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片山雅史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

片山 雅史(かたやま まさひと)は、日本画家現代美術家九州大学大学院芸術工学研究院准教授東京都に生まれ、京都府で育つ。

1982年、京都市立芸術大学美術学部卒業。1984年、京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。1988年アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成により米国ニューヨークに滞在。1995年、文化庁派遣芸術家在外研修員として英国ロンドンに滞在、ロンドン大学ゴールドスミス校に在籍。京都市立芸術大学在学中より活動を始める。

活動初期には、「風のなる日のために」「風の系譜」と題された黒い筆致によるモノクロームの抽象絵画を展開。その後、1990年中頃より金地にシルエットの植物が描かれたHANAシリーズを、1990年代後半より視覚と記憶との関係に関心を持って制作された「皮膜」シリーズを発表。2010年より螺旋など主とした墨線の集積による絵画作品を発表。近年は[いつ?]絵画作品発表の他、アートを生かした地域活性のプロジェクト、ワークショップなども行う。一部作品は原美術館福岡市美術館などに収蔵されている。

主な展覧会

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参考文献

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  • 山本香瑞子編 片山雅史「皮膜2004/知覚の森へ」 福岡市美術館出版 2004年
  • 片山雅史著 絵画作品「皮膜」について 芸術工学研究1 45-56 九州大学芸術工学研究編集委員会 2004年
  • 中井康之著「見ることを考えさせる絵画」 美術手帖5月号 171-174, 美術出版社 2007年

外部リンク

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