JPS638861A

JPS638861A - 磁気カードとその識別装置

Info

Publication number: JPS638861A
Application number: JP61151047A
Authority: JP
Inventors: Kiyohiro Ishizumi; 石積　清博
Original assignee: Anritsu Corp
Current assignee: Anritsu Corp
Priority date: 1986-06-27
Filing date: 1986-06-27
Publication date: 1988-01-14
Also published as: JPH0568756B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く本発明の産業上の利用分野〉本発明は、各種データが記録された磁気カードを用いる
装置に係り、特に書込みデータに誤りのある磁気カード
あるいは偽造された磁気カード等の不正利用を防止する
ための磁気カード識別方式％式％近年、買物の支払いや銀行等での現金の出入れ、特定場
所への人出管理、あるいは、公衆電話機等の各種機器の
利用に磁気カードが多く利用されている。

この種の磁気カードは、国有の取引コードや、登録階あ
るいは金額情報等の各情報が磁気記録されており、この
磁気カードに記録された情報は、各種端末器や利用機器
内のカード読取り装置によって再生され、処理される。

く本発明が解決しようとする問題点〉しかしながら、上記のような磁気カードの普及に伴って
、磁気カードに記録された情報がその装置以外の装置に
読取られ再書込みされる危険が高くなっている。

即ち、公衆電話機等の使い捨てカードは、使用済みの磁
気カードが未使用の磁気カードと同じ記録内容に再書込
みされたり、また、銀行等で利用されている繰り返し使
用されるカードにおいては、不要になったカード、ある
いは不正に取１りしたカードに所定の情報が書き込まれ
て、不正使用される恐れがある。

また、なんらかの理由により記録されたデータに誤りを
生じている磁気カードにより、機器の誤動作を招く恐れ
があった。

く本発明の目的〉本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、偽造され
た磁気カードの不正使用や、データに誤りのある磁気カ
ードによる誤動作を防止するために、磁気カードの正当
性を識別する磁気カード識別方式を提供することを目的
としている。

く本発明の一実施例〉（第１〜３図）以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は、本発明の方式に用いる磁気カードの一例を示
すもので、磁気カードＣの磁気記録帯１には、個有領ｆ
ｉｔ！２ａと識別領域２ｂとが設けられている。

個有領域２ａには、取引階あるいは金額情報等の個有デ
ータが、また識別領域２ｂには、カードの正当性を識別
するための識別コードが、予め所定のカード書込み装置
によって、磁気記録される。

この識別コードは、個有データを所定の再生装置で再生
した再生信号に基づいて作成される。

即ら、個有領ｔａ１２ａに記録された個有データを、磁
気ヘッドを介して再生増幅すると、第２図（ａ）に示す
ような再生波形が（りられる。この再生波形の各波高［
（ａｔ、ａｚ・・・・・・）は、個有データ記録時の記
録状態（例えば、カードの磁気材料のバラツキや書き込
みヘッドとの接触状態など）によって一定の値にならな
い。

この各波高１ｉａ（ａｔ、ａｚ・・・・・・）を順次標
本化して、例えば、４ピツトのコード化されたディジタ
ル信号にアナログ−ディジタル変換（以下、Ａ−Ｄ変換
と記す）すると、第２図（ｂ）に示すように、各波高ｌ
１ａ（ａｌ、ａｚ・・・・・・）に対応する識別コード
（ｂｌ、ｂｌ・・・・・・）が得られる。磁気カードＣ
の識別領域２ｂには、この識別コード（ｂｌ、ｂｌ・・
・・・・）が記録されている。

このようにして作成された磁気カードＣの利用のために
、カード読取り装置は例えば、第３図に示すように構成
される。

図において、磁気カードＣから磁気ヘッド１１を介して
再生増幅器１２によって増幅された再生信号のうち、０
１右データの再生信号はピークホールド回路１３によっ
て、その各波高値がサンプリングされ、△−り変換器１
４によって４ビツトの符号化された検出コードに順次変
換され、記憶器１５に記憶されると同時に波形整形器１
６によって矩形波に整形され、記４！！器１９に記憶さ
れ、各情報として利用される。

一方、識別コードの再生信号は、波形整形器１６によっ
て、矩形波に整形され、記憶器１７に記憶される。

記憶器１５に記憶された検出コードと記憶器１７に記憶
された識別コードは、比較器１８によって比較され、こ
の結果、磁気カードの正当性が識別される。

即ち、正当な磁気カードであれば、上記のカード読取り
装置で再生された個有データの各波高値は、磁気カード
作成時に再生された個有データの各波高値とほぼ等しい
ため、カード読取り装置の比較器１８において、検出コ
ードと識別コードとはほぼ一致する。

従って、この時、この磁気カードは正当なものとして評
価され所定処理を受ける。

また、再婁込みしたり、コピーしたりして不正に作成さ
れた磁気カードでは、個有データの再生信号の各波高値
が、その識別コードと大幅に異なってしまうため、カー
ド読取り装置の比較器１８における検出コードと識別コ
ードとの差が著しくなる。

従って、この磁気カードは、不当なものとして評価され
、所定の処理（例えば返却）を受ける。

く本発明の他の実施例〉（第４図）なお、上記実施例では、磁気カード作成時に、個有デー
タの再生波形のゼロボルトからの波高値に基づいて、識
別コードを得るようにしていたが、これは、第４図のよ
うに、波高値から次の波高値の差（Ｃ１、Ｃ２・・・・
・・）に基づいて、識別コードを得るようにしてもよい
。

また、上記実施例では、個有データの再生波形の各波高
値をＡ−Ｄ変換して、得られたコードを直接識別コード
としていたが、Ａ−Ｄｆｆｌ換後のコードを所定の演算
データに基づいて変換したものを識別コードとすれば、
カードの偽造防止に一層の効果がある。

また、第１図の磁気カードＣにおいて、個有領Ｖｔ、２
ａと識別ｆｌｊｔ４２ｂを１つのストライブを分割して
利用しているが、これにより個有領域２ａの領域が不足
する時はストライブを複数本使用しデータ借を増すよう
にしてもよい。

く本発明の効果〉以上のように、本発明の磁気カード識別方式では、デー
タと、このデータの再生信号の所定の標本値をＡ−Ｄ変
換して作成された識別コードとを、予め磁気カードに富
込み、カード読取り装置において、前記データを再生し
、該再生信号の所定の標本値をＡ−Ｄ変換して検出コー
ドを作成し、該検出コードと前記磁気カードに予め書込
まれた識別コードとを比較することによって磁気カード
の正当性を識別するようにしているため、再書込み等に
よって偽造された磁気カ二ドの不正使用や、データに誤
りのある磁気カードによるｎ器の誤動作を防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に用いられる磁気カードの一実施例を
示す図、第２図（ａ）は、磁気カードのデータ再生波形
を示す図、第２図（ｂ）は、第２図（ａ）の各波高値を
標本化してアナログ−ディジタル変換して１りられた信
号を示す図、第３図は、本発明に用いられるカード読取
り装置の要部を示すブロック図である。第４図は本発明
の他の標本化の例を示す因である。Ｃ・・・・・・磁気カード、１・・・・・・磁気記録帯
、２ａ・・・・・・個有領域、２ｂ・・・・・・識別領
域、１１・・・・・・磁気ヘッド、１２・・・・・・再
生増幅器、１３・・・・・・ピークボールド回路、１４
・・・・・・Ａ−Ｄ変換器、１５・・・・・・記憶器、
１６・・・・・・波形整形器、１７・・・・・・記！！
器、１８・・・・・・比較器、１９・・・・・・記憶器
。代理人　　弁理士　　早　川　誠　志第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】データと、該データの再生信号の所定の標本値をアナロ
グ−ディジタル変換して作成された識別コードとを磁気
カードに予め書込み；カード読取り装置によつて、前記データを再生し、該再
生信号の所定の標本値をアナログ−ディジタル変換して
検出コードを作成し、該検出コードと前記識別コードと
を比較することによつて磁気カードの正当性を識別する
ようにしたことを特徴とする磁気カード識別方式。