[シネマトゥデイ映画ニュース] 8月に放送を控える24時間テレビ34「愛は地球を救う」のスペシャルドラマ「生きてるだけで なんくるないさ」に、メインパーソナリティーを務める関ジャニ∞のメンバー全員が出演していることが明らかになった。24時間テレビのメインパーソナリティーを務めるグループのメンバー全員がスペシャルドラマに出演するのは、史上初めてのこととなる。
24時間テレビスペシャルドラマ「生きてるだけで なんくるないさ」は、玉元栄作の同名原作を基に、さまざまな難病と闘いながら生き続ける主人公を通して、希望に満ちた「命の物語」を描いた作品。関ジャニ∞の村上信五が、25歳で「数十万人に一人」といわれる悪性腫瘍に侵され、その後も急性骨髄性白血病などさまざまな病気と闘い続ける主人公の青年・石嶺栄作を、渋谷すばるが栄作を励まし続ける親友を演じる。そして19日、関ジャニ∞の横山裕、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義も栄作を叱咤激励する昔からの仲間役で出演することがわかった。
24時間テレビのメインパーソナリティーを担当するグループのメンバー全員がスペシャルドラマに出演するのは史上初となり、関ジャニ∞にとっても、テレビドラマ内でメンバー全員が1つのシーンで共演するのは初めて。記念すべき7人の共演について、主演の村上は「標準語で7人そろってやらせてもらうのは初めてなので、新鮮というよりは不思議な感じでした」と振り返る。また、丸山がアドリブを入れようとしたところ、思わず関西弁が出てしまったという舞台裏も披露。渋谷が「僕らのきずなの深さ、仲の良さの空気感を感じてもらえれば」と語った言葉を裏付けるような温かいエピソードが明かされた。
「『24時間テレビ』ドラマでグループ全員出演というのが初めてなので、とてもうれしい」と喜びを語ったのは横山。村上の芝居については「スタッフさんにも気さくに声をかけて、がんばっているなぁと思いました」と太鼓判。撮影当日には原作者とも対面したといい、「今までにない24時間テレビになりそうだな、とか。期待したいです」と本人もドラマの放送を楽しみにしている様子だ。
実話を基にした本ドラマは、村上演じる栄作を支える妻・美香役に田中麗奈、栄作の母役に高畑淳子、栄作の主治医役に生瀬勝久を迎え、幾度も難病に立ち向かう青年とその家族、周りの人たちとのきずなや人間のもつ生命力の強さを映し出す感動ドラマ。田中が「すごく愛があふれていて、こんなにも人を救うことができるんだ、と人間の強さみたいなものを感じました」と表現する内容に期待したい。(編集部・小松芙未)
24時間テレビスペシャルドラマ「生きてるだけで なんくるないさ」は8月20日夜、日本テレビ系にて放送
24時間テレビ34「愛は地球を救う」は8月20日午後6:30から21日午後8:54まで日本テレビ系にて放送