後輪駆動のみの設定
10月12日、BMWは、新しい「M2」を発表した。
新型M2はBMWの「2シリーズ・クーペ」をもとに開発された。搭載するエンジンは「M3」、「M4」譲りの3.0リッター直列6気筒ガソリンツインターボ・エンジンを搭載。453psの最高出力を発揮する。
駆動方式は後輪駆動のみで、M3およびM4に用意されている電子制御式4WDシステム「xDrive」は選べない。トランスミッションは6MTないしは8ATとなる。
トラクション・コントロールには、10段階の調整機能を設けた。ドライバーの技量に応じ、電子制御の介入レベルを変更できる。
0〜60マイル(約96km/h)の加速タイムは6MTが4.1秒、8ATが3.9秒。最高速度は250km/hに抑えられている。
足まわりでは、電子制御式のアダプティブダンパーを装備。ブレーキシステムは電動化された。ホイールはフロント19インチ、リアが20インチの異径だ。
エクステリアでは、オプションでカーボンファイバー製ルーフも選べる。前後バンパーや4本出しマフラーなどはM2専用だ。インテリアも専用デザインのステアリング・ホイールやシートなどを装備。オプションのカーボンファイバーパッケージを選ぶと、軽量化されたMカーボンフロントシートとなる。インパネ上部には12.3インチのデジタルメーターと、14.9インチのインフォテインメント・ディスプレイを設置。ヘッドアップディスプレーも用意された。
新型M2の日本導入時期は未定。