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又兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
又兵衛(旧坂上家住宅)
所在地 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1[1]
位置 北緯35度7分30.4秒 東経136度54分29.8秒 / 北緯35.125111度 東経136.908278度 / 35.125111; 136.908278座標: 北緯35度7分30.4秒 東経136度54分29.8秒 / 北緯35.125111度 東経136.908278度 / 35.125111; 136.908278
旧所在地 岐阜県吉城郡細江村(現・飛騨市)→
愛知県名古屋市昭和区川名山町(三渓荘内)
形式・構造 合掌造り木造平屋建茅葺(鉄板仮葺)[1]
建築年 江戸時代中期[1]
文化財 国の重要文化財[1]
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又兵衛(またべえ)は、愛知県名古屋市熱田区熱田神宮境内にある茶室である。

概要

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白川郷合掌造り前期の建物とされ、岐阜県吉城郡細江村[注 1](現・飛騨市)の豪農坂上又兵衛の本家として使用されていたものである[2][3][4]1936年(昭和11年)に実業家神野金之助の屋敷であった三渓荘内に茶室として移築され、元所有者の坂上又兵衛にちなんで「又兵衛」と名付けられた[3][4]。その後1957年(昭和32年)に神野金之助が熱田神宮に寄贈し、境内に移築されている[3][4]

2001年(平成13年)4月24日には「再現することが容易でないもの」として、国の登録有形文化財に登録されている[1]。また、2001年(平成13年)・2002年(平成14年)に解体修理が行われたほか、2012年(平成24年)に改築が行われている[2]

なお一般には非公開であるが、毎月15日の月次献茶を始め各種茶会や結婚式などで利用されている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 建築当時は末真村(すえざねむら)であり、1875年(明治8年)2月の市町村合併で細江村末真となっている

出典

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  1. ^ a b c d e 又兵衛(旧坂上家住宅)”. 国指定文化財等データベース(文化庁). 2024年11月11日閲覧。
  2. ^ a b 茶席”. 熱田神宮. 2024年11月11日閲覧。
  3. ^ a b c ARCHITECT 2003年10月号 JIA 保存情報 又兵衛”. 公益社団法人日本建築家協会 東海支部. 2024年11月11日閲覧。
  4. ^ a b c あいちのたてもの すまい編(2022.3.24発行)”. 愛知登文会. 2024年11月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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