非同期
【英】asynchronous
非同期とは、データを転送する際に、送信側と受信側のタイミングの一致(同期)を気にせずにデータをやり取りすることである。
送信側と受信側で厳密にタイミングの一致を図る「同期」方式は、受信側にデータを受け入れる準備ができているので、データそのものの他に必要な付加情報が少なくて済み、伝送効率が高くなるというメリットがある。非同期に通信を行うと、送信するデータごとに「スタートピット」と「ストップビット」という情報を付与する必要がある。そのためデータ伝送効率は下がるが、任意のタイミングでデータを送ることができるので、全体を滞らせるような現象が生じなくなる。
Web上では、Webページを表示させる際に表示のタイミングを非同期にする「Ajax」(Asynchronous JavaScript + XML)と呼ばれる技術が登場している。これはWebページの再読み込みを行うことなくWebサーバーとXML形式のデータのとやり取りを行なって処理を進めてゆくもので、Webのレスポンス向上を飛躍的に高める技術として注目を集めている。
「非同期」の例文・使い方・用例・文例
- 非同期のページへのリンク