中村 知成 (@ikikko)
新卒で入社した現場で課題管理・構成管理といった環境整備に面白さを感じ、2009年にBacklogを提供するヌーラボに転職。ソフトウェアエンジニアとしてBacklogの開発・運用両面を担当。並行して「共に働く人たちが、より輝けるように」という思いのもと、CI/CDや環境整備に対する取り組みも行う。2016年頃に知人のアジャイルコーチの活動に触れたことによって、技術的なプラクティスだけではないチーム作りや改善活動の重要性や難しさ・楽しさを実感し、以後アジャイルへの興味とそれを突き詰める活動を始める。
現在は、クリエーションラインでスクラムマスター・アジャイルコーチとして、現場支援をメインに活動中。その活動を通じて、チーム・ユーザーともに喜びを届けることについて模索している。
- 現場で働くチームの役に立ちたい!
- エンドユーザーへ価値を届けることを見据えつつ
- その価値を産み出すチームもより活き活きと動けるように
- 1チームからなる開発チームの支援(スクラムマスター道:レベル1 - 私のチーム)
- スクラム・カンバンの導入支援
- 環境構築、CI/CD、DevOpsなど、基本レベルの技術プラクティスの導入支援
- 周囲との関係性やつながりの強化(スクラムマスター道:レベル2 - 関係性)
- 複数チームの支援(LeSS / Scrum@Scale)
- 開発チームと、その周りの顧客・マーケティング・サポートチームなどとの関係性支援
- プロダクトに携わるみんなが同じものを見て、同じ目標に対して動けるようにサポート
- 顧客視点での全体最適(VSM、フェニックスプロジェクト、制約理論など)
- 見える化や透明性、定量的なメトリクスをもとにした意思決定(4 keys metrics、EBMなど)
提供団体 | 認定資格 |
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Scrum Alliance | |
Scrum.org | |
Scrum Inc | |
その他 |
クリエーションライン株式会社 (2021-)
複数の業務ドメインに分かれているDX推進プロジェクトにおいて、一つのドメインのスクラムマスターを担当。
新しいチームの立ち上げ期に、POの壁打ち相手となり、初期プロダクトバックログ作成の支援や、ステークホルダーと共通認識を形成するキックオフワークのファシリテートなどを行った。
また、透明性を高める活動の一環で、実績をベースとしたスケジュール予測の土台作りを行い、全チームへ展開した。これにより、当初の計画と現状の乖離をプロジェクトに関わる全チームで認識でき、適切に検査と適応を図れる状態へと移行できた。
Scrum@Scaleを採用しているWebサービス開発会社にて、スクラムマスターとして携わる。業務の半分はあるチームAのスクラムマスターとして、もう半分はチームAを含む4チームからなるスクラムオブスクラム(SoS)に対するスクラムマスター(SoSM)として活動。
チームAに対する業務内容は、1チームのときと変わらず。SoSMとしては、特定のチームというより、チーム横断の調整を中心に支援。チーム間の依存関係を洗い出し、クリティカルパスを見えるようにすることによって、SoSの透明性を高める活動などを行った。
- Scrum@Scaleの知識習得:「Scrum@Scale研修」参加レポート
- チーム横断調整の取り組み(テキストアウトラインのみの公開):Scrum@Scaleを用いたスケーリングという旅の始まり ~ 見える化を軸に、小さく変化を起こしていく ~
2~3チームからなるLeSSの体制で、社内用Webアプリケーションを開発している案件に、スクラムマスターとして支援していた。主にPO支援と、各チームのスクラムマスターと連携してチーム全体を見る役割を担っていた。
顧客企業所属のPOのキャリアが浅かったため、顧客企業側のステークホルダーとPOの架け橋となって、会話の場が円滑に進むようにファシリテート。その他、迅速な価値提供のためにフロー効率を優先する取り組みや、複数チーム間での完成の定義を定めるワークショップの主催などを行う。
並行して、開発者に対して技術的に支援。当初は自動テストの環境が十分に整備されておらず、開発者が整備するには時間やケイパビリティが不足していたため、自分が手を動かすことによってテスト環境の整備を進める。その環境をもとに、テストや品質をチームで考えて実践していくための土台を作った。
- フロー効率に向けた取り組み / 完成の定義のワークショップ:スクラムマスターの頭の中:あのときスクラムマスターは何を考えていたのか?
- 自動テスト環境の整備:えっ、まだユニットテスト書いてない現場があるんですか? - ボトムアップでもっといけてるチームになるために、たった一つの大事なこと -
- その他の開発環境整備:2022/5/20-21日開催「Scrum Fest Niigata 2022」で発表してきました
スクラムマスターとしてチームを支援する傍ら、顧客企業向けに各種の研修やワークショップを提供している。
- アジャイル開発研修
- EBM研修・ワークショップ
- バリューストリームマッピングワークショップ(提供事例)
- DevOpsビジネスシミュレーション研修:フェニックスプロジェクト
- キックオフ支援(インセプションデッキ作成ワークショップ など)
株式会社ヌーラボ (2009-2021)
知人のアジャイルコーチの活動に触れたことにより、技術的なプラクティスだけではないチーム作りや改善活動の重要性や難しさ・楽しさを実感。社内へのアジャイル推進を行う。
- リーダーが変われば仕事が変わる。組織と人の成長を後押ししてくれた現場コーチ(お客様インタビュー第7回目) | GuildWorks -ギルドワークス-
- リーダーが変われば仕事が変わる。組織と人の成長を後押ししてくれた現場コーチ(お客様インタビュー第8回目) | GuildWorks -ギルドワークス-
チームのメンバーやチーム数が増えたことから、マネージャー職として活動。メンバーとの1on1や人材採用などのピープルマネジメントと、チームの目標設定の支援などを行う。
Backlogの中の人として、開発・運用双方に携わる。機能開発だけでなく、開発した機能をそのまま運用も行い、ユーザーからの問い合わせも対応するなど、Webサービス運営に関連する一連の業務を経験。
また、このタイミングでCI/CD(Jenkins)の必要性や便利さに触れ、それらを社内外に推し進める活動を行ってきた。
Java, Git, MySQL, Jenkins, Docker, Ansible, Linux, AWS
Java, Subversion, MySQL, Jenkins
日付 | 書籍 | 備考 |
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2020/09/09 | 翻訳に参加。XP祭りで、翻訳の進め方を発表 | |
2016/06/24 | 「第6章 DevOps時代に求められるスキル」を執筆。ブログにて、本の内容と執筆環境の裏側を紹介 | |
2014/04/24 | 「特集3 はじめてのMac開発環境」を執筆 | |
2012/12/22 | 「特集3 Backlog/Cacoo開発ノウハウ大公開」を執筆 |
- 個人ブログ
- 会社ブログ@クリエーションライン
- 会社ブログ@ヌーラボ(名前でキーワード検索しているので同名の人が登場するブログも引っかかっていますが、大体は私のブログです)
- Jenkinsユーザー会
- 2回のJenkinsユーザーカンファレンスをはじめとして、コミュニティの代表的な活動を行う
- それをきっかけに、Jenkins World 2017でMost Valuable Advocate賞を受賞
- アジャイルコミュニティ
- Scrum Fest Fukuoka実行委員
- Regional Scrum Gathering Tokyoをはじめとして、アジャイルに関するイベント・コミュニティに参加
お問い合わせは、以下のどちらかの手段でお願いします
- メールアドレス:ikikko at gmail.com
- X(旧Twitter)のDM:@ikikko