2015年春夏、デザイナーのニコラス・デイリーが設立。
ニコラス デイリー(NICHOLAS DALEY)は、ロンドンに拠点を置くメンズファッションブランド。2015年春夏よりデザイナーのニコラス・デイリーがスタートさせた。
デザイナーのニコラス・デイリーは、1990年生まれ。2013年にセントラル・セント・マーチンズを卒業し、サヴィル・ロウでの勤務経験を経て、2015年自身の名を冠したブランド「ニコラス デイリー」をスタートさせた。学生時代には、ポール・スミスでもインターンシップを経験。
イギリスで生まれ育ちながら、ジャマイカ系の父親を持つジャマイカ系イギリス人のニコラス。自身の生活環境や生い立ちから得た経験、インスピレーションをもとにデザインされた洋服は、民族的な要素も持ち合わせる。母親がスコットランド人、父親がジャマイカ人、そして母国はイギリスという特殊な環境で育ったことに感謝を示し、モノ作りにおいて、さまざまな民族が持つカルチャーをミックスする視点が大切だと話している。
また音楽から受ける影響も大きい。過去のインタビューでは、個人的に気になるカルチャーに音楽を上げ、ポルトガルの民族音楽をエレクトロに落とし込んだり、異なるジャンル、国の音楽をミックスさせてインスピレーション源としていることを明かしている。ブランド「ニコラス デイリー」の広告のアンバサダーに映画監督兼DJのドン・レッツも起用。
デビューコレクションは2015年春夏。「Culture Clash」というテーマのもとファーストコレクションを作成した。
2016年春夏には、アフリカンとカリビアンの要素を交えたコレクションを発表。
2018年秋冬には、ロンドン・ファッション・ウィークに参加。ツイードとジャズカルチャーに焦点を当て「RED CLAY」をテーマにしたコレクションをプレゼンテーション形式でコレクションで発表。