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日東紡績

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日東紡績株式会社
NITTO BOSEKI CO.,LTD.
本社が入る麴町大通りビル(東京都千代田区)
本社が入る麴町大通りビル(東京都千代田区)
種類 株式会社
機関設計 指名委員会等設置会社[1]
市場情報
東証プライム 3110
1949年5月16日上場
大証1部(廃止) 3110
2013年7月12日上場廃止
略称 日東紡、Nittobo、ニットーボー
本社所在地 日本の旗 日本
102-8489
東京都千代田区麹町2-4-1
北緯35度41分04.3秒 東経139度44分25.5秒 / 北緯35.684528度 東経139.740417度 / 35.684528; 139.740417座標: 北緯35度41分04.3秒 東経139度44分25.5秒 / 北緯35.684528度 東経139.740417度 / 35.684528; 139.740417
本店所在地 960-8161
福島県福島市郷野目字東1
北緯37度44分8.4秒 東経140度27分44.3秒 / 北緯37.735667度 東経140.462306度 / 37.735667; 140.462306
設立 1918年大正7年)4月22日
業種 ガラス・土石製品
法人番号 4380001001146 ウィキデータを編集
事業内容 各種繊維、繊維工業品の製造加工および販売
ロックウール、ロックウール製品ならびに各種建築材料の製造、加工および販売
グラスファイバー、グラスファイバー製品の製造、加工および販売 他
代表者 辻裕一取締役代表執行役社長
資本金 196億99百万円(2019年3月31日)
売上高 連結:822億94百万円
単独:498億70百万円
(2019年3月期)
純資産 連結:907億40百万円
単独:686億02百万円
(2019年3月末現在)
総資産 連結:1,510億00百万円
単独:1,116億94百万円
(2019年3月末現在)
従業員数 連結:2,414名/単体:820名
(2019年3月末現在)
決算期 3月31日
主要子会社 パラマウント硝子工業など
関係する人物 安藤與惣次郎(創業者)
外部リンク www.nittobo.co.jp ウィキデータを編集
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日東紡績株式会社(にっとうぼうせき)は、日本の繊維メーカー。1923年(大正12年)4月1日に福島紡織(1918年(大正7年)設立の旧福島精練製糸)と片倉製糸岩代紡績所(1898年(明治31年)設立の旧郡山絹糸紡績)が統合して創立された[2]。商標は「火山」。

1933年(昭和8年)には日本で初めて自社技術によるステープル・ファイバー(スフ)の工業化に成功した[2]。また、1938年(昭和13年)には世界初のグラスファイバーの工業化と日本初のロックウールの工業化にも成功した[2]

かつては綿紡績の大手として日本十大紡績会社(十大紡[3])の一角を占めていたが、繊維事業は縮小の傾向にあり、現在では売上高の8割を非繊維事業が占めている。無機材料の高温溶融による繊維化の分野で高い技術力を持ち、ガラス繊維は国内トップレベルのシェアを誇る。これらの理由から、現在では証券取引所における所属業種が、繊維からガラス・土石製品に変更されている。

沿革

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  • 1918年大正7年) - 滋賀県坂田郡長濱町出身の安藤與惣次郎(中合創業家)が資本金50万円で福島市清明町に福島精練製糸株式会社設立。
  • 1919年(大正8年) - 福島紡織株式会社に改称。
  • 1923年(大正12年) - 片倉製糸紡績株式会社岩代紡績所を買収し、日東紡績株式会社に改称 社長に片倉三平就任。
  • 1938年昭和13年) - 日本で初めてロックウールの製造を開始。同年、日本で初めてガラス繊維の製造方法を完成。
  • 1949年(昭和24年) - 日本で初めてグラスウールの製造を開始。
  • 1997年平成9年) - ニットービバレッジ株式会社を設立し、飲料事業を開始。
  • 2023年令和5年) - ニットービバレッジ株式会社全株式をライフドリンク カンパニーへ譲渡[4][5][6]

事業所

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発祥之碑

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郡山絹糸紡績株式会社の紡績工場(郡山市麓山)は日東紡績の郡山工場となり、1957年(昭和32年)に日東紡社友会が敷地内に「日東紡発祥之碑」を建立した[7]。その後、同工場は1991年(平成2年)8月に操業を終了し、跡地は郡山市に売却されて21世紀記念公園麓山の杜として整備された[7]。石碑は移設され、日東紡富久山事業センター内に保管されていたが、2023年(令和5年)の日東紡績株式会社創立100周年記念事業の一環で郡山市に寄贈され、産業史を追想するモニュメントとして創業の地に当たる同公園内に再度移設されることになった[7]

また郡山絹糸紡績が安積疏水に建設した沼上水力発電所は、日本遺産(未来を拓いた「一本の水路」)のひとつに指定されている。

脚注

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  1. ^ コーポレートガバナンス - 日東紡績株式会社
  2. ^ a b c History 1923-2023”. 日東紡績. 2024年6月2日閲覧。
  3. ^ 大日本紡績東洋紡績鐘淵紡績富士紡績日清紡績倉敷紡績大和紡績敷島紡績、日東紡績、呉羽紡績(東洋紡に合併)の十社のことを指す。
  4. ^ 株式の取得(子会社化)に関する株式譲渡契約締結のお知らせライフドリンク カンパニー 2022年11月8日
  5. ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ日東紡 2022年11月8日
  6. ^ ライフドリンクカンパニー<2585>、日東紡<3110>傘下で清涼飲料水製造のニットービバレッジを子会社化M&A online 2022年11月8日
  7. ^ a b c 日東紡績発祥之碑寄附受納及び感謝状の贈呈について”. 郡山市 (2024年3月22日). 2024年6月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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