JPS6240554B2 - - Google Patents
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- JPS6240554B2 JPS6240554B2 JP54138093A JP13809379A JPS6240554B2 JP S6240554 B2 JPS6240554 B2 JP S6240554B2 JP 54138093 A JP54138093 A JP 54138093A JP 13809379 A JP13809379 A JP 13809379A JP S6240554 B2 JPS6240554 B2 JP S6240554B2
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- plunger
- yoke
- magnetic
- sleeve
- permanent magnet
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B17/00—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/043—Arrangements for driving reciprocating piston-type pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
本発明は永久磁石を利用したポンプに関する。
従来のロツカーアームまたはプツシユロツドな
どを介して可撓膜に振動を与え流体を搬送する方
式のポンプでは、運動する可撓膜で搬送する流体
部とこの膜に運動を伝える部分とを気密的に分離
する必要があり、可撓膜の気密構造および耐久性
が常に問題となる。また電磁力によりプランジヤ
ーを振動させる方式のポンプ、通称電磁ポンプで
は、可撓膜に関する問題は避けられるが、基本的
に電気エネルギ源を必要とし、かつ製作費用も高
価なものとなる。 この発明は機械的エネルギを利用し、可撓膜を
使用することなしに確実な気密構造で流体搬送を
行なうポンプを提供するものであり、気密性、耐
久性および製作費用の点で極めて有効なものであ
る。 次に図面に基づいて本発明を具体的に説明す
る。以下述べる実施例はてこ式(ロツカーアーム
式)ポンプに適用した場合であるが、これに限定
されるものではない。 第1図ないし第3図は第1実施例を示すもの
で、第1図は平面図、第2図は第1図のA―
A′線における断面図、第3図は第1図のB―
B′線における断面図である。 第2図において、1は非磁性材料のボデイ、2
は肉厚円筒状の永久磁石で円筒の両端面が磁極に
なるように着磁されている。3,4は共に永久磁
石2の磁気回路を形成する磁性材料の円板形状ヨ
ークで、その一面はそれぞれ永久磁石2の磁極面
に密着し、かつヨーク4の内孔は、ボデイ1の端
部とで非磁性材料の薄肉スリーブ5とそれぞれの
中心にささえている。3′はヨーク3にあけられ
た通気用の小孔である。肉厚円筒形状の運動ヨー
ク6は磁性材料で、スリーブ5の外周に摺動自在
にはめ合い、その外周部の一部はヨーク3の内周
と微小隙間を形成し、他端は溝6′でロツカーア
ーム7のフオーク7′とかみ合つている。スリー
ブ5の内周には磁性材料のプランジヤー8が摺動
自在に挿入され、その一端には逆止弁aが弁座1
0により固定されている。逆止弁aは円板形状弾
性体薄膜弁9と弁9を弁座10に固定するリベツ
ト11で形成され、流体のe矢印方向の流れのみ
を許容する。 プランジヤー8の中心部には流体通路8′が形
成されており、他端にはストツパースプリグ12
が固定され、プランジヤー8の吐出終了位置を規
正する。逆止弁aに対向し、プランジヤースプリ
ング26をはさみ、逆止弁bがスリーブ5の一端
に固定されている。逆止弁bは円板形状弾性体薄
膜弁13、弁座14、ホルダー15およびリベツ
ト16で構成されており、吸入管17を有するキ
ヤツプ18によりボデイ1に固定されている。O
リング22はボデイ1とスリーブ5およびボデイ
1とキヤツプ18相互の気密を保つ。逆止弁bは
c矢印方向の流れのみ許容する。 スリーブ5、逆止弁aおよび逆止弁bに囲ま
れ、かつプランジヤースプリング26を圧縮で内
蔵した室dがポンピング室である。 ボデイ1の他端には、吐出管19およびチユー
ブ20を有するキヤツプ21が固定され、ヨー
ク、永久磁石、スリーブおよびプランジヤーの位
置を決めている。Oリング24はキヤツプ21と
スリーブ5間の気密を保ち、ガスケツト23はキ
ヤツプ21とボデイ1間の気密を保つ。パイプチ
ユーブ20はg室内に気体を保ち、搬送流体が液
体である場合の吐出側の脈動吸収を果すと共に、
プランジヤーの吐出終了位置決めをする。 ロツカーアーム7はピン25を中心に揺動し、
その一端は運動ヨーク6の溝6′に噛み合い、他
端はロツカーアームスプリング27によりカム
(エキセンカム)28に押しつけられている。ピ
ン25はボデイ1に両端が固定されている。 上記ポンプの作動原理を説明する。第3図の中
心線の右の図は、運動ヨーク6がロツカーアーム
7のフオーク7′により永久磁石2を含む磁気回
路内に挿入された状態で磁気回路閉を示すもので
あり、その回路は 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h1(ヨーク3と運
動ヨーク6の空隙)〜運動ヨーク6〜空隙h2(運
動ヨーク6とプランジヤー8の空隙)〜プランジ
ヤー8〜空隙h3(プランジヤー8とヨーク4の空
隙)〜ヨーク4〜永久磁石2である。 第3図の中心線の左の図は、運動ヨーク6がロ
ツカーアーム7のフオーク7′により永久磁石2
を含む磁気回路外に引き出された状態で磁気回路
開を示すものであり、その回路は 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h4(ヨーク3とプ
ランジヤー8の空隙)〜プランジヤー8〜空隙h3
(プランジヤー8とヨーク4の空隙)〜ヨーク4
〜永久磁石2 である。 磁気回路の磁気抵抗Rは、その回路内に挿入さ
れる空隙の大小に比例し、空隙の大きさは、 磁気回路閉の時=h1+h2+h3 磁気回路開の時=h4+h3 で、h4はh1+h2よりはるかに大であるから、回路
開のときの磁気抵抗Rは閉のときのそれよりもは
るかに大である。 永久磁石2の起磁力をUとし、プランジヤー8
を通る磁束をΦとすれば、 Φ∝U/R の関係が成立するから、ロツカーアーム7により
運動ヨーク6を機械的に磁気回路内に挿入したり
引き出したりして磁気抵抗Rに変化を与えると、
プランジヤー8と運動ヨーク6の磁化程度もまた
変化し、従つて両者間に発生する磁気的吸引力も
変化する。プランジヤー8の位置は、プランジヤ
ー8に作用する磁気的吸引力とプランジヤースプ
リング26の反発力のつり合いで定まるから、前
記吸引力の変化はプランジヤー8の変位となり、
ポンピング室dの容積が変化する。ポンピング室
dの両端には逆止弁aおよびbが配置されてお
り、ポンピング室dの容積が縮小するときには逆
止弁aが開き、逆止弁bが閉じてポンピング室d
内の流体をプランジヤー内通路8′の方へ移動さ
せる。またポンピング室dの容積が増大するとき
には逆止弁aが閉じ、逆止弁bが開き、流体をポ
ンピング室d内に吸入すると共に吐出管19より
流体の吐出を行なう。 このポンプの吸入側に形成された室fおよび吐
出側に形成された室gはそれぞれ下端寄りのみが
開放され逆止弁bの上流側および逆止弁aの下流
に位置し、気体を溜めた室となり、気体の圧縮性
を利用した脈動吸収室となり、搬送流体が液体で
ある場合には液体流れに定常性を与える効果があ
る。 第4図および第5図は第2実施例を示す。第4
図は前記第2図の磁気回路形成法を変えた構図
で、各部品の番号の同じものは同じ名称で、かつ
材質、機能も同じである。 12″はストツパースプリングで逆止弁aと逆
止弁bの間に挿入され、その全圧縮状態でプラン
ジヤー8の吐出終了位置を規正する。またパイプ
14″は下端に小孔を有し気体室fを形成する。 第4図に示すポンプの作動原理を第5図によつ
て説明する。 第5図の中心線の右の図は磁気回路を 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h1(ヨーク3と運動
ヨーク6の空隙)〜運動ヨーク6〜空隙h2(運動
ヨーク6とプランジヤー8の空隙)〜プランジヤ
ー8〜空隙h3(プランジヤー8とヨーク4の空
隙)〜ヨーク4〜永久磁石2のように形成した場
合で、運動ヨーク6はロツカーアーム7のフオー
ク7′によりヨーク4から離されている。 第5図の中心線の左の図は磁気回路を 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h1(ヨーク3と運
動ヨーク6の空隙)〜運動ヨーク6〜ヨーク4〜
永久磁石2 のように形成した場合で、運動ヨーク6はロツカ
ーアーム7のフオーク7′によりその他端がヨー
ク4に密接している。 前者の状態、すなわちプランジヤー8を含めて
磁気回路が形成される場合には、その磁気抵抗を
R、永久磁石の起磁力をUとすれば、プランジヤ
ーを通る磁束量Φは ΦU/R であり、プランジヤー8とヨーク4の間には磁気
的吸引力が発生し、プランジヤー8は、プランジ
ヤースプリング26の反発力がこの吸引力につり
合う位置まで変位する。 後者の状態、すなわち磁気回路がプランジヤー
8を含まずに形成される場合には、プランジヤー
8を通る磁束量≒0となり、プランジヤー8は磁
化されないので、プランジヤー8はプランジヤー
スプリング26により吐出終了位置まで押されて
いる。このようにスリーブ5外で運動ヨーク6を
機械的に往復動させて磁気回路を切り替えること
によりスリーブ5内のプランジヤー8に往復動を
与えることもできる。プランジヤー8の往復運動
により生ずるポンプ作用は、第3図の説明と同様
なので省略する。 上述のように本発明では、ロツカーアームの動
作により磁束を変化させ、プランジヤーを往復さ
せてポンプ作用を行なうものであるから、電気的
エネルギ源を必要とせず、確実に流体を搬送でき
る。しかも可撓膜等を使用するものではないの
で、製作容易で信頼性の高いポンプとすることが
できる。
どを介して可撓膜に振動を与え流体を搬送する方
式のポンプでは、運動する可撓膜で搬送する流体
部とこの膜に運動を伝える部分とを気密的に分離
する必要があり、可撓膜の気密構造および耐久性
が常に問題となる。また電磁力によりプランジヤ
ーを振動させる方式のポンプ、通称電磁ポンプで
は、可撓膜に関する問題は避けられるが、基本的
に電気エネルギ源を必要とし、かつ製作費用も高
価なものとなる。 この発明は機械的エネルギを利用し、可撓膜を
使用することなしに確実な気密構造で流体搬送を
行なうポンプを提供するものであり、気密性、耐
久性および製作費用の点で極めて有効なものであ
る。 次に図面に基づいて本発明を具体的に説明す
る。以下述べる実施例はてこ式(ロツカーアーム
式)ポンプに適用した場合であるが、これに限定
されるものではない。 第1図ないし第3図は第1実施例を示すもの
で、第1図は平面図、第2図は第1図のA―
A′線における断面図、第3図は第1図のB―
B′線における断面図である。 第2図において、1は非磁性材料のボデイ、2
は肉厚円筒状の永久磁石で円筒の両端面が磁極に
なるように着磁されている。3,4は共に永久磁
石2の磁気回路を形成する磁性材料の円板形状ヨ
ークで、その一面はそれぞれ永久磁石2の磁極面
に密着し、かつヨーク4の内孔は、ボデイ1の端
部とで非磁性材料の薄肉スリーブ5とそれぞれの
中心にささえている。3′はヨーク3にあけられ
た通気用の小孔である。肉厚円筒形状の運動ヨー
ク6は磁性材料で、スリーブ5の外周に摺動自在
にはめ合い、その外周部の一部はヨーク3の内周
と微小隙間を形成し、他端は溝6′でロツカーア
ーム7のフオーク7′とかみ合つている。スリー
ブ5の内周には磁性材料のプランジヤー8が摺動
自在に挿入され、その一端には逆止弁aが弁座1
0により固定されている。逆止弁aは円板形状弾
性体薄膜弁9と弁9を弁座10に固定するリベツ
ト11で形成され、流体のe矢印方向の流れのみ
を許容する。 プランジヤー8の中心部には流体通路8′が形
成されており、他端にはストツパースプリグ12
が固定され、プランジヤー8の吐出終了位置を規
正する。逆止弁aに対向し、プランジヤースプリ
ング26をはさみ、逆止弁bがスリーブ5の一端
に固定されている。逆止弁bは円板形状弾性体薄
膜弁13、弁座14、ホルダー15およびリベツ
ト16で構成されており、吸入管17を有するキ
ヤツプ18によりボデイ1に固定されている。O
リング22はボデイ1とスリーブ5およびボデイ
1とキヤツプ18相互の気密を保つ。逆止弁bは
c矢印方向の流れのみ許容する。 スリーブ5、逆止弁aおよび逆止弁bに囲ま
れ、かつプランジヤースプリング26を圧縮で内
蔵した室dがポンピング室である。 ボデイ1の他端には、吐出管19およびチユー
ブ20を有するキヤツプ21が固定され、ヨー
ク、永久磁石、スリーブおよびプランジヤーの位
置を決めている。Oリング24はキヤツプ21と
スリーブ5間の気密を保ち、ガスケツト23はキ
ヤツプ21とボデイ1間の気密を保つ。パイプチ
ユーブ20はg室内に気体を保ち、搬送流体が液
体である場合の吐出側の脈動吸収を果すと共に、
プランジヤーの吐出終了位置決めをする。 ロツカーアーム7はピン25を中心に揺動し、
その一端は運動ヨーク6の溝6′に噛み合い、他
端はロツカーアームスプリング27によりカム
(エキセンカム)28に押しつけられている。ピ
ン25はボデイ1に両端が固定されている。 上記ポンプの作動原理を説明する。第3図の中
心線の右の図は、運動ヨーク6がロツカーアーム
7のフオーク7′により永久磁石2を含む磁気回
路内に挿入された状態で磁気回路閉を示すもので
あり、その回路は 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h1(ヨーク3と運
動ヨーク6の空隙)〜運動ヨーク6〜空隙h2(運
動ヨーク6とプランジヤー8の空隙)〜プランジ
ヤー8〜空隙h3(プランジヤー8とヨーク4の空
隙)〜ヨーク4〜永久磁石2である。 第3図の中心線の左の図は、運動ヨーク6がロ
ツカーアーム7のフオーク7′により永久磁石2
を含む磁気回路外に引き出された状態で磁気回路
開を示すものであり、その回路は 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h4(ヨーク3とプ
ランジヤー8の空隙)〜プランジヤー8〜空隙h3
(プランジヤー8とヨーク4の空隙)〜ヨーク4
〜永久磁石2 である。 磁気回路の磁気抵抗Rは、その回路内に挿入さ
れる空隙の大小に比例し、空隙の大きさは、 磁気回路閉の時=h1+h2+h3 磁気回路開の時=h4+h3 で、h4はh1+h2よりはるかに大であるから、回路
開のときの磁気抵抗Rは閉のときのそれよりもは
るかに大である。 永久磁石2の起磁力をUとし、プランジヤー8
を通る磁束をΦとすれば、 Φ∝U/R の関係が成立するから、ロツカーアーム7により
運動ヨーク6を機械的に磁気回路内に挿入したり
引き出したりして磁気抵抗Rに変化を与えると、
プランジヤー8と運動ヨーク6の磁化程度もまた
変化し、従つて両者間に発生する磁気的吸引力も
変化する。プランジヤー8の位置は、プランジヤ
ー8に作用する磁気的吸引力とプランジヤースプ
リング26の反発力のつり合いで定まるから、前
記吸引力の変化はプランジヤー8の変位となり、
ポンピング室dの容積が変化する。ポンピング室
dの両端には逆止弁aおよびbが配置されてお
り、ポンピング室dの容積が縮小するときには逆
止弁aが開き、逆止弁bが閉じてポンピング室d
内の流体をプランジヤー内通路8′の方へ移動さ
せる。またポンピング室dの容積が増大するとき
には逆止弁aが閉じ、逆止弁bが開き、流体をポ
ンピング室d内に吸入すると共に吐出管19より
流体の吐出を行なう。 このポンプの吸入側に形成された室fおよび吐
出側に形成された室gはそれぞれ下端寄りのみが
開放され逆止弁bの上流側および逆止弁aの下流
に位置し、気体を溜めた室となり、気体の圧縮性
を利用した脈動吸収室となり、搬送流体が液体で
ある場合には液体流れに定常性を与える効果があ
る。 第4図および第5図は第2実施例を示す。第4
図は前記第2図の磁気回路形成法を変えた構図
で、各部品の番号の同じものは同じ名称で、かつ
材質、機能も同じである。 12″はストツパースプリングで逆止弁aと逆
止弁bの間に挿入され、その全圧縮状態でプラン
ジヤー8の吐出終了位置を規正する。またパイプ
14″は下端に小孔を有し気体室fを形成する。 第4図に示すポンプの作動原理を第5図によつ
て説明する。 第5図の中心線の右の図は磁気回路を 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h1(ヨーク3と運動
ヨーク6の空隙)〜運動ヨーク6〜空隙h2(運動
ヨーク6とプランジヤー8の空隙)〜プランジヤ
ー8〜空隙h3(プランジヤー8とヨーク4の空
隙)〜ヨーク4〜永久磁石2のように形成した場
合で、運動ヨーク6はロツカーアーム7のフオー
ク7′によりヨーク4から離されている。 第5図の中心線の左の図は磁気回路を 永久磁石2〜ヨーク3〜空隙h1(ヨーク3と運
動ヨーク6の空隙)〜運動ヨーク6〜ヨーク4〜
永久磁石2 のように形成した場合で、運動ヨーク6はロツカ
ーアーム7のフオーク7′によりその他端がヨー
ク4に密接している。 前者の状態、すなわちプランジヤー8を含めて
磁気回路が形成される場合には、その磁気抵抗を
R、永久磁石の起磁力をUとすれば、プランジヤ
ーを通る磁束量Φは ΦU/R であり、プランジヤー8とヨーク4の間には磁気
的吸引力が発生し、プランジヤー8は、プランジ
ヤースプリング26の反発力がこの吸引力につり
合う位置まで変位する。 後者の状態、すなわち磁気回路がプランジヤー
8を含まずに形成される場合には、プランジヤー
8を通る磁束量≒0となり、プランジヤー8は磁
化されないので、プランジヤー8はプランジヤー
スプリング26により吐出終了位置まで押されて
いる。このようにスリーブ5外で運動ヨーク6を
機械的に往復動させて磁気回路を切り替えること
によりスリーブ5内のプランジヤー8に往復動を
与えることもできる。プランジヤー8の往復運動
により生ずるポンプ作用は、第3図の説明と同様
なので省略する。 上述のように本発明では、ロツカーアームの動
作により磁束を変化させ、プランジヤーを往復さ
せてポンプ作用を行なうものであるから、電気的
エネルギ源を必要とせず、確実に流体を搬送でき
る。しかも可撓膜等を使用するものではないの
で、製作容易で信頼性の高いポンプとすることが
できる。
第1図は第1実施例の平面図、第2図は第1図
のA―A′線における断面図、第3図は第1図の
B―B′線における断面図、第4図は第2実施例の
断面図、第5図は第4図の動作状態の断面図であ
る。 1……ボデイ、2……永久磁石、3,4……ヨ
ーク、5……スリーブ、6……運動ヨーク、6′
……溝、7……ロツカーアーム、8……プランジ
ヤー、9,13……弁、10,14……弁座、1
2……スプリング、a,b……逆止弁、d……ポ
ンピング室、f……気体室、17……吸入管(入
口)、19……吐出管(出口)、25……ピン、2
8……カム。
のA―A′線における断面図、第3図は第1図の
B―B′線における断面図、第4図は第2実施例の
断面図、第5図は第4図の動作状態の断面図であ
る。 1……ボデイ、2……永久磁石、3,4……ヨ
ーク、5……スリーブ、6……運動ヨーク、6′
……溝、7……ロツカーアーム、8……プランジ
ヤー、9,13……弁、10,14……弁座、1
2……スプリング、a,b……逆止弁、d……ポ
ンピング室、f……気体室、17……吸入管(入
口)、19……吐出管(出口)、25……ピン、2
8……カム。
Claims (1)
- 1 非磁性材料のボデイ中央に配置されたスリー
ブの上下に流体出口および入口を設け、非磁性材
料の薄肉円筒(スリーブ)内部に、摺動自在に挿
入され中央にポンピング室に通ずる液体通路の形
成された円筒形状磁性材料のプランジヤーと、こ
のプランジヤーに固定された逆止弁およびスリー
ブに固定された逆止弁と、このプランジヤーをス
リーブ軸方向で一方に押しつけているプランジヤ
ースプリングを有するプランジヤーポンプ機構
と、このスリーブの外部に配置した永久磁石およ
びこの永久磁石の磁束を導く磁性材料の継鉄(ヨ
ーク)とで永久磁石、ヨークおよびプランジヤー
により磁気回路を形成し、かつヨークの一部を、
この磁気回路に対し運動自在とし、この運動自在
なヨークを外部からの機械力で運動させて磁気回
路の磁気抵抗を変化させ、プランジヤーを通る磁
束を変化させることによりプランジヤーとヨーク
間の磁気的吸引力に変化を与え、この吸引力の変
化を前記プランジヤースプリング力とつりあわせ
てプランジヤーにポンピング作用を行なわせるこ
とを特徴とする永久磁石を利用したポンプ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809379A JPS5664173A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Pump utilizing permanent magnet |
US06/189,656 US4465439A (en) | 1979-10-25 | 1980-09-22 | Magnetically-coupled reciprocating pump |
DE19803038015 DE3038015A1 (de) | 1979-10-25 | 1980-10-08 | Einen permanentmagneten verwendende pumpe |
FR8022835A FR2468005B1 (fr) | 1979-10-25 | 1980-10-24 | Pompe a aimant permanent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809379A JPS5664173A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Pump utilizing permanent magnet |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28400486A Division JPS62189380A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 永久磁石を利用したポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5664173A JPS5664173A (en) | 1981-06-01 |
JPS6240554B2 true JPS6240554B2 (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=15213781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13809379A Granted JPS5664173A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Pump utilizing permanent magnet |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS5664173A (ja) |
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DE3248229C1 (de) * | 1982-12-27 | 1984-06-14 | Festo-Maschinenfabrik Gottlieb Stoll, 7300 Esslingen | Arbeitsmaschine zum Fördern von Gasen und/oder Flüssigkeiten |
FR2630071B1 (fr) * | 1988-04-18 | 1992-02-21 | Valeo | Circuit hydraulique de freinage, notamment pour vehicules automobiles |
FR2751035B1 (fr) * | 1996-07-15 | 1998-09-18 | Serac Group | Pompe doseuse a commande magnetique |
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Family Cites Families (12)
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US3303787A (en) * | 1965-03-04 | 1967-02-14 | Inman Fred Waldo | Pump |
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DE2712552C2 (de) * | 1977-03-22 | 1979-05-17 | Joachim Dipl.-Ing. 4630 Bochum Teichmann | Magnetkolbenpumpe zum Fördern von Fluiden |
DE2812481A1 (de) * | 1978-03-22 | 1979-09-27 | Teichmann Joachim | Magnetkolbenpumpe zum foerdern von fluiden |
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-
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- 1979-10-25 JP JP13809379A patent/JPS5664173A/ja active Granted
-
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- 1980-09-22 US US06/189,656 patent/US4465439A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-10-08 DE DE19803038015 patent/DE3038015A1/de not_active Ceased
- 1980-10-24 FR FR8022835A patent/FR2468005B1/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5664173A (en) | 1981-06-01 |
US4465439A (en) | 1984-08-14 |
DE3038015A1 (de) | 1981-05-14 |
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