神津島(東京都)
572m 北緯34度13分10秒 東経139度09分11秒 (天上山) (世界測地系)
概 要
南北6㎞、東西4㎞の島で流紋岩(SiO2 75~77%)の溶岩ドーム群と火砕岩からなる。島の中央部に位置する主峰天上山(てんじょうさん)は9世紀に生成した。噴火は激しく、火砕サージ・火砕流を発生しやすい。噴気活動はない。島民約2100名(平成16年)。
南南東上空より撮影。右手の岩肌が露出している高まりが主峰の天上山(571m)。
最近1万年間の火山活動
神津島は周辺の島(祗苗島(ただなえじま)・恩馳島(おんばせじま))を含めて18以上の流紋岩質単成火山から構成され、溶岩ドームもしくは厚い溶岩流を形成し、火砕流や火砕サージの発生を伴う火山もある。 神津島における最新の活動は9世紀に起こった天上山火山の噴火であるが、それ以前の噴火年代については各種の報告があり、神津島の噴火活動史は必ずしも明らかではない(一色,1982;菅ほか,1992;谷口,1977;伊藤,1999)。
記録に残る火山活動
固有名詞の分類
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