中山11Rの皐月賞トライアル(3着まで優先出走権)、第44回弥生賞(GII・芝2000m)は1番人気アドマイヤオーラ(武豊騎手)が人気に応えて優勝、前走シンザン記念(GIII)に続く重賞連勝で皐月賞に王手をかけた。勝ちタイムは2分0秒5(良)。2着に8番人気ココナッツパンチ、3着に2番人気ドリームジャーニーが入り、上記3頭が皐月賞の優先出走権を手にした。
道中中団を追走したアドマイヤオーラ。勝負どころから徐々に動き、4角外めの好位置に取りつくと直線の追い比べから抜け出した。坂を駆け上がって後方から脚を伸ばしたココナッツパンチに馬体を併されたが、並ばれたところでもうひと伸びしてクビ差振り切った。2歳王者ドリームジャーニーは道中勝ち馬の後方からレースを進めるも、直線狭いところに入ってスムースさを欠き、最後は差を詰めたが前2頭から1馬身3/4差3着に敗れた。
アドマイヤオーラは栗東・松田博資厩舎の3歳牡馬で、父アグネスタキオン、母ビワハイジ(母の父Caerleon)。通算4戦3勝で、重賞は07年シンザン記念(GIII)に続き2勝目。
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