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 「いつも笑顔でいいね」。大島優子さんや峯岸みなみさんたちAKB48の先輩やファンの方は言ってくださいます。まだ16歳ですけど、この笑顔になれるまでには、小さな歴史がありました。

 小学生のころは、すごく人見知りで、引っ込み思案。理科の自由研究の発表では、顔がまっ赤になって、声も震えて、へなへなに。週に1度の集団登校日がいやで仕方がありませんでした。三つ上の姉に付き添ってもらえれば大丈夫でしたが、1人のときは「行きたくない」と大泣き。母にしがみついて、困らせていました。母も仕事があったのに……。外で遊ぶよりは、家でテレビを見たり、姉や妹とカードゲームをしたりして過ごしていました。アイドルには憧れていましたが、目立つことが苦手だったので、「なりたい」という以前に「なれない」と思っていました。