映画が誕生して100年, 放送が始まって50年が経過し, 各種パッケージメディア, ウェブ等のストリーミングメディアの登場等, 新しい時代を迎えようとしている.
メディアが多様化する中でワンソースマルチユースの必要性が高まっており, コンテンツのディジタル化が重要な技術になって来ている.コンテンツ制作には全世界的に “フィルム” が好まれており, 多くのコンテンツはフィルムで制作されてきた.
フィルムの優れている点は
1) 完結映像である, 2) 可変速撮影が可能である, 3) ラティチュードが広い等が挙げられる.
Panasonicはフィルムライクなディジタルカメラ“Viaricam”を開発した.本論文ではフィルムライクなディジタルカメラに関する新技術と新規な撮影手法の提案について述べる.
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