stjarticle.satyh
is SATySFi's package.
stjarticle-demo.saty
is stjarticle.satyh
's demo file.
SATySFiには最初からstdja.satyh
とstdjabook.satyh
がありますが、少し機能が足りないと感じましたので追加しました。
コンパイルしたい.saty
ファイルの冒頭に@import: stjarticle
を書くだけでstjarticle.satyh
が提供するコマンドを全て使うことができるようになります。
コンパイルする時は特にこれと言った特殊な操作は必要なく、satysfi <file name>.saty
とするだけです(コンパイル時のオプションはこのパッケージに影響することはないのでご自由にどうぞ)。
stdjabook.satyh
等に最初からあったコマンド等で、残したものを説明します。
title
(inline-textを入れてください。最初のdocumentの部分で指定します。名前の通り、文書のタイトルを書きます。)author
(inline-textを入れてください。最初のdocumentの部分で指定します。名前の通り、文書の作者の名前を書きます。)show-title
(trueかfalseを指定します。最初のdocumentの部分で指定します。タイトルを表示するか否かを選択します。)show-toc
(trueかfalseを指定します。最初のdocumentの部分で指定します。目次を表示するか否かを選択します。)\ref
(相互参照です。本文中で使用します。)\ref-page
(ページの相互参照です。本文中で使用します。)\figure
(画像の配置です。)+p
(行頭インデントのある段落を書くのに使用します。)+pn
(行頭インデントのない段落を書くのにしようします。)+section
(節です。)+subsectioon
(小節です。)
stdjabook.satyh
等にはなく、stjarticle.satyh
になって追加したコマンドです。
date
(inline-textです。最初のdocumentの部分で指定します。名前の通り、文書の作成日付を書きます。)show-fotter
(trueかfalseを指定します。最初のdocumentの部分で指定します。フッターを表示するか否かを選択します。)show-header
(trueかfalseを指定します。最初のdocumentの部分で指定します。ヘッダーを表示するか否かを選択します。)show-title-deco
(trueかfalseを指定します。最初のdocumentの部分で指定します。title-decoを表示するか否かを選択します。)+part
(部です。)+chapter
(章です。)+subsubsection
(小々節ですが、目次には表示されません。)\textgt
(inline-textを入れてください。ゴチック体にします。)\textmc
(inline-textを入れてください。明朝体にします。)
\text-tiny
(inline-textを入れると大きさを5ptにして出力する。)\text-scriptsize
(inline-textを入れると大きさを7ptにして出力する。)\text-footnotesize
(inline-textを入れると大きさを8ptにして出力する。)\text-small
(inline-textを入れると大きさを9ptにして出力する。)\text-normalsize
(inline-textを入れると大きさを10ptにして出力する。)\text-large
(inline-textを入れると大きさを12ptにして出力する。)\text-Large
(inline-textを入れると大きさを14.4ptにして出力する。)\text-LARGE
(inline-textを入れると大きさを17.28ptにして出力する。)\text-huge
(inline-textを入れると大きさを20.74ptにして出力する。)\text-Huge
(inline-textを入れると大きさを24.88ptにして出力する。)\font-size
(フォントサイズとinline-textを入れると、入力したフォントサイズの大きさにして出力する。)+p
と+pn
のフォントサイズをfont-size-normal
になるように変更(10ptV1.3以降12ptに)
+p
の定義変更(+ep
に定義をそのまま移し、+section
等の直後の+p
の行頭インデントがなかったが、いつでも行頭インデントが入るようにした。)+ep
の追加(バージョン1.1以前の+p
の定義そのまま)
フォントサイズ辺りの定義をかなり変更した。具体的には、標準のサイズを10ptから12ptに戻し、\text-large
等を絶対的な大きさ指定から標準サイズの◯倍という形にした。使い方は変わらず、全てinline-textを入れると、その大きさにして出力する。
\text-tiny
(標準サイズの0.5倍)\text-scriptsize
(標準サイズの0.7倍)\text-footnotesize
(標準サイズの0.8倍)\text-small
(標準サイズの0.9倍)\text-normalsize
(標準サイズの1倍)\text-large
(標準サイズの1.2倍)\text-Large
(標準サイズの1.44倍)\text-LARGE
(標準サイズの1.728倍)\text-huge
(標準サイズの2.074倍)\text-Huge
(標準サイズの2.488倍)+p
の行頭インデントを全角1文字分に。+p
だと、行頭文字が半角文字の時に不具合が出るのでその時用に+ph
を追加。+ep
の行頭インデントは行頭文字が半角文字の場合を想定して設定。
- 目次周り変更
\font-size-modify
(フォントサイズを倍率で変えられるようにした。)
- Twitterでgfn氏に聞いている人が居たので右上にauthorを表示するようにした(偶数ページでは左上)。
- shot-title-decoを実装を実装というプルリクエストを取り入れる
- documentのレコード型に
normal-font-size
を追加 lengthを入れてください - \textrm
- \textbf
- \textit
- \textsf
- 目次部分のデザイン変更
- 右寄せ・左寄せ・センタリング
- 参考文献
- demoの充実化
\emaph
- なし
- V1(2018/5/26)
- V1.1(2018/5/27)
- V1.2(2018/6/9)
- V1.3(2018/6/12)
- V1.3.1(2018/7/3)
- V1.3.2(2018/7/3)
SATySFi : https://github.com/gfngfn/SATySFi
Author : (C) Naoki Kaneko and T. Suwa 2018