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EF-Mレンズマウント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キヤノン EF/EF-S アダプター, 22mm 単焦点レンズと 18-55mm 標準ズームレンズ

EF-Mレンズマウント(イーエフエム レンズマウント)またはキヤノンEF-Mマウント(キャノン イーエフエム マウント)は、キヤノンミラーレスカメラ用のレンズマウントである。

概要

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ミラーレスカメラであるキヤノン EOS M用に開発されたレンズマウントである。 2012年に発売開始。口径約47mm(バヨネット爪の内側の径43.0mm)、フランジバックは18mm、マウント内下部に9点の電子接点を持つ完全電子制御マウントである。

EF-Sマウントレンズと比較すると、AF/MF切り替えスイッチが無い等の相違点がある。純正のEF/EF-Sマウントアタプターを介してEFマウントのレンズの一部を取り付け可能である。その際のAF/MF等の設定はレンズ側が本体側より優先される。

2023年10月19日、キヤノンは、EOS Mシステムの生産を全て終了した[1]

画像

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リスト

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焦点距離 焦点距離イメージ

(35mm判換算)

F値 発売年 マクロ STM IS フィルタ径
11–22mm 17.6–35.2 mm f/4–5.6 2013 No Yes Yes 55mm
18–55mm 28.8–88 mm f/3.5–5.6 2012 No Yes Yes 52mm
55-200mm 88-320 mm f/4.5-6.3 2014 No Yes Yes 52mm
22mm 35.2 mm f/2 2012 No Yes No 43mm
15-45mm 24-72 mm f/3.5-6.3 2015 No Yes Yes 49mm
28mm 45 mm f/3.5 2016 Yes Yes Yes 43mm
18-150mm 28.8–240 mm f/3.5 – 6.3 2016 No Yes Yes 55mm
32mm 51.2 mm f/1.4 2018 No Yes No 43mm

脚注

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  1. ^ Lapidot, Omri Keren (2023年10月29日). “キヤノン、EOS-Mシステムを廃止-初のミラーレスカメラプラットフォームを終了” (jp-JP). CineD. 2024年8月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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