著者:江添亮
ブログ: https://cpplover.blogspot.jp/
とりあえず書く。
参考書のソースコードはPandoc markdownで記述されている。
ソースコードのファイル名は、"3文字の数字-記述内容の概要.md"となっている。ファイル名でソートした順番で結合される。
C++のコード例のうち、すべての標準ヘッダーファイルが#includeされていればwell-formedなものは、
~~~cpp
C++のコード例
~~~
で囲む。
C++のコード例のうち、意図的にill-formedなものは、
~~~c++
C++のコード例
~~~
で囲む。
参考書はmarkdownからpandocを使って目的のフォーマットに変換される。
pandocを呼び出すためにMakefileを使っている。これはGNU Makeで使うことを前提として記述されている。
参考書をHTMLファイルにするには、makeを使う。index.htmlが生成される。
make
参考書を単一のmarkdownファイルにするにはmakeを使う。index.mdが生成される。
make index.md
参考書を紙の本で印刷する場合、想定される工程は以下のようになる。
- pandocを使ってmarkdownからtexに変換
- 生成されたtexを編集者が手で編集
以下は、大多数の出版社で想定される方法である。
- pandocを使ってmarkdownからInDesign ICMLに変換。生成されたInDesignを手で編集。
- markdownを編集者が目で読み、手でInDesignに入力。