- 0.0.7
- Igo( https://igo.sourceforge.jp/ )から派生した形態素解析器
- 辞書データがあらかじめjarファイルに含まれていることが特徴
- デフォルトではIPADIC(mecab-ipadic-2.7.0-20070801)を使用している
- common lispで書かれた辞書構築コマンドを使うことでカスタマイズは可能
- 現状ではIPADIC以外に対応しようとする場合は(おそらく)ソースコードの修正が必要
- 素性としては品詞情報のみを保持
- 原型や読みの情報などの情報は破棄している
- その他、形態素解析器としての特徴は、おおむねIgoと同様
形態素解析を行う(Java)。
cd analyzer
ant
ls gomoku-x.x.x.jar
# 形態素解析
java -cp gomoku-x.x.x.jar net.reduls.gomoku.bin.Gomoku < 解析対象テキスト
# 分かち書き
java -cp gomoku-x.x.x.jar net.reduls.gomoku.bin.Gomoku -wakati < 解析対象テキスト
package net.reduls.gomoku;
class Tagger {
public static List<Morpheme> parse(String text);
public static List<String> wakati(String text);
}
class Morpheme {
public final String surface; // 形態素表層形
public final String feature; // 形態素素性 (== 品詞)
public final int start; // 入力テキスト内での形態素の出現開始位置
}
Gomoku用のバイナリ辞書を構築する(Common Lisp)。 デフォルトの辞書(IPADIC)をカスタマイズしたい場合は、このコマンドを使ってバイナリ辞書を作成し、jarを再ビルドする必要がある。
ソース辞書にはMecabのサイト( https://mecab.sourceforge.net/ )にて配布されている辞書を想定。
※ 現時点ではIPADICにのみ対応。他の辞書での動作は未確認。
- SBCL: https://www.sbcl.org/
- Common Lisp処理系
cd dicbuilder
sbcl --script make-build-dic-command.lisp [コマンドの作成先ディレクトリ]
ls gomoku-build-dic
gomoku-build-dic <入力テキスト辞書ディレクトリ> <出力バイナリ辞書ディレクトリ> [テキスト辞書の文字コード(デフォルトはeuc-jp)]
# 注意! ディレクトリ指定は最後の'/'が必要
cd analyzer
gomoku-build-dic mecab-ipadic-2.7.0-20070801/ src/net/reduls/gomoku/dicdata/ # 新しい辞書データで上書き
ant clean
ant
- Gomoku本体(ソースファイル及びjarファイル)
- MITライセンス: 詳細はCOPYINGファイルを参照
- Gomokuに含まれるIPADICバイナリデータ - IPADICのライセンスに準拠: 詳細はCOPYING.ipadicを参照
- サロゲートペア対応
- CSVパーサ
- IPADIC以外の辞書に対応
- ヒープ実装最適化
- 諸々整理