塗装とは、物体の表面に、塗料を塗ったり吹きつけたりすること。
概要
金属やコンクリート、プラスチックに木材など、身の回りの物は数多くの塗料が塗られている。
塗装は、色彩や光沢などで外観を整える他に、サビや風化などの劣化から物体を保護する役割を持っている。また中には、防水・坊カビ・防腐などの効果がある塗料や、目立つ蛍光塗料、暗闇で光る夜光塗料/蓄光塗料など、特別な効力をもつ塗料を塗ることで物の価値を高めることもできる。
特に鉄の場合、表面にできたサビが内部に浸蝕する性質が強い為、多くの鉄製品では塗装が必須である。
塗装に用いられる道具としては、はけ(刷毛)・スプレー・ローラーなどがあげられる。
手順が必要な場合も
とりあえず塗れば良い、スプレーすれば良い…わけではない。下地と塗料の相性も考える必要もある。
- 先に下地を防食処理をしたり、塗料の食いつきを良くしてから塗装する。
- 塗り終わった上からさらに保護用の塗装を行う場合もある。
- その他、塗料を塗りたくない部分、付着しては困る部分(窓・レンズ・センサー部分など)にはマスキングテープ・養生テープ・新聞紙をしっかり確実に貼っておくなどの措置が取られる。
スプレーなどは何の考えも無しに適当に吹き付けてしまうと垂れたりムラになる。(→スプレー)
変わったもの
デザイン・表現技法のひとつとして、プラモデルのなどを歴戦の勇者・野ざらしの様子などあえて味わいのある(良い意味で)傷や錆だらけのボロボロに見せる手法も有名。汚し塗装・ウェザリングとも呼ばれる
※厳密には塗装以外にも含まれるため広義
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関連項目
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