出力レートの制
御を行っているため、必要以上に出力レートが小さくな
ったり、出力レートの制御により出力レートが大きく変
動したりするという問題がある。
られないものであり、ちなみに、有線区間でのビット誤
り率は10-5〜10-7程度、無線区間でのビット誤り率
は10-3程度である。特に、RTP(Real-Time Transp
ort Protocol)方式のような、再生品質がエンド・トー
・エンド(配信サーバと受信端末の間)の伝送品質に依
存するデータ伝送方法では、無線区間における伝送品質
が再生品質を大きく左右することとなる。
カバリーするため、受信端末側からの再送要求に応じて
パケットを再送したり、所定のパケットに対してそのデ
ータ誤りを訂正するための訂正誤り符号を格納した訂正
パケットを送信したりするようにしているが、入力パケ
ットのその優先度に基づいた送信制御のみでは、パケッ
トの再送や訂正パケットの送信を行うと、中継サーバの
出力レートが増加してしまい、出力レートが通信路容量
に対応する値を超過してしまうという問題がある。
めになされたもので、入力パケットの中継だけでなく、
再送パケットや訂正パケットの送信を行う際にも、出力
レートの制御による出力レートの変動を小さく抑え、し
かも、出力通信路の容量に応じて効率よくパケットの送
信を行うことができるデータ送信方法を得ることを目的
とする。
るデータ送信方法は、送信側から順次入力される複数の
入力パケットを中継して受信端末に出力する中継処理を
行うとともに、受信端末から再送指示された入力パケッ
トを再送する処理、及び所定の入力パケットに対する誤
り訂正符号を含む訂正パケットを送信する処理の少なく
とも一方の処理を行うデータ送信方法であって、送信側
からの入力パケットに付与されている優先度と、再送指
示された入力パケット及び訂正パケットの少なくとも一
方のパケットに付与されている優先度とを判定する判定
処理と、上記入力パケットを出力するとともに、上記再
送指示された入力パケット及び訂正パケットの少なくと
も一方のパケットを出力する出力処理とを含み、上記出
力処理では、再送される入力パケットあるいは送信され
る訂正パケットのサイズに相当する分の、優先度が一定
値より小さい低優先度パケットを間引くものである。
法は、送信側から順次入力される複数のパケットを中継
して受信端末に出力するデータ送信方法であって、上記
各パケットに付与されている優先度を判定する判定処理
と、上記順次入力されるパケットを、所定数のパケット
からなるグループを処理単位として、各グループ内のパ
ケットがその優先度の高い順に送信されるよう並べ変え
る並べ替え処理とを含み、上記並べ替え処理では、上記
各グループにおける上記並べ替え処理の対象となるパケ
ットの範囲を、各グループにおける最初に入力されたパ
ケットから最後に入力されたパケットまでのすべてのパ
ケットが再生時間に間に合って受信端末に到着する範囲
とするものである。
法は、送信側から順次入力される複数のパケットを中継
して受信端末に出力するデータ送信方法であって、上記
各パケットに付与されている優先度を判定する判定処理
と、上記複数のパケットに対して、その一部のパケット
を間引く処理を施して、残りのパケットを出力する出力
処理とを含み、上記出力処理では、上記送信側から入力
される同一の優先度を持つ複数のパケットに対しては、
受信端末に到着した上記複数のパケット各々に対応する
データ再生時間の間隔が等しくなるよう上記間引き処理
を施すものである。
法は、送信側から順次入力される複数のパケットを中継
して受信端末に出力するデータ送信方法であって、上記
各パケットに付与されている優先度を判定する判定処理
と、上記複数のパケットに対して、その一部のパケット
を間引く間引き処理を施して、残りのパケットを出力す
る出力処理とを含み、上記出力処理では、上記複数のパ
ケットのうち優先度の高い前後2つの高優先度パケット
の間に位置する、優先度の低い低優先度パケットを間引
く際には、該2つの高優先度パケットのうちの後側の高
優先度パケットに近いものから順に間引くものである。
法は、送信側から順次入力される複数のパケットを中継
して受信端末に出力するデータ送信方法であって、上記
各パケットに付与されている優先度を判定する判定処理
と、上記複数のパケットに対して、その一部のパケット
を間引く間引き処理を施して、残りのパケットを出力す
る出力処理とを含み、上記出力処理における間引き処理
では、優先度が同一である複数のパケットを一括して間
引くものである。
法は、送信側から順次入力される複数のパケットを中継
して受信端末に出力するデータ送信方法であって、上記
各パケットに付与されているシーケンス番号を判定する
番号判定処理と、上記各パケットに付与されている優先
度を判定する優先度判定処理と、上記複数のパケットに
対して、その一部のパケットを間引く間引き処理を施し
て、残りのパケットを出力する出力処理とを含み、上記
出力処理における間引き処理では、該パケットの間引き
による、各パケットに付与されているシーケンス番号の
欠落が生じないよう、出力されるパケットのシーケンス
番号の書き換えを行うものである。
法は、送信側から順次入力される複数のパケットを中継
して受信端末に出力するデータ送信方法であって、出力
側通信路におけるエラー発生率を検出する検出処理を含
み、該エラー発生率が一定率以上であるとき、所定のパ
ケットを繰り返し出力する繰返し送信処理と、所定のパ
ケットに対応する誤り訂正符号を含む訂正パケットを送
信する訂正パケット送信処理の少なくとも一方の処理を
行うものである。
データ送信方法において、送信側から順次入力される各
パケットに付与されている優先度を判定する判定処理を
含み、該優先度が一定値以上であるパケットに対しての
み、上記繰返し送信処理と訂正パケット送信処理の少な
くとも一方の処理を施すものである。
て説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1のデータ送信方
法は、送信側からの入力パケットと、再送指示された入
力パケット(再送パケット)及び誤り訂正符号を含む訂
正パケット(FECパケット)とに対して、該各パケッ
トに付与されている優先度の判定を行い、優先度が一定
値以上のパケットのみ送信するようにしたものである。
信装置を示すブロック図である。この実施の形態1のデ
ータ送信装置101は、配信サーバ(送信側)と端末
(受信側)の間で伝送データを中継する中継サーバを構
成するものである。このデータ伝送装置101は、配信
サーバから送信された入力パケットを受信する受信手段
11と、受信された入力パケット,再送されるパケット
(再送パケット),及び誤り訂正符号を格納したFEC
(Forward Error Correction)パケット(訂正パケッ
ト)の送信順序を所定の情報に基づいて設定する送信キ
ュー管理手段12aと、該手段12aにより設定された
送信順序で上記各パケットを送信する送信手段13とを
有している。ここで、上記送信キュー管理手段12a
は、上記受信手段11にて受信された入力パケットを一
時的に格納するデータバッファとしての送信キュー(図
示せず)を含む構成となっている。
の入力パケットを再送パケットとして格納する再送用バ
ッファ18aと、上記入力パケット,再送パケット,及
びFECパケットの優先度を判定するパケット優先度判
定手段15と、判定されたパケットの優先度に基づい
て、優先度が一定値以上であるパケットのデータが上記
再送用バッファ18aに格納されるよう該バッファ18
aを制御する再送用バッファ管理手段18とを有してい
る。
信端末からの再送要求の指示を受信する再送指示受信手
段14と、各パケットの優先度に基づいて指示されたパ
ケットに対応する誤り訂正符号を格納したFECパケッ
ト(訂正パケット)を生成するFECパケット生成手段
19とを有している。
送信キュー管理手段12aからの各パケットの送信順序
情報に基づいて、該送信キュー管理手段12aにおける
各パケットのデータが受信端末で再生されるまでの遅延
時間(再生遅延時間)を計算する出力遅延計算手段17
aと、該受信側からの再送要求、各パケットの優先度情
報、及び各パケットの再生遅延時間に基づいて、送信す
るパケットを判定する送信パケット判定手段16とを有
し、該判定手段16での判定結果が所定の情報として上
記送信キュー管理手段12aに出力されるようになって
いる。
上記実施の形態1のデータ送信装置における送信レート
制御を説明するための模式図である。図2(a)は、配信
サーバから送信されたパケット(入力パケット)が中継
サーバ(データ伝送装置)101の送信キューに格納さ
れた状態を、図2(b)は、中継サーバの送信キューにお
けるパケットの送信順序が設定された状態を示してい
る。この実施の形態1のデータ伝送方法では、入力パケ
ットPa,Pbの送信とともに、再送パケットPr及び
FECパケットPfecの送信を行う場合は、送信される
これらのパケットのサイズに相当する分の低優先度パケ
ットPbを間引く。これにより出力レートの変動を抑制
する。
ット、つまり高優先度パケットPa及び低優先度パケッ
トPbはそれぞれ、図14(a),(b)に示すように、映
像,音声,文字などのメディアに対応したデジタルデー
タを格納したデータ部Pdと、該デジタルデータの属性
などを示す関連情報を格納したヘッダ部Phとから構成
されている。また、上記再送パケットPr及びFECパ
ケットPfecも、上記パケットPa,Pbと同様、図2
(c),(d)に示すように、デジタルデータを格納したデー
タ部Pdと、該デジタルデータの属性などを示す関連情
報を格納したヘッダ部Phとから構成されている。ここ
では、上記パケットのヘッダ部Phには、上記関連情報
として、シーケンス番号及び優先度に関する付加情報が
格納されているが、図2では優先度情報の値のみ、高優
先度に対応する値を「1」として、低優先度に対応する
値を「2」として示している。
ついて簡単に説明する。上記中継サーバとしての上記デ
ータ送信装置101では、受信された入力パケットP
a,Pbは、送信キュー管理手段12aに供給されると
ともに再送用バッファ18aに供給される。また、上記
送信キュー管理手段12aには、受信端末側から再送要
求のあった入力パケットに対応する再送パケットPrが
上記再送用バッファ18aから供給されるとともに、F
ECパケット生成手段19から、所定の入力パケットに
対応する訂正パケットPfecが供給される。
信キューMにおける各パケットの優先度がパケット優先
度判定手段15にて判定されるとともに、該各パケット
の再生遅延時間が出力遅延計算手段17aにて計算さ
れ、上記各パケットに対応する優先度判定結果と再生遅
延時間が送信パケット判定手段16に出力される。ま
た、送信パケット判定手段16では、入力パケットP
a,Pb及び再送パケットPrの優先度に応じて、これ
らのパケットに対する誤り訂正符号を含むFECパケッ
ト(訂正パケット)Pfecを生成するか否かの指示が、
上記FECパケット生成手段19に出力される。
は、入力パケットPa,Pbの送信とともに、再送パケ
ットPr及びFECパケットPfecの送信を行う場合
は、送信される再送及びFECパケットのサイズに相当
する分の低優先度パケットを間引くよう送信キュー管理
手段12aに対する指示がなされ、該管理手段12aで
はこの指示に基づいて、パケットの送信順序が設定され
る(図2(b)参照)。上記送信手段13では、設定され
た送信順序で入力パケット,再送パケット,及びFEC
パケットを受信端末へ送信する処理が行われる。
送用バッファ管理手段18の制御により、入力パケット
が再送パケットとして再送用バッファ18aに格納され
るとともに、管理手段18により、再生時間に間に合わ
なくなったパケットからそのデータが順次解放(破棄)
される。
ットPa,Pbの送信とともに、再送パケットPr及び
FECパケットPfecの送信を行う場合は、送信される
これらのパケットのサイズに相当する分の低優先度パケ
ットPbを間引くようにしたので、入力パケットの中継
だけでなく、再送パケットや訂正パケットの送信を行う
際にも、出力レートの変動を抑制することができ、しか
も、出力通信路の容量に応じて効率よくデータ伝送を行
うことができる。
トの送信とともに、再送パケット及びFECパケットの
送信を行う場合は、送信されるこれらのパケットのサイ
ズに相当する分の低優先度パケットを間引くようにして
いるが、所定の再送パケット及びFECパケットを送信
すると判定した結果、再生遅延時間が大きい(つまり、
受信側での再生時間に間に合わない)パケットが生じる
場合には、再送パケット及びFECパケットより優先度
の低い低優先度パケットを送信しないようにしてもよ
い。また、上記実施の形態1では、データ伝送装置とし
て、入力パケットの送信とともに、再送パケット及びF
ECパケットの送信を行うものを示したが、データ伝送
装置は、配信サーバ(送信側)から順次入力される入力
パケットを中継して受信端末に出力する中継処理を行う
とともに、受信端末から再送指示された入力パケットの
再送と、所定の入力パケットに対する誤り訂正符号を含
む訂正パケットの送信のいずれか一方をのみ行うもので
あってもよい。
データ送信方法は、順次入力されるパケットを、所定数
のパケットからなるグループを処理単位として、各グル
ープ内のパケットがその優先度の高い順に送信されるよ
う並べ変える並べ替え処理を含み、上記並べ替え処理で
は、上記各グループにおける上記並べ替え処理の対象と
なるパケットの範囲を、各グループにおける最初に入力
されたパケットから最後に入力されたパケットまでのす
べてのパケットが再生時間に間に合って受信端末に到着
する範囲とするものである。
信装置を示すブロック図である。この実施の形態2のデ
ータ送信装置102は、配信サーバ(送信側)と端末
(受信側)の間で伝送データを中継する中継サーバを構
成するものである。この実施の形態2のデータ伝送装置
102は、上記実施の形態1のデータ送信装置101と
同様、配信サーバから送信された入力パケットを受信す
る受信手段11と、受信された入力パケットの送信順序
を所定の情報に基づいて設定する送信キュー管理手段1
2bと、該管理手段12bにより設定された送信順序で
上記各パケットを送信する送信手段13とを有してい
る。
入力パケットの優先度を判定するパケット優先度判定手
段15と、送信キュー管理手段12bからの各パケット
の送信順序情報に基づいて、該送信キュー管理手段12
bにおける各パケットのデータが受信端末で再生される
までの遅延時間(再生遅延時間)を計算する出力遅延計
算手段17bと、上記各入力パケットの優先度及び遅延
時間に基づいて、上記送信キュー管理手段12bにおけ
る、各グループ(並べ替え処理の単位)に含まれる複数
のパケットの送信順序を変更するための並べ替え情報を
生成する送信パケット並べ替え情報生成手段21とを有
している。ここで、上記送信キュー管理手段12bは、
上記受信手段11にて受信された入力パケットを一時的
に格納するデータバッファとしての送信キュー(図示せ
ず)を有し、該送信キューにおける入力パケットを、そ
の送信順序が上記送信パケット並べ替え手段21にて設
定された送信順序となるよう並べ替える構成となってい
る。
上記実施の形態2のデータ送信装置における送信レート
制御を説明するための模式図である。図4(a)は、配信
サーバから送信されたパケット(入力パケット)が中継
サーバ(データ伝送装置)102の送信キューMに格納
された状態、図4(b)は、中継サーバの送信キューMに
おけるパケットの並べ替えが行われた状態を示してい
る。図4(a)に示すように、例えば、低優先度パケット
Pb及び高優先度パケットPaが交互に中継サーバとし
てのデータ送信装置102に入力されると、受信手段1
1ではこれらの入力パケットが受信されて、送信キュー
管理手段12bに出力される。このとき、パケット優先
度判定手段15では該送信キュー管理手段12bにおけ
る入力パケットの優先度の判定が行われ、また出力遅延
計算手段17bでは、これらの入力パケットの再生遅延
時間(受信端末で再生されるまでの遅延時間)が計算さ
れる。
段21では、送信キュー管理手段12bにおける、再生
時間に間に合うだけの数のパケットに対して、優先度の
高いパケットが優先度の低いパケットより先に伝送され
るよう並べ替え処理が施されて、送信順序の設定が行わ
れる。なお、ここでは、上記再生時間に間に合うだけの
数のパケットが、並べ替え処理の単位であるグループを
構成する複数のパケットとなっている。送信キュー管理
手段12bでは、図4(b)に示すように、上記のように
設定された送信順序に基づいて、上記パケットの並べ替
えが行われる。上記送信手段13では、並べ替えられた
入力パケットが順次受信端末側へ送信する処理が行われ
る。
法では、送信側から順次入力されるパケットを該各パケ
ットがその優先度の高い順に送信されるよう並べ替える
処理を、この並べ替え後の全てのパケットが受信端末で
の再生時間に間に合うよう行うので、高優先度のパケッ
トが低優先度のパケットに対して優先的に、その再生遅
延時間が小さくなるよう、つまり再生時間に十分間に合
うように、先に伝送されることとなる。これにより高優
先度パケットの再送要求を、受信端末での再生時間に基
づいて決まる制限時間(端末での到着制限時間)より前
に行うことができる可能性が高くなる。
トを単にその優先度に基づいて並べ替える方法について
示したが、入力パケットの並べ替えは、同一のチャネル
(つまり、映像,音声,文字等のメディア)内において
行ってもよく、また、異なるチャネルの間で行ってもよ
い。例えば、同一チャネル内で入力パケットの並べ替え
を行う場合には、受信端末側では、同一チャネルに対応
するパケットをそのシーケンス番号に基づいてまとめ
て、データの再構成を行うことが可能である。また、異
なるチャネルの間で、入力パケットの並べ替えを行う場
合には、受信端末側では、同一チャネルに対応するパケ
ットを、RTPのヘッダに付与されているチャネル番
号、及び各パケットのシーケンス番号に基づいてまとめ
て、同一チャネルのデータの再構成を行うことが可能で
ある。
順次入力されるパケットを該各パケットがその優先度の
高い順に送信されるよう並べ替える処理を、この並替え
処理の対象となった全てのパケットが再生時間に間に合
って受信端末に到着する範囲内のパケット毎に行うもの
について説明したが、このような実施の形態2の送信制
御は、送信側から順次入力されるパケットの送信だけで
なく、実施の形態1におけるパケットの再送やFECパ
ケットの送信、及び同一パケットの繰り返し送信の少な
くとも1つに対して行うようにしてもよい。
データ送信方法は、送信順序を管理するためのパケット
バッファ(送信キュー)の先頭の入力パケットから順に
入力パケットの間引きを行うと、データ再生が長時間途
切れるという課題を解決するため、優先度が同じ入力パ
ケットに対しては、受信側での各パケットに対応するデ
ータの再生時間の間隔が等しくなるようパケットの間引
き処理を施すものである。
タ送信装置を示すブロック図である。この実施の形態3
のデータ送信装置103は、実施の形態1及び2のデー
タ送信装置と同様、配信サーバ(送信側)と端末(受信
側)の間で伝送データを中継する中継サーバを構成する
ものである。この実施の形態3のデータ伝送装置103
は、配信サーバから送信された入力パケットを受信する
受信手段11と、受信された入力パケットの送信順序を
所定の情報に基づいて設定する送信キュー管理手段12
cと、該管理手段12cにより設定された送信順序で上
記各パケットを送信する送信手段13とを有している。
入力パケットの優先度を判定するパケット優先度判定手
段15と、上記送信キュー管理手段12cにおける各パ
ケットに付与されている時間情報であるタイムスタンプ
を判定するタイムスタンプ判定手段22と、判定された
タイムスタンプ及び優先度に基づいて、該送信キュー管
理手段12cにおける間引くべきパケットを判定する送
信パケット間引き手段23とを有している。なお、上記
タイムスタンプは、パケットのヘッダ部に格納される関
連情報の1つである。そして、上記送信キュー管理手段
12cは、上記受信手段11にて受信された入力パケッ
トを一時的に格納するデータバッファとしての送信キュ
ー(図示せず)を有し、該送信パケット間引き手段23
の判定出力に基づいて、上記送信キューにおける優先度
が同じ入力パケットに対しては、受信側での各パケット
に対応するデータの再生時間の間隔が等しくなるようパ
ケットの間引き処理が行われるようになっている。
上記実施の形態3のデータ送信装置における送信レート
制御を説明するための模式図である。図6(a)は、配信
サーバから送信されたパケット(入力パケット)が中継
サーバ(データ伝送装置)103の送信キューMに格納
された状態、図6(b)は、中継サーバの送信キューMに
おけるパケットの、優先度に基づいた間引き処理が行わ
れた状態、図6(c)は、中継サーバの送信キューMにお
けるパケットの、タイムスタンプに基づいた間引き処理
が行われた状態を示している。なお、図6では、各パケ
ットのヘッダ部に格納されている関連情報として、優先
度のみ図示しているが、実際のパケットのヘッダ部には
タイムスタンプも他の関連情報とともに格納されてい
る。図6(a)に示すように、例えば、低優先度パケット
Pb及び高優先度パケットPaが交互に中継サーバとし
てのデータ送信装置103に入力されると、受信手段1
1ではこれらの入力パケットが受信されて、送信キュー
管理手段12cに出力される。このとき、パケット優先
度判定手段15では該送信キュー管理手段12cにおけ
る入力パケットの優先度の判定が行われ、またタイムス
タンプ判定手段22では、該送信キュー管理手段12に
おける入力パケットのタイムスタンプの判定が行われ
る。そして、送信パケット間引き手段23では、判定さ
れたタイムスタンプ及び優先度に基づいて、上記送信キ
ュー管理手段12cにおける間引くべきパケットが判定
される。
は、図6(b)に示すように、該送信パケット間引き手段
23の判定出力の基づいて、優先度の低い入力パケット
Pbの間引き処理が行われ、さらに図6(c)に示すよう
に、該送信パケット間引き手段23の判定出力に基づい
て、優先度が同じ入力パケットPaに対しては、受信側
での各パケットに対応するデータの再生時間の間隔が等
しくなるようパケットの間引き処理が行われる。これに
より、送信手段13からは、受信側での各パケットに対
応するデータの再生時間の間隔が等しくなるようパケッ
トの送信が行われる。
優先度のパケットを間引く場合に再生時間が一定時間間
隔になるようパケットの間引きが行われるので、受信側
では、パケットの間引きに起因する再生画像における違
和感を小さく抑えることができる。
信順序を管理するためのパケットバッファ(送信キュ
ー)の先頭の入力パケットから順に入力パケットの間引
きを行うと、データ再生が長時間途切れるといった問題
があるが、優先度が同じ入力パケットに対しては、受信
側での各パケットに対応するデータの再生時間の間隔が
等しくなるようパケットの間引き処理を施すので、受信
側でのデータ再生が長時間途切れるのを回避でき、再生
画像における違和感を緩和することができる。
じ入力パケットに対しては、受信側での各パケットに対
応するデータの再生時間の間隔が等しくなるようパケッ
トの間引き処理を施すものについて説明したが、このよ
うな実施の形態3の送信制御は、送信側から順次入力さ
れるパケットの送信だけでなく、実施の形態1における
パケットの再送やFECパケットの送信、さらには同一
パケットの繰り返し送信の少なくとも1つに対して行う
ようにしてもよい。また、上記実施の形態3では、パケ
ットの間引き処理として、送信キューにおける入力パケ
ットのうち優先度が低い低優先度パケットはすべて同時
に間引くものを示したが、上記パケットの間引き処理
は、これに限るものではない。例えば、パケットの間引
き処理は、受信側の通信路(ネットワーク)におけるデ
ータ通信の込み具合に応じて、中継サーバの送信キュー
における低優先度パケットを段階的に間引くようにして
もよい。また、上記実施の形態1のデータ伝送装置のよ
うに再送要求に応じて再送パケットを送信するもので
は、再送パケットの送信状況に応じて、中継サーバの送
信キューにおける低優先度パケットを段階的に間引くよ
うにしてもよい。
施の形態3の変形例1として、例えば、中継サーバの送
信キューにおける低優先度パケットを段階的に間引くパ
ケットの間引き処理について簡単に説明する。図7は、
上記実施の形態3の変形例1のデータ送信装置における
送信レート制御を説明するための模式図である。図7
(a)は、配信サーバから送信されたパケット(入力パケ
ット)が中継サーバ(データ伝送装置)の送信キューM
に格納された状態、図7(b)は、中継サーバの送信キュ
ーMにおける第1の間引き処理が行われた状態、図7
(c)は、中継サーバの送信キューMにおける第2の間引
き処理が行われた状態を示している。ここでは、配信サ
ーバからは、中継サーバにて1つの高優先度パケットP
a,第1,第2の低優先度パケットPb1,Pb2が繰
り返し受信されるようパケットの送信が行われるように
なっている。また、上記高優先度パケットPaは、MP
EG(Moving Picture Expert Group)方式における画
面内符号化処理が施されたフレームの画像データを格納
したもの、上記第1,第2の低優先度パケットPb1,
Pb2は、MPEG方式における画面間符号化処理が施
されたフレームの画像データを格納したものである。つ
まり、第1の低優先度パケットPb1の画像データは、
その前の高優先度パケットPaの画像データを参照する
符号化処理が施されたものであり、第2の低優先度パケ
ットPb2の画像データは、その前の第1の低優先度パ
ケットPb1の画像データを参照する符号化処理が施さ
れたものである。
装置(中継サーバ)では、受信側のネットワークが混雑
してきたとき、まず中継サーバの送信キューMでは、高
優先度パケットPaの直前に位置する第2の低優先度パ
ケットPb2を間引く第1の間引き処理が行われ(図7
(b)参照)、高優先度パケットPa及び第1の低優先度
パケットPb1が送信手段13により受信側に送信され
る。そして、受信側のネットワークがさらに混雑してき
たときには、中継サーバの送信キューMでは、上記第1
の間引き処理に加えて、第2の低優先度パケットPb2
の直前に位置する第1の低優先度パケットPb1を間引
く第2の間引き処理が行われ(図7(c)参照)、高優先
度パケットPaのみが送信手段13により受信側に送信
される。このように本実施の形態3の変形例1では、ネ
ットワークの混雑状況に応じて、中継サーバの送信キュ
ーにおける、画面間符号化処理が施された画像データを
格納した低優先度パケットを、画面内符号化処理が施さ
れた画像データを格納した高優先度パケットの直前のも
のから段階的に間引くようにしたので、MPEG方式に
より符号化されたデータを伝送する際には、パケットの
間引き処理による必要以上の画質の劣化を最小限に抑え
ることができる。
実施の形態3の変形例2として、中継サーバの送信キュ
ーにおけるパケットを、タイムスタンプに基づいて段階
的に間引くパケットの間引き処理について簡単に説明す
る。図8は、上記実施の形態3の変形例2のデータ送信
装置における送信レート制御を説明するための模式図で
ある。図8(a)は、配信サーバから送信されたパケット
(入力パケット)が中継サーバ(データ伝送装置)の送
信キューMに格納された状態、図8(b)は、中継サーバ
の送信キューMにおける第1の間引き処理が行われた状
態、図8(c)は、中継サーバの送信キューMにおける第
2の間引き処理が行われた状態を示している。ここで
は、配信サーバからは、複数のグループのパケットが送
信されるようになっている。1つのグループは1つのフ
レームに対応しており、1つのグループには複数のパケ
ットが属している。従って、同一グループのパケットの
データ部には同一のフレームの画像データが格納され、
かつそのヘッダ部には同じタイムスタンプ(再生時刻)
が格納されている。例えば、パケットP1は、第1のグ
ループを構成するパケットであり、そのヘッダ部には再
生時刻t1を示すタイムスタンプが格納されている。同
様にパケットP2,P3はそれぞれ第2,第3のグルー
プを構成するパケットであり、そのヘッダ部には再生時
刻t2,t3を示すタイムスタンプが格納されている。
また、ここでは、パケットP1は高優先度パケット、パ
ケットP2は中優先度パケット、パケットP3は低優先
度パケットとなっており、そのヘッダ部には、優先度を
示す情報(図示せず)が格納されている。
装置(中継サーバ)では、受信側のネットワークが混雑
してきたとき、まず中継サーバの送信キューMでは、一
番低い優先度が設定されている、第3のグループのすべ
てのパケットP3を間引く第1の間引き処理が行われ
(図8(b)参照)、高優先度パケットP1及び中優先度
パケットP2が送信手段13により受信側に送信され
る。そして、受信側のネットワークがさらに混雑してき
たときには、中継サーバの送信キューMでは、上記第1
の間引き処理に加えて、中優先度が設定されている、第
2のグループのすべてのパケットP2を間引く第2の間
引き処理が行われ(図8(c)参照)、高優先度パケット
Paのみが送信手段13により受信側に送信される。こ
のように本実施の形態3の変形例2では、ネットワーク
の混雑状況に応じて、中継サーバの送信キューにおけ
る、同じタイムスタンプが付与されている1つのグルー
プのパケットをすべて間引くようにしたので、MPEG
方式により符号化されたデータを伝送する際には、画質
の維持に寄与しないデータが伝送されるのを回避して、
伝送レートの削減を受信側で得られる画質に応じて効果
的に行うことができる。
データ送信方法は、パケットを間引くとシーケンス番号
に余計なギャップが生じてしまい、再送要求の発生率や
パケットロス率の計算等に悪影響を及ぼすという課題を
解決するため、送信側から入力されるパケットを所定の
規則に従って間引いて送信する際には、該パケットの間
引きによる、各パケットに付与されているシーケンス番
号の欠落が生じないよう、送信されるパケットのシーケ
ンス番号の書き換えを行なうものである。
データ送信装置を示すブロック図である。この実施の形
態4のデータ送信装置104は、実施の形態1〜3のデ
ータ送信装置と同様、配信サーバ(送信側)と端末(受
信側)の間で伝送データを中継する中継サーバを構成す
るものである。この実施の形態4のデータ伝送装置10
4は、配信サーバから送信された入力パケットを受信す
る受信手段11と、受信された入力パケットの送信順序
を所定の情報に基づいて設定する送信キュー管理手段1
2dと、該管理手段12dにより設定された送信順序で
上記各パケットを送信する送信手段13とを有してい
る。
入力パケットの優先度を判定するパケット優先度判定手
段15と、上記送信キュー管理手段12dにおける各パ
ケットに対して、その優先度等に基づいて、間引くべき
パケットを決定する送信パケット間引き手段23aと、
該パケットの間引きによる各パケットに付与されている
シーケンス番号の欠落が生じないよう、送信されるパケ
ットのシーケンス番号の書き換えを行うパケットヘッダ
更新手段24とを有している。ここで、上記送信キュー
管理手段12dでは、上記受信手段11にて受信された
入力パケットを一時的に格納するデータバッファとして
の送信キュー(図示せず)を有し、該送信パケット間引
き手段23aの判定出力に基づいて、入力パケットに対
してパケットの間引き処理が行なわれるようになってい
る。
ットのデータ構造は、上記各実施の形態におけるものと
同一であるが、この実施の形態4では、図9(b)に示す
ように、上記入力パケットのヘッダ部に格納されている
関連情報として、優先度に関する情報とともに、シ−ケ
ンス番号の情報を示している。つまり、入力パケットP
(n)〔nは整数〕は、デジタルデータが格納されたデ
ータ部Pdと、デジタルデータに関連する関連情報とし
て、シ−ケンス番号情報Is及び優先度情報Ipを含む
ヘッダ部Phとから構成されている。ここで、入力パケ
ットP(n)は、シ−ケンス番号がn番のパケットであ
り、そのヘッダ部Phにはシ−ケンス番号情報Isとし
て値「n」が格納されている。また、このパケットP
(n)のヘッダ部Phには、優先度情報Ipの値とし
て、高優先度を示す「1」あるいは低優先度を示す
「2」が格納されている。
は、上記実施の形態4のデータ送信装置104における
送信レート制御を説明するための模式図である。図10
(a)は、配信サーバから送信されたパケット(入力パケ
ット)が中継サーバ(データ伝送装置)104の送信キ
ューMに格納された状態、図10(b)は、中継サーバの
送信キューMにおけるパケットの、優先度に基づいた間
引き処理が行われた状態、図10(c)は、中継サーバの
送信キューMにおけるパケットのシーケンス番号の書き
換えが行われた状態を示している。図10(a)に示すよ
うに、例えば、入力パケットとして、シーケンス番号
(0)のパケットP(0)からシーケンス番号(5)の
パケットP(5)が、中継サーバとしてのデータ送信装
置104に入力される。ここで、パケットP(0),P
(2),P(4)は低優先度パケットであり、パケット
P(1),P(3),P(5)は高優先度パケットであ
る。受信手段11ではこれらの入力パケットが受信され
て、送信キュー管理手段12dに出力される。すると、
パケット優先度判定手段15では該送信キュー管理手段
12dにおける入力パケットの優先度の判定が行われ
る。また、送信パケット間引き手段23aでは、優先度
に基づいて、該送信キュー管理手段12dにおける間引
くべきパケットが判定され、図10(b)に示すように、
送信すべきパケットとしてパケットP(1),P
(3),P(5)が決定される。このとき、パケットヘ
ッダ更新手段24では、図10(c)に示すように、上記
間引きの結果残ったパケットP(1),P(3),P
(5)のヘッダ部Phにおける情報の更新が行われ、こ
の更新により、該パケットの間引きによる、各パケット
に付与されているシーケンス番号の欠落が生じないよ
う、送信されるパケットP(1),P(3),P(5)
のシーケンス番号情報Isの書き換えが行われる。
ンス番号「0」,「1」,「2」が設定されたパケット
P(1),P(3),P(5)が順次受信端末側に送信
される。但し、この場合、中継サーバの送信側(配信サ
ーバ)で生じたシーケンス番号の抜け、例えば、インタ
ーネットのパケットロスで生じたギャップ(シーケンス
番号の抜け)は、そのままにしてパケットの受信側端末
への送信が行われる。
ットの間引きによる、各パケットに付与されているシー
ケンス番号の欠落が生じないよう、送信されるパケット
のシーケンス番号の書き換えを行うので、パケットの間
引きにより再送要求やパケットロスの計算などに悪影響
が及ぶのを回避することができる。
ターネットのパケットロスによるギャップ(シーケンス
番号の抜け)は、そのままにしてパケットの受信側端末
への送信を行うので、中継サーバの送信側で生じた伝送
エラーによるエラーパケットは、受信端末側からの再送
要求によりリカバリーすることができる。
入力されるパケットを所定の規則に従って間引いて送信
する際には、該パケットの間引きによる、各パケットに
付与されているシーケンス番号の欠落が生じないよう、
送信されるパケットのシーケンス番号の書き換えを行う
ものについて説明したが、このような実施の形態4の送
信制御は、送信側から順次入力されるパケットの送信だ
けでなく、実施の形態1におけるパケットの再送やFE
Cパケットの送信、さらに同一パケットの繰り返し送信
の少なくとも1つに対して行うようにしてもよい。
データ送信装置は、出力側通信路におけるエラー発生率
が一定率以上であるとき、所定のパケットを繰り返し出
力する繰返し送信処理と、所定のパケットに対応する誤
り訂正符号を含む訂正パケットを送信する訂正パケット
送信処理を行うものである。
ータ送信装置を示すブロック図である。この実施の形態
5のデータ送信装置105は、実施の形態1〜4のデー
タ送信装置と同様、配信サーバ(送信側)と端末(受信
側)の間で伝送データを中継する中継サーバを構成する
ものである。このデータ処理装置105は、配信サーバ
から送信された入力パケットを受信する受信手段11
と、受信された入力パケットの送信順序を所定の情報に
基づいて設定する送信キュー管理手段12eと、該管理
手段12eにより設定された送信順序で上記各パケット
を送信する送信手段13とを有している。
入力パケットの優先度を判定するパケット優先度判定手
段15と、RTCP(Real-Time Control Protocol)等
により受信端末側から送信されてくる受信状況,例えば
通信エラー率や受信レート等を受信する端末受信状況通
知受信手段26と、送信キュー管理手段12eにおける
所定のパケットに対する誤り訂正符号を含む訂正パケッ
ト(FECパケット)を生成して送信キュー管理手段1
2eに出力する誤り訂正パケット生成手段(FEC)2
8とを有している。
記パケット優先度判定手段15の判定出力、及び端末受
信状況通知受信手段26にて受信された端末受信状況通
知に基づいて、送信キュー管理手段12eにおけるいず
れのパケットに対して繰り返し送出を行うかを判定する
繰り返し送出判定手段25と、上記パケット優先度判定
手段15の判定出力に基づいて、送信キュー管理手段1
2eにおけるいずれのパケットに対してFECパケット
を送出するかを判定するFECパケット送出判定手段2
7と、この判定手段27による判定出力に基づいて、所
定の高優先度パケットPaに対するFECパケットPfe
cを生成するFECパケット生成手段28とを有してい
る。ここで、上記送信キュー管理手段12eは、上記受
信手段11にて受信された入力パケットを一時的に格納
するデータバッファとしての送信キュー(図示せず)を
有し、繰り返し送出判定手段25の判定出力及びFEC
パケット送出判定手段27の判定出力に基づいて、入力
パケット,その繰り返し送出パケット,及びFECパケ
ットの送信順序を決定する構成となっている。
は、上記実施の形態5のデータ送信装置における送信レ
ート制御を説明するための模式図である。図12(a)
は、配信サーバから送信されたパケット(入力パケッ
ト)が中継サーバ(データ伝送装置)105の送信キュ
ーMに格納された状態、図12(b)は、該送信キューM
に繰り返し送信パケット及びFECパケットが追加され
た状態を示している。図12(a)に示すように、例え
ば、低優先度パケット及び高優先度パケットが交互に中
継サーバとしてのデータ送信装置105に入力される
と、受信手段11ではこれらの入力パケットが受信され
て、送信キュー管理手段12eに出力される。このと
き、パケット優先度判定手段15では該送信キュー管理
手段12eにおける入力パケットの優先度の判定が行わ
れる。また、端末受信状況通知受信手段26では、RT
CP(Real-Time Control Protocol)等により受信端末
側から送信されてくる受信状況,例えば通信エラー率や
受信レート等が受信される。
記パケット優先度判定手段15の判定出力、及び端末受
信状況通知受信手段26にて受信された端末受信状況通
知に基づいて、送信キュー管理手段12eにおけるいず
れのパケットに対して繰り返し送出を行うかが判定さ
れ、この判定手段25による判定結果に基づいて、パケ
ット繰り返し送出判定手段25では、繰り返し送出すべ
き高優先度パケットが決定されて、送信キュー管理手段
12eに通知される。また、FECパケット送出判定手
段27では、上記パケット優先度判定手段15の判定出
力に基づいて、送信キュー管理手段12eにおけるいず
れのパケットに対してFECパケット(訂正パケット)
Pfecを送出するかが判定され、この判定手段27によ
る判定出力に基づいて、FECパケット生成手段28で
は、所定の高優先度パケットPaに対するFECパケッ
トPfecが生成されて、送信キュー管理手段12eに出
力される。すると、送信キュー管理手段12eからは、
図12(b)に示すように、判定手段25により指定され
た所定の高優先度パケットPaに続けて、これと同一の
パケットPa1が送信手段13に出力されるとともに、
FECパケット生成手段28からのFECパケットPfe
cが送信手段13に出力される。そして、送信手段13
からは、入力パケットPa,Pbに加えて、所定の高優
先度パケットPaと同一のパケットPa1、及び対応す
るFECパケット訂正パケットPfecが受信端末側に送
信されることとなる。
装置105では、出力側通信路におけるエラー率が一定
以上のときのみ、優先度が一定値以上の高優先度パケッ
トの繰り返し送信、及び該高優先度パケットに対するF
ECパケットの送出が行われる。
に対してサーバ側となる中継サーバとしてのデータ送信
装置105では、RTCP等による受信端末の受信状況
(エラー率や受信レート)の報告を受け、出力通信路の
エラー率や伝送レートに応じてFECパケットの付加や
所定のパケットの繰り返し送信を行うので、受信状況に
応じて、通信エラーのリカバリーを、送信レート制御と
ともに行うことが可能となる。また、優先度が一定以上
のパケットに対して、FECパケットの付加や繰り返し
送信を行うので、送信レートの制御による伝送レートの
変動を小さく抑えることができる。なお、上記実施の形
態5では、受信端末側へ送信する入力パケットの間引き
処理は行っていないが、出力側通信路でのエラー率が一
定以上のとき、所定のパケットを間引いて送信レートを
下げるようにしてもよい。
路におけるエラー発生率が一定率以上であるとき、所定
のパケットを繰り返し出力する繰返し送信処理と、所定
のパケットに対応する誤り訂正符号を含む訂正パケット
を送信する訂正パケット送信処理を行うものについて説
明したが、このような実施の形態5の送信制御は、送信
側から順次入力されるパケットの送信だけでなく、実施
の形態1におけるパケットの再送やFECパケットの送
信、及び同一パケットの繰り返し送信の少なくとも1つ
に対して行うようにしてもよい。例えば、通信路のエラ
ー率が一定値未満の場合は、再送制御を行い、通信路の
エラー率が一定値以上の場合は、再送制御に加えて、同
一パケットの繰り返し送信及びFECパケットの送信の
少なくとも一方を行うようにしてもよい。また、通信路
のエラー率が一定値未満の場合は、特に誤りに対するリ
カバリーのための制御は行わず、通信路のエラー率が一
定値以上の場合は、再送制御、同一パケットの繰り返し
送信及びFECパケットの送信の少なくとも1つを行う
ようにしてもよい。
装置として、入力パケットの送信とともに、高優先度パ
ケットの繰り返し送信及びFECパケットの送信を行う
ものを示したが、データ伝送装置は、配信サーバ(送信
側)から順次入力される入力パケットを中継して受信端
末に出力する中継処理を行うとともに、高優先度パケッ
トの繰り返し送信及びFECパケットの送信のいずれか
一方をのみ行うものであってもよい。また、上記各実施
の形態1〜5では、データ送信方法として、送信側から
順次入力される入力パケットを中継して受信端末に出力
するデータ送信装置におけるものについて説明したが、
本発明の各請求項に係るデータ送信方法における基本原
理は、このような中継サーバにおけるものに限らず、例
えば、受信端末側から順次入力される入力パケットを中
継して送信側に出力する方法、あるいは配信サーバから
直接受信端末にデータを送信する方法にも適用可能であ
る。
るデータ送信方法によれば、入力パケットの送信ととも
に、再送パケット及びFECパケットの少なくとも一方
の送信を行う場合は、送信される再送あるいはFECパ
ケットのサイズに相当する分の低優先度パケットを間引
くようにしたので、入力パケットの中継だけでなく、再
送パケットや訂正パケットの送信を行う際にも、出力レ
ートの変動を抑制することができ、しかも、出力通信路
の容量に応じて効率よくデータ伝送を行うことができる
という効果がある。
法によれば、送信側から順次入力されるパケットを該各
パケットがその優先度の高い順に送信されるよう並べ変
える処理を、この並べ替えの対象となった全てのパケッ
トが再生時間に間に合って受信端末に到着するよう行う
ので、高優先度パケットの再送要求を、受信端末での再
生時間に基づいて決まる制限時間(端末での到着制限時
間)より前に行うことができる可能性が高くなるという
効果がある。
法によれば、同一優先度のパケットを間引く場合に再生
時間が一定時間間隔になるようパケットの間引きを行う
ので、受信側では、パケットの間引きに起因する再生画
像における違和感を小さく抑えることができるという効
果がある。
法によれば、送信側からの入力パケットのうち優先度の
高い前後2つの高優先度パケットの間に位置する、優先
度の低い低優先度パケットを間引く際には、上記後側の
高優先度パケットに近いものから順に間引くようにした
ので、MPEG方式により符号化されたデータを伝送す
る際には、パケットの間引きによる、受信側での復号化
処理の際に参照するデータの欠落を回避することがで
き、パケットの間引き処理による必要以上の画質の劣化
を防止することができる。
法によれば、送信側から入力される入力パケットに対し
て間引き処理を行う際には、優先度が同一である入力パ
ケットを一括して間引くようにしたので、MPEG方式
により符号化されたデータを伝送する場合など、画質の
維持に寄与しないデータが伝送されるのを回避して、伝
送レートの削減を受信側で得られる画質に応じて効果的
に行うことができる。
法によれば、パケットの間引きによる各パケットに付与
されているシーケンス番号の欠落が生じないよう、送信
されるパケットのシーケンス番号の書き換えを行うの
で、パケットの間引きにより再送要求の発生やパケット
ロスの計算などに悪影響が及ぶのを回避することができ
るという効果がある。
法によれば、受信端末に対してサーバ側となる中継サー
バとしてのデータ送信装置では、受信端末における受信
状況(エラー率や受信レート)の報告を受け、出力通信
路のエラー率や伝送レートに応じて所定のパケットの繰
り返し送信や所定のパケットに対するFECパケットの
付加等を行うので、受信状況に応じて、通信エラーのリ
カバリーを送信レート制御とともに行うことが可能とな
るという効果がある。
記載のデータ送信方法において、優先度が一定以上のパ
ケットに対して、FECパケットの付加や繰り返し送信
を行うので、受信状況に応じた送信レート制御が可能と
なるという効果に加えて、送信レートの制御による伝送
レートの変動を小さく抑えることができるという効果が
ある。
示すブロック図である。
信レート制御を説明するための模式図であり、入力パケ
ットがデータ伝送装置の送信キューに格納された状態
(図(a))、該送信キューにおけるパケットの送信順序
が設定された状態(図(b))、再送パケットのデータ構
造(図(c))、及びFECパケットのデータ構造(図
(d))を示している。
示すブロック図である。
信レート制御を説明するための模式図であり、入力パケ
ットがデータ伝送装置の送信キューMに格納された状態
(図(a))、該送信キューMにおけるパケットの並べ替
えが行われた状態(図(b))を示している。
示すブロック図である。
信レート制御を説明するための模式図であり、入力パケ
ットがデータ伝送装置の送信キューMに格納された状態
(図(a))、該送信キューMにおけるパケットの、優先
度に基づいた間引き処理が行われた状態(図(b))、該
送信キューMにおけるパケットの、タイムスタンプに基
づいた間引き処理が行われた状態(図(c))を示してい
る。
における送信レート制御を説明するための模式図であ
り、入力パケットがデータ伝送装置の送信キューMに格
納された状態(図(a))、該送信キューMにおける第1
の間引き処理が行われた状態(図(b))、該送信キュー
Mにおける第2の間引き処理が行われた状態(図(c))
を示している。
における送信レート制御を説明するための模式図であ
り、入力パケットがデータ伝送装置の送信キューMに格
納された状態(図(a))、該送信キューMにおける第1
の間引き処理が行われた状態(図(b))、該送信キュー
Mにおける第2の間引き処理が行われた状態(図(c))
を示している。
示すブロック図(図(a))及び入力パケットのデータ構
造を示す図(図(b))である。
送信レート制御を説明するための模式図であり、入力パ
ケットがデータ伝送装置の送信キューMに格納された状
態(図(a))、該送信キューMにおける低優先度パケッ
トの間引き処理が行われた状態(図(b))、及び該送信
キューMにおける高優先度パケットのシーケンス番号の
書き替え処理が行われた状態(図(c))を示している。
を示すブロック図である。
送信レート制御を説明するための模式図であり、入力パ
ケットがデータ伝送装置の送信キューMに格納された状
態(図(a))、該送信キューMに繰り返し送信パケット
及び訂正パケットが追加された状態(図(b))を示して
いる。
御を説明するための図であり、入力パケットが中継サー
バの送信キューMに格納された状態(図(a))、及び中
継サーバの送信キューMにおけるパケットの間引き処理
が行われた状態(図(b))を示している。
めの図であり、高優先度パケットのデータ構造(図
(a))及び低優先度パケットのデータ構造(図(b))を示
している。
を行う従来のデータ伝送装置を説明するためのブロック
図である。
管理手段 13 送信手段 14 再送指示受信手段 15 パケット優先度判定手段 16 送信パケット判定手段 17a,17b 出力遅延計算手段 18 再送用バッファ管理手段 18a 再送用バッファ 19 FECパケット生成手段 21 送信パケット並べ替え手段 22 タイムスタンプ判定手段 23,23a 送信パケット間引き手段 24 バッファヘッダ更新手段 25 パケット繰り返し送出判定手段 26 端末受信状況通知受信手段 27 FECパケット送出判定手段 28 FECパケット生成手段 101〜105 データ送信装置 M 中継サーバの送信キュー P1,P2,P3 第1,第2,第3のグループのパケ
ット Pa 高優先度パケット Pa1 繰り返し送信パケット Pb 低優先度パケット Pb1,Pb2 第1,第2の低優先度パケット Pd データ部 Ph ヘッダ部 Pfec FECパケット(訂正パケット) Pr 再送パケット P(n) 第n番目のパケット P(1)〜P(5) 第1〜第5番目のパケット Ip 優先度情報 Is シーケンス番号情報
Claims (8)
- 【請求項1】 送信側から順次入力される複数の入力パ
ケットを中継して受信端末に出力する中継処理を行うと
ともに、受信端末から再送指示された入力パケットを再
送する処理、及び所定の入力パケットに対する誤り訂正
符号を含む訂正パケットを送信する処理の少なくとも一
方の処理を行うデータ送信方法であって、 送信側からの入力パケットに付与されている優先度と、
再送指示された入力パケット及び訂正パケットの少なく
とも一方のパケットに付与されている優先度とを判定す
る判定処理と、 上記入力パケットを出力するとともに、上記再送指示さ
れた入力パケット及び訂正パケットの少なくとも一方の
パケットを出力する出力処理とを含み、 上記出力処理では、再送される入力パケットあるいは送
信される訂正パケットのサイズに相当する分の、優先度
が一定値より小さい低優先度パケットを間引くことを特
徴とするデータ送信方法。 - 【請求項2】 送信側から順次入力される複数のパケッ
トを中継して受信端末に出力するデータ送信方法であっ
て、 上記各パケットに付与されている優先度を判定する判定
処理と、 上記順次入力されるパケットを、所定数のパケットから
なるグループを処理単位として、各グループ内のパケッ
トがその優先度の高い順に送信されるよう並べ変える並
べ替え処理とを含み、 上記並べ替え処理では、上記各グループにおける上記並
べ替え処理の対象となるパケットの範囲を、各グループ
における最初に入力されたパケットから最後に入力され
たパケットまでのすべてのパケットが再生時間に間に合
って受信端末に到着する範囲とすることを特徴とするデ
ータ送信方法。 - 【請求項3】 送信側から順次入力される複数のパケッ
トを中継して受信端末に出力するデータ送信方法であっ
て、 上記各パケットに付与されている優先度を判定する判定
処理と、 上記複数のパケットに対して、その一部のパケットを間
引く処理を施して、残りのパケットを出力する出力処理
とを含み、 上記出力処理では、 上記送信側から入力される同一の優先度を持つ複数のパ
ケットに対しては、受信端末に到着した上記複数のパケ
ット各々に対応するデータ再生時間の間隔が等しくなる
よう上記間引き処理を施すことを特徴とするデータ送信
方法。 - 【請求項4】 送信側から順次入力される複数のパケッ
トを中継して受信端末に出力するデータ送信方法であっ
て、 上記各パケットに付与されている優先度を判定する判定
処理と、 上記複数のパケットに対して、その一部のパケットを間
引く間引き処理を施して、残りのパケットを出力する出
力処理とを含み、 上記出力処理では、 上記複数のパケットのうち優先度の高い前後2つの高優
先度パケットの間に位置する、優先度の低い低優先度パ
ケットを間引く際には、該2つの高優先度パケットのう
ちの後側の高優先度パケットに近いものから順に間引く
ことを特徴とするデータ送信方法。 - 【請求項5】 送信側から順次入力される複数のパケッ
トを中継して受信端末に出力するデータ送信方法であっ
て、 上記各パケットに付与されている優先度を判定する判定
処理と、 上記複数のパケットに対して、その一部のパケットを間
引く間引き処理を施して、残りのパケットを出力する出
力処理とを含み、 上記出力処理における間引き処理では、 優先度が同一である複数のパケットを一括して間引くこ
とを特徴とするデータ送信方法。 - 【請求項6】 送信側から順次入力される複数のパケッ
トを中継して受信端末に出力するデータ送信方法であっ
て、 上記各パケットに付与されているシーケンス番号を判定
する番号判定処理と、 上記各パケットに付与されている優先度を判定する優先
度判定処理と、 上記複数のパケットに対して、その一部のパケットを間
引く間引き処理を施して、残りのパケットを出力する出
力処理とを含み、 上記出力処理における間引き処理では、 該パケットの間引きによる、各パケットに付与されてい
るシーケンス番号の欠落が生じないよう、出力されるパ
ケットのシーケンス番号の書き換えを行うことを特徴と
するデータ送信方法。 - 【請求項7】 送信側から順次入力される複数のパケッ
トを中継して受信端末に出力するデータ送信方法であっ
て、 出力側通信路におけるエラー発生率を検出する検出処理
を含み、 該エラー発生率が一定率以上であるとき、所定のパケッ
トを繰り返し出力する繰返し送信処理と、所定のパケッ
トに対応する誤り訂正符号を含む訂正パケットを送信す
る訂正パケット送信処理の少なくとも一方の処理を行う
ことを特徴とするデータ送信方法。 - 【請求項8】 請求項7記載のデータ送信方法におい
て、 送信側から順次入力される各パケットに付与されている
優先度を判定する判定処理を含み、 該優先度が一定値以上であるパケットに対してのみ、上
記繰返し送信処理と訂正パケット送信処理の少なくとも
一方の処理を施すことを特徴とするデータ送信方法。
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