高パフォーマンスでフルマネージドのファイル ストレージ。
クイックスタート ガイドで Filestore オペレーションを行う方法を学習する
Sabre が Filestore for SAP をどのように活用し、ビジネス クリティカルなアプリを実現しているかを紹介します。
Filestore の最新のニュース、記事、動画をご覧ください
99.99% のリージョン可用性 SLA
利点
Filestore を利用すると、アプリケーションの書き換えや再設計を必要とせずに、そのままクラウドに移行できるので、スピーディーで効率的な移行が実現します。
Filestore インスタンスは、コンソール、gCloud CLI、API を使用して簡単にデプロイできます。ファイル ストレージの構成とモニタリングに費やす時間を減らして、ビジネスに価値を付加するための時間に集中できます。
使った容量に基づいて料金が決定されます。 また、アプリケーションの需要に基づいて、自動的に容量がスケールアップまたはスケールダウンされます。
主な機能
Filestore は、アプリケーションに低レイテンシのストレージ オペレーションを提供します。ハイ パフォーマンス コンピューティング、データ分析、その他のメタデータ量の多いアプリケーションなど、レイテンシの影響を受けやすいワークロードに対して、Filestore は最大 100 TB の容量と、25 GB/秒、920K IOPS のスループットをサポートします。
Filestore Enterprise は、ゾーンの停止時にもアプリケーションの稼働を保証するリージョン可用性が要求される重要なアプリケーション(例: SAP)向けに構築されています。アプリケーションを書き換えずに、クラウドへの移行を速やかに開始できます。
Filestore は、データを簡単に保護するのに役立つ瞬時のバックアップとスナップショットを提供します。ファイル共有のデータとメタデータをバックアップしたり、定期的なバックアップ スケジュールを設定したり、必要なときにいつでもインスタンスのスナップショットを作成したりできます。データを復元する場合は、10 分以内に以前のスナップショット リカバリ ポイントからデータの一部またはすべてを復元します。
ファイル ストレージを必要とする GKE で実行されるアプリの場合、フルマネージド NFS ソリューションはステートフルとステートレス アプリケーションをサポートします。統合されたマネージド GKE Container Storage Interface(CSI)ドライバにより、複数の Pod が同じデータへの共有ファイル システム アクセスを持つことができます。
Filestore Zonal と Filestore Enterprise は、Google Cloud VMware Engine で使用する NFS データストアとして VMware で認定されています。ストレージ集約型 VM のコンピューティングとストレージの要件を満たすために、vCPU とストレージの容量をそれぞれ適正化してください。低レイテンシの VM 要件には vSAN を利用し、多くの容量が必要な VM の場合は Filestore を TB から PB にスケーリングします。
ドキュメント
Google Cloud Console を使用して Filestore インスタンスを作成、マウント、削除する方法について学習します。
Filestore インスタンスと Cloud Storage バケットの間でデータをコピーするには、gsutil を使用します。ファイル システムを移行する場合は、Google が提供しているファイル転送サービスをご利用ください。
ユースケース
多くのオンプレミス アプリケーションが、ファイル システム インターフェースを必要としています。Google のフルマネージド ストレージ サービスを利用して、エンタープライズ アプリケーションをクラウドに簡単に移行できるようにしました。Filestore Enterprise は、リージョンの可用性を必要とし、非構造化 NFS データ要件を持つ重要なアプリケーション向けに構築されています。
量的調査やモデリングの担当者は、価値のある取引の分析情報を迅速に提供するために、有用なコンピューティング リソースとストレージ リソースをすぐに利用できる必要があります。Filestore Zonal は、ハイ パフォーマンス コンピューティング(HPC)アプリケーションを対象として構築されており、適切な情報にアクセスして並べ替え、処理、モデル化を行い、適切な意思決定者に適切なタイミングで提供することが可能です。
GCVE との NFS データストア共有として Filestore を活用し、VMware クラスタを使って vSAN ストレージとともに NFS ストレージをスケーリングします。
複雑な財務モデルの計算や、環境データの分析を Filestore で行います。容量やパフォーマンスの要件が変わった場合は、必要に応じてインスタンスを拡大、縮小します。Filestore は永続的かつ共有可能なストレージ層であり、高パフォーマンスなスマート アナリティクス向けにデータへの即時アクセスを可能にします。クライアントのドライブへのデータのロードとオフロードに、貴重な時間を使う必要がありません。
ゲノム解読には、1 人につき数十億データポイントにものぼる膨大な量の生データを必要とします。このような分析には、速度、スケーラビリティ、セキュリティが不可欠です。Filestore は科学的研究を実施している企業や研究機関の要望に応えると同時に、パフォーマンスに合った予測可能な料金も提示します。
Filestore による WordPress ホスティングのようなニーズなど、ウェブ コンテンツの管理と提供は、ウェブ デベロッパーと大規模なホスティング プロバイダから信頼を得ています。
Filestore の各サービスティアは、パフォーマンスのレベルがそれぞれ異なります。キャッシュの使用、クライアント VM の数、クライアント VM のマシンタイプ、テストするワークロードなど、さまざまな要因により、特定のインスタンスのパフォーマンスは予想される値とは異なる可能性があります。想定されるパフォーマンスの詳細
Best for:
ファイル共有、GKE、ソフトウェア開発、ウェブ ホスティング
重要なアプリケーション(例: SAP)、Compute Engine、GKE のワークロード
ゲノム解読、金融サービス取引分析、その他の高性能ワークロードを含むハイ パフォーマンス コンピューティング。
容量
1~63.9 TiB(HDD)
2.5~63.9 TiB(SSD)
1-100 TiB
1-100 TiB
最大順次読み取りスループット(MB/秒)
180 (HDD)
1,200 (SSD)
26,000
26,000
最大ランダム読み取り IOPS
1,000 (HDD)
60,000 (SSD)
920,000
920,000
Best for:
ファイル共有、GKE、ソフトウェア開発、ウェブ ホスティング
容量
1~63.9 TiB(HDD)
2.5~63.9 TiB(SSD)
最大順次読み取りスループット(MB/秒)
180 (HDD)
1,200 (SSD)
最大ランダム読み取り IOPS
1,000 (HDD)
60,000 (SSD)
Best for:
重要なアプリケーション(例: SAP)、Compute Engine、GKE のワークロード
容量
1-100 TiB
最大順次読み取りスループット(MB/秒)
26,000
最大ランダム読み取り IOPS
920,000
Best for:
ゲノム解読、金融サービス取引分析、その他の高性能ワークロードを含むハイ パフォーマンス コンピューティング。
容量
1-100 TiB
最大順次読み取りスループット(MB/秒)
26,000
最大ランダム読み取り IOPS
920,000
料金
Filestore の料金は、以下の項目に基づいて計算されます。
サービスティア: インスタンスのサービスティアが基本 HDD(Standard)、基本 SSD(Premium)、エンタープライズ、ゾーン SSD のいずれに該当するか。
インスタンス容量: 未使用の場合でも、割り当てられたストレージ容量に対して課金されます。
リージョン: インスタンスがプロビジョニングされるロケーション。
新規のお客様には、最初の 90 日間に Google Cloud で使用できる無料クレジット $300 分を差し上げます。