国道240号
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一般国道 | |
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国道240号 | |
地図 | |
総延長 | 149.3 km |
実延長 | 118.2 km |
現道 | 118.2 km |
制定年 | 1953年(昭和28年) |
起点 | 北海道釧路市 大楽毛・大楽毛西1交差点 (北緯43度0分43.17秒 東経144度15分56.03秒 / 北緯43.0119917度 東経144.2655639度) |
主な 経由都市 |
北海道網走郡美幌町 |
終点 | 北海道網走市(北緯44度1分13.52秒 東経144度16分4.59秒 / 北緯44.0204222度 東経144.2679417度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道38号 国道336号 国道274号 国道241号 国道243号 国道39号 |
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国道240号(こくどう240ごう)は、北海道釧路市から網走郡美幌町を経由して、網走市に至る一般国道である。
概要
[編集]釧北峠を境に、起点からは「まりも国道」[1]、終点側の国道39号分岐点からは「釧北国道」[2]と称される。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[3][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点 : 釧路市(釧路市大楽毛西2丁目185番50[4]、大楽毛 / 大楽毛西1交差点 = 国道38号・国道336号交点、国道392号起点)
- 終点 : 網走市(網走市南4条東1丁目1番2[4]、国道39号終点、国道244号起点)
- 重要な経過地 : 北海道阿寒郡阿寒町[注釈 2]、同道網走郡津別町、同郡美幌町
- 総延長 : 149.3 km(重用延長を含む)[5][注釈 3]
- 重用延長 : 31.0 km[5][注釈 3]
- 未供用延長 : なし[5][注釈 3]
- 実延長 : 118.2 km[5][注釈 3]
- 指定区間:全線[6]
歴史
[編集]網走郡津別町本岐の斜面下を通る760 m区間の土砂崩れ多発地帯において、幾度となく法面対策が行われていた。その後、地すべり地形であることが判明。2003年(平成15年)10月に学識経験者などから成る「本岐法面検討委員会」を設置し、地質や地形の鑑定を行ったところ「安全性から現道の存続は困難」との結論に至った。バイパス新設案と既存道路改修案が検討された結果、費用の面から既存道路が改修されることが決まり、2004年(平成26年)4月に本岐の市街地を通る津別町道および北海道道51号津別陸別線の一部を国道へ編入させ応急的に維持し、現道は廃道となった。国道編入区間は拡張工事が進められるが、土地収用法が行使されるなど計画通りに進んでおらず、5年以上経過した2009年(平成21年)5月現在も続いている[7]。
年表
[編集]- 1953年(昭和28年)5月18日 - 二級国道240号釧路網走線(釧路市 - 網走市)として指定施行[8]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道240号として指定施行[3]。
- 2004年(平成16年)4月[要出典] - 網走郡津別町大昭・本岐・双葉にかけて経路を変更[9][10]。
路線状況
[編集]通称
[編集]重複区間
[編集]道路施設
[編集]道の駅
[編集]- 釧路総合振興局
- 阿寒丹頂の里(釧路市)
- オホーツク総合振興局
- あいおい(網走郡津別町、北見相生駅跡)
- メルヘンの丘めまんべつ(網走郡大空町、国道39号重複区間内)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]釧路総合振興局
- 釧路市
- 国道38号・国道336号:大楽毛3線(起点)
- 国道38号・国道336号(釧路新道):大楽毛
- 北海道道65号釧路空港線:鶴丘8線
- 北海道道952号山花鶴丘線:鶴丘9線
- 北海道道222号雄別釧路線:桜田10線
- 道東自動車道阿寒IC : 下舌辛
- 北海道道222号雄別釧路線:阿寒町仲町
- 北海道道835号釧路阿寒自転車道線:阿寒町北町
- 北海道道243号阿寒標茶線:阿寒町舌辛原野
- 国道274号:阿寒町徹別原野34線
- 北海道道667号徹別原野雄別停車場線:阿寒町徹別原野41線
- 北海道道666号徹別原野釧路線:阿寒町徹別原野47線
- 国道241号:阿寒町(オクルシベ交点)
- 国道241号:阿寒町(尻駒別交点)
オホーツク総合振興局
- 網走郡津別町
- 北海道道768号相生津別停車場線:相生
- 北海道道51号津別陸別線:双葉
- 北海道道494号訓子府津別線:双葉
- 北海道道768号相生津別停車場線:双葉
- 北海道道27号北見津別線:本町
- 北海道道588号屈斜路津別線・北海道道768号相生津別停車場線:大通
- 網走郡美幌町
- 北海道道217号北見美幌線 : 美富
- 国道243号・北海道道217号北見美幌線:大通(大通北1交点)
- 国道39号:仲町(仲町2交点)
- (国道39号との重複区間は省略)
- 網走市
- 国道244号:南4条東1丁目(終点)
主な峠
[編集]- 釧北峠(標高594 m) : 釧路市 - 網走郡津別町
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 昭文社 2006b, pp. 27–28, 35.
- ^ a b 昭文社 2006b, p. 42.
- ^ a b “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年6月22日閲覧。
- ^ a b “占用制限を行う路線一覧(一般国道)(2016年10月18日のアーカイブ)”. オリジナル : 北海道開発局、アーカイブ : Wayback Machine. 2022年5月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月14日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年6月22日閲覧。
- ^ “一般国道240号改築工事(本岐道路・北海道網走郡津別町字大昭地内から同町字本岐地内まで)に係る事業認定理由について”. 国土交通省. 2009年5月29日閲覧。
- ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ^ 昭文社 2001, p. 137.
- ^ 昭文社 2006a, p. 137.
- ^ 浅井建爾 2001, p. 62.
参考文献
[編集]- 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、62頁。ISBN 4-534-03315-X。
- 昭文社 (2001), スーパーマップル 北海道道路地図 (2001年5月2版1刷 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-62331-0
- 昭文社 (2006a), スーパーマップル 北海道道路地図 (2006年2版14刷 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-62861-4
- 昭文社 (2006b), ツーリングマップル 北海道 (2006年3版4刷 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-65571-9