徐庸徳
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||
カタカナ | ソ・ヨンドク | |||||
ラテン文字 | Seo Yong Duk | |||||
ハングル | 서용덕 | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 大韓民国 | |||||
生年月日 | 1989年9月10日(35歳) | |||||
身長 | 176cm | |||||
体重 | 70kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足[1][2] | |||||
ユース | ||||||
彦南高校 | ||||||
延世大学校 | ||||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2009-2010 | 大宮アルディージャ | 5 | (0) | |||
2010 | FC東京 | 0 | (0) | |||
2011-2014 | カターレ富山 | 118 | (13) | |||
2014-2015 | 蔚山現代FC | 20 | (1) | |||
2016-2018 | FC安養 | 34 | (3) | |||
2017-2018 | → 牙山ムグンファFC | 19 | (0) | |||
2018-2019 | 釜山アイパーク | 10 | (0) | |||
2020 | ホーチミン・シティFC | 13 | (1) | |||
通算 | 219 | (18) | ||||
代表歴 | ||||||
2007-2009 | 韓国 U-20 | |||||
2010 | 韓国 U-21 | 0 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
徐 庸徳(ソ・ヨンドク、朝鮮語: 서용덕、1989年9月10日 - )は、大韓民国出身のプロサッカー選手。ポジションは主にミッドフィールダー(MF)。
来歴
[編集]小学校4年時にサッカーを始める[2]。彦南高校在学中には、2007年開催の大統領金杯で決勝点を挙げる活躍[3]。延世大学校に進学し、2009年夏季ユニバーシアード(ベオグラード)のサッカー競技に出場。同年、U-20韓国代表としてFIFA U-20ワールドカップに出場し、ベスト8進出に貢献した[4]。高校及び大学の同期には崔正漢、金民友がいる[5]。
大学卒業を待たずにプロ入りすることを決心し[4] 2009年6月、Jリーグ・大宮アルディージャへプロC契約で加入[1]。しかし自らが「尊敬する」[6] とするチャン・ウェリョン監督が解任されたことなどから多くの出場機会は得られなかった。
2010年7月、FC東京へ期限付き移籍[7][8]。8月4日のスルガ銀行チャンピオンシップが移籍後の初出場となったが、以後は負傷もあって[9] なかなか出場機会を得られず、アジア競技大会に臨むU-21韓国代表からも外れた[4]。プロ入り後初の先発出場となった天皇杯4回戦ジェフ千葉戦では、大熊清監督から武器として認められていたドリブル[10] から2得点に絡む活躍を見せた[11]。同年限りで移籍期間満了となり退団[12]。
2011年よりカターレ富山へ完全移籍[13][14]。中盤の軸の1人として出場を続け[15]、鋭いドリブルと正確なクロス、ミドルシュートを武器に[16] 攻撃に変化を生み出すエースとして成長[17][2]。2013年J2第37節熊本戦では、ゴールまで約40メートルの位置から無回転シュートを突き刺し[18]、J2月間ベストゴールに選定された。
2014年7月、退団したラフィーニャ、兵役中の韓相云に代わるアタッカーを求めていた[19]蔚山現代FCへ完全移籍[20]。
2016年、FC安養[注 1]へ移籍[22]。2017年、兵役中のプレーが認められている牙山ムグンファFCへ移籍。
2020年2月20日、ベトナムのホーチミン・シティFCと契約[23]。
人物
[編集]- 訪日後に日本語を習得。日常会話やヒーローインタビューを通訳なしで問題なくこなしている。
所属クラブ
[編集]- 彦南高校
- 延世大学校
- 2009年6月 - 2010年 大宮アルディージャ
- 2011年 - 2014年6月 カターレ富山
- 2014年7月 - 2015年 蔚山現代FC
- 2016年 - 2018年10月 FC安養
- 2018年10月 - 2019年 釜山アイパーク
- 2020年 ホーチミン・シティFC
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
韓国 | リーグ戦 | リーグ杯 | FA杯 | 期間通算 | |||||||
2008 | 延世大 | - | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | |||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2009 | 大宮 | 34 | J1 | 4 | 0 | - | 0 | 0 | 4 | 0 | |
2010 | 29 | 1 | 0 | 0 | 0 | - | 1 | 0 | |||
FC東京 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | ||
2011 | 富山 | 14 | J2 | 29 | 1 | - | 1 | 0 | 30 | 1 | |
2012 | 11 | 38 | 5 | - | 0 | 0 | 38 | 5 | |||
2013 | 35 | 7 | - | 1 | 0 | 36 | 7 | ||||
2014 | 16 | 0 | - | - | 16 | 0 | |||||
韓国 | リーグ戦 | リーグ杯 | FA杯 | 期間通算 | |||||||
2014 | 蔚山 | 5 | Kクラシック | 13 | 1 | - | |||||
2015 | 14 | 7 | 0 | - | |||||||
2016 | 安養 | 8 | Kチャレンジ | 34 | 3 | - | |||||
2017 | 牙山 | 88 | - | ||||||||
通算 | 韓国 | Kクラシック | 20 | 1 | - | ||||||
韓国 | Kチャレンジ | 34 | 3 | - | |||||||
韓国 | 他 | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||||
日本 | J1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | ||
日本 | J2 | 118 | 13 | - | 2 | 0 | 120 | 13 | |||
総通算 | 177 | 17 | 0 | 0 | 5 | 0 | 182 | 17 |
- 出場歴
- 2009年7月18日:Jリーグ初出場 - J1 第18節 vsFC東京 (NACK)
- 2011年7月11日:Jリーグ初得点 - J2 第20節 vsサガン鳥栖 (ベストアメニティスタジアム)
- 2014年7月:Kリーグクラシック初出場 - 第13節 vs 6日城南FC (炭川総合運動場)
- 2014年9月:Kリーグクラシック初得点 - 第24節 vs 7日慶南FC (蔚山文殊サッカー競技場)
- その他の国際公式戦
- 2010年
- スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合0得点
個人タイトル
[編集]代表歴
[編集]- U-18韓国代表
- 2007年 - AFC U-19選手権2008 (予選)
- U-19韓国代表
- 2008年 - 仙台カップ国際ユースサッカー大会 (4位)、AFC U-19選手権2008 (ベスト4)
- ユニバーシアード韓国代表
- 2009年 - ユニバーシアード・ベオグラード大会 (6位)
- U-20韓国代表
- 2009年 - 2009 FIFA U-20ワールドカップ (ベスト8)
- U-21韓国代表
- 2010年
脚注
[編集]- 注釈
- 出典
- ^ a b 『ソ ヨンドク選手加入のお知らせ』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2009年6月22日 。
- ^ a b c 『Jリーグ選手名鑑 2014J1・J2・J3エルゴラッソ特別編集』三栄書房、2014年、216頁。
- ^ “언남고, 대통령금배 고교대회 우승”. 2014年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月16日閲覧。大韓サッカー協会 (2007年5月10日)
- ^ a b c “한국 유망주 대부분 C급 계약, 연봉은 최고 6200만원” (ハングル). joins (2010年10月2日). 2013年8月9日閲覧。
- ^ 同級生との対戦に燃えるソ・ヨンドク blogola (2010年4月24日)
- ^ 『2010Jリーグ選手名鑑』週刊サッカーダイジェスト。
- ^ “徐庸徳選手FC東京へ期限付き移籍のお知らせ”. 2014年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月16日閲覧。大宮アルディージャ (2010年7月7日)
- ^ 『ソ ヨンドク選手 期限付き移籍加入決定のお知らせ』(プレスリリース)FC東京、2010年7月7日 。
- ^ “ソ ヨンドク選手の検査結果について”. 2010年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月18日閲覧。 FC東京 (2010年8月24日)
- ^ 【第90回天皇杯4回戦 FC東京 vs 千葉】試合終了後の各選手コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2010年11月18日)
- ^ “初先発ヨンドク2発起点”. 東京中日スポーツ (2010年11月18日). 2013年8月9日閲覧。
- ^ 『ソ ヨンドク選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ』(プレスリリース)FC東京、2011年1月13日 。
- ^ “徐庸徳選手、カターレ富山へ移籍のお知らせ”. 2014年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月16日閲覧。大宮アルディージャ (2011年1月13日)
- ^ 『徐 庸徳(ソ ヨンドク)選手 大宮アルディージャより完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)カターレ富山、2011年1月13日 。
- ^ “2013シーズン戦力補強診断J2編 カターレ富山”. フットボールチャンネル (2013年3月1日). 2013年8月9日閲覧。
- ^ “【富山】ヨン様、残留! グンちゃん、ヤンと来季も“韓流トリオ””. 2013年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。 スポーツ報知 (2013年12月18日)
- ^ 『月刊J2マガジン 2014年2月号』ベースボール・マガジン社、2014年、39頁。
- ^ “ソ・ヨンドク、月間ベストゴール受賞「もう1本決めたい」”. BLOGOLA. エル・ゴラッソ (2013年10月11日). 2014年3月17日閲覧。
- ^ 청소년 대표 출신 서용덕 영입 蔚山現代FC (2014年6月30日)
- ^ “ソ ヨンドク選手 蔚山現代FCへ完全移籍のお知らせ”. カターレ富山 (2014年6月30日). 2014年6月30日閲覧。
- ^ 20명 바뀐 FC안양, 대행 뗀 이영민 감독 "중원 지배 한다" スポーツ朝鮮 (2016年2月23日)
- ^ FC안양, U-20 국가대표 출신 서용덕 선수 영입 FC安養 (2016年1月7日)
- ^ “CLB TP Hồ Chí Minh ký hợp đồng với cựu tuyển thủ U20 Hàn Quốc trong lúc chờ Lee Nguyễn” (ベトナム語). FOX Sports Vietnam (2020年2月20日). 2020年2月20日閲覧。
- ^ J2 Exciting 22 決定! -12/3(月)Jリーグアウォーズで「J2 Most Exciting Player」を決定- 日本プロサッカーリーグ (2012年11月26日)
- ^ J2 Exciting 22 決定! -12/10(火)Jリーグアウォーズで「J2 Most Exciting Player」を決定 日本プロサッカーリーグ (2013年11月27日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 徐庸徳 (@yongduk.seo) - Instagram
- 徐庸徳 - Soccerway.com
- 徐庸徳 - FootballDatabase.eu
- 徐庸徳 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 徐庸徳 - FIFA主催大会成績
- 徐庸徳 - J.League Data Siteによる選手データ
- 徐庸徳 - K League
- J2 2013年8月のベストゴール - スカパー!
- プロフィール (2010年) - ウェイバックマシン(2010年2月18日アーカイブ分) - 大宮アルディージャ
- プロフィール (2010年) - ウェイバックマシン(2010年9月18日アーカイブ分) - FC東京
- プロフィール (2014年) - ウェイバックマシン(2014年3月25日アーカイブ分) - カターレ富山
- プロフィール (2015年) - ウェイバックマシン(2016年1月7日アーカイブ分) - 蔚山現代FC
- プロフィール - 牙山ムグンファFC