石田スイ
いしだ スイ 石田 スイ | |
---|---|
生誕 |
1986年12月28日(37歳) 日本・福岡県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2010年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
代表作 | 『東京喰種トーキョーグール』[1] |
石田 スイ(いしだ スイ、1986年12月28日[2][3] - )は、日本の男性漫画家[4][5]。福岡県出身・在住。代表作は『東京喰種トーキョーグール』[1]。
来歴
[編集]デビュー前は「そとなみ」名義で新都社でWeb漫画を連載していた[6]。
2010年、ヤングジャンプ月例第113回MANGAグランプリにて『東京喰種』が準優秀賞を受賞[3]。同作が2011年3月発売の『ミラクルジャンプ』No.2に掲載され、デビューを果たす[3]。
2011年、『週刊ヤングジャンプ』にて2011年41号より『東京喰種トーキョーグール』を連載開始。同作は2014年42号をもって連載終了。同年46号からは続編『東京喰種トーキョーグール:re』を開始し、2018年31号まで連載した。
2019年、ブロッコリーとの共同プロジェクト『ジャックジャンヌ』を発表[7]。
2021年、ウェブコミック配信サイト『となりのヤングジャンプ』にて5月10日より『超人X』を連載開始[8]。
人物
[編集]1986年12月28日生まれ[2][3]。姉と妹がいる。姉は小説家で漫画家の十和田シン[9]。福岡県で生まれたが、父親の転勤で頻繁に引っ越しをしており、徳島県、東京都、神奈川県、佐賀県、幼稚園の頃は台湾にも住んでいた[9][10]。小学1年生の頃、姉の影響で絵を描き始めた。いつしか漫画に興味を持ち始め、やっとの思いで漫画用具セットを入手し、しばらくそれを使って絵を描いていたが、一度畳に墨をこぼして大変な目に遭い、それ以来使わなくなった[10]。
石田の父親は非常に厳しかったため、家庭内では抑圧を感じていた[9][10]。中学時代、勉強への意欲を失い、親の支配から逃れるために寮のある高専に進学した[10]。高専時代は学業を放棄し、ゲームやCGの勉強に明け暮れた[10]。卒業後はやりたい仕事に就けず悩んでいたが、父親と口論になった際に、父親に対して「俺はもう死んでいる。」と発言したことでついに父親も折れて就職を強要しなくなった[10]。そのため、漫画家の道を選択した[10]。
YouTube
[編集]石田お寿司🍣チャンネル | |
---|---|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2018年3月19日 - |
登録者数 | 4.51万人 |
総再生回数 | 1,785,757回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年5月7日時点。 |
2018年に自身のYouTubeチャンネル「石田お寿司🍣チャンネル」を開設した。主に不定期でYouTube Liveにて絵描き配信やゲーム配信をしている他、自身が作画から声優まで務めるショートアニメ「どうぶつラップ」といったコンテンツがある[11]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]- 東京喰種トーキョーグール(『週刊ヤングジャンプ』2011年41号 - 2014年42号、全14巻)
- 東京喰種トーキョーグール:re(『週刊ヤングジャンプ』2014年46号 - 2018年31号、全16巻)
- 超人X(『となりのヤングジャンプ』2021年5月10日 - 、既刊11巻)
読切・短編
[編集]- 東京喰種(『ミラクルジャンプ』No.2)
- 東京喰種トーキョーグール[リゼ](『ミラクルジャンプ』No.6) - 『東京喰種トーキョーグール』の単行本5巻に収録
- 東京喰種トーキョーグール[JACK](『ジャンプLIVE』2013年#001 - #006) - 電子書籍
- 東京喰種トーキョーグール[JOKER](『週刊少年ジャンプ』2014年31号) - 『東京喰種トーキョーグール:re』の単行本3巻に収録
- 無題[12](『少年ジャンプ+』2016年6月9日公開) - 『HUNTER×HUNTER』のヒソカを主人公としたネーム作品
- PUPPET(『となりのヤングジャンプ』2022年7月22日公開[13]) - 『ジャックジャンヌ』をテーマとした作品[13]
- PARSLEY(『となりのヤングジャンプ』2024年12月4日公開[14]) - 『ジャックジャンヌ』を題材とした作品[14]
原作・イラスト
[編集]- 東京喰種トーキョーグール[日々](2013年7月) - 小説:十和田シン
- 東京喰種トーキョーグール[空白](2014年6月) - 小説:十和田シン
- 東京喰種トーキョーグール[昔日](『ミラクルジャンプ』2014年7月号 - 11月号、2014年12月) - 小説:十和田シン
- 東京喰種トーキョーグール:re[quest](2016年12月) - 小説:十和田シン
イラスト集・資料集
[編集]- 東京喰種トーキョーグール[zakki](2014年10月)
- 東京喰種トーキョーグール[zakki:re](2019年3月)
- ジャックジャンヌ Complete Collection -sui ishida works-(2021年4月)
ゲーム
[編集]- ジャックジャンヌ(2020年、原作・キャラクターデザイン・シナリオ)
- 東京喰種トーキョーグール JAIL
アルバムジャケット
[編集]- MIYAVI 『NO SLEEP TILL TOKYO』
- TK from 凛として時雨 『彩脳』[15]
その他
[編集]- THE PENISMAN - 週間ヤングVIPにて公開(現在閲覧不可能)
- 学習まんが 日本の歴史 第10巻(全面新版) - 表紙絵(2016年10月28日)
- ドラマ『ムーンナイト』 - 描き下ろしイラスト(2022年4月[16])
- TK from 凛として時雨 「彩脳 -Sui Side-」 - 作詞[15]
- LIAR 鐘の鳴る夜は真実を隠す(著:田中佳祐、2024年4月18日発売[17]) - 挿画[17]
関連人物
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “漫画家・石田スイ、“闇”を生きる「東京喰種」カネキ&ムーンナイトを描き下ろし”. ORICON NEWS. ORICON (2022年4月14日). 2024年4月18日閲覧。
- ^ a b 中山敦支 (2013年12月28日). “@sotonami 石田スイ先生、ギリギリ滑り込みお誕生日おめでとうございます!!”. Twitter. 2015年3月28日閲覧。
- ^ a b c d “石田 スイ(漫画家)”. マンガペディア. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “【福岡市】 レギュラーのデジタルアシスタント募集しています”. J.A.C.(Japan Assistants Club) (2011年11月24日). 2018年2月9日閲覧。
- ^ “Reol - 第六感ラジオ Part.1 - YouTube ※対談”. www.youtube.com. 2020年8月15日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “石田スイ×ブロッコリーの新プロジェクト始動!渋谷エリアで屋外広告や号外配布も”. コミックナタリー. (2019年3月15日) 2019年3月15日閲覧。
- ^ “[第1話] 超人X”. となりのヤングジャンプ. 集英社 (2021年5月10日). 2021年5月11日閲覧。
- ^ a b c d (日本語) お寿司なつやすみ(with十和田さん:姉) 2024年5月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 東京喰種トーキョーグール:re第16巻あとがき
- ^ “石田お寿司🍣チャンネル - YouTube”. www.youtube.com. 2023年5月24日閲覧。
- ^ “冨樫義博×石田スイ 特別対談”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2021年5月11日閲覧。
- ^ a b “石田スイが描く「ジャックジャンヌ」の読切「PUPPET」、となジャンで公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年7月22日). 2022年7月22日閲覧。
- ^ a b “「ジャックジャンヌ」石田スイが描く新作読切が104Pの大ボリュームで登場”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年12月4日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ a b “時雨TKアルバムジャケットは石田スイ描き下ろし、又吉直樹やちゃんMARIらも参加”. 音楽ナタリー (2020年3月10日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “石田スイがマーベル・スタジオのドラマ「ムーンナイト」のビジュアル描き下ろし”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月14日) 2022年4月14日閲覧。
- ^ a b “「東京喰種」石田スイが装画を担当、ミステリーゲーム小説シリーズ「LIAR」第1弾”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月3日). 2024年4月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 石田スイ (@sotonami) - X(旧Twitter)
- 石田スイ 総合 sui Ishida official (@sui_ishida_jpn) - X(旧Twitter)
- 石田お寿司🍣チャンネル - YouTubeチャンネル