中山11Rの中山記念(GII・芝1800m)は、1番人気カンパニー(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒2。クビ差の2着に4番人気ドリームジャーニーが、クビ差の3着に2番人気アドマイヤフジがそれぞれ入線。3番人気エアシェイディは5着に敗れた。
カンパニーは栗東・音無秀孝厩舎の8歳牡馬で、父ミラクルアドマイヤ、母ブリリアントベリー(母の父ノーザンテースト)。中山記念は昨年に続いての勝利。通算成績は29戦9勝となった。
レース後のコメント
1着 カンパニー 横山典弘騎手
「8歳で58キロを背負って、渋い馬場でよく頑張ってくれました。いい馬だけど、目の外傷など、この馬にとってかわいそうな事があったが、仕切り直しのいいレースになりましたね。戦法は予め考えていて逃げてもいいと思うくらいの気持ちでした。8歳なので、この先は悔いなく走って欲しいですね」
音無秀孝調教師
「58キロという斤量だったので、今日のような走りをすると思っていました。稍重くらいの馬場は、この馬には問題ありません。馬の気が若いから、8歳だということはあまり気になりませんでした。前走のマイルチャンピオンシップを使った時から、次は中山記念に照準を合わせて頑張ってきたので、とても嬉しいです。この先は安田記念を使いたいと思っています」
2着 ドリームジャーニー 池添謙一騎手
「馬込みも大丈夫でしたね。直線向くまでもよく頑張っていますし、ノメりながらも力あるところを見せましたね。直線、開幕週で内が残る馬場なので、外目は回りたくありませんでした。だからリスクをとってでも内を突きました」
3着 アドマイヤフジ 川田将雅騎手
「もう少し前に付けたかったんですが、ちょっと中途半端になってしまいました。1コーナーで無理して行かせると止めてしまうところがありますからね。躊躇しているうちに、前に入られてしまって。勝った馬とは騎手の差が出たと言われても仕方ないですね」
4着 キングストレイル 北村宏司騎手
「道中はスムーズでした。直線の仕掛け方でもっと接戦に持ち込めたように思います」
5着 エアシェイディ 後藤浩輝騎手
「いい状態で自信をもって望みましたが、道悪が上手じゃないんで、それなのでしょうか。前半いく分前につけて急がせた分なのでしょうか。前走の方が良い脚を使っています」
9着 トウショウシロッコ 吉田豊騎手
「道中うまく流れてくれたんですが、もうちょっとペースが変わって欲しかったです。スタートに難のある馬でしたが、以前よりもかなりスタートはよくなっていると思います」
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