【BD】素手で殴られる乱闘も、スパーでは倒れながらのハイキックでKO!「よしきまる」の強さとは
12月8日(日)開催の『BreakingDown14(BD14)』(さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ)のオーディションの模様が、朝倉未来のYouTubeチャンネルで連日配信されているが、20日公開のオーディションvol.4では、冨澤大智の相手の座を争い大乱闘に。
”喧嘩自慢1000万円契約T”2位のよーでぃと空手家・よしきまるが決着のスパーリングを行うと、見事なジャンピングハイキックでKO!よしきまるの強さはどこから来るのか。
【フォト&動画】よしきまる、素手で殴られる乱闘もジャンピングハイキックでKO勝ち!その瞬間
動画では、今年6月のBD12で、王者・井原に敗北して以来姿を消していた冨澤が登場。
冨澤は引退も考えていたというが「ご心配をおかけしました。また頑張らせていただければ」と運営陣に頭を下げる。
そこへよーでぃが「会いたかったよ。俺も好きだ!」と熱く対戦を要求した。
するとよしきまるがよーでぃをストップ、「俺とやらせて…」と運営に言いかけると、よーでぃが「邪魔すんな!」と横っ面をぶん殴る!
その後は周囲も巻き込み、ド突き合いの大乱闘に。朝倉未来が「よーでぃとよしきまる君は今日出来ない?」と水を向け、スパーリングで冨澤の相手の座を争うこととなった。
スパーリングでは、よーでぃが飛び込んでフックを振るも、よしきまるがハイキック、重いローを入れてゆく。よしきまるが右ローからの、右ジャンピングハイキック!当たると、よーでぃが倒れるが、ダウンは取られず。
更によしきまるが右フックを効かせ、再度ジャンピングハイキックを入れると、よーでぃがガクリとヒザをつき、立ち上がれなかった。
これで冨澤の相手はよしきまるに決定、朝倉は「さすがによしきまる君勝ったら、次はタイトル戦じゃないかな」と挑戦者権を懸けた対戦となった。
「さすがに」とは、それもそのはず。よしきまるはBD4戦無敗。うち2勝はKOで、いずれも蹴り技で決着している。
よしきまるは本名・下川哲槻、BDにも参戦する「シモミシュラン」と兄弟で、幼少時から共にフルコンタクト空手で活躍する。
極真連合のウエイト制(中量級)では、入賞常連。19年にロシアで行われたワールドカップでは見事優勝も決めた。
スタイルはBD時と同じく落ち着いた構えから、突然の鋭いローや飛び込むような強烈なストレート、そしてキレのある胴回し回転蹴りを武器としていた。
BDで一気に印象を強めたのは今年2月、BD11での大威戦。今回のスパーリングと同じく、身体ごとななめ前に飛び込むようなジャンピングハイキックで一撃KO。担架送りの衝撃となった
このジャンピングハイキックは、胴回し回転蹴りのスタート時に似ていて、軸足側をさらに回転させ蹴り込めば胴回し回転蹴りになりそうだ。もしかすると、独自の応用技なのかもしれない。
変則的な蹴り角度とタイミング、蹴り足に体重を大きく乗せることが出来るので、当たればひとたまりもないだろう。
空手の試合では、ノーモーションの突きもかなりの威力を見せていたので、BDルールに慣れていけばパンチも脅威になってくるかもしれない。
今回のKOも、ハイキックの前の右フックをかなり効かせてからのクリーンヒットとなっていた。
試合慣れした冷静沈着なスタイルと、一撃必殺の空手技で冨澤戦を勝ち取ったが、どのような試合・結果になるのか。
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