コンテンツにスキップ

イージージェット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イージージェット・UK
IATA
U2
ICAO
EZY
コールサイン
EASY
設立 1995年
ハブ空港 ロンドン・ルートン空港
焦点空港 ガトウィック空港
グラスゴー国際空港
保有機材数 165機
本拠地 イギリス連邦イングランドLuton
代表者 Andrew Harrison (CEO)
外部リンク https://www.easyjet.com/
テンプレートを表示
イージージェット・スイス
IATA
DS
ICAO
EZS
コールサイン
TOPSWISS
設立 1988年TEA バーゼル として)
ハブ空港 ジュネーヴ・コアントラン国際空港
焦点空港 ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港(バーゼル)
親会社 easyJet Airline Company Limited
保有機材数 28機
本拠地 スイス ジュネーヴ
代表者 Andrew Harrison (CEO)
外部リンク https://www.easyjet.com/
テンプレートを表示

イージージェット(easyJet)は、イギリスルートンに本社を置く航空会社

概要

[編集]

1995年10月18日、キプロス島出身でイージーグループの創設者の実業家ステリオス・ハジ=イオアヌ(英:Stelios Haji-Ioannou)が設立、同年11月10日より運航を開始した。予約はインターネット電話のみ、機内食や飲料は有料にするなどサービスの徹底効率化を図り、既存の航空会社と比べて破格の格安運賃で知られる格安航空会社である。

1998年には、スイスのチャーター便航空会社TEA バーゼル(1988年設立)とフランチャイズ契約を結び、同社はイージージェット・スイス(英:easyJet Switzerland)と名を変えて1999年4月より定期便運航を始めた。イージージェット・スイスは現在ジュネーヴに本社を置き、ジュネーヴ国際空港を利用する最大の航空会社である。

2002年に、ライバル会社であったGo flyブリティッシュ・エアウェイズから買収した。また、2007年10月には、同じくブリティッシュ・エアウェイズ傘下にあるGB Airwaysを約1億ポンドで買収し、2008年3月からイージージェット便として運航を開始した。これによりロンドン・ガトウィック空港への発着枠を増やした。このように、イージージェットは企業買収により経営規模を拡大してきた。

2017年、イギリスのEU離脱に備えて、オーストリアウイーンにイージージェット・ヨーロッパが設立された。この会社がEUのAir operator's certificate(航空運送事業許可)を保有することで、離脱以降もEU内で従来通り運行することが可能となった。イージージェット・UKから機材の移籍も行われた。

2024年、イージージェットU24374便がスコーク7700を発信した。Flightradar24の記録によると機体は本来到着予定では無い空港へ着陸した事が分かっている。

コード

[編集]

イージージェット・UK

イージージェット・スイス

イージージェット・ヨーロッパ

保有機材

[編集]

運航機材

[編集]
イージージェットのエアバスA319-100

2021年9月現在、イージ―ジェットの機材は以下の通りである。

イージージェット 運航機材一覧[1]
機材 運用機数 発注機数 座席数 備考
イージージェット・UK
エアバスA319-100 75 - 156 うち1機は「Unicef」特別塗装機

うち1機はアムステルダム特別塗装機

A320neoへ置換予定

エアバスA320-200 61 180 うち1機はユーロカー特別塗装機
186
エアバスA320neo 37 80 186 A319-100の後継機
エアバスA321neo 10 20 235
イージージェット・ヨーロッパ
エアバスA319-100 45 156
エアバスA320-200 91 180
186
イージージェット・スイス
エアバスA319-100 7 156
エアバスA320-200 21 186
329 110

退役済機材一覧

[編集]

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Our fleet | easyJet” (英語). www.easyjet.com. 2019年9月30日閲覧。