ここでは、グループSNEに関連の深い作家の方々をご紹介する。 |
水野 良 | 山本 弘 | 佐脇洋平 | 高山 浩 | 高井 信 |
村川 忍 | 刈谷圭司 | 深沢美潮 | 合鴨ひろゆき | 笠井 道子 |
秋口ぎぐる | 河野裕 | ロスケン・マルクス | 江川 晃(故人) | |
(敬称略) | ||||
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水野 良(みずの りょう) |
SNE創立メンバーの一人。『コンプティーク』に連載された『ロードス島戦記リプレイ』では影のゲームマスターを務め、小説『ロードス島戦記 灰色の魔女』で公式デビュー。爆発的なヒットを飛ばし、以後ベストセラー作家として活躍。一方、『ロードス』から『クリスタニア』とリプレイ連載の最長不倒記録を更新し続け、TRPGの普及に尽力する。 97年4月、SNEから独立、その後も数々の注目作を発表しつづけている。 代表作品 ●RPG/創作 『ソード・ワールドRPG』シリーズ(富士見書房) 『クリスタニアRPG』シリーズ(メディアワークス) ●TRPG/リプレイ 『ロードス島戦記』シリーズ(角川書店) 『クリスタニア』シリーズ(メディアワークス) ●小説/原作 『クリスタニア』シリーズ(メディアワークス) など ●小説/創作 『ブレイドライン アーシア剣聖記』シリーズ(角川書店) 『ロードス島戦記』シリーズ(角川書店) 『ロードス島伝説』シリーズ(角川書店) 『新ロードス島戦記』シリーズ(角川書店) 『魔法戦士リウイ』シリーズ(ソード・ワールド:富士見書房) 『漂流伝説クリスタニア』シリーズ(メディアワークス) 『DRAGON BOOK 25th Anniversary モンスター・コレクション テイルズ』 など ●コンピュータゲーム 『神王伝説クリスタニア』(システムソフト) 『サイバーナイト』(トンキンハウス) |
山本 弘(やまもと ひろし) |
SNE創立メンバーの一人。SF、ゲーム、ファンタジー、アニメと、その守備範囲の広さでは定評があり、“トンデモ本研究家”としても有名。『ゴーストハンター』『ソード・ワールド』『妖魔夜行』など、SNEのシェアード・ワールド展開では、斬新なアイデアに満ちた小説やリプレイをつぎつぎに発表してきた。 98年10月、SNEより独立したのち、本格的なSF小説を精力的に執筆、数々の賞にノミネートされてきた。 2006年『アイの物語』が吉川英治文学新人賞の候補作に選ばれ、2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞日本長編部門を受賞。 代表作品 ●RPG/創作 『ガープス・妖魔夜行』(角川書店) ●RPG/リプレイ 『東京クライシス』(ガープス・妖魔夜行:角川書店) 『ソード・ワールドRPG リプレイ』第1,2部(富士見書房) ●小説/創作 『去年はいい年になるだろう』(PHP研究所) 『神は沈黙せず』(角川書店) 『アイの物語』(角川書店) 『DRAGON BOOK 25th Anniversary モンスター・コレクション テイルズ』(富士見書房) 『ダイノコンチネント 滅亡の星、来たる』(徳間書店) 『パラケルススの魔剣』(アスキー) 『ラプラスの魔』(角川書店) 『時の果てのフェブラリー』(角川書店) 『サイバーナイト』(角川書店) 『ギャラクシー・トリッパー美葉』(角川書店) 『妖魔夜行』シリーズ(ガープス:角川書店) 『サーラの冒険』シリーズ(ソード・ワールド:富士見書房) ほか多数 ●小説/読者参加 『ソード・ワールドRPGアドベンチャー』(富士見書房) ●ゲームブック 『モンスターの逆襲』(社会思想社) 『四人のキング』(社会思想社) ●カードゲーム 『モンスターハント』(BNN) ●紹介/解説書 『クトゥルフ・ハンドブック』(ホビージャパン) 『RPGなんてこわくない!』(ホビージャパン) 『トンデモ本の世界』シリーズ(洋泉社ほか) ●コンピュータゲーム サイバーナイトシリーズ(トンキンハウス) |
佐脇 洋平(さわき ようへい) |
グループSNE創設時から翻訳家・クリエイターとして、『ガープス』『トラベラー』『ウィザードリィRPG』ゲームブック等で大いに活躍。その多彩な知識を生かし、種々の翻訳に従事。 現在は会社を離れて、SF関係の方々と小説やゲームを楽しまれている。 代表作品 ●RPG/翻訳 『ガープス』シリーズ(角川書店)ほか ●RPG/著作 『真ウィザードリィ』シリーズ(アスキー)ほか ●小説/翻訳 『トラベラー』シリーズ(富士見書房) 『バットマンの冒険』(富士見書房) ほか 『ハッカー/13の事件』(扶桑社) 『ノストラダムス秘録』 (扶桑社) [文庫] 『ブレア・ウィッチ・ファイル―魔女の娘/暗室』 (角川書店) ●ゲームブック/翻訳 『ファイティングファンタジー』シリーズ |
高山 浩(たかやま ひろし) |
SNE創立メンバーの一人。在籍中はSNEを代表するコンピュータゲーム・デザイナーとして活躍。『ロードス島戦記』は、パソコンを皮切りにPCエンジン、メガドライブ、スーパーファミコンと、あらゆる機種に移植された。 それらの豊富な体験を活かし、大ヒット商品『モンスター・コレクションTCG』のプレイステーション版開発を担当。さらに、モンスター・コレクションでは長・短編の小説を執筆し、オリジナルのミステリー長編も発表。 2002年4月、SNEより独立後も幅広い分野に才能を発揮するマルチクリエイター。現在はocelotの代表として、SNE関連作品のキネティックノベルも手がけている。 代表作品 ●RPG/翻訳 『T&T』シリーズ(社会思想社) 『ウォーハンマー』シリーズ(社会思想社) ●RPG/創作 『ロードス島RPG』(角川書店) ●RPG/リプレイ 『ロードス島伝説』(角川書店) ●小説 『仮面の魔道士』(モンスター・コレクション:富士見書房) 『灼熱の百年戦争(モンスター・コレクション:富士見書房) 『ゲームデザイナーは眠れない』(富士見書房)他 ●カードゲーム 『ロードス島戦記 戦乱の覇王』(角川書店) 『ロードス島戦記カードゲームコレクション』(角川書店) ●コンピュータゲーム/キネティックノベル 『ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん ~いにしえの船を追えっ!~』(キネティックノベル:ocelot) 『パラサイトブラッド 悪魔のような天使の彼女』(キネティックノベル:ocelot) 『ロードス島戦記シリーズ(ハミングバード・ソフトほか) |
高井 信(たかい しん) |
『名古屋の逆襲』(双葉文庫)など独自のSF作品を多数発表しているSF作家としてキャリアの長いベテラン。独特のユーモアと奇抜なアイデアで、独自の作品世界を構築している。SNEでは安田均との共著による『ソード・ワールド』の小説デュダシリーズや妖魔夜行短編執筆などが代表作。 代表作品 ●RPGリプレイ 『地獄の狂宴』(真ウィザードリィRPG:アスキー) 『デュダRPG』(富士見書房) ●小説/共著 『デュダ・シリーズ(ソード・ワールド/富士見書房) ●小説/創作 『ダモクレス幻想』 (ふしぎ文学館SPECIAL) 『ショートショートの世界』 (集英社新書) 『よろず諜報局 ミッション0 おかしなおかしな転校生』 (青い鳥文庫fシリーズ) 『風雲のズダイ・ツァ』(真ウィザードリィRPG/アスキー) 『妖魔夜行』(角川書店) |
村川 忍(むらかわ しのぶ) |
『RPGマガジン』初代編集長という問答無用の経歴をひっさげて神戸に乗り込み、新人育成や企画推進などグループSNEの牽引車として獅子奮迅の活躍をしてきた、第2期のSNEの礎を築いた功労者の一人。 自ら困難な状況に身を投じるストイックな一面を併せ持ち、現在は東京東京でKADOKAWAの重鎮として新企画の原動力の一人となっている。 遠い未来と現在を同時に見据える明晰な頭脳と冷徹な視点はいまも健在だ。 代表作品 ●紹介/解説書 『TRPGがよくわかる本』(角川書店) 『シャドウランがよくわかる本』(富士見書房) |
刈谷 圭司(かりや けいじ) |
グループSNEはゲーム会社でありながら、いわゆる「ゲーマー」比率の少ない会社だ。が、どんなゲームでも勝利への布石を忘れない刈谷圭司は、ある意味ゲーマーの鑑、ある意味ゲーマー以外とは遊べない男とも言える。 在籍中はボードゲーム『トレインレイダー』『マーメイドレイン』のデザインをはじめ、モンコレTCGのディベロップなどで天性のゲーマー資質を発揮。 現在は株式会社アークライトで辣腕をふるいつつ、ゲームマーケット事務局長をつとめるなどしている。 代表作品 ●ボードゲーム/創作 『マーメイドレイン』(幻冬舎コミックス/Z-MAN games) 『トレインレイダー』ボードゲーム(メディアワークス/やのまん) 『トレインレイダー・ヨーロッパ』(やのまん) |
深沢 美潮(ふかざわ みしお) |
『フォーチュン・クエスト』、『デュアン・サーク』、『IQ探偵シリーズ』など数々のシリーズを発表しつづける人気作家。個性豊かで親しみやすいキャラクター、ファンタジーの枠を軽々と乗り越えたギミックなど、常に分野に新しい風を送りつづけている。 ゲームにも造詣が深く、安田均や友野詳らSNEのメンバーとは「ともに戦う同志」のような存在で、一時期関西に滞在していたのを契機に、社友となっていただいた。 代表作品 ●小説 『フォーチュン・クエスト』シリーズ 『デュアン・サーク』シリーズ 『IQ探偵』シリーズ など多数 |
合鴨 ひろゆき(あいがも ひろゆき) |
グループSNE在籍当時から、プロ級のイラストが注目を集めていた。さらに社長秘書、ゲームディベロッパー、イベントスタッフなど幅広い才能を発揮。 バイタリティあふれる前向きな姿勢と仕事にかける情熱で、いまや人気イラストレーター/漫画家として活躍中。 現在もグループSNEとは仕事のみならず、遊び面でも親しくつきあう友人。 麻雀大会にはほぼ皆勤、コントラクト・ブリッジときくと目が「きらーん」と輝きますよね、合鴨先生(笑)。 代表作品 ●コミック コミック版『アクセル・ワールド』(原作:川原礫/アスキー・メディアワークス) 『トリニティ×ヴィーナス』(原作:是空とおる/JIVE) ●イラスト 『異界戦記カオスフレア』(著:小太刀右京・三輪清宗/アークライト) 『ソードワールド2.0』シリーズ 『モンスター・コレクションTCG』シリーズ 『ミズキ、はじまりの魔法』(角川つばさ文庫) ほか多数 |
笠井 道子(かさい みちこ) |
安田均との共訳で数多くのファンタジー小説を紹介し、単独でもジュブナイルの翻訳を手がける。 また、『三歩歩くとルールを忘れる』特異体質を活かし、ゲーム専門誌にコラムを連載するなど、翻訳以外の分野にも意欲を燃やして2012年には新たなパズルブックを発表。 また、2016年10月に発売された『トンネルズ&トロールズ完全版』を翻訳し、以降『T&T完全版 アドベンチャー・シリーズ』の翻訳・制作を手がけている。 長年グループSNEの一員として翻訳・執筆以外にも、初代社長秘書、ホームページや細々とした裏方のあらゆる面でもメンバーを支えてくれた。SNEを離れてからも翻訳に携わるなど、SNEにとって現在もなくてはならない存在である。 代表作品 ●RPGルール/翻訳 『トンネルズ&トロールズ完全版』(グループSNE) 『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版』(グループSNE) ●RPGシナリオ・ゲームブック/翻訳 『コボルドのボードゲームデザイン』(グループSNE) 『T&T完全版 アドベンチャー・シリーズ』(グループSNE) ●小説/翻訳 『ダークエルフ物語』シリーズ(アスキー/アスキーメディアワークス) 『ヴァンパイア・キス』シリーズ(小学館) 『クレリック・サーガ』(アスキー) 『ルーンロード』(富士見書房) 『女王の矢』(社会思想社) 『ドラッケンフェルズ』(角川書店) 『AD&Dノベル』シリーズ(富士見書房) 『竜剣物語』(D&D/メディアワークス) ●小説/創作 『ファインディングストーリー ミズキ、はじまりの魔法』(角川書店) ●その他 『ボードゲーム・ストリート』シリーズ(新紀元社) 『ボードゲーム・ジャンクション』(新紀元社) |
秋口ぎぐる(あきぐち ぎぐる) |
『並列バイオ』で第十回ファンタジア長編小説大賞審査員特別賞を受賞。現在はSNE関連の作品は『秋口ぎぐる』名義、それ以外の作品は『川上亮』名義で執筆活動を行っている。 カード/ボードゲームにも造詣が深く、自らデザインしたカードゲーム『キャット&チョコレート』が2010年日本ボードゲーム大賞に輝いた(2012年、フランスのムーンスター社より英語、ドイツ語、フランス語の各国版が発売)。 2011年にはジュブナイル作品を手がけ、2012年にはゲーム会社、株式会社コザイクを設立。近年ではマーダーミステリーに意欲を示し、自ら作品を手がけるとともに、広く遊んでもらうために日々奔走している。 代表作品 ●RPGルールブック&サプリメント/創作 『エムブリオマシンRPG』シリーズ(ジャイブ) ●RPGリプレイ 『ゲヘナリプレイ アザゼル・テンプテーション』シリーズ(ジャイブ) 『エムブリオマシンRPGリプレイ』シリーズ(ジャイブ) ●小説/翻訳 『人狼ゲーム』(竹書房文庫) 『代表監督は11歳!!』(集英社みらい文庫) 『いつか、勇者だった少年』(朝日ノベルズ) 『ガールズ・アンダーグラウンド』(朝日ノベルズ) 『ひと夏の経験値』(富士見書房) 『並列バイオ』(富士見書房) 『ショットガン刑事』シリーズ(富士見ミステリー文庫) 『ロンドンストーリー』シリーズ(ファミ通文庫) 『ラヴ☆アタック!』(角川書店) 『僕らA.I.』(富士見ミステリー文庫) 『青春時計』 (富士見ミステリー文庫) 『コミケ襲撃』(TOブックス) 『ソード・ワールド2.0テイルズ ペギー&ノノ 華麗なる冒険』(富士見書房) 『ソード・ワールド短編集』(富士見書房) 『ゲヘナ シェヘラザート・ビースト』(ジャイブ) 『百鬼夜翔』シリーズ(短編集/角川書店) ●カード/ボードゲーム/創作 『キャット&チョコレート』シリーズ(cosaic/Qvinta Essentia/アークライト) 『人狼ゲーム』(cosaic) 『フィルムフィクサー』(cosaic) 『エムブリオマシン ボードゲーム』(cosaic) 『ミステリーパーティーインザボックス 九頭竜館の殺人』(cosaic/グループSNE) ●その他 『ボードゲーム・ストリート2011』(新紀元社) 『ボードゲーム・ジャンクション』(新紀元社) 『ゲームブックDSソード・ワールド2.0』(シナリオ製作スタッフ:ブロッコリー) など |
河野 裕(こうの ゆたか) |
脂肪肝を宣告されて一念発起、長期的な計画で減量中。 SNEを代表する小説家の1人。リプレイ執筆やゲームサポートで経験を積み、オリジナル小説『サクラダリセット』シリーズで着実に読者を獲得した。 その後もグループSNEの地元、神戸を舞台にした『つれづれ、北野坂探偵舎』シリーズや『階段島』シリーズと人気作を上梓。『サクラダリセット』は2017年に映画化/アニメ化、階段島シリーズ1作目『いなくなれ、群青』は2019年に映画化する大ヒット作となった。 ボードゲームでも才を発揮し、2018年制作の『ESCALOGUE アリスと謎とくらやみの物語』はロングセラーに。マーダーミステリーの『何度だって青い月に火を灯した』のシナリオも手がけている。 2019年に独立したが、以降もストーリーゲームの制作などで協力を続けてくれている。 代表作品 ●小説/創作 『さよならの言い方なんて知らない。』(新潮nex) 『階段島』シリーズ(新潮nex) 『つれづれ、北野坂探偵舎』シリーズ(角川書店) 『サクラダリセット』シリーズ(角川書店) 『ウォーター&ビスケットのテーマ』シリーズ(河端ジュン一と共著/KADOKAWA) 『最良の嘘の最後のひと言』(東京創元社) など ●ボードゲーム/創作 『ミステリーパーティーインザボックス 何度だって青い月に火を灯した』 『ESCALOGUE アリスと謎とくらやみの物語』 ●ゲーム制作スタッフ 『ゲヘナ~アナスタシス~』シリーズ(サプリメント『獄王顕現』以降/ジャイブ) 『エムブリオマシンTRPG』シリーズ(『御前試合 Expantion』以降/ジャイブ) ●RPGリプレイ 『ゲヘナ~アナスタシス~リプレイ ミラージュオーシャン・ログブック』(ジャイブ) |
江川 晃(故人) (えがわ あきら) |
『シャドウラン』の翻訳や小説などで活躍。ゲーム全般に造詣が深く、ドイツ語等語学に堪能。近年発展が予感されるボード/カードゲーム紹介では、ボス安田均の片腕として活躍してきた。2010年11月、惜しまれつつ逝去。
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クリエーター メインページ |