緊急案件とは? わかりやすく解説

緊急案件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 03:55 UTC 版)

第36回世界遺産委員会」の記事における「緊急案件」の解説

緊急案件は、通常の手続き踏まず推薦審議が行われる案件である。今回は以下の2件が緊急案件として推薦された。いずれも文化遺産である。 画像登録名日本語仮称推薦国事勧告決議備考 イエス生誕の地 : ベツレヘムにある聖誕教会巡礼路 パレスチナ 不登録 登録 2012年1月18日受理パレスチナ初の世界遺産Birthplace of Jesus: Church of the Nativity and the Pilgrimage Route, Bethlehem Lieu de naissance de Jésus : l’église de la Nativité et la route de pèlerinage, Bethléem ショーヴェ=ポン・ダルクの装飾洞窟 フランス 不登録 ― 2012年4月12日受理審議前に取り下げ第38回世界遺産委員会通常の案件として審議され登録されることになる。 The Chauvet - Pont d'Arc decorated cave Grotte ornée Chauvet-Pont d’Arc

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緊急案件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 07:57 UTC 版)

第38回世界遺産委員会」の記事における「緊急案件」の解説

画像推薦推薦勧告決議登録基準 オリーブワインの地パレスチナ - エルサレム地方南部バティール文化的景観 パレスチナ 不登録 登録 (4), (5) Palestine: Land of Olives and Vines – Cultural Landscape of Southern Jerusalem, Battir Palestine : pays d’olives et de vignes – Paysage culturel du sud de Jérusalem, Battir バティール広がる文化的景観は、世界遺産として顕著な普遍的価値認められたものの、緊急性認められないとして、緊急案件としては不登録が勧告された。しかし、委員会審議では緊急性認められ逆転登録されるとともに危機遺産リストにも加えられた。パレスチナの世界遺産では2件目だが、2件連続で緊急案件での登録・危機遺産への同時登録となった

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