トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)がミラノへ。2018年春コレクションをイタリア・ミラノで2018年2月25日(日)に発表した。
毎シーズンお祭りのような盛り上がりを見せるトミー ヒルフィガーのショー。ミラノで開催された今季は「DIRVE」をテーマとした。会場はレーシングコースのようなランウェイがひかれ、F1サーキットさながらの躍動感ある雰囲気。中央にはレーシングカーの体感型ゲームや、ショーピースがすぐに購入できるショップなどが設けられている。大きなスクリーンには、レースの模様を映し出すかのようにモデルのキャットウォークを放映。会場どこにいてもショーの臨場感を体感できるユニークな設計となっていた。
トミー ヒルフィガーといえば、豪華なモデル勢の起用もポイント。もちろん注目は、ファーストルックそして大とりを飾ったモデルのジジ・ハディット。ブランドとのコラボレーションを行っているジジは、TommyXGigiのカプセルコレクションをショーの中で提案。また兄弟のベラも続くようにしてランウェイを闊歩している。
ショーピースは、アイコニックなブランドマークで使用されている赤、青、白の3色が基調。F1ドライバーさながらのパッチ付きトップスやフラッカーチェックのボトムス、技術整備士の作業服のようなパンツなど、モータースポーツの世界を想起させるピースが揃っている。
そこに交わるのは、セクシーでラフなブランドの世界を色濃く映るアイテム。ボディラインを強調させたタイトフィットなドレスや、ヒップラインギリギリのミニスカート。TOMMYとロゴ入りのトップスは、胸下でカットオフされ、カジュアルな表情からセンシュアルな雰囲気へとイメージチェンジしている。