フレディが影響を受けた音楽とは……

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KKBOX編集室
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11月24日は何の日だと思いますか? 実はクイーンのヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーの命日なんです。しかも来年は没後25周年! ……ということで今回はフレディ・マーキュリーが影響を受けてきた音楽を紹介していきたいと思います。同じことをするのが嫌いなフレディは、実に幅広い音楽を聴き、自らのサウンドに反映してきたアーティスト。彼が影響を受けてきた様々な音楽を紹介するのは実に面白いです。

衣装から全てをリスペクトするスーパースター

(YouTube: ElvisPresleyVEVO) フレディがヴォーカリストとして最も尊敬するシンガー、それが世界で最も成功したソロ・シンガーであるエルヴィス・プレスリーです。彼の衣装のルーツは、言うに及ばずエルヴィスの影響が色濃く漂います。また「Crazy Little Thing Called Love」は、エルヴィスの音楽性を意識した中で生まれた曲だと言われています。

14晩見続けるほどの大ファン

(YouTube: JimiHendrixVEVO) バンド結成以前、フレディはジミ・ヘンドリックスに入れ込んでいたと学生時代の彼の友人が証言をしています。その入れ込み具合はかなりのもので、14晩連続でジミヘンのギグを見るほど熱狂的だったのだそう。フレディにとって彼は、まさにアイドルのような存在だったのですね。

オペラの影響はこの人から!

(YouTube: Freddie Mercury Solo) モンセラート・カバリェはスペインを代表するオペラ歌手。1988年にフレディの強烈なアピールによって、アルバム『バルセロナ』でのコラボレーションが実現。熱烈なファンだったというフレディにとって非常に嬉しかった出来事でしょう。1992年に開催されたバルセロナ・オリンピックでも共演の予定があったものの、フレディの急死により頓挫。残念な出来事でした。

伝説のチャンピオンに捧ぐ

女優であり歌手としても活躍するライザ・ミネリ。自筆のバイオグラフィで彼女の名前を挙げるほど、フレディが尊敬していた女性です。クイーンが音楽を担当した映画『ハイランダー 悪魔の戦士』の劇中で、彼女の「New York New York」をフレディがカバーしていたり、フレディの追悼コンサートで「We Are The Champions」をライザが歌っていたり……その交流は深かったようです。

初期に大きな影響を受けたアーティスト

(YouTube: ledzeppelin) フレディはレッド・ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントを尊敬しており、初期のクイーンはレッド・ツェッペリンの影響を深く受けたサウンドを奏でていました。音楽好きの間ではしばしば、フレディとロバートのヴォーカル論争が起きておりますが、実際の2人はとても仲がよかった模様。追悼コンサートではロバートが「Innuendo」を披露していました。 いかがでしたでしょうか? この他にもチャイコフスキーやラフマニノフなどのクラシックからビートルズまで、実に様々な音楽から影響を受けていたフレディ。だからこそクイーンの音楽はあんなにも多様だったのでしょう。命日をきっかけにフレディの足跡に触れてみてはいかがでしょうか?

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