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「ら」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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|Unicode平仮名=3089
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2021年8月7日 (土) 13:07時点における版

平仮名
文字
字源 良の草書体
JIS X 0213 1-4-73
Unicode U+3089
片仮名
文字
字源 良の部分
JIS X 0213 1-5-73
Unicode U+30E9
言語
言語 ja, ain
ローマ字
ヘボン式 RA
訓令式 RA
JIS X 4063 ra
アイヌ語 RAs
発音
IPA ɺä
種別
清音

は、日本語音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第9行第1段(ら行あ段)に位置する。

概要

「ら」の筆順
「ラ」の筆順

用法

  • 「ラ」を始めとするラ行音の子音は、ローマ字表記では「r」で表されるが、実際の発音は語頭・語中・語尾とも [r][l] の中間に位置しており[要出典][ɺ][ɾ][ɽ] となっている。従って、アラビア語、スペイン語やロシア語のような巻き舌の r や、英語のように若干舌を巻いて発音する r とは発音が異なり、日本語は明確な [r][l] の発音上の区別の無い数少ない言語[要出典]となっている。
  • 外来語の片仮名表記でも、語頭・語中・語尾のいずれも「r」も「l」も区別せずに一括してラ行の片仮名で表記される。結果、ローマ字表記の影響もあってか、「Engrish」という間違った英語を指す俗語ができた。

ら に関わる諸事項

  • いろは四十八組に「ら組」は存在せず、22番目の組は「千組」と称した。その理由については諸説あるが、いずれも確証が無く不明である。

脚注

関連項目