毒島力也とは、アーケード及びドリームキャストで発売されたアクションゲーム『ゾンビリベンジ』の登場人物である。
この概要は・・・!?
某国の”内務庁特務調査課”に属する32歳の東洋人男性であり、
1000年もの歴史を持つ一子相伝の秘拳”毒島流”を使いこなす格闘家でもある。
1P時の半裸姿は『蘇る金狼』、2P時の黒いスーツを纏った姿は『探偵物語』出演時の松田優作に酷似する。
また、顔面の手術跡はブラック・ジャックを思わせ、胸にはオリオン座を模した七つの傷を持つ。
ゲーム中では殆どのキャラクターが英語で会話する中、毒島のみ日本語で会話する。
全世界がゾンビの襲撃を受ける中、何らかの力(邪気?)を感じて旅立った毒島は、
事態の鎮圧を図る”国際諜報機関AMS”のエージェント、”スティック”及び”リンダ”と出会い、
何故か彼らと共にゾンビを殲滅しつつ、事件の首謀者”ZED”を追う事になる。
その容姿や設定は明らかに世界観から浮いており、まるで他作品からのゲストキャラのように見えるが、
間違いなく『ゾンビリベンジ』で初登場したオリジナルキャラクターである。
事件の真相を知って狼狽するスティックや、ゾンビの脅威に疲弊していくリンダに比べ、
常に冷静さを失わず、絶望しかけたスティックを諭すなど、要所で頼れる姿を見せる漢なのだが、
言語感覚が非常に独特であり、敵の気配を察して「この邪気は・・・!?」、「不吉だ・・・」と言葉を発したり、
スティックらに対して唐突に「死ぬのは怖くないか?」と不可解な質問をして困惑させたり、
ボスを撃破した直後、夜空を眺めて「きれいな満月だ・・・」などと呑気に語るもリンダにスルーされたり、
全編を通してZEDとは一言も会話しないなど、ネタキャラとして圧倒的な存在感を誇る。
だが、設定通り格闘能力は高く、ゾンビの体内に”気”を送り込んで炎上させる”毒島流 滅殺衝”、
ゾンビ相手に四の字固めを決め、連打が足りないとゾンビから技を仕返される”毒島流 四の字”、
ゾンビを掴み上げ、「たまやぁ・・・!」の台詞と共に頭部を爆散させる”毒島流 華火”など、
独特かつ高威力な毒島流必殺技を複数所有するほか、拳銃によるチャージショットの威力も高い為、
単なるネタキャラに留まらず、初心者にもオススメできる扱いやすいキャラクターでもある。
なお、『ゲーメスト』誌の読者投稿欄『ゲーメストアイランド』には、毒島専用コーナー『毒島の部屋』が存在した。
更にゲーメストアイランドが全て毒島ネタに乗っ取られた『毒島アイランド』と化した事もある。
待て、まだ終わっていない
アーケード版ゾンビリベンジ稼動開始から十年以上の歳月を経た2012年、
ニンテンドー3DSソフト、『プロジェクトクロスゾーン』に毒島力也の参戦が発表された。
ソロキャラクターである為、直接操作は出来ないが、毒島流 華火による援護攻撃を行う模様。
担当声優は某居合い斬りの達人繋がりか、浪川大輔に変更されている。
公式サイトでの通り名は『邪気に招かれた、内務庁特務調査課エージェント』
きれいな関連動画だ・・・
関連項目が山ほど残っているようだな・・・
- ゾンビリベンジ
- ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド
- プロジェクトクロスゾーン
- フレン・シーフォ(プロジェクトクロスゾーン公式サイトのキャラクター紹介の誤植で、セリフが「死ぬのは…恐くないか…」、必殺技の光竜滅牙槍の説明が毒島流 華火と同じになっていたため、「毒島流の後継者」と呼ばれるようになった)
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