JP2000187551A - 入力装置 - Google Patents
入力装置Info
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- JP2000187551A JP2000187551A JP37821098A JP37821098A JP2000187551A JP 2000187551 A JP2000187551 A JP 2000187551A JP 37821098 A JP37821098 A JP 37821098A JP 37821098 A JP37821098 A JP 37821098A JP 2000187551 A JP2000187551 A JP 2000187551A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】コンピュータの入力装置を簡素化、軽量化、小
型化を可能にする。 【解決手段】例えば、先ずテレビカメラやデジタルカメ
ラ等を用いて指や手を撮影する。次にその画像から指や
手の位置や向きや動きを解析する。さらに解析結果を用
いてキーボード入力を得ることが可能である。例えば、
カメラの前に、紙に描かれたキーボードを設置する。そ
の紙に描かれたキーボードに対して、手を動かし、その
手の動きをカメラで撮影する。その画像から、キーボー
ドに対する手の動きが解析可能で、その解析結果を用い
てキーボード入力を得ることが可能である。紙に描かれ
たキーボードは、キーの配置を示す手段となっている。
キーの配置を示す手段として、電気回路の組み込まれて
いないキーボードを用いることも可能とされる。このよ
うな電気回路のキーボードを用いた場合、従来のキーボ
ードと同じ物理的感覚を得ることが可能である。
型化を可能にする。 【解決手段】例えば、先ずテレビカメラやデジタルカメ
ラ等を用いて指や手を撮影する。次にその画像から指や
手の位置や向きや動きを解析する。さらに解析結果を用
いてキーボード入力を得ることが可能である。例えば、
カメラの前に、紙に描かれたキーボードを設置する。そ
の紙に描かれたキーボードに対して、手を動かし、その
手の動きをカメラで撮影する。その画像から、キーボー
ドに対する手の動きが解析可能で、その解析結果を用い
てキーボード入力を得ることが可能である。紙に描かれ
たキーボードは、キーの配置を示す手段となっている。
キーの配置を示す手段として、電気回路の組み込まれて
いないキーボードを用いることも可能とされる。このよ
うな電気回路のキーボードを用いた場合、従来のキーボ
ードと同じ物理的感覚を得ることが可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ、モ
バイル装置、電話機、ファックス等の装置の入力技術に
関する。
バイル装置、電話機、ファックス等の装置の入力技術に
関する。
【0002】従来、入力デバイスによるコンピュータに
対するコマンドなどの入力においては、入力デバイスと
演算装置の間を有線あるいは無線で接続する必要があっ
た。さらに入力情報のすべてを入力デバイスから演算装
置にそれらの有線あるいは無線で伝送していた。また、
デバイスに対する入力の検出はスイッチやセンサーを用
いて行っていた。
対するコマンドなどの入力においては、入力デバイスと
演算装置の間を有線あるいは無線で接続する必要があっ
た。さらに入力情報のすべてを入力デバイスから演算装
置にそれらの有線あるいは無線で伝送していた。また、
デバイスに対する入力の検出はスイッチやセンサーを用
いて行っていた。
【0003】しかしながら、デバイスと演算装置を有線
で結ぶ場合は、コードを必要としていた。また無線で結
ぶ場合は、無線用の発信機をデバイスに取り付ける必要
があった。また、デバイスに対する入力をスイッチやセ
ンサーで検出していた。これら、コード、発信機、スイ
ッチまたはセンサーがコンピューターの入力装置の小型
化、簡素化、軽量化の障害になっていた。また、例えば
現在のキーボードにおいて、キーに対する手ないし指の
相対位置の確認の多くは視野の移動を伴っていた。すな
わち、位置を確認する際、画面からキーあるいはキーか
ら画面へと視野を移動させねばならなかった。画面から
キーあるいはキーから画面へと視野を移動させずにキー
入力が可能になるには、訓練を要していた。
で結ぶ場合は、コードを必要としていた。また無線で結
ぶ場合は、無線用の発信機をデバイスに取り付ける必要
があった。また、デバイスに対する入力をスイッチやセ
ンサーで検出していた。これら、コード、発信機、スイ
ッチまたはセンサーがコンピューターの入力装置の小型
化、簡素化、軽量化の障害になっていた。また、例えば
現在のキーボードにおいて、キーに対する手ないし指の
相対位置の確認の多くは視野の移動を伴っていた。すな
わち、位置を確認する際、画面からキーあるいはキーか
ら画面へと視野を移動させねばならなかった。画面から
キーあるいはキーから画面へと視野を移動させずにキー
入力が可能になるには、訓練を要していた。
【0004】本発明は手ないし指を用いた演算機の入力
方法において、値を入力する際に手ないし指のあるべき
位置を示す手段と、手ないし指を撮影した画像データか
ら、手の向き、手の位置、手の動き、指の向き、指の位
置ないし指の動きを解析する手段と、上記解析した結果
を用いて解析結果に対応する入力値を得る入力方法を用
いて上記課題を解決するものである。
方法において、値を入力する際に手ないし指のあるべき
位置を示す手段と、手ないし指を撮影した画像データか
ら、手の向き、手の位置、手の動き、指の向き、指の位
置ないし指の動きを解析する手段と、上記解析した結果
を用いて解析結果に対応する入力値を得る入力方法を用
いて上記課題を解決するものである。
【0005】また本発明は、上記入力方法において値を
入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段が、
画像出力装置を用いたものあるいは機械的な仕組みの入
力装置を用いたものあるいは音を用いたものである入力
方法を用いて上記課題を解決するものである。
入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段が、
画像出力装置を用いたものあるいは機械的な仕組みの入
力装置を用いたものあるいは音を用いたものである入力
方法を用いて上記課題を解決するものである。
【0006】また本発明は、上記入力方法において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置ないし画像出力装置と
手ないし指を撮影する手段あるいは手ないし指を撮影す
る手段を備えてなる入力方法を用いて上記課題を解決す
るものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置ないし画像出力装置と
手ないし指を撮影する手段あるいは手ないし指を撮影す
る手段を備えてなる入力方法を用いて上記課題を解決す
るものである。
【0007】また本発明は、上記入力方法において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置に対してなされた入力
の一部または全部を当該機械的な仕組みの入力装置から
演算機に伝送する手段を備えてなる入力方法を用いて上
記課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置に対してなされた入力
の一部または全部を当該機械的な仕組みの入力装置から
演算機に伝送する手段を備えてなる入力方法を用いて上
記課題を解決するものである。
【0008】また本発明は、上記入力方法において、入
力値がポインタの移動距離または機械的仕組みの入力装
置ないし画像出力装置によって示される値を入力する際
に手ないし指のあるべき位置からの手ないし指の相対位
置である入力方法を用いて上記課題を解決するものであ
る。
力値がポインタの移動距離または機械的仕組みの入力装
置ないし画像出力装置によって示される値を入力する際
に手ないし指のあるべき位置からの手ないし指の相対位
置である入力方法を用いて上記課題を解決するものであ
る。
【0009】また本発明は、上記入力方法において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置がキーボードあるいは
テンキーあるいはスイッチである入力方法を用いて上記
課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置がキーボードあるいは
テンキーあるいはスイッチである入力方法を用いて上記
課題を解決するものである。
【0010】また本発明は、上記入力方法において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての画像出力装置が、液晶あるいはディスプレイであ
る入力方法を用いて上記課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての画像出力装置が、液晶あるいはディスプレイであ
る入力方法を用いて上記課題を解決するものである。
【0011】また本発明は手ないし指を用いる演算機の
入力装置において、値を入力する際に手ないし指のある
べき位置を示す手段と、手ないし指を撮影した画像デー
タから、手の向き、手の位置、手の動き、指の向き、指
の位置ないし指の動きを解析する手段と、上記解析した
結果を用いて解析結果に対応する入力値を得る入力装置
を用いて上記課題を解決するものである。
入力装置において、値を入力する際に手ないし指のある
べき位置を示す手段と、手ないし指を撮影した画像デー
タから、手の向き、手の位置、手の動き、指の向き、指
の位置ないし指の動きを解析する手段と、上記解析した
結果を用いて解析結果に対応する入力値を得る入力装置
を用いて上記課題を解決するものである。
【0012】また本発明は、上記入力装置において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段
が、画像出力装置を用いたものあるいは機械的な仕組み
の入力装置を用いたものあるいは音を用いたものである
入力装置を用いて上記課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段
が、画像出力装置を用いたものあるいは機械的な仕組み
の入力装置を用いたものあるいは音を用いたものである
入力装置を用いて上記課題を解決するものである。
【0013】また本発明は、上記入力装置において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置ないし画像出力装置と
手ないし指を撮影する手段あるいは手ないし指を撮影す
る手段を備えてなる入力装置を用いて上記課題を解決す
るものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置ないし画像出力装置と
手ないし指を撮影する手段あるいは手ないし指を撮影す
る手段を備えてなる入力装置を用いて上記課題を解決す
るものである。
【0014】また本発明は、上記入力装置において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置に対してなされた入力
の一部または全部を当該機械的な仕組みの入力装置から
演算機に伝送する手段を備えてなる入力装置を用いて上
記課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置に対してなされた入力
の一部または全部を当該機械的な仕組みの入力装置から
演算機に伝送する手段を備えてなる入力装置を用いて上
記課題を解決するものである。
【0015】また本発明は、上記入力装置において、入
力値がポインタの移動距離または機械的仕組みの入力装
置ないし画像出力装置によって示される値を入力する際
に手ないし指のあるべき位置からの手ないし指の相対位
置である入力装置を用いて上記課題を解決するものであ
る。
力値がポインタの移動距離または機械的仕組みの入力装
置ないし画像出力装置によって示される値を入力する際
に手ないし指のあるべき位置からの手ないし指の相対位
置である入力装置を用いて上記課題を解決するものであ
る。
【0016】また本発明は、上記入力装置において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置がキーボードあるいは
テンキーあるいはスイッチである入力装置を用いて上記
課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての機械的な仕組みの入力装置がキーボードあるいは
テンキーあるいはスイッチである入力装置を用いて上記
課題を解決するものである。
【0017】また本発明は、上記入力方法において、値
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての画像出力装置が、液晶あるいはディスプレイであ
る入力装置を用いて上記課題を解決するものである。
を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す手段と
しての画像出力装置が、液晶あるいはディスプレイであ
る入力装置を用いて上記課題を解決するものである。
【0018】第1実施形態を、キーボードを用いたコン
ピュータ入力として説明する。先ずテレビカメラやデジ
タルカメラ等を用いて指や手を撮影する。次にその画像
から指や手の位置や向きや動きを解析する。さらに解析
結果を用いてキーボード入力を得ることが可能である。
例えば、カメラの前に、紙に描かれたキーボードを設置
する。その紙に描かれたキーボードに対して、手を動か
し、その手の動きをカメラで撮影する。その画像から、
キーボードに対する手の動きを解析することが可能で、
その解析結果を用いてキーボード入力を得ることが可能
である。紙に描かれたキーボードは、キーの配置を示す
手段となっている。キーの配置を示す手段として、電気
回路の組み込まれていないキーボードを用いることも可
能とされる。このような電気回路の組み込まれていない
キーボードを用いた場合、従来のキーボードと同じ物理
的感覚を得ることが可能である。しかも電気回路がない
ため、キーボードの軽量化、小型化、簡素化が可能であ
る。折畳式のキーボード等も作成可能となる。モバイル
装置などで、キーボードの収納スペースの確保が容易に
なる。さらにキー配置を示す手段として、画面出力を用
いることが可能である。先ず、画面にキーボードの画像
を出力しておく。次にカメラの前の手や指を撮影する。
さらに、その手や指の位置や向きや動きを解析する。そ
の解析結果とキーボード画像を合成する。この時には、
手や指の位置が、正しいキー入力位置とは限らない。入
力者はその合成された画像を見て、カメラの前の自らの
手や指の位置を正しいキー入力位置に修正することが可
能である。
ピュータ入力として説明する。先ずテレビカメラやデジ
タルカメラ等を用いて指や手を撮影する。次にその画像
から指や手の位置や向きや動きを解析する。さらに解析
結果を用いてキーボード入力を得ることが可能である。
例えば、カメラの前に、紙に描かれたキーボードを設置
する。その紙に描かれたキーボードに対して、手を動か
し、その手の動きをカメラで撮影する。その画像から、
キーボードに対する手の動きを解析することが可能で、
その解析結果を用いてキーボード入力を得ることが可能
である。紙に描かれたキーボードは、キーの配置を示す
手段となっている。キーの配置を示す手段として、電気
回路の組み込まれていないキーボードを用いることも可
能とされる。このような電気回路の組み込まれていない
キーボードを用いた場合、従来のキーボードと同じ物理
的感覚を得ることが可能である。しかも電気回路がない
ため、キーボードの軽量化、小型化、簡素化が可能であ
る。折畳式のキーボード等も作成可能となる。モバイル
装置などで、キーボードの収納スペースの確保が容易に
なる。さらにキー配置を示す手段として、画面出力を用
いることが可能である。先ず、画面にキーボードの画像
を出力しておく。次にカメラの前の手や指を撮影する。
さらに、その手や指の位置や向きや動きを解析する。そ
の解析結果とキーボード画像を合成する。この時には、
手や指の位置が、正しいキー入力位置とは限らない。入
力者はその合成された画像を見て、カメラの前の自らの
手や指の位置を正しいキー入力位置に修正することが可
能である。
【0019】現在のキーボードは、いずれのキーに対し
て入力が生じたかを、演算機に有線あるいは無線を通じ
て伝送している。一つ一つのキーに対して入力が生じた
か生じなかったかという情報を伝送するのではなく、キ
ーボード全体に対して入力が生じたかあるいは生じなか
ったかという情報をオンとオフの信号で演算機に伝送
し、いずれのキーに対して入力が生じたかを解析するの
には画像処理を用いるとすることも可能である。このよ
うに画像処理を用いたキーボードは、キー入力の判定を
多面的に行うことが可能になる。しかも、キーボードに
必要とされる機械的な仕組みは減少するため、キーボー
ドを軽量化、簡素化、小型化することが可能になる。
て入力が生じたかを、演算機に有線あるいは無線を通じ
て伝送している。一つ一つのキーに対して入力が生じた
か生じなかったかという情報を伝送するのではなく、キ
ーボード全体に対して入力が生じたかあるいは生じなか
ったかという情報をオンとオフの信号で演算機に伝送
し、いずれのキーに対して入力が生じたかを解析するの
には画像処理を用いるとすることも可能である。このよ
うに画像処理を用いたキーボードは、キー入力の判定を
多面的に行うことが可能になる。しかも、キーボードに
必要とされる機械的な仕組みは減少するため、キーボー
ドを軽量化、簡素化、小型化することが可能になる。
【0020】さらに、キーと手ないし指の相対位置を画
面に表示することで、画面から目を離さずに相対位置の
確認が可能になる。また、画像データを解析し、指がホ
ームポジションに来たときなど、特定の場合に音が出る
ようにすることで、キーボード入力の利便性が向上す
る。単に画像を映し出すだけでは指の下になったキーな
どが見えなくなるが、解析した結果を表示する場合、下
のキーの文字を再表示することや、拡大して表示するこ
とでそれらの確認を容易にすることが可能になる。
面に表示することで、画面から目を離さずに相対位置の
確認が可能になる。また、画像データを解析し、指がホ
ームポジションに来たときなど、特定の場合に音が出る
ようにすることで、キーボード入力の利便性が向上す
る。単に画像を映し出すだけでは指の下になったキーな
どが見えなくなるが、解析した結果を表示する場合、下
のキーの文字を再表示することや、拡大して表示するこ
とでそれらの確認を容易にすることが可能になる。
【0021】第二実施形態を、ポインタを用いたコンピ
ュータ入力として説明する。例えば、カメラの前におか
れた手が握りこぶしを作り、その握りこぶしがマウスを
示すとする。握りこぶしの動きを撮影し、その画像デー
タをもとに対応するポインタの移動量を解析する。例え
ば、握りこぶしを開いた時をクリックと対応させること
で、ポインタ入力が可能になる。
ュータ入力として説明する。例えば、カメラの前におか
れた手が握りこぶしを作り、その握りこぶしがマウスを
示すとする。握りこぶしの動きを撮影し、その画像デー
タをもとに対応するポインタの移動量を解析する。例え
ば、握りこぶしを開いた時をクリックと対応させること
で、ポインタ入力が可能になる。
【0022】第三実施形態を、多機能の装置に対する入
力装置とする。機能毎に入力方法が異なるとする。例え
ば、電話機能の場合には、数字による入力を必要とし
て、メール機能の時にはキーボード入力を必要として、
手帳機能の時は、パッド入力を必要とするとする。この
ような場合に、先ず機能を選択する。次に機能毎に対応
するボードをカメラの前に配置する。このボードには、
例えば電話機能の場合、数字の描かれたスイッチが描か
れているとする。このボードの上での手や指の位置や向
きや動きを撮影し、その画像データを解析する。その解
析結果からそれぞれのボードに応じた入力値を得ること
が可能である。
力装置とする。機能毎に入力方法が異なるとする。例え
ば、電話機能の場合には、数字による入力を必要とし
て、メール機能の時にはキーボード入力を必要として、
手帳機能の時は、パッド入力を必要とするとする。この
ような場合に、先ず機能を選択する。次に機能毎に対応
するボードをカメラの前に配置する。このボードには、
例えば電話機能の場合、数字の描かれたスイッチが描か
れているとする。このボードの上での手や指の位置や向
きや動きを撮影し、その画像データを解析する。その解
析結果からそれぞれのボードに応じた入力値を得ること
が可能である。
【0023】ボードの代わりに液晶を配置して、機能毎
に表示する画面を切り替えることも可能である。この場
合、タッチパネルの機能をパネル側にセンサーを配置す
ることなく構成可能である。例えば、液晶と手ないし指
を撮影し、その画像データから、手ないし指の位置や動
きや向きを解析し、その解析結果をポインタとして液晶
に表示するとする。ポインタの位置を再び画像として取
り込み、解析し、指の位置とポインタの位置が一致する
ようにポインタを再表示することで、解析の精度を増す
ことができる。また、表示されているポインタの位置と
指の位置をあえて一致させないことで、手や指が画面を
隠すことを防ぐことが可能である。この場合に、入力者
は指とは一致しないポインタの位置を画面で確認するこ
とで、現在の指の位置が画面におけるどの位置に対応し
ているかを認識可能である。
に表示する画面を切り替えることも可能である。この場
合、タッチパネルの機能をパネル側にセンサーを配置す
ることなく構成可能である。例えば、液晶と手ないし指
を撮影し、その画像データから、手ないし指の位置や動
きや向きを解析し、その解析結果をポインタとして液晶
に表示するとする。ポインタの位置を再び画像として取
り込み、解析し、指の位置とポインタの位置が一致する
ようにポインタを再表示することで、解析の精度を増す
ことができる。また、表示されているポインタの位置と
指の位置をあえて一致させないことで、手や指が画面を
隠すことを防ぐことが可能である。この場合に、入力者
は指とは一致しないポインタの位置を画面で確認するこ
とで、現在の指の位置が画面におけるどの位置に対応し
ているかを認識可能である。
【0024】第四実施形態を、複数のカメラによって手
や指の向きや位置や動きを撮影する方法を用いて説明す
る。撮影される手や指に対して、上面、前面、側面にカ
メラを配置することで、立体的に指や手の動きを解析す
ることが可能である。この解析結果を用いて入力値を得
ることが可能である。例えば、画面内に三次元の物体を
配置して、さらに解析した手や指をその画面に合成する
とする。すると画面内の物体に対して仮想的に接触ある
いは操作することが可能である。三次元の物体と実際に
配置し、撮影することも可能である。
や指の向きや位置や動きを撮影する方法を用いて説明す
る。撮影される手や指に対して、上面、前面、側面にカ
メラを配置することで、立体的に指や手の動きを解析す
ることが可能である。この解析結果を用いて入力値を得
ることが可能である。例えば、画面内に三次元の物体を
配置して、さらに解析した手や指をその画面に合成する
とする。すると画面内の物体に対して仮想的に接触ある
いは操作することが可能である。三次元の物体と実際に
配置し、撮影することも可能である。
【0025】また、撮影された手や指の画像データを解
析し、指や手が特定の動き、位置、向き等だった場合
に、特定のコマンドを実行するとすることも可能であ
る。
析し、指や手が特定の動き、位置、向き等だった場合
に、特定のコマンドを実行するとすることも可能であ
る。
【0026】実施例として、キーボード、ポインティン
グデバイス、ジョイスティック、タッチパネル、スイッ
チ等の入力装置と同様の入力装置さらにそれらに機能を
追加した装置を得ることが可能である。また、三次元の
物体を扱う入力装置も構成可能である。
グデバイス、ジョイスティック、タッチパネル、スイッ
チ等の入力装置と同様の入力装置さらにそれらに機能を
追加した装置を得ることが可能である。また、三次元の
物体を扱う入力装置も構成可能である。
【発明の効果】上記のように本発明により、さまざまな
入力装置を容易に構成することが可能である。また入力
装置を簡素化、小型化、軽量化することが可能である。
さらに入力装置の利便性も向上する。
入力装置を容易に構成することが可能である。また入力
装置を簡素化、小型化、軽量化することが可能である。
さらに入力装置の利便性も向上する。
Claims (14)
- 【請求項1】手ないし指を用いた演算機の入力方法にお
いて、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示
す手段と、手ないし指を撮影した画像データから、手の
向き、手の位置、手の動き、指の向き、指の位置ないし
指の動きを解析する手段と、上記解析した結果を用いて
解析結果に対応する入力値を得る入力方法。 - 【請求項2】請求項1の入力方法において、値を入力す
る際に手ないし指のあるべき位置を示す手段が、画像出
力装置を用いたものあるいは機械的な仕組みの入力装置
を用いたものあるいは音を用いたものである入力方法。 - 【請求項3】請求項1ないし請求項2の入力方法におい
て、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す
手段としての機械的な仕組みの入力装置ないし画像出力
装置と手ないし指を撮影する手段あるいは手ないし指を
撮影する手段を備えてなる入力方法。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3の入力方法におい
て、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す
手段としての機械的な仕組みの入力装置に対してなされ
た入力の一部または全部を当該機械的な仕組みの入力装
置から演算機に伝送する手段を備えてなる入力方法。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項4の入力方法におい
て、入力値がポインタの移動距離または機械的仕組みの
入力装置ないし画像出力装置によって示される値を入力
する際に手ないし指のあるべき位置からの手ないし指の
相対位置である入力方法。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項5の入力方法におい
て、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す
手段としての機械的な仕組みの入力装置がキーボードあ
るいはテンキーあるいはスイッチである入力方法。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項6の入力装置におい
て、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示す
手段としての画像出力装置が、液晶あるいはディスプレ
イである入力方法。 - 【請求項8】手ないし指を用いる演算機の入力装置にお
いて、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示
す手段と、手ないし指を撮影した画像データから、手の
向き、手の位置、手の動き、指の向き、指の位置ないし
指の動きを解析する手段と、上記解析した結果を用いて
解析結果に対応する入力値を得る入力装置。 - 【請求項9】請求項8の入力装置において、値を入力す
る際に手ないし指のあるべき位置を示す手段が、画像出
力装置を用いたものあるいは機械的な仕組みの入力装置
を用いたものあるいは音を用いたものである入力装置。 - 【請求項10】請求項8ないし請求項9の入力装置にお
いて、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を示
す手段としての機械的な仕組みの入力装置ないし画像出
力装置と手ないし指を撮影する手段あるいは手ないし指
を撮影する手段を備えてなる入力装置。 - 【請求項11】請求項8ないし請求項10の入力装置に
おいて、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を
示す手段としての機械的な仕組みの入力装置に対してな
された入力の一部または全部を当該機械的な仕組みの入
力装置から演算機に伝送する手段を備えてなる入力装
置。 - 【請求項12】請求項8ないし請求項11の入力装置に
おいて、入力値がポインタの移動距離または機械的仕組
みの入力装置ないし画像出力装置によって示される値を
入力する際に手ないし指のあるべき位置からの手ないし
指の相対位置である入力装置。 - 【請求項13】請求項8ないし請求項12の入力装置に
おいて、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を
示す手段としての機械的な仕組みの入力装置がキーボー
ドあるいはテンキーあるいはスイッチである入力装置。 - 【請求項14】請求項8ないし請求項13の入力装置に
おいて、値を入力する際に手ないし指のあるべき位置を
示す手段としての画像出力装置が、液晶あるいはディス
プレイである入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37821098A JP2000187551A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37821098A JP2000187551A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000187551A true JP2000187551A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18509483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37821098A Pending JP2000187551A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000187551A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020037106A (ko) * | 2000-11-13 | 2002-05-18 | 오희범 | 신체와 신체가 조작하는 물체의 인입 선단부의 3차원 감지시스템 |
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