戸田公園駅
戸田公園駅 | |
---|---|
西口(2014年4月) | |
とだこうえん Toda-Kōen | |
(1.3 km) 戸田 JA 19► | |
所在地 | 埼玉県戸田市本町四丁目15-1 |
駅番号 | JA18 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■埼京線 (線路名称上は東北本線の支線) |
キロ程 |
5.5 km(赤羽起点) 大崎から24.4 km |
電報略号 | トコ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線(通過線2線あり) |
乗車人員 -統計年度- |
32,387人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)9月30日 |
備考 |
直営駅(管理駅) 話せる指定席券売機設置駅[1][2] |
戸田公園駅(とだこうえんえき)は、埼玉県戸田市本町四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJA 18。
当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(支線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。 埼京線は当駅から大宮方面が大宮支社の管轄となる。
歴史
[編集]- 1985年(昭和60年)9月30日:日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 1991年(平成3年)11月22日:駅構内にビーンズ戸田公園が開店[4]。
- 1992年(平成4年)7月21日:自動改札機を設置し、使用を開始する[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2007年(平成19年)8月1日:1番線の発車メロディが戸田市歌「ああ わが戸田市」に変更[6][7]。
- 2017年(平成29年)11月4日:ATACSの導入により入線速度が向上。
- 2022年(令和4年)
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線(副本線)とその外側に2線の通過線(本線)を有する高架駅である。快速の停車駅ではあるが、通勤快速は通過し、平日の朝夕ラッシュ時には一部の各駅停車が通勤快速を待避する。なお、本線を走行する列車は平日ダイヤの通勤快速と回送列車のみ(南与野駅も同様)。高架下に駅舎があり、出入り口は駅舎の北東と南西側にある。
浦和西営業統括センター管内の直営駅(駅長配置)であり、管理駅として戸田駅・北戸田駅を管理している。話せる指定席券売機[1][2]、自動改札機が設置されている。
ATACS導入前までは、ATCのシステム上、当駅に停車する電車はホーム進入前に25km/h以下に減速してから再加速し分岐器を通過するため、車内が大きく揺れることがあった[注釈 1]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 埼京線 | 南行 | 池袋・新宿・大崎・りんかい線・相鉄線方面 |
上り | |||
2 | 北行 | 武蔵浦和・大宮・川越方面 | |
下り |
(出典:JR東日本:駅構内図)
発車メロディ
[編集]1番線は戸田市歌である「ああ わが戸田市」[6]、2番線はテイチク製の発車メロディが使用されている。
1 | ああ わが戸田市 | |
---|---|---|
2 | コーラルリーフ |
ステーションカラー
[編集]1985年(昭和60年)9月30日開業の埼京線の各駅(北赤羽 - 北与野間)には駅ごとに色が設定され、JR移行後も引き継がれている。当駅のカラーは水色(■)である。
-
改札口(2023年1月)
-
切符売り場(2023年1月)
-
ホーム(2023年2月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は32,387人である[利用客数 1]。赤羽駅 - 大宮駅間の通勤快速通過駅の中では最も乗車人員が多い。
毎年8月第1土曜日に国道17号本線(中山道)の戸田橋と新大宮バイパスの笹目橋の間の荒川河川敷で開催される「戸田橋花火大会」開催時にはホーム・コンコースともに混雑し、入場制限が行われる場合もある。この際には改札横の店舗(丸亀製麺ビーンズ戸田公園)を臨時休業の上で店内に簡易Suica改札機を設置し、臨時改札として運用する。
開業後の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
1985年(昭和60年) | [備考 1]6,362 | |||
1986年(昭和61年) | 9,755 | |||
1987年(昭和62年) | 11,406 | |||
1988年(昭和63年) | 13,582 | |||
1989年(平成元年) | 14,918 | |||
1990年(平成 | 2年)16,424 | |||
1991年(平成 | 3年)17,982 | |||
1992年(平成 | 4年)19,273 | |||
1993年(平成 | 5年)19,916 | |||
1994年(平成 | 6年)20,276 | |||
1995年(平成 | 7年)21,167 | |||
1996年(平成 | 8年)22,042 | |||
1997年(平成 | 9年)7,910 | 14,625 | 22,535 | |
1998年(平成10年) | 7,864 | 15,002 | 22,866 | |
1999年(平成11年) | 7,943 | 15,135 | 23,078 | [埼玉県統計 1] |
2000年(平成12年) | 8,022 | 15,747 | [JR 1]23,769 | [埼玉県統計 2] |
2001年(平成13年) | 8,468 | 16,431 | [JR 2]24,900 | [埼玉県統計 3] |
2002年(平成14年) | 8,555 | 17,084 | [JR 3]25,639 | [埼玉県統計 4] |
2003年(平成15年) | 8,900 | 17,643 | [JR 4]26,543 | [埼玉県統計 5] |
2004年(平成16年) | 9,073 | 18,316 | [JR 5]27,389 | [埼玉県統計 6] |
2005年(平成17年) | 9,025 | 18,742 | [JR 6]27,767 | [埼玉県統計 7] |
2006年(平成18年) | 9,096 | 19,054 | [JR 7]28,150 | [埼玉県統計 8] |
2007年(平成19年) | 9,209 | 19,676 | [JR 8]28,886 | [埼玉県統計 9] |
2008年(平成20年) | 9,151 | 19,763 | [JR 9]28,914 | [埼玉県統計 10] |
2009年(平成21年) | 9,033 | 20,033 | [JR 10]29,067 | [埼玉県統計 11] |
2010年(平成22年) | 8,910 | 20,426 | [JR 11]29,336 | [埼玉県統計 12] |
2011年(平成23年) | 9,059 | 20,691 | [JR 12]29,750 | [埼玉県統計 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]9,231 | [JR 13]21,580 | [JR 13]30,811 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]9,537 | [JR 14]22,468 | [JR 14]32,005 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]9,632 | [JR 15]22,376 | [JR 15]32,008 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]9,980 | [JR 16]23,446 | [JR 16]33,427 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]10,128 | [JR 17]24,001 | [JR 17]34,129 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]10,221 | [JR 18]24,443 | [JR 18]34,665 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]10,260 | [JR 19]24,684 | [JR 19]34,944 | [埼玉県統計 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]9,860 | [JR 20]24,617 | [JR 20]34,478 | [埼玉県統計 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]7,247 | [JR 21]19,126 | [JR 21]26,373 | [埼玉県統計 22] |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]9,016 | [JR 22]19,502 | [JR 22]28,519 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]10,144 | [JR 23]20,700 | [JR 23]30,915 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]10,857 | [JR 24]21,530 | [JR 24]32,387 |
- 備考
- ^ 1985年9月30日開業。開業日から翌年3月31日までの計183日間を集計したデータ。
駅周辺
[編集]駅名の由来である戸田公園は、荒川の水を引き込んだ戸田ボートコースをはじめ、荒川の河川敷に広がる野球用のグラウンドなどの総称である。
駅の周辺は主に住宅地である。西に約1キロメートル離れて工場・倉庫地区がある。戸田オリンピックボートコースまでは南に約400メートルほどだが、コースの西端にある戸田競艇場は駅から約2キロメートル西にある。
戸田市役所など、行政の中心は隣の戸田駅の方が至近である。しかし、当駅のほうが乗車人員が多いことや快速が停車することなどから、『JTB時刻表』では当駅が戸田市の代表駅とされている。
- サミットストア 戸田公園駅店(ビーンズ戸田公園内)
- 埼玉県立戸田公園[10]
- 戸田市こどもの国
- 戸田公園住宅展示場
- 戸田市役所戸田公園駅前行政センター
- 戸田市上戸田福祉センター
- 戸田市立勤労青少年ホーム
- 戸田中央総合病院
- 戸田公園駅前郵便局
- 戸田本町郵便局
- 国道17号(中山道)
- 戸田橋(国道17号中山道。埼玉県・東京都 都県境)
- 埼玉県道68号練馬川口線(オリンピック通り)
- 中央病院通り
- マツモトキヨシ 戸田本町店
- セキ薬局 戸田公園店
- 東横イン埼玉戸田公園駅西口
- ジェクサー・フィットネスクラブ戸田公園 - 東京寄りの高架下に立地。ジェイアール東日本スポーツが運営。
- ファッションセンターしまむら戸田南店
- スーパーバリュー戸田店
- ロイヤルホームセンター戸田公園
バス路線
[編集]コミュニティバスも含めてすべて国際興業バスにより運行される。
- 西口
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “JR東日本路線図(東京近郊エリア拡大図)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月22日閲覧。
- ^ a b “駅の情報(戸田公園駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月17日閲覧。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、422頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “戸田公園駅にもSC”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1991年11月26日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-114-7。
- ^ a b “市の歌で出発進行 戸田の3駅”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 33 東京朝刊. (2007年8月1日)
- ^ 戸田市歌「ああ わが戸田市 - 戸田市
- ^ a b “大宮支社の現業機関における柔軟な働き方の実現及び業務体制の見直しについて提案を受ける!(4月15日)〜その2〜” (PDF). JR東労組大宮地本 (2022年4月21日). 2022年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
- ^ “駅の情報(戸田公園駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月1日閲覧。
- ^ 戸田公園TOP | さいたまの公園 - 公益財団法人埼玉公園緑地協会
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
利用状況
[編集]- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- JRの統計データ
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和3年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(戸田公園駅):JR東日本
- ビーンズ戸田公園