パーム油
パーム原油には遊離脂肪酸含量によって品質に多くの段階(3%から45%)があり、またパーム油はカロチンを多量(0.05~0.2%)に含むためオレンジ色を呈する。また、特有の芳香がある。 沃素価44~60、鹸化価190~209、比重d0.898~0.905、屈折率n1.453~1.459、不鹸化物1.0%以下、融点27~50℃の固体脂で、脂肪酸組成は、ラウリン酸0~1%、ミリスチン酸1~2%、パルミチン酸39~46%、ステアリン酸3~5%、オレイン酸38~44%、リノール酸8~11%である。用途としては、我が国では95%が食用(マーガリン・ショートニング、フライ用・製菓用油等)であり、残りが工業用(鉄鋼の圧延用、石鹸、ろうそくの製造)に用いられる。なお、精製パーム油を分別したものにパームオレイン、パームステアリンがあり、JAS規格では前者は40℃で清澄なもの、後者は60℃で清澄なものとされている。 |
パーム油と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
このページでは「世界の油」からパーム油を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からパーム油を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からパーム油 を検索
Weblioに収録されているすべての辞書からパーム油を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からパーム油 を検索
- パーム油のページへのリンク