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ももせたまみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ももせ たまみ
生誕 ????7月21日[1]
日本の旗 日本 東京都
職業 漫画家同人作家
活動期間 1993年 -
ジャンル 4コマ漫画
代表作ももいろシスターズ
せんせいのお時間
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ももせ たまみは、日本漫画家同人作家。女性東京都出身、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業[2]血液型AB型[2]。青年誌および4コマ誌を中心に4コマ漫画を発表している。

経歴

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大学卒業後にゲーム会社に勤務する傍ら、1993年に『ヤングアニマル』(白泉社)連載の『ももいろシスターズ』でデビュー。その後3年ほどOL漫画家の二足のわらじで生活する[3][4]

1997年からは『まんがライフオリジナル』(竹書房)で『せんせいのお時間』の連載も開始、これらの2作品は1997年以降共にドラマCD化、TVアニメ化されている。

2003年には『せんせいのお時間』を看板作品に据えた『まんがライフMOMO』が竹書房より『近代麻雀ゴールド』増刊号として創刊[5]され、ほぼ毎号表紙を描いているほか、『お時間』の主人公役を務めた声優南央美の実体験を漫画化した『おみたま』も2010年まで『お時間』と共に連載していた。2013年より同誌での連載作品が『私設花野女子怪館』に交代した後も、引き続き表紙の中心イラストを担当している。

ももいろスウィーティー』(ヤングアニマル)、『ななはん』(月刊アフタヌーン)、『せんせいのお時間』・『おみたま』・『通販BINちゃん生活(の挿絵)』(まんがライフMOMO)と一時は5本の連載を抱えていたが、2006年2月から産休のため全ての連載を休んでいた。その後無事女子の双子を出産し、『まんがライフMOMO』2006年8月号より活動を再開。『Silky』2008年2月号より双子の育児エッセイ『ツインぴーくす』(後に『ぷりぷりふたごシスターズ』と改題)を、2013年の同誌休刊まで連載した。

2010年には第3子となる男児を出産。このときは『せんせいのお時間』は『まんがライフMOMO』2010年11月号より2011年3月号まで毎月2 - 4ページ程度に減らして乗り切ったが、『Silky』2011年2月号の『ツインぴーくす』は休載となった。

概要

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作風としては少女漫画タッチの絵柄で、いわゆる萌え系の4コマ漫画に分類され、萌え系4コマ漫画家として最初期の作家の一人に数えられる。特に『ももいろシスターズ』ではそういった絵柄とH系なネタとのギャップで人気を博し、通巻10巻という長期連載となった。

投稿時代は「ももじりたまこ」というペンネームを使用していたが本人も編集長もとても恥ずかしい思いをしたためデビューの際に現在のペンネームに変更したという[6]。ペンネームの「ももせ」は近所にあった不動産屋の名前からとのこと[7]

なお「講漫社」「ももせ商会」などのサークル名で成年誌系の作家である海野螢アイザック乳頭らとともに同人活動をしていたこともあり、おたく同人誌に関するネタも多い。

作品リスト(単行本)

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  • ももいろシスターズ(1993年 - 2002年、白泉社 全10巻)
    • ももいろふぁいぶ(2008年、白泉社 全1巻)
    • ももいろ愛かっぷる(2008年、白泉社 全1巻)
    • ももいろフレンズ(2009年、白泉社 全1巻)
    • ももいろリトルシスター(2009年、白泉社 全1巻)
いずれも「ももいろシスターズ」の再編集版。

挿絵

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脚注

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  1. ^ 本人単行本『ももたま♥ミックス』折り返しプロフィールより。
  2. ^ a b 本人単行本『ももいろシスターズ』1巻折り返しプロフィールより。
  3. ^ 1996年末に発売された本人単行本『ももいろシスターズ』3巻折り返しプロフィールにて会社を辞めた旨の発表がある。
  4. ^ 同年1月に発売された2巻ではまだ「二足のわらじ」として活動している旨が発表されているため約3年間兼業していたと推計される。
  5. ^ 2008年11月28日発売の2009年1月号より独立創刊。
  6. ^ 本人単行本 『ももいろシスターズ』1巻P124あとがき漫画より。
  7. ^ 同 『ももいろシスターズ』2巻P136あとがきより。

関連項目

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外部リンク

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