-on

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on 、 on- 、 -on- 、 o'n 、 oʻn 、  、 ön 、 ön- 、 -ön 、および őn も参照。

ハンガリー語

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発音

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語源1

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語源不明

接尾辞

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-on (上格接尾辞)

  1. ​ 特定の空間の表面に接していることを示す。
    asztal + -onasztalon机の上に
    Egy váza van az asztalon.机の上に花瓶がある。
用法
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  • (上格接尾辞) 母音調和等による別形:
    -n: 語末が母音の語に付く。語末の -a-á- に、-e-é- に変わる。
    -on: 語末が子音の後舌母音の語に付く。
    -en: 語末が子音の非円唇前舌母音の語に付く。
    -ön: 語末が子音の円唇前舌母音の語に付く。

参照

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語源2

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語源不明

接尾辞

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-on

  1. (動詞形成接尾辞) 擬音語などから由来する語幹に付き動詞を形成し、瞬間的な動作を示す。
    osonこっそり抜け出す (瞬間的な要素はここには存在しない)
用法
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  • (動詞形成接尾辞) 母音調和等による別形:
    -on: 一部の後舌母音の語に付く。
    -an: 後舌母音の語に付く。
    -en: 前舌母音の語に付く。
活用
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語源3

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語源不明

接尾辞

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-on

  1. (副詞形成接尾辞) 形容詞から副詞を形成する。
    vak盲目の + -onvakon盲目的に、闇雲に
    gazdagon裕福な + -ongazdagonたくさん、豊富に
用法
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  • (副詞形成接尾辞) 母音調和等による別形:
    -n: 語末が母音の語に付く。語末の -a-á- に、-e-é- に変わる。
    -an: 大部分の語末が子音の後舌母音の語に付く。
    -on: 一部の語末が子音の後舌母音の語に付く。
    -en: 語末が子音の前舌母音の語および一部の母音で終わる前舌母音の語に付く。

語源4

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語源不明

接尾辞

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-on

  1. (主に方言, または古語・廃語, 人称接尾辞) 命令法不定活用3人称単数形を形成(現在の命令法の接尾辞 -jen にあたる、以前は直説法でも現れていた)。
    ad与えるadjon彼/彼女/それが与えるように
    vanある、いるvagyon彼/彼女がいる、それがある
用法
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  • (古い人称接尾辞) 母音調和等による別形:
    -n: 特定の不規則な語に付く。
    -on: 後舌母音の語に付く。
    -en: 非円唇前舌母音の語に付く。
    -ön: 円唇前舌母音の語に付く。

参照

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参考文献

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