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AkiraShiraishi/blackout-notification

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低価格、8ステップでできる汎用停電アラート

概要

コンセントの停電を検知してLINE(グループも可)に通知します.専用機器を用意するよりもシンプルで安いです.実験器具や観測機器(生物、化学、物理等)の停電通知にご利用ください.

原理

Raspberry Piの入力機能を使って停電を検知します.Raspberry PiにAC100Vは直接入力できないので、ACアダプターとUSBケーブルを使って電圧を落として(&DCに変換)から商用電源を入力します.Raspberry Piに入る電圧がだいたい3Vを下回ると停電と判断されます.

用意するもの

  • (Raspberry Piが接続できるディスプレイやキーボード、マウスなどはあるものとします.また、Raspberry Piはインターネットに接続してください)
  • (基本的に稼働用と検出用でコンセントを2つ使用します.2つ空きがない場合は電源タップなどを用意してください)
  • Raspberry Pi Model 3または4
  • パススルー型モバイルバッテリー(充電と給電が同時にできるやつ)
  • AC100V-USBアダプターとUSBケーブル(100均などの安いやつでいい)
  • 適当な線 2本 (USB↔ラズパイ間を接続)
  • カッターナイフ
  • LINEアカウント

ステップ

1.Raspberry Pi自体が停電の影響を受けないようにモバイルバッテリーを通して給電します.モバイルバッテリーを常時コンセントに繋いで充電しながら、Raspberry Piをモバイルバッテリーに繋いで動かします.

2.USBケーブルの片方を切断し、導線2本を出して被覆をむきます.複数本あったら赤と黒を選んでください.被覆をむいた線と「適当な線」をつなぎます.接続部は熱収縮チューブまたは適当なテープなどで保護しておいてください.電圧は高くないのでそこまで強力に保護しなくても耐えます.

4.線をラズパイの端子につなぎます.ラズパイをUSBポートが右に来るように置いたとき、赤い線は上の段の左から7番目、黒い線は8番目の端子につなぎます.USBケーブルの反対側をACアダプターに繋いだら、ハードウェアは完成です.

5.LINE Notifyのトークンを取得します.「 https://notify-bot.line.me/ja/ 」に移動してLINE IDでログインします.ログインしたら、「マイページ」→「トークンを発行」の順に操作します.次の画面で「トークン名」には適当な名前を入力します.その後、1対1で通知を受け取る場合はそれを、グループに通知したい場合は送るグループを選択します.トークンが表示されるので、コピーします.

6.(グループに通知する場合は、LINE Notifyをグループに招待します.)

7.このリポジトリから「main.py」をダウンロードしてラズパイに移動し、1箇所だけ編集します.12行目に取得したトークンを貼り付けます.

8.ACアダプターをコンセントに挿して、main.pyを実行します.Raspberry Piにある「Thonny」というソフトで実行します.コンソールに「正常監視中」と表示されるはずです.ACアダプターを抜く(停電を再現する)と、「停電が発生しています.速やかに対処してください.」というメッセージに変わり、同じものがLINEに送信されます.

おまけ

  • 大抵のACアダプターは中にコンデンサーが入っていて、停電しても数秒間はRaspberry Piに電圧が出力され続けるため、停電後すぐに通知されないことがあります.
  • 停電時の通知間隔を変更できます.main.pyの39行目に設定値があります.単位は秒です.デフォルトでは600(10分)になっていて、停電が発生した場合、復旧(または手動でプログラムを停止)するまでの間、10分間隔でLINEに通知し続けます.

About

機器の停電をLINE Notifyで通知します

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