JPS617228A - 2−フルオロプロパナ−ルの製造方法 - Google Patents
2−フルオロプロパナ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS617228A JPS617228A JP59127592A JP12759284A JPS617228A JP S617228 A JPS617228 A JP S617228A JP 59127592 A JP59127592 A JP 59127592A JP 12759284 A JP12759284 A JP 12759284A JP S617228 A JPS617228 A JP S617228A
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- JP
- Japan
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- catalyst
- formula
- monofluoroethylene
- rhodium
- expressed
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
%式%()
で表される2−フルオロプロパナールを製造する方法に
関する。更に詳しくは、本発明は周期表第■族金属触媒
の存在下、式 で表されるモノフルオロエチレンをヒドロホルミル化す
ることにより2−フルオロプロパナールを製造する方法
に関する。
関する。更に詳しくは、本発明は周期表第■族金属触媒
の存在下、式 で表されるモノフルオロエチレンをヒドロホルミル化す
ることにより2−フルオロプロパナールを製造する方法
に関する。
本発明によシ得られる2−フルオロプロパナールは種々
の化合物の合成原料として用いることができる。例えば
、酸化することにより得られる2−フルオロプロピオン
酸は除草剤として有用であることが知ちれている(特開
昭55−40609号参照)。
の化合物の合成原料として用いることができる。例えば
、酸化することにより得られる2−フルオロプロピオン
酸は除草剤として有用であることが知ちれている(特開
昭55−40609号参照)。
従来、2−フルオロプロパナールを製造する方法として
は、2−ブロモプロピオン酸エチルをKFでハロゲン交
換し、塩基の存在下にギ酸エチルと反応させ、さらに濃
硫酸中で加熱することにより得る方法が知られているが
r E 、 E Ikik 、 Bul l 。
は、2−ブロモプロピオン酸エチルをKFでハロゲン交
換し、塩基の存在下にギ酸エチルと反応させ、さらに濃
硫酸中で加熱することにより得る方法が知られているが
r E 、 E Ikik 、 Bul l 。
Soc、Chim、Fr、、2254(1964)’)
、工程数も多く全収率も4チと極めて低いものであり、
工業的には採用しがたいものである。
、工程数も多く全収率も4チと極めて低いものであり、
工業的には採用しがたいものである。
本発明者らは、2−フルオロプロパナールの工業的製造
方法を見出すべく鋭意検討した結果、入手容易な触媒を
用い、高収率で2−フルオロプロパナールを製造できる
ことを見出し本発明を完成した。
方法を見出すべく鋭意検討した結果、入手容易な触媒を
用い、高収率で2−フルオロプロパナールを製造できる
ことを見出し本発明を完成した。
本発明の原料であるモノフルオロエチレンは、アセチレ
ンとHFの反応をはじめ多くの方法によシ製造すること
ができ、容易に入手可能な化合物である。
ンとHFの反応をはじめ多くの方法によシ製造すること
ができ、容易に入手可能な化合物である。
本発明は第■族金属触媒の存在下に行うことが必要であ
る。これらの触媒としては例えば、塩化コバルト、酢酸
コバルト、ジコバルトオクタカルボニル、ヒドリドテト
ラカルボニルコバルト等のコバルト系触媒、塩化ロジウ
ム、酢酸ロジウム、テトラロジウムドデカカルボニル、
ヘキサロジウムへキサデカカルボニル、ヒドリドナト2
カルボニルロジウム、ヒドリドカルボニルトリス(トリ
フェニルホスフィン)ロジウム、クロロカルボニルビス
(トリフェニルホスフィン)ロジウム、クロロジカルボ
ニルロジウムニ量体、クロロトリス(トリフェニルホス
フィン)ロジウム等のロジウム系触媒、ジクロロビス(
トリフェニルホスフィン)白金、塩化第一白金カリウム
等の白金系触媒及びこれらの白金系触媒に塩化第一スズ
を添加した触媒、塩化ルテニウム、ルテニウムドデカカ
ルボニル等のルテニウム系触媒等を例示することができ
る。
る。これらの触媒としては例えば、塩化コバルト、酢酸
コバルト、ジコバルトオクタカルボニル、ヒドリドテト
ラカルボニルコバルト等のコバルト系触媒、塩化ロジウ
ム、酢酸ロジウム、テトラロジウムドデカカルボニル、
ヘキサロジウムへキサデカカルボニル、ヒドリドナト2
カルボニルロジウム、ヒドリドカルボニルトリス(トリ
フェニルホスフィン)ロジウム、クロロカルボニルビス
(トリフェニルホスフィン)ロジウム、クロロジカルボ
ニルロジウムニ量体、クロロトリス(トリフェニルホス
フィン)ロジウム等のロジウム系触媒、ジクロロビス(
トリフェニルホスフィン)白金、塩化第一白金カリウム
等の白金系触媒及びこれらの白金系触媒に塩化第一スズ
を添加した触媒、塩化ルテニウム、ルテニウムドデカカ
ルボニル等のルテニウム系触媒等を例示することができ
る。
また、これらの触媒に対してニトリル、アミン、ホスフ
ィン、アルシン等を添加して用いても何ら差支えない。
ィン、アルシン等を添加して用いても何ら差支えない。
さらに、これらの触媒は活性炭、シリカ、アルミナ、有
機重合体等に担持させて使用することもできる。これら
の触媒のうち、活性が高いことからコバルト及びロジウ
ム系触媒の使用が好ましい。触媒の使用量はモノフルオ
ロエチレンに対して通常10〜10 モルの範囲で用い
ることができる。
機重合体等に担持させて使用することもできる。これら
の触媒のうち、活性が高いことからコバルト及びロジウ
ム系触媒の使用が好ましい。触媒の使用量はモノフルオ
ロエチレンに対して通常10〜10 モルの範囲で用い
ることができる。
本発明のヒドロホルミル化に於ける一酸化炭素及び水素
は通常常圧乃至300気圧の圧力をもって系内に導入し
反応を行うことができる。
は通常常圧乃至300気圧の圧力をもって系内に導入し
反応を行うことができる。
本発明の実施にあたっては溶媒中でおこなうことが好ま
しく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒
、トリエチルアミン、ピリジン等のアミン系溶媒、酢酸
、酢酸エチル等のカルボン酸及びそのエステル等を使用
することができる。
しく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒
、トリエチルアミン、ピリジン等のアミン系溶媒、酢酸
、酢酸エチル等のカルボン酸及びそのエステル等を使用
することができる。
反応は用いる触媒によっても異なるが、室温乃至300
°0の範囲で円滑に進行する。
°0の範囲で円滑に進行する。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例I
CH,、=c)lF+CO+H2−一→CH3C1−f
FcH0501R1のオートクレーブにヘキサロジウム
へキサデカカルボ= ル(3,6Ing、 3.3 X
10 rtmol )及びトルエン(5W11)を
入れ脱気した。フルオロエチレン(460q、10mm
ol)を導入した後、−酸化炭素分圧35気圧及び水素
分圧35気圧下80°0で7時間加熱攪拌した。冷却後
常圧にもどし内容物をガスクロマトグラフィーで分析し
たところ2−フルオロプロパナールが95チの収率で生
成していた。
FcH0501R1のオートクレーブにヘキサロジウム
へキサデカカルボ= ル(3,6Ing、 3.3 X
10 rtmol )及びトルエン(5W11)を
入れ脱気した。フルオロエチレン(460q、10mm
ol)を導入した後、−酸化炭素分圧35気圧及び水素
分圧35気圧下80°0で7時間加熱攪拌した。冷却後
常圧にもどし内容物をガスクロマトグラフィーで分析し
たところ2−フルオロプロパナールが95チの収率で生
成していた。
沸点:56−57°O/760mmHg’i−I NM
R(CDCI 3: TMS ) :δ1,46(d、
d。
R(CDCI 3: TMS ) :δ1,46(d、
d。
J=24.0 、7.2Hz 、 3H) 。
4.9(d、q 、J=49.5 。
7.2Hz 、 IH) 、 9.80 (d 。
J=6.9Hz、IH)。
”F NMR(CDCl2:CFCIs):δ −19
0,8(m。
0,8(m。
IF)。
実施例2〜7
CI(2=CHF+CO+H2−一→A13CHFQ(
O実施例1と同様な操作で反応を行った結果を表1に示
す。
O実施例1と同様な操作で反応を行った結果を表1に示
す。
怠者例
CH6Ct(PG(O−一一一今CH3CHFC00H
2−フルオログロパナール(852ダ、11.2mmo
1 )の2N硫酸水溶液(11,2m7)に過マンガ
ン酸カリウA (1,27g 、 8.1mmol )
を少量ずつ加え1時間40分攪拌後、3.8N硫酸(6
,9m/)を加え、次いで亜硫酸水素ナトリウムを反応
溶液が無色になるまで加えた。反応液をエーテルで抽出
し硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残留
物をガスクロマトグラフィーで分析したところ2−フル
オロプロピオン酸が収率59%で生成していることがわ
かった。
2−フルオログロパナール(852ダ、11.2mmo
1 )の2N硫酸水溶液(11,2m7)に過マンガ
ン酸カリウA (1,27g 、 8.1mmol )
を少量ずつ加え1時間40分攪拌後、3.8N硫酸(6
,9m/)を加え、次いで亜硫酸水素ナトリウムを反応
溶液が無色になるまで加えた。反応液をエーテルで抽出
し硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残留
物をガスクロマトグラフィーで分析したところ2−フル
オロプロピオン酸が収率59%で生成していることがわ
かった。
Claims (2)
- (1)周期表第VIII族金属触媒の存在下、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるモノフルオロエチレンをヒドロホルミル化す
ることを特徴とする、式 H_3C−CHF−CHO で表される2−フルオロプロパナールの製造方法。 - (2)第VIII族金属がコバルト又はロジウムである、特
許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127592A JPS617228A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 2−フルオロプロパナ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127592A JPS617228A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 2−フルオロプロパナ−ルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617228A true JPS617228A (ja) | 1986-01-13 |
JPH0417171B2 JPH0417171B2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=14963890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59127592A Granted JPS617228A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 2−フルオロプロパナ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617228A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5195888A (en) * | 1991-08-19 | 1993-03-23 | Praxair Technology, Inc. | Multi-layer fluid curtains for furnace openings |
WO2016016446A1 (en) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | Sandoz Ag | Process for preparing 2-fluoropropionaldehyde |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP59127592A patent/JPS617228A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5195888A (en) * | 1991-08-19 | 1993-03-23 | Praxair Technology, Inc. | Multi-layer fluid curtains for furnace openings |
WO2016016446A1 (en) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | Sandoz Ag | Process for preparing 2-fluoropropionaldehyde |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417171B2 (ja) | 1992-03-25 |
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