ラドガ湖
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ラドガ湖 | |
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所在地 | ロシア カレリア共和国・レニングラード州 |
位置 | 北緯61度0分0秒 東経31度30分0秒 / 北緯61.00000度 東経31.50000度座標: 北緯61度0分0秒 東経31度30分0秒 / 北緯61.00000度 東経31.50000度 |
面積 | 16,400 km2 |
周囲長 | 1,570 km |
最大水深 | 230 m |
平均水深 | 51 m |
貯水量 | 908 km3 |
水面の標高 | 4.8 m |
成因 | 氷河湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
透明度 | 2~4 m |
プロジェクト 地形 |
ラドガ湖(ラドガこ、ロシア語: Ладожское озеро、カレリア語: Luadogu、フィンランド語: Laatokka、スウェーデン語: Ladoga)は、ロシアにあるヨーロッパ最大の湖[1]。
概要
[編集]ロシア北西部レニングラード州とカレリア共和国の境界にあり、フィンランドとの国境に近い。
ラドガ湖からはネヴァ川がサンクトペテルブルクを通って、フィンランド湾(バルト海の一部)へ流れ出している。また、流入する川はオネガ湖からのスヴィリ川、イリメニ湖からのヴォルホフ川などがある。湖の中にヴァラーム島など、約660ほど島が点在しており、500程度は北西部に集中している。大きな島には人が住んでいる。ワモンアザラシが生息している。沿岸部では12月から5月にかけて、中央部では1月から3月にかけて結氷する。
ラドガ湖に流れ込むスヴィリ川の三角州は1994年にラムサール条約登録地となった[2]。
利用
[編集]サンクトペテルブルクの重要な水源となっており、1日当たり471万立方メートルの水道水及び工業用水を供給している[3]。
歴史
[編集]かつてはスウェーデンとロシア帝国の国境の湖だったが、大北方戦争の結果、ロシア領となる。
ロシア革命後はフィンランドとソ連の国境となったが、冬戦争と継続戦争の結果、ラドガ湖全域がソ連領となり現在にいたる。
水源と流れ出る川
[編集]ラドガ湖に流れ込む川は次の通り。
ラドガ湖から流れ出る川は1つ。
所縁のある事物
[編集]脚注
[編集]- ^ 「ラドガ[湖]」『世界大百科事典 第2版』 。コトバンクより2018年4月7日閲覧。
- ^ “Svir Delta | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1997年1月1日). 2023年4月4日閲覧。
- ^ 『用水と廃水』Vol.53 No.3(2011)p8
- ^ “(2574) Ladoga = 1949 XA = 1956 EM = 1968 UP = 1976 KT = 1976 ML = 1977 RG3 = 1977 TJ2”. MPC. 2021年9月28日閲覧。
関連項目
[編集]- カレリア
- ヴァラーム修道院 - ヴァラーム島にある、正教会の修道院。
- シュリッセリブルク - ラドガ湖の出口に浮かぶ要塞。およびその本土側にある町。
- ソルタヴァラ - カレリア共和国の町
- スタラヤ・ラドガ - 湖岸から遡った場所に建設された、リューリクの「ロシア最初の都」
- オシノヴェツキー灯台
外部リンク
[編集]- 『ラドガ湖』 - コトバンク
- LakeNet Ladoga
- List of lakes | World Lake Database - ILEC(世界湖データベース「ラドガ湖」)