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ブー・ラドリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザ・ブー・ラドリーズ
The Boo Radleys
出身地 イングランドの旗 イングランド ウォラシー
ジャンル オルタナティヴ・ロックシューゲイザードリーム・ポップブリットポップノイズポップ
活動期間 1988年 - 1999年2021年 -
レーベル Action、クリエイションラフ・トレード
メンバー ティム・ブラウン
サイモン・"サイス"・ロウボトム
ロブ・シーカ
旧メンバー マーティン・カー
ロバート・ハリソン
スティーヴ・ヒューイット

ザ・ブー・ラドリーズThe Boo Radleys)は、イングランド・ウォラシー出身のオルタナティヴ・ロック・バンド。

来歴

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1988年結成。1990年に地元のインディー・レーベルから、ミニ・アルバム『Ichabod and I』を発表しデビュー。プレスからはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどを中心とした当時のシューゲイザー・バンドのひとつとみなされていた。このアルバム発表後、ドラムのスティーヴ・ヒューイットが脱退(後にプラシーボに加入)、後任としてロブ・シーカが加入。

クリエイション・レコーズと契約し、1992年に初のフル・アルバム『エヴリシングズ・オールライト・フォーエヴァー』をリリース。続く1993年の『ジャイアント・ステップス』(タイトルはジョン・コルトレーンの同名アルバムが由来)では、レゲエハウス、フォーキーなサウンドを取り入れ、『NME』誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど高い評価を得る。セールス的にも全英アルバムチャート17位とブレイクの兆しを見せる。

1995年には、シングル「ウェイク・アップ・ブー!」がトップ10ヒットとなり、ブリットポップの幕開けを告げた。 同年発表のアルバム『ウェイク・アップ!』では、ハーモニーやホーン・セクションをも導入し、リヴァプールの伝統を感じさせるポップ・サウンドへと方向転換。これが功を奏し、アルバムは全英1位を獲得。

1996年、『カモン・キッズ』を発表するも、全英20位と失速。1998年のアルバム『キングサイズ』では、ブレイクビーツを取り入れるなど新たな一面を見せたものの、かつてのような評価を得ることなく全英62位に沈み、翌年、突然の解散を発表した。

2021年、再結成を果たしシングルを発表。翌年にはアルバムも発表している。

「ウェイク・アップ・ブー!」

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  • 彼らの代表曲「ウェイク・アップ・ブー!」は、「史上もっとも気分が良くなる曲」として認定されるなど、バンド以上に知名度の高い曲である[1]。イントロの部分が番組のBGMとして使われることが多く、日本では『きよしとこの夜』のテーマソングとしても使用されていた。
  • 1995年に日本国内で深夜に放送されていた音楽番組BEAT UK』(フジテレビ)でもUKシングルチャートでナンバー1を獲得。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • Ichabod and I (1990年、Action)
  • 『エヴリシングズ・オールライト・フォーエヴァー』 - Everything's Alright Forever (1992年、Creation)
  • 『ジャイアント・ステップス』 - Giant Steps (1993年、Creation)
  • 『ウェイク・アップ!』 - Wake Up! (1995年、Creation)
  • 『カモン・キッズ』 - C'mon Kids (1996年、Creation)
  • 『キングサイズ』 - Kingsize (1998年、Creation)
  • 『キープ・オン・ウィズ・フォーリング』 - Keep on with Falling (2022年、Boostr)

コンピレーション・アルバム

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  • 『ラーニング・トゥ・ウォーク』 - Learning to Walk (1992年、Rough Trade)
  • Find the Way Out (2005年、Castle Music)
  • The Best of the Boo Radleys (2007年、Camden)

EP

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  • Kaleidoscope (1990年、Rough Trade)
  • Every Heaven (1991年、Rough Trade)
  • Boo Up! (1991年、Rough Trade)
  • Adrenalin (1992年、Creation) ※米コロムビアで「Lazy Day」プロモとされていた
  • Boo! Forever (1992年、Creation) ※チャートでは「Does This Hurt」「Boo! Forever」のダブルA面扱い
  • "A full Syringe and Memories of You" (2021年、Boostr)

シングル

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  • "Lazy Day" (1992年)
  • "Does this Hurt?" (1992年)
  • 「ラザロス」 - "Lazarus" (1992年)
  • "I Hang Suspended" (1993年)
  • 「ウィッシュ・アイ・ワズ・スキニーEP」 - "Wish I Was Skinny" (1993年)
  • "Barney (...and Me)" (1994年)
  • 「ラザロス (リミックス)」 - "Lazarus" (1994年) ※再リリース
  • 「ウェイク・アップ・ブー!」 - "Wake Up Boo!" (1995年)
  • "Find the Answer Within" (1995年)
  • 「イッツ・ルル」 - "It's Lulu" (1995年)
  • 「フロム・ザ・ベンチ・アット・ベルヴァディア」 - "From the Bench at Belvidere" (1995年)
  • 「ホワッツ・イン・ザ・ボックス?」 - "What's in the Box (See Whatcha Got)" (1996年)
  • "C'mon Kids" (1996年)
  • "Ride the Tiger" (1997年)
  • "Free Huey" (1998年)
  • "A full Syringe and Memories of You" (2021年)
  • "I've Had Enough I'm Out" (2021年)

関連項目

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  • ラーズ - 「ゼア・シー・ゴーズ」 - "There She Goes"

脚注

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外部リンク

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