元晟溱
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元 晟溱(ウォン・ソンジン、원성진、げん せいしん、1985年7月15日 - )は、韓国の囲碁棋士。ソウル市出身、韓国棋院所属、権甲龍七段門下、九段。バッカス杯天元戦優勝、三星火災杯世界オープン戦優勝など。
元晟溱 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 원성진 |
漢字: | 元晟溱 |
発音: | ウォン・ソンジン |
日本語読み: | げん せいしん |
ローマ字: | Won Sung-jin |
経歴
[編集]1998年入段。1999年二段でSKガス杯新鋭プロ十傑戦で準優勝。2000年には三星火災杯、2001年にはLG杯の世界選手権に韓国代表として出場。2003年LG杯でベスト4進出。同年、天元戦挑戦者。2004年、韓国外国語大学校中国語課入学、農辛ラーメン杯で3人抜き。2007年に八段、天元戦決勝で姜東潤を3-1で破り、タイトル戦初優勝し、九段昇段。2008年中韓天元対抗戦では古力に2-0で勝利。2011年三星火災杯世界オープン戦決勝で古力を2-1で破り世界戦初優勝、韓国囲碁大賞敢闘賞を受賞。2016年百霊愛透杯ベスト4。2018年LG杯ベスト16。
2008年第1回ワールドマインドスポーツゲームズで団体戦韓国メンバーとして出場し優勝。韓国囲碁リーグでは、2004年ボハエ、2006-7年ハンゲームなどで出場、2020-21年にMVP・最多勝受賞。中国リーグ(乙級、甲級)に2010年から出場。韓国棋士ランキングでは2005年8位、2008年、2011-12年に4位。通算成績は859勝423敗(2018年7月時点)。
タイトル歴
[編集]- 三星火災杯世界オープン戦 2011年
- 中韓天元対抗戦 2008年 2-0 古力
- BCカード杯新人王戦 2007年
- バッカス杯天元戦 2007年
- GSカルテックス杯プロ棋戦 2010年
その他の棋歴
[編集]国際棋戦
- LG杯世界棋王戦 準優勝 2013年、ベスト4 2003年(○小林光一、○常昊、○周鶴洋、×李昌鎬)、2004年(○マイケル・レドモンド、○常昊、×李昌鎬)、2024年、ベスト8 2005年(金萬樹、×兪斌)、2011年、2015年、2020年
- 百霊愛透杯世界囲碁オープン戦 ベスト4 2016年
- 三星火災杯世界オープン戦 ベスト8 2010年
- 春蘭杯世界囲碁選手権戦 2012年ベスト8
- 国手山脈杯国際囲棋戦世界プロ最強 2022年ベスト4
- 応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦 2024年ベスト8
- ワールドマインドスポーツゲームズ
- 農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦
- 招商地産杯中韓囲棋団体対抗戦
国内棋戦
- SKガス杯新鋭プロ十傑戦 準優勝 1999年(0-2 睦鎮碩)
- BCカード杯新人王戦 準優勝 2001年(0-2 趙漢乗)、2006年(0-2 許映皓)
- バッカス杯天元戦 準優勝 2004年(1-3 崔哲瀚)
- 囲碁マスターズ戦神戦 準優勝 2005年(×朴正祥)
- GSカルテックス杯プロ棋戦 挑戦者 2008年(0-3 朴永訓)
- 名人戦 準優勝 2009年(1-3 李昌鎬) 、2010年(2-3 朴永訓)
- マキシムコーヒー杯入神連勝最強戦 準優勝 2016年
- 牛膝鳳爪韓国棋院選手権戦 2022年3位
- 韓国囲碁リーグ
- 2004年(ボハエ)3-4
- 2005年(パークランド)4-3
- 2006年(ハンゲーム)10-4
- 2007年(ハンゲーム)8-5
- 2008年(ワールド建設)10-4
- 2009年(Batoo) 5-7
- 2010年(ソウルHite真露)11-5
- 2011年(ネットマーブル)9-5
- 2012年(ネットマーブル)10-6
- 2016年(韓国物価情報)8-7
- 2017年(韓国物価情報)9-6
- 2018年(華城市コリー)8-6
- 2019-20年(華城市コリー)7-9
- 2020-21年(セルトリオン)14-0(優勝、MVP、最多勝)
- 2021-22年(セルトリオン)8-7
- 2022-23年(ポスコフューチャーM)14-7
- 2023-24年(秀麗陜川)7-9
その他
- 中国囲棋リーグ
- 2010年乙級(中平能化)
- 2011年乙級(四川嬌子)4-3
- 2012年甲級(安徽華億)5-10
- 2017年乙級(衢州爛柯)5-3
- 2019年乙級(衢州爛柯棋院)
- 2023年甲級(重慶野狐囲棋)2-6