皆勤賞とは、1回も休まなかった人に与えられる賞である。
遅刻、欠席を一度もしなかった真面目で勤勉な人に与えられる賞。
しかし、一部のおバカさんは勘違いしてインフルエンザなんかで登校してクラス中にウイルスをばら撒いていく、なんて例もあるので、一概に完璧な健康体が取る賞とは限らない。本当に無理なときは潔くお休みしましょう! 皆勤賞なんてたかが紙一枚です。病気を移される他人の方が迷惑になります。
転じて映画やドラマ、アニメやゲームなどのナンバリング作品やスピンオフなどが多数出ているシリーズで、毎回登場するキャラクター・モンスターなどに対しても使われる。そうしたキャラクターは皆勤賞キャラなどと呼ばれ「シリーズの顔」となっていることも多い。例としては草薙京(THE KING OF FIGHTERS)、スライム(ドラゴンクエスト)、コイキング(ポケットモンスター)などがいる。
シリーズというわけではないが、一つの作品の中で全エピソードに登場するキャラクターに対しても皆勤賞という言葉を使う場合もある。こちらの場合、第1話から登場していることが必須となるので、最初から登場している主人公かあるいはヒロインくらいしか候補はいない。特に週刊連載や月刊連載では一エピソードが相対的に短く、逆にエピソード数は増えるので皆勤賞達成はより難しくなる。
当然、主人公でも皆勤賞に届かないことも多い。特にサブキャラクターの回想回や前日譚が語られるエピソードでは主人公の登場する余地がなくなり、容易に皆勤賞は消えうせる。
このほか、タイトルを張るキャラであっても実際の主役が違う場合は敢えて登場を避けて本来の主役を活躍させることで話のマンネリを防ぐこともある。(天才バカボンなど)。変わった例では「こちら葛飾区亀有公園前派出所」はタイトルに"派出所"とあるにも関わらず、派出所が一度も登場しない回が複数あり、あるコミックスはタイトルの派出所が一話も登場しない(但し、主人公の警察官両津勘吉巡査長は相変わらずフル出場するので話は成立している)。
また、映画やアニメなどの役者が演じる映像作品の場合、「キャラクター」は皆勤賞となっていても、演じる役者が病没や引退するなどして途中交代するということもままある。ルパン三世シリーズにおける主人公の怪盗ルパンが代表例であろう。
このほか、長期間を経てシリーズ復活となった作品もこれに当てはまることが多い。「宇宙戦艦ヤマト 復活編」の古代進などはキャラクター設定は完結編の古代と同一だが、絵柄やキャストは異なっていた。
洋画の吹き替えの場合も、テレビ版で好評を博したキャストが続編で同一役者を集められず、やむを得ず全面総入れ替えという例が少なくない。
よって、映像作品における皆勤賞は非常に難しいと言える。
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最終更新:2024/12/17(火) 11:00
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