JPS63254118A - グラフトポリマーの製造法 - Google Patents

グラフトポリマーの製造法

Info

Publication number
JPS63254118A
JPS63254118A JP3767788A JP3767788A JPS63254118A JP S63254118 A JPS63254118 A JP S63254118A JP 3767788 A JP3767788 A JP 3767788A JP 3767788 A JP3767788 A JP 3767788A JP S63254118 A JPS63254118 A JP S63254118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
extruder
styrene
maleic anhydride
graft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3767788A
Other languages
English (en)
Inventor
チユン・シン・ウオン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Canada Inc
Original Assignee
DuPont Canada Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DuPont Canada Inc filed Critical DuPont Canada Inc
Publication of JPS63254118A publication Critical patent/JPS63254118A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F255/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00
    • C08F255/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/02Polymerisation in bulk

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熔融炭化水素ポリマーにモノマーをグラフトす
る、特に、熱的に共重合する、少なくとも2種類の異な
るモノマーをポリマーにグラフトする方法に関する。
ポリオレフィン、特にエチレン又はプロピレンのホモポ
リマー、及びエチレン及び高級α−オレフィンの共重合
体は、広い範囲の最終用途で、例えばフィルム、金型成
型品又は真空成型品、パイプ、塗料、その他の形で、大
量に使用されている。
α−オレフィン炭化水素のホモポリマー、及び共重合体
は、特にポリアミド、ポリエステル、その他と比較する
と非極性である。同ポリマーの非極性はポリマーの性質
に大きな影響を及ぼし、ある用途では非常に有利である
が、ある場合にはその用途によって問題か起こったり、
あるいは困難にぶつかったりする可能性がある。例えば
塗料、安定剤及び染料は極性である場合か多く、非極性
ポリマーに対する親和性は小さく、従ってポリオレフィ
ンとの接着性、固着性又は吸着性は悪い。
この様な問題又は困難を乗り越える為に、数々の技術か
開発されたが、その中には例えば、非極性ポリマーのコ
ロナ放電処理、添加剤構造の改変、極性物質とのブレン
ド及び極性モノマーのポリマーへのグラフトがある。
炭化水素ポリマーへのモノマーグラフトは多くの方法か
開発されている。例えば熔融ポリマーへのモノマーグラ
フトは、例えば1986年9月16日刊行されたR、A
、 Zelonka及びC,S、 Wongらの米国特
許第4,612.155号によって公知である。スチレ
ンと無水マレイン酸との混合物を作り、約120°C以
上の温度で活性水素原子を有するポリマーと反応させる
方法は1972年8月8日刊行のN、G、 Gaylo
rdのカナダ特許第907,248号に開示されている
。同様な方法は又、N−G、 Gaylord等によツ
P01ymer Letters 1095100 (
1972)に記載している。押出機中でポリマーヘモツ
マ−をグラフトして、ポリマーの粘弾性的性質、又は化
学的及び粘弾性的両性質の改質法が1976年7月20
日刊行のR,A、 Steinkampらによるカナダ
特許第993 、592号に開示されている。
2種又はそれ以上のモノマーをポリマーにグラフトする
これらの例では、グラフトを連続的に実施するのか操作
的に困難である事が経験的に分かつている。更にグラフ
ト反応は、モノマーとポリマーとの反応を容易にする開
始剤の存在下に実施するのが普通一般である。
今、少なくとも2種の熱共重合性モノマーをポリマーに
、特に開始剤の不存在下にグラフト出来る方法が発見さ
れた。
即ち、本発明は、下記の段階: (a)押出機に2ないし10個の炭素原子を有するモノ
マーの炭化水素ポリマーを供給し、熔融状態で押出機に
よって同ポリマーを移送する段階、 (b)該押出機中の炭化水素ポリマーよりも低い温度で
熱共重合出来る少なくとも2種のグラフトモノマーを、
該グラフトモノマーの一方が、該グラフトモノマーの他
方と、熔融ポリマーの存在下に接触し、該ポリマーと該
グラフトモノマーとが急速に混合する様な条件下に、押
出機に供給する段階、 (C)該モノマー及びポリマーを少なくとも10秒間急
速に混合する段階、そして (d)得られた改質ポリマーを押出機から押し出す段階
、 からなる事を特徴とするグラフトポリマーの製造法を提
供するものである。
本発明の好ましい実施態様で、グラフトポリマーはグラ
フト反応用開始剤を添加せずに製造される。
本発明のもう1つの実施態様では、該ポリマーは3級炭
素原子を有する炭化水素ポリマーである。
更に別の実施態様では、グラフトモノマーの一方が、ス
チレン、2−メチルスチレン、4−メチルスチレン、α
−メチルスチレン、β−メチルスチレン、4−ビニール
アニソール、スチルベン、インデン及びそれらの混合物
からなる群れから選ばれ、そして他の一方が無水マレイ
ン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、マレイミド
、N−7エニルマレイミド及びそれらの混合物からなる
群れから選ばれる。
本発明はある種のモノマーを炭化水素ポリマーにグラフ
トする事に関する。該炭化水素ポリマーは、2ないし1
0個の炭素原子を有する少なくとも1種のα−オレフィ
ン炭化水素のポリマーである。
特に該ポリマーは、エチレン、プロピレン、又は4−メ
チルペンテンのホモポリマーであるか、又はブテン−1
1ヘキセン−1,4−メチルペンテン、及びオクテン−
1の少なくとも1種とエチレン及び/又はプロピレンと
の共重合体である。
該ポリマーは3級炭素原子を有する事が好ましい。該ポ
リマーは、それが押出機によって押し出し出来る限り、
熱可塑性の、部分結晶性ポリマーであるか又は弾性体で
ある事が出来る。
抗酸化剤がポリマー中に存在すると、熱によって誘導さ
れる共重合及び/又はポリマーと混合モノマーとの間の
グラフト反応を抑制する可能性がある。それ故該ポリマ
ーは150 ppm、特に75 ppm以下の抗酸化剤
を含む事が好ましい。好ましい実施態様において、該ポ
リマーは実質的に抗酸化剤を含まない。
少なくとも2種のモノマーが押出機に供給される。該モ
ノマーは熱的に共重合出来るモノマーである。該モノマ
ーはモノマーとポリマーが混合する前に共重合が起こら
ない様に押出機に供給する。
共重合が起こってしまうと、後で説明する様に、モノマ
ーを押出機に供給する通路及び/又は押出機中の射出口
が閉塞などの加工上の問題が生じ易くなる。
押出機に供給されるモノマーの、少なくとも1種は好ま
しくはスチレン、2−メチルスチレン、4−メチルスチ
レン、α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、4−
ビニールアニソール、スチルベン、インデン及びそれら
の混合物である。スチレンが好ましいモノマーである。
同モノマーは、例えばペレット、顆粒状のポリマーと、
押出機に供給する前に混合するよりも、押出機中の熔融
ポリマーに直接供給するのが好ましい。
もう一方のモノマーは好ましくは無水マレイン酸、無水
イタコン酸、無水シトラコン酸、マレイミド、N−フェ
ニルマレイミド及びそれらの混合物から選ばれる。該モ
ノマーは直接該熔融ポリマーに供給したり、又はもう一
方のモノマーとは別に供給したり、又は押出機に供給す
る前にポリマーと混合する事も出来る。例えば該モノマ
ーは該ポリマーとトライブレンドする、即ちモノマーと
ポリマーとの物理的混合物にするか、又はポリマー上に
被覆するか、又はモノマーと、グラフト相手のポリマー
と相溶性であり、容易にグラフト相手ポリマーとブレン
ド出来るポリマーとの組成物とする事が出来る。同相溶
性ポリマーは例えば、グラフト相手ポリマーと似ており
、唯、温度200℃、剪断速度4005ec−’で測定
した剪断粘度がグラフト相手ポリマーのそれの30%以
上ではないポリマーである事が出来る。この様な相溶性
ポリマーは又炭化水素ポリマーで有るべきであるが、し
かしグラフト操作を妨げないその他のポリマーである事
も出来る。
本発明の方法は連続的に操作する事を目的としている。
本発明の方法で、ポリマーは適当な混合スクリューを装
備した押出機に供給される。好ましい実施態様では、押
出機は2軸スクリユ一型押出機である。前に議論した様
に、該モノマーの一方又は両者は押出機に供給されたポ
リマーと混合する事が出来る。さもなければ、両モノマ
ーは同時にしかし別々に押出機に供給する事も出来る。
例えは雨上ツマ−は押出機の同じ部位に同心の多重管を
別々に通して、それぞれがポリマーに接触する迄は混合
すること無く同時に供給する事が出来る。しかし、モノ
マーが一緒に混合されず、そして押出機の射出口に供給
されるのが重要である。
ポリマー及びモノマーの混合温度はポリマーの溶融点以
上であり、通常150ないし280°Cの範囲である。
全モノマー七の混合後、押出機中のポリマー滞留時間は
ポリマ一温度と反比例の関係にあるが、少なくとも10
秒間、好ましくは少なくとも30秒間である。
得られたグラフトポリマーは押出機から目的に合わせた
形に押し出される。例えはグラフトポリマーは直接製品
、例えばフィルム、繊維又は成型製品に加工する事が出
来る。しかし、グラフトポリマーは通常、製品加工に使
用するのに適した微細形、例えばペレット、顆粒、その
他に押出、成型される。
得られたグラフトポリマーは各種の最終用途、例えば塗
料、フィルム、繊維、成型品、その他、特に染色性、接
着性及び/又は印刷性が重要な性質として要求される最
終用途で使用する事が出来る。
本発明を以下の実施例によって説明する。
実施例 l 抗酸化剤を含まない、Himont Canada I
nc、社からPRO〜FAX 6401の商品名で得ら
れ、熔融流動指数4 dg/minのプロピレン粉末状
ホモポリマーに1.1重量%の無水マレイン酸を被覆し
た。こうして得られた被覆粉末を、ガス抜き口及び高能
率混合スクリューを装備したWerner & Pfl
aiderer 53 mm2軸スクリユー押出機を通
して押し出す。温度分布は、ゾーン1,170°C:ゾ
ーン2.188°C:ゾーン3.230°Cそしてダイ
、230°Cであった。押出速度は30 kg/hrで
あった。1.4重量%のスチレンを、シー2にあるガス
抜き口を通して射出した。得られたグラフトポリマーは
ペレット化した。
得られたグラフトポリマーはスチレンと無水マレイン酸
と両者を含んでおり、無水マレイン酸の量は0.8重量
%であった。グラフトポリマーは純白色ではなく、熔融
流動指数は17−3 dg/minであった。比較実験
では、該ポリマーを同一条件下に唯マレイン酸及び/又
はスチレンを添加せずに押出し、そしてペレットにした
。得られたペレットは20、Odg/minの熔融流動
指数を持っていた。
同グラフトポリマーは塩基性条件下に青色染料で非常に
染色されやすかった。更にポリマーをアルミニウムに1
90°Cで熔融プレスする接着試験でグラフトポリマー
とアルミニウム箔との接着性が非グラフトポリマーより
も改善された。
実施例 ■ 比較実施例で、粉末状ポリマーを1.1重量%の無水マ
レイン酸及び500 ppmのLupersol 13
0有機過酸化物で被覆した。得られた被覆ポリマーを、
実施例 ■と同様にただスチレンは加えずに処理した。
得られたグラフトポリマーは0.15重量%のグラフト
無水マレイン酸を含んでおり、熔融流動指数は258 
dg/min、そして非純白色であった。同グラフトポ
リマーとアルミニウムとの接着は良くなかった。得られ
たグラフトポリマーは染色可能ではあったが、実施例 
Iで得られたものよりも色強度は低かった。
実施例 ■ 約600 ppmのlrganox 1010ヒンダー
ドフエノール系抗酸化剤及び約1.000 ppmのI
rgafos 168亜燐酸エステル系抗酸化剤を含み
、熔融流動指数が4dg/minのプロピレンンホモポ
リマー(Shell E−300)のペレット25レ で被覆した。被覆粉末は実施例 工と同様にして、ガス
抜き口で1.5重量%のスチレンを射出した。
得られたポリマーは0.05重量%のグラフト無水マレ
イン酸を含み、そして熔融流動指数は5.2dg/mi
nであった。
本実施例はポリマー中に抗酸化剤が存在すると逆効果に
なる事を示したものである。
実施例 ■ 比較実施例で、あらかじめ真空蒸留して精製した403
gの無水マレイン酸を473 mlのスチレンに混合し
、60ないし70°Cの湯浴上で穏やかに暖めながら溶
解した。得られた溶液を、60°Cの湯が循環するステ
ンレススチール製蛇管を備えた貯蔵タンクに入れた。
該溶液をジャケット付きステンレススチール製輸送配管
を通してBrabender押出機のガス抜き口に射出
し、同時に線状低密度ポリエチレン(密度: 0.92
0 g/cm3、熔融流動指数: 1.4 dg/m1
n)を押出機を使用して押し出した。2時間後、輸送配
管が貯蔵タンク円で生成したスチレン/無水マレイン酸
共重合体でふさがってしまった。
実施例 V 実施例 ■の実験を、唯スチレンと無水マレイン酸の溶
液を45−50°Cに維持して溶液中で生ずる共重合体
の量を少なくする様にして繰り返した。
約1時間後、無水マレイン酸が溶液から析出し、輸送配
管が詰まった。
実施例 ■及び■からスチレン及び無水マレイン酸の溶
液を60°Cに維持すると千ツマ−が共重合を起こし、
一方45−50°Cでは無水マレイン酸が析出する事に
注目すべきである。この様にモノマーの溶液を形成し、
同溶液を押出機に供給するのはスチレン及び無水マレイ
ン酸をポリエチレンにグラフトするのは実際的な方法で
はない。
実施例 ■ 実施例 ■の実験で使用したモノマー添加系を改修し、
スチレンと無水マレイン酸を溶液としてではなく別々の
タンクに蓄える様にした。無水マレイン酸を収容するタ
ンクは温度70°Cの循環水で暖め、一方スチレンタン
クは室温にした。各タンクからの流れを、押出機の射出
口に供給する直前に混合し、射出口の温度は少なくとも
175°Cにする。約2時間以内に押出機の射出口がふ
さがる事が分かった。装置を取り外してみるとスチレン
と無水マレイン酸とが射出口で共重合しているのが観察
され、その事から七ツマー類は熔融ポリエチレンの存在
下に混合するのが重要である事が示されtこ。
釆mN  VII 更に比較実験で、ARCOCHEMICAL COMP
ANYがらSMA 1.000の商品名で得られた16
0 gのスチレン/−15= 無水マレイン酸共重合体を8 kgの線状低密度ポリエ
チレン粉末(密度(1,920g/cm’、熔融指数1
.4 dg/m1n)とトライブレンドした。得られた
混合物を2軸スクリユ一押出機を通して、熔融温度24
0’c。
スクリュー速度12Orpm、押出量151b/hrで
押し出した。得られた生成物は帆4%のアセトンで抽出
されない無水物質を含んでいたが、上記した試験でアル
ミニウムへの接着は低かった。
実施例 ■ 本発明の方法でのトライブレンド物の使用を説明する為
に、粉末状線状低密度ポリエチレン(密度0.920 
g/cm”、熔融指数1.4 dg/m1n)をそれぞ
れ2重量%のスチレン及び無水マレイン酸とトライブレ
ンドした。スチレンはポリマー中に吸収された。
得られたブレンドはBrabender押出機に供給し
、7゜8 g/m1r1の速度で押し2出した。押出機
の温度分布は、シー71 :170°C1ゾーン2:2
30°c1 ゾーン3:230°C及びダイ:203°
Cにセットした。スクリュー速度は30 rpmであっ
た。得られた生成物を分析したところ、それぞれ約1%
の無水マレイン酸及びスチレンかポリエチレンにグラフ
トされていた。
得られたグラフトポリマーはアルミニウムに対して優れ
た接着性を示した。
上記した方法を、密度0.960 g/cm3、熔融指
数l。
Q dg/minの高密度ポリエチレンを用いてもウ一
度縁り返した。得られた生成物はグラフトスチレン及び
無水マレイン酸を含み、無水マレイン酸の量は0.9重
量%であった。
実施例 ■ 本発明で押出機中へのスチレン射出を説明する為に、磨
砕高密度ポリエチレン(密度0.956g/cm3、熔
融指数1.0 g/m1n)を、1.5重量%の磨砕粉
末状無水マレイン酸と混合した。得られた混合物はカス
抜きスクリューを装備したBrabender押出機を
通して押し出し、押出機中のポリマー滞留時間か約3分
間になる様に延長子を着けた。スチレンは押出機中に直
接押し出し、混合物中の濃度を2重量%とじた。押出機
中の温度分布はゾーン1:150°C1ゾーン2 : 
180°C1ゾーン3 : 200°Cで、押出機の延
長部:200°Cそしてダイ:195°Cであった。
スクリュー速度106 rpm、そして押出量は40 
g/minであった。得られた生成物は、その均一性を
良くする為に、同条件下に再押し出しした。
生成物はポリエチレンにグラフトしたスチレン及び無水
マレイン酸(0,73重量%)を含んでいた。
実施例 X 本発明のグラフト法を線状低密度ポリエチレン(密度0
.920g/cm3、熔融指数L4 dg/m1n)及
び強力撹拌用スクリューを備えた、5cm単一スクリュ
ー押出機を用いて実施した。それぞれ1重量%のスチレ
ン及び無水マレイン酸を直接同心多itを使用して押出
機中に導入した。スチレンは内管を通して、無水マレイ
ン酸は外管を通して供給し、外管は加熱して、無水マレ
イン酸を熔融状態に保った。同心多重管はスチレン及び
無水マレイン酸が混合し、実質的に同時に熔融ポリマー
と接触出来る場所に設置する。押出機中、混合物の熔融
温度は220ないし240°Cに維持し、押出量は12
 kg/hrであった。
得られたスチレン/無水マレイン酸グラフトポリエチレ
ンは0.56重量%の無水マレイン酸を含んでいた。
本方法は、射出口がふさかるので、中断する事無く数日
間に互って操作を続けた。
特許出願人 デュポン・カナダ・インコーホレーテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の段階:即ち (a)押出機に2ないし10個の炭素原子を有するモノ
    マーの炭化水素ポリマーを供給し、熔融状態で押出機に
    よって同ポリマーを移送する段階、 (b)該押出機中の炭化水素ポリマーよりも低い温度で
    熱共重合出来る少なくとも2種のグラフトモノマーを、
    該グラフトモノマーの一方が、該グラフトモノマーの他
    方と、熔融ポリマーの存在下に接触し、該ポリマーと該
    グラフトモノマーとが急速に混合する様な条件下に、押
    出機に供給する段階、 (c)該モノマー及びポリマーを少なくとも10秒間急
    速に混合する段階、そして (d)得られた改質ポリマーを押出機から押し出す段階
    、 からなる事を特徴とするグラフトポリマーの製造法。 2、グラフトポリマーを重合開始剤の不存在下に実施す
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、得られたポリマーが実質的に抗酸化剤を含まない事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
    法。 4、同ポリマーが第3級炭素原子を有する事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項記載の方法。 5、グラフトモノマーの一方が、スチレン、2−メチル
    スチレン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレン、
    β−メチルスチレン、4−ビニールアニソール、スチル
    ベン、インデン及びそれらの混合物からなる群れから選
    ばれ、そして他の一方が無水マレイン酸、無水イタコン
    酸、無水シトラコン酸、マレイミド、N−フェニルマレ
    イミド及びそれらの混合物からなる群れから選ばれる事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の
    方法。 6、グラフトモノマーの一方がスチレンで、他方が無水
    マレイン酸である事を特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載の方法。 7、該モノマー及びポリマーを少なくとも30秒間混合
    する事を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項
    記載の方法。 8、該ポリマーがエチレン、プロピレン、又は4−メチ
    ルペンテンのホモポリマーであるか、又はブテン−1、
    ヘキセン−1、4−メチルペンテン、及びオクテン−1
    の少なくとも1種とエチレン及び/又はプロピレンとの
    共重合体である事を特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第7項記載の方法。
JP3767788A 1987-02-23 1988-02-22 グラフトポリマーの製造法 Pending JPS63254118A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8704185 1987-02-23
GB878704185A GB8704185D0 (en) 1987-02-23 1987-02-23 Grafting monomers onto molton hydrocarbon polymer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63254118A true JPS63254118A (ja) 1988-10-20

Family

ID=10612756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3767788A Pending JPS63254118A (ja) 1987-02-23 1988-02-22 グラフトポリマーの製造法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0280454A3 (ja)
JP (1) JPS63254118A (ja)
AU (1) AU1201588A (ja)
GB (1) GB8704185D0 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05209025A (ja) * 1991-07-05 1993-08-20 Dainippon Ink & Chem Inc 変性プロピレン重合体組成物、それを用いる成形材料、及びフィルムもしくはシート
JP2009500535A (ja) * 2005-07-05 2009-01-08 コーロン インダストリーズ インク 全芳香族ポリアミドフィラメント及びその製造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IN171050B (ja) * 1987-04-11 1992-07-04 Stamicarbon
US4888394A (en) * 1988-06-15 1989-12-19 Phillips Petroleum Company Process to graft stereoregular polymers of branched, higher alpha-olefins and compositions thereof
GB8818880D0 (en) * 1988-08-09 1988-09-14 Research Corp Ltd Modified polymers
CA2000507C (en) * 1988-10-19 1999-07-06 Du Pont Canada Inc. Process for the preparation of grafted polymers of improved colour
WO1991016189A1 (en) * 1990-04-12 1991-10-31 Exxon Chemical Patents Inc. Polymer grafting process, apparatus and products obtained therewith
ATE143984T1 (de) * 1990-07-16 1996-10-15 Basf Ag Gepfropfte und vernetzte propylencopolymerisate
FI96033C (fi) * 1992-12-31 1996-04-25 Borealis As Menetelmä polyolefiinien funktionalisoimiseksi sulatilassa
KR950003089A (ko) * 1993-07-26 1995-02-16 만프레트 래츠슈, 일 요르간 개질된 탄성중합체성 폴리프로필렌
US6028146A (en) * 1994-08-26 2000-02-22 Borealis A/S Free radical grafting of monomers onto polypropylene resins
CN113831247B (zh) * 2021-08-19 2022-08-26 南方电网科学研究院有限责任公司 一种马来酸酐修饰电压稳定剂及其制备方法与应用
CN115286740B (zh) * 2022-08-08 2023-11-24 山东天风新材料有限公司 一种适合工业化生产的聚丙烯接枝马来酸酐的制造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3708555A (en) * 1970-02-24 1973-01-02 Gaylord Ass Grafting of a mixture of styrene and maleic anhydride onto backbone polymers containing active or labile hydrogen atoms
US3953655A (en) * 1972-04-03 1976-04-27 Exxon Research And Engineering Company Polymers with improved properties and process therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05209025A (ja) * 1991-07-05 1993-08-20 Dainippon Ink & Chem Inc 変性プロピレン重合体組成物、それを用いる成形材料、及びフィルムもしくはシート
JP2009500535A (ja) * 2005-07-05 2009-01-08 コーロン インダストリーズ インク 全芳香族ポリアミドフィラメント及びその製造方法
JP4658195B2 (ja) * 2005-07-05 2011-03-23 コーロン インダストリーズ インク 全芳香族ポリアミドフィラメントの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB8704185D0 (en) 1987-04-01
EP0280454A3 (en) 1990-07-11
EP0280454A2 (en) 1988-08-31
AU1201588A (en) 1988-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS621711A (ja) ポリオレフインへのモノマ−のグラフト方法
US4927888A (en) Maleic anhydride graft copolymers having low yellowness index and films containing the same
EP0180302B1 (en) Thermoplastic resin composition
US4528329A (en) Production of polyolefin copolymer
EP0428510A1 (en) COPOLYMERIC PRODUCTS GRAFTED WITH MALEIC ACID ANHYDRIDE HAVING LOW YELLOW INDEX, AND PREPARATION.
JPS621737A (ja) ポリオレフインと反応性添加剤含有ポリマ−とのブレンド物
JPH06329844A (ja) ポリオレフインブレンド物からの製品の製造方法
JPH0625478A (ja) ポリオレフィン組成物およびその製造方法
JPH06192511A (ja) 熱可塑性ポリビニルアルコール/ポリオレフィンブレンドの反応性溶融押出しグラフト
JPS63254118A (ja) グラフトポリマーの製造法
EP0266994A2 (en) Process for the grafting of monomers onto polymers
US5073590A (en) Themoplastic resin composition and process for producing the same
KR0124127B1 (ko) 에틸렌 중합체 조성물, 그 제조 방법 및 산업 물품 제조에의 용도
US4716197A (en) Polyethylene/EPDM-graft polystyrene blends
US5397842A (en) Polyolefin/segmented copolymer blend and process
US5300570A (en) Plastic articles with compatibilized barrier resin
US4857254A (en) Method for grafting monomers onto molten hydrocarbon polymer
JPS6198703A (ja) 金属酸化物と反応したエチレンコポリマーおよびその製造方法
EP0195829B1 (en) Blends of olefinic and monovinylidene aromatic polymers
EP0486914B1 (en) Thermoplastic compositions based on polyolefin and vinyl-aromatic polymer
CN1865323B (zh) 多层粒料及其制备方法
EP1196468A1 (en) A method for the modification of polyolefins
JPH0657049A (ja) 相溶化剤およびそれを配合した熱可塑性樹脂組成物
JP3274922B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂組成物
JP3412180B2 (ja) プロピレン系樹脂成形体