JPS6218643Y2 - - Google Patents

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JPS6218643Y2
JPS6218643Y2 JP1982172480U JP17248082U JPS6218643Y2 JP S6218643 Y2 JPS6218643 Y2 JP S6218643Y2 JP 1982172480 U JP1982172480 U JP 1982172480U JP 17248082 U JP17248082 U JP 17248082U JP S6218643 Y2 JPS6218643 Y2 JP S6218643Y2
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    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F1/108—Siamese-type cylinders, i.e. cylinders cast together
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
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    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01M13/0416—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil arranged in valve-covers
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    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00—Other engines
    • F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
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    • F02B2075/1804—Number of cylinders
    • F02B2075/1816—Number of cylinders four
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00—Other engines
    • F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18—Multi-cylinder engines
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    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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    • F02F7/006—Camshaft or pushrod housings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃エンジンのブローバイガス通路
に関する。
内燃エンジンの燃焼室内に吸入された混合気は
点火プラグによつて着火され燃焼した後、エンジ
ンの外部に排出される。ところで、一般にはこの
混合気のすべてが完全に燃焼、及び排出されるも
のでなく、圧縮行程時にあつては未燃混合気の一
部が、爆発行程時には既燃焼ガスの一部が、夫々
ピストンとシリンダとの間隙を通つてクランクケ
ース内に漏洩する。（以下この漏洩ガスをブロー
バイガスという。）。このブローバイガスはクラン
クケース内の潤滑油を劣化させ、またブローバイ
ガスの漏洩圧力がクランクケース内の圧力増加を
生じさせて、潤滑油の漏洩やエンジン上部のシリ
ンダヘツド内への潤滑油の逆流を起こさせるた
め、このブローバイガスをエンジン外部に排出す
る必要がある。そこで一般には、ブローバイガス
をクランクケース内から取り除くと共に、公害上
の観点から再び燃焼室内に帰還させる通路（ブロ
ーバイガス通路という）をエンジン内部に設け
て、前述の如きブローバイガスによつて生じる不
具合の解消を図つている。
例えば、一側端がクランクケース内に開口し、
他側端がオイルセパレータに連通する第１のブロ
ーバイガス通路を、シリンダブロツクの一側部所
定個所に設け、この第１のブローバイガス通路
に、そのクランクケース側開口端よりクランクケ
ース内のブローバイガスを流入させ、この流入し
たブローバイガスをオイルセパレータに導き、こ
のオイルセパレータ内でブローバイガス中に含有
される潤滑油を分離した後、インレツトマニホー
ルドに導入させて、混合気と共に燃焼室内に帰還
するようにしている。更に、一側端がクランクケ
ース内に開口し、他側端がシリンダブロツク上部
に載置固定されたシリンダヘツドの上面に開口す
る第２のブローバイガス通路を、シリンダブロツ
ク及びシリンダヘツドの側部に設け、この第２の
ブローバイガス通路を、シリンダヘツド上面に溜
まつた潤滑油をオイルパンに戻すための潤滑油帰
還用の通路とする。そして、第２のブローバイガ
ス通路の他側端を、シリンダヘツドとシリンダヘ
ツドカバーとの間の空間部及び該ヘツドカバー内
のブリーザチヤンバ、該ブリーザチヤンバと連通
するエアクリーナ、気化器、及びインレツトマニ
ホールドを介して燃焼室と連通させ、エンジンの
低負荷時においては、インレツトマニホールド内
の比較的大きな負圧により、クランクケース内の
ブローバイガスは前記第１のブローバイガス通路
を介してオイルセパレータに流入した後、インレ
ツトマニホールド内に導かれる。この際、クラン
クケース内は負圧となるため第２のブローバイガ
ス通路を介してエアクリーナから新気が導入され
る。また、エンジンの高負荷時には、エアクリー
ナを介してインレツトマニホールドに導かれる吸
入空気量が増大し、これに伴い、ブローバイガス
は第２のブローバイガス通路及びブリーザチヤン
バを介して逆流して、エアクリーナに導入され
る。
しかし、上述のような構成のブローバイガス通
路においては、特にエンジンの高負荷時におい
て、第２のブローバイガス通路がシリンダヘツド
に配設される動弁系の潤滑油の戻し孔と兼用され
ているため、潤滑油の吹き上げを生じ易く、吸気
系に潤滑油が侵入し、エアクリーナエレメントに
オイルミストが付着し、エアクリーナエレメント
を汚損する不具合がある。
また、前記第１及び第２のブローバイガス通路
は、ある程度の通路断面積を確保しなければなら
ないため、該第１及び第２のブローバイガス通路
が通るボス部等の膨出部を大きくしなければなら
ず、該膨出部とエンジン側部に配置されるオイル
フイルタ等との干渉を生じ、該干渉を避けるため
に、エンジンルーム内に大きなスペースを必要と
するという不具合があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、吸
気系に潤滑油が侵入することがないと共にエンジ
ンルーム内の設置スペースが小さくて済むように
した内燃エンジンのブローバイガス通路を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するために本考案においては、
内燃エンジンのシリンダブロツクと該シリンダブ
ロツクの上部に取付固定されるシリンダヘツドと
の側部に連通して設けられ、一端が前記シリンダ
ブロツク下部のクランクケース内に臨んで開口
し、他端が前記シリンダヘツドとシリンダヘツド
カバーとの間の空間部及び該ヘツドカバー内のブ
リーザチヤンバを介して吸気系に開口する内燃エ
ンジンのブローバイガス通路において、前記ブロ
ーバイガス通路を、前記シリンダブロツク及びシ
リンダヘツドの一側部に潤滑油帰還通路とは別に
設けた複数本の通路にて構成し、且つ前記吸気系
とオイルパンとの間に介装したオイルセパレータ
のブローバイガス吸入口が接続されるオイルセパ
レータ接続口を、前記複数本の通路のいずれか１
つの通路に連通させて、前記シリンダブロツクの
一側部に設けたものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第１図、第２図及び第３図は多気筒、例えば４
気筒の内燃エンジンのシリンダブロツクの上面
図、側面図及び底面図で、第１図に示すように上
面略矩形状をしたシリンダブロツク１０には、そ
の長手方向に間隔を存して直列に４本のシリンダ
１１，１２，１３，１４が並設され、これらの各
シリンダ１１〜１４内には、第４図に示すように
ピストン１５がそれぞれ嵌装されている。これら
ののピストン１５は、前記シリンダブロツク１０
のクランク軸受部１６，１７，１８，１９，２０
とベアリングキヤツプ３０のクランク軸受部３１
とにより軸支されたクランク軸２１に第４図の点
線で示すようにコンロツド２２を介して連結され
ている。
前記シリンダブロツク１０の一側部１０ａに
は、第２図乃至第４図に示すように、前記第１の
シリンダ１１と第２のシリンダ１２との間のクラ
ンク軸受部１７及び前記第３のシリンダ１３と第
４のシリンダ１４との間のクランク軸受部１９の
一側に位置して前記シリンダブロツク１０の外方
に膨出した上下方向に垂直な２本のボス部２４及
び２５が設けられている。これらボス部２４及び
２５内に従来の第１のブローバイガス通路に相当
するブローバイガス通路を構成する通路２６及び
２７が形成されており、これらの通路２６及び２
７の一端部（図中下端部）２６ａ及び２７ａは前
記ボス部２４及び２５の下面で前記クランク軸受
部１７及び１９の一側に拡開して開口し、他端部
（図中上端部）２６ｂ及び２７ｂは前記シリンダ
ブロツク１０の上面に開口している。これら２本
の通路２６及び２７の断面積は、例えば前述した
従来の第１のブローバイガス通路の断面積の略半
分の大きさに形成され、これらの２本の通路２６
及び２７の断面積の和が、前記従来の第１のブロ
ーバイガス通路の断面積と略等しくなるように設
定されている。このようにブローバイガス通路を
２本の通路２６及び２７に分割して構成し、これ
ら通路２６及び２７の１本当りの断面積を小さく
したことにより、前記シリンダブロツク１０とシ
リンダヘツド６０との合せ面における前記通路２
６及び２７の面圧を高め、該合せ面のシール性の
向上が図られると共に、前記ボス部２４及び２５
が、前記シリンダブロツク１０の一側部１０ａ外
方へ膨出する膨出度合が小さくなり、前記シリン
ダブロツク１０及びシリンダヘツド６０の一側部
におけるエンジンルーム内のスペースを低減で
き、しかも２本の通路２６及び２７の断面積の和
によつて、１本のブローバイガス通路として必要
な断面積を確保している。また、前記クランク軸
受部１７及び１９の一側を通る通路２６及び２７
の一端部２６ａ及び２７ａは、第４図に示すよう
に該クランク軸受部１７及び１９の一側に拡開し
て形成され、該拡開部が前記クランク軸受部１７
及び１９の肉抜きを兼用している。前記各クラン
ク軸受部１６〜２０は、前記クランク軸２１の回
転によりクランクケース２３内に飛散した潤滑油
飛沫がかかりにくく、更に、前記クランク軸受部
１７及び１９は第２のシリンダ２１と第３のシリ
ンダ１３との間のクランク軸受部１８に比して、
前記クランク軸２１の回転により、かかる荷重が
小さい箇所である。また、前記通路２６及び２７
が形成された前記ボス部２４及び２５の下面に
は、第４図に示すように潤滑油飛沫侵入防止用の
カバー４０及び４０′が取り付けられており、こ
れらのカバー４０及び４０′は、第５図に示すよ
うに、その一側４０ａ及び４０′ａが開口した略
角箱状をなし、その上面４０ｂ及び４０′ａはボ
ルト４１により前記ボス部２４及び２５の下面に
締付固定されている。前記ボルト４１は前記カバ
ー４０及び４０′の上面４０ｂ及び４０′ｂのボル
ト孔４０ｃ及び４０′ｃを挿通し、且つ前記ボス
部２４及び２５の下面に穿設されたネジ孔２４ａ
及び２５ａ（第３図）に螺合している。前記ボス
部２５の略中央には第２図及び第４図に示すよう
に、一端が前記一方の通路２７と連通し、他端が
オイルセパレータ８０の図示しないブローバイガ
ス吸入口と連通接続する円筒状のオイルセパレー
タ接続口２８が形成されている。前記オイルセパ
レータ８０のブローバイガス出口は第４図に示す
ようにPCVバルブ８１を介装したパイプ８２を
介してキヤブレタ１０１の下流側に連通接続され
ている。また、前記オイルセパレータ８０のオイ
ル出口は、パイプ８３を介してオイルパン５０に
連通接続されている。このようにシリンダブロツ
ク１０の一側部１０ａのオイルセパレータ接続口
２８にオイルセパレータ８０のブローバイガス吸
入口を接続することにより、前記クランクケース
２３から前記オイルセパレータ８０に至る通路を
短くし、しかも、該オイルセパレータ８０をエン
ジン側部に直接取り付けることができるので、
PCVシステムのエンジンルーム内での設置スペ
ースを、より小さくすることができる。
第６図及び第７図はシリンダブロツク１０の上
部に載置固定されるシリンダヘツド６０の底面図
及び上面図で、このシリンダヘツド６０の一側部
６０ｆには第４図、第６図及び第７図に示すよう
に、一端部（図中下端部）６５ａ及び６６ａがシ
リンダブロツク１０の前記通路２６及び２７の他
端部２６ｂ及び２７ｂと連通し、他端部（図中上
端部）６５ｂ及び６６ｂが前記シリンダヘツド６
０の上面に開口する通路６５及び６６が穿設され
ている。これら通路６５及び６６により従来の第
２のブローバイガス通路に相当するブローバイガ
ス通路が構成されている。
前記シリンダヘツド６０の上部には、第４図に
示すようにシリンダヘツドカバー７０が装着さ
れ、このシリンダヘツドカバー７０の内側上部に
は、一側開口部７１ａが前記シリンダヘツドカバ
ー７０内に開口し他側開口部７１ｂがエアクリー
ナ１００と連通するブリーザチヤンバ７１が設け
られている。前記エアクリーナ１００は前記キヤ
ブレタ１０１及び前記シリンダヘツド６０の側部
に固着されたインレツトマニホールド９０に連通
されている。これらエアクリーナ１００、キヤブ
レタ１０１及びインレツトマニホールド９０によ
り吸気系を構成している。
前記シリンダブロツク１０及びシリンダヘツド
６０の他側部６０ｇには、一側端が前記クランク
ケース２３内に開口し、他側端が前記シリンダヘ
ツド６０上面に開口する一連の潤滑油帰還通路２
９ａ，２９ｂ，６７，６８が形成されている。
かかる構成において、クランクケース２３内に
漏出したブローバイガスは、エンジンの高負荷時
において潤滑油飛沫侵入防止用カバー４０及び４
０′の一側４０ａ及び４０′ａを介して、夫々シリ
ンダブロツク１０の２本の通路２６及び２７に吸
入される。このとき通路２６及び２７の一端部２
６ａ及び２７ａが、クランク軸２１の回転による
潤滑油飛沫がかかりにくいクランク軸受部１７及
び１９の近傍に開口していること、並びに潤滑油
飛沫侵入防止用カバー４０及び４０′が防壁とな
つていることにより、潤滑油飛沫が通路２６及び
２７に侵入することはない。また、前記ブローバ
イガス通路を構成する通路２６，２７，６５，６
６は、前記潤滑油帰還通路２９ａ，２９ｂ，６
７，６８とは別途形成されているため、前記シリ
ンダヘツド６０の上部に配設される動弁系の潤滑
油が前記通路２６，２７，６５，６６に侵入しに
くく、従つて、この潤滑油がブローバイガスと共
に、吸気系であるエアクリーナ１００に導入され
ない。
エンジンの低負荷時においては、インレツトマ
ニホールド９０内の負圧により、ブローバイガス
は通路２７、オイルセパレータ接続口２８を介し
てオイルセパレータ８０に至り、該オイルセパレ
ータ８０内でブローバイガス中に含有されている
潤滑油が分離された後、PCVバルブ８１、パイ
プ８２、及びインレツトマニホールド９０を介し
て図示しない燃焼室内に送られる。一方、オイル
セパレータ８０内でブローバイガスから分離され
た潤滑油は、パイプ８３を通つてオイルパン５０
に戻される。また、ブローバイガス通路を構成す
る通路２６及び６５、ブリーザチヤンバ７１、及
びエアクリーナ１００により構成される一連の通
路には、エアクリーナ１００により吸入された浄
化外気がエアクリーナ１００からブリーザチヤン
バ７１方向に流れ、ブリーザチヤンバ７１、シリ
ンダヘツドカバー７０の内部、及びブローバイガ
ス通路を構成する通路６５，２６を通つてクラン
クケース２３内に流れ、清浄な外気がクランクケ
ース２３内に流れ込む。このようにして、清浄な
外気をクランクケース２３内に流入され、該クラ
ンクケース２３内の浄化を図る。
上述の如く、本考案の内燃エンジンのブローバ
イガス通路は、ブローバイガス通路を、シリンダ
ブロツク及びシリンダヘツドの一側部に潤滑油帰
還通路とは別に設けた複数本の通路にて構成し、
且つ吸気系とオイルパンとの間に介装したオイル
セパレータのブローバイガス吸入口が接続される
オイルセパレータ接続口を、前記複数本の通路の
いずれか１つに連通させて、シリンダブロツクの
一側部に設けたものである。
従つて、ブローバイガス通路は潤滑油帰還通路
とは別途形成されていることにより、エンジンの
高負荷時に潤滑油の吹き上げを生じることがない
ので、吸気系に潤滑油が侵入せず、エアクリーナ
エレメントを汚損する恐れがない。
また、ブローバイガス通路を複数本の通路に分
割構成したことにより、通路１本当りの断面積が
小さくなり、これに伴つて、これら通路が通るボ
ス部等の膨出部を小さくすることができ、該膨出
部とエンジン側部に配置されるオイルフイルタ等
との干渉を回避することができ、エンジンルーム
内の設置スペースが小さくて済む。また、ブロー
バイガス通路を構成する通路１本当りの断面積が
小さくなつたことにより、シリンダブロツクとシ
リンダヘツドとの合せ面における前記通路の面圧
が高まり、該合せ面のシール性が向上する。
また、ブローバイガス通路を構成する複数の通
路のいずれか一つの通路に連通させて、吸気系と
オイルパンとの間に介装されるオイルセパレータ
のブローバイガス吸入口が連通接続されるオイル
セパレータ接続口を設けたことにより、シリンダ
ブロツクとオイルセパレータとの間の通路を短く
することができると共に、その接続配管を簡素化
することができるので、エンジンルーム内の設置
スペースをより一層小さくすることができる。
更に、ブローバイガス通路を構成する複数の通
路のうちオイルセパレータのブローバイガス吸入
口が連通接続されない通路は、エンジン低負荷時
に、エアクリーナからの浄化外気をクランクケー
ス内に導入する通路となつて、浄化外気をクラン
クケース内に導入するようにしたので、クランク
ケース内の清浄化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図、第２図及び第３図は本考案を適用した
内燃エンジンのシリンダブロツクの上面図、側面
図及び底面図、第４図は第１図乃至第３図に示す
シリンダブロツクにシリンダヘツド、シリンダヘ
ツドカバー、ベアリングキヤツプ、オイルパン、
オイルセパレータ、エアクリーナ、及びキヤブレ
ータ等を取り付けた状態の断面図、第５図は潤滑
油飛沫侵入防止用カバーの斜視図、第６図及び第
７図は第１図乃至第３図に示すシリンダブロツク
の上部に取付固定されるシリンダヘツドの底面図
及び上面図である。 １０…シリンダブロツク、２６，２７，６５，
６６…ブローバイガス通路を構成する通路、２６
ａ，２７ａ，６５ａ，６６ａ…一端部、２６ｂ，
２７ｂ，６５ｂ，６６ｂ…他端部、２８…オイル
セパレータ接続口、２９ａ，２９ｂ，６７，６８
…潤滑油帰還通路、７０…シリンダヘツドカバ
ー、８０…オイルセパレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃エンジンのシリンダブロツクと該シリンダ
    ブロツクの上部に取付固定されるシリンダヘツド
    との側部に連通して設けられ、一端が前記シリン
    ダブロツク下部のクランクケース内に臨んで開口
    し、他端が前記シリンダヘツドとシリンダヘツド
    カバーとの間の空間部及びヘツドカバー内のブリ
    ーザチヤンバを介して吸気系に開口する内燃エン
    ジンのブローバイガス通路において、前記ブロー
    バイガス通路を、前記シリンダブロツク及びシリ
    ンダヘツドの一側部に潤滑油帰還通路とは別に設
    けた複数本の通路にて構成し、且つ前記吸気系と
    オイルパンとの間に介装したオイルセパレータの
    ブローバイガス吸入口が接続されるオイルセパレ
    ータ接続口を、前記複数本の通路のいずれか１つ
    の通路に連通させて、前記シリンダブロツクの一
    側部に設けたことを特徴とする内燃エンジンのブ
    ローバイガス通路。
JP1982172480U 1982-11-15 1982-11-15 内燃エンジンのブロ−バイガス通路 Granted JPS5976709U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982172480U JPS5976709U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 内燃エンジンのブロ−バイガス通路
US06/549,983 US4501234A (en) 1982-11-15 1983-11-08 Blow-by gas passage system for internal combustion engines
DE19833341359 DE3341359A1 (de) 1982-11-15 1983-11-15 Brennkraftmaschine mit durchgaengen fuer durchgeblasenes gas oder gemisch
GB08330459A GB2131484B (en) 1982-11-15 1983-11-15 Internal combustion engine with blow-by gas passages

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