JPS61202827A - 樹脂中空成形品の製造方法 - Google Patents
樹脂中空成形品の製造方法Info
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- JPS61202827A JPS61202827A JP4388585A JP4388585A JPS61202827A JP S61202827 A JPS61202827 A JP S61202827A JP 4388585 A JP4388585 A JP 4388585A JP 4388585 A JP4388585 A JP 4388585A JP S61202827 A JPS61202827 A JP S61202827A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は管、継手、容器等の樹脂中空成形品の製造方法
に関するもので、アンダーカットの空洞あるいは曲面等
の複雑な中空形状の製品の製造に使用されるものである
。
に関するもので、アンダーカットの空洞あるいは曲面等
の複雑な中空形状の製品の製造に使用されるものである
。
（従来の技術）
本発明に係る従来技術としては、特開昭５８−２１２９
２１号「プラスチック中空成形物の成形方法」の公報が
あり、この中空成形物の成形方法は、熱溶融物質（例え
ばパラフィンなど）と砂。
２１号「プラスチック中空成形物の成形方法」の公報が
あり、この中空成形物の成形方法は、熱溶融物質（例え
ばパラフィンなど）と砂。
セメント、金属粉などの充填剤との混合物によって芯型
を形成し、前記芯型の外周にプラスチック成形物を形成
した後、芯型を加熱軟化することによって、プラスチッ
ク成形物の内部の充填剤である芯型を除去することによ
りプラスチック中空成形物を製造する成形方法である。
を形成し、前記芯型の外周にプラスチック成形物を形成
した後、芯型を加熱軟化することによって、プラスチッ
ク成形物の内部の充填剤である芯型を除去することによ
りプラスチック中空成形物を製造する成形方法である。
（発明が解決しようとする問題点）
然し前記成形方法において熱溶融物質と充填剤よりなる
芯型を除去するために、芯型の軸心にバンドヒーターを
設けて芯型を熔融するとか、更にバンドヒーターの周り
を溶解させた後に、その空洞に熱風、又はスチームなど
を注入して、溶解している。
芯型を除去するために、芯型の軸心にバンドヒーターを
設けて芯型を熔融するとか、更にバンドヒーターの周り
を溶解させた後に、その空洞に熱風、又はスチームなど
を注入して、溶解している。
然し前記方法は、伝熱又は熱風なとの熱源により芯型を
溶融除去するため、熱源が必要であり、溶融に時間がか
かるという問題点がある。
溶融除去するため、熱源が必要であり、溶融に時間がか
かるという問題点がある。
本発明は芯型を使用して正確な中空製品の成形ができ、
芯型の除去に熱源を必要とせず短時間に芯型を排出する
ことの出来る製造方法を提供するものである。
芯型の除去に熱源を必要とせず短時間に芯型を排出する
ことの出来る製造方法を提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
次のようである。すなわち、吸込成形あるいは押出成形
により中空形状の中子素材を成形し、咳中子素材の少な
くとも一個以上に円筒状の解放部を設け、この中空内部
に砂、鉄粉のような粉末または粒状物質を充填した樹脂
製中子を金型内にインサートし、前記中子の外周部に射
出成形により外皮を成形し、前記樹脂製品と中子を一体
化して製品素材とし、この製品素材の一端又は両端より
粉末または粒状物質を排出して樹脂中空製品を製造する
ものである。
次のようである。すなわち、吸込成形あるいは押出成形
により中空形状の中子素材を成形し、咳中子素材の少な
くとも一個以上に円筒状の解放部を設け、この中空内部
に砂、鉄粉のような粉末または粒状物質を充填した樹脂
製中子を金型内にインサートし、前記中子の外周部に射
出成形により外皮を成形し、前記樹脂製品と中子を一体
化して製品素材とし、この製品素材の一端又は両端より
粉末または粒状物質を排出して樹脂中空製品を製造する
ものである。
（作用）
前記技術的手段は次のようである。
吸込成形又は押出成形後、アンダーカットを有する複雑
な形状の中子素材を容易に作ることができ、中子素材に
砂、鉄粉等をスキマなく充填して製造した樹脂製中子を
金型内に保持して射出成形機により数百ｋｔｒ ／ ｃ
ｒｌの強圧にて外皮となるべき熱可塑性樹脂を射出して
も、樹脂製中子は内部に砂、鉄などの粉末が充填しであ
るために樹脂製中子はほとんど変形することなく正確に
金型内に保持され、外皮と樹脂製中子が熔融凝固して一
体化されて製品素材が形成され、端部を切断して簡単に
充填材を排出することにより樹脂中空成形品を製造する
ことができ、充填材に直接外皮となる樹脂が接触しない
ために、粉末による所謂焼付現象もまったく無く正確な
寸法の樹脂中空成形品の製造ができるものである。
な形状の中子素材を容易に作ることができ、中子素材に
砂、鉄粉等をスキマなく充填して製造した樹脂製中子を
金型内に保持して射出成形機により数百ｋｔｒ ／ ｃ
ｒｌの強圧にて外皮となるべき熱可塑性樹脂を射出して
も、樹脂製中子は内部に砂、鉄などの粉末が充填しであ
るために樹脂製中子はほとんど変形することなく正確に
金型内に保持され、外皮と樹脂製中子が熔融凝固して一
体化されて製品素材が形成され、端部を切断して簡単に
充填材を排出することにより樹脂中空成形品を製造する
ことができ、充填材に直接外皮となる樹脂が接触しない
ために、粉末による所謂焼付現象もまったく無く正確な
寸法の樹脂中空成形品の製造ができるものである。
（実施例）
以下、本発明の実施例について説明する。
１はナイロン、ポリエステル、ポリエチレン等の熱可塑
性樹脂を吹込み成形によって得られた中子の素材である
。前記素材にはガラス繊維、タルク等の強化剤及び充堪
剤による複合剤も使用することができる。肉厚１〜１０
鶴程度が成形可能であるが、１〜３鶴が特に良い。
性樹脂を吹込み成形によって得られた中子の素材である
。前記素材にはガラス繊維、タルク等の強化剤及び充堪
剤による複合剤も使用することができる。肉厚１〜１０
鶴程度が成形可能であるが、１〜３鶴が特に良い。
前記吸込み成形性以外に、同様の材質を使用して、パイ
プ状に押出成形した後、曲げ加工により成形することも
可能であるが、この場合形状が吸込み成形法に比較して
複雑な形状が出来ない場合がある。
プ状に押出成形した後、曲げ加工により成形することも
可能であるが、この場合形状が吸込み成形法に比較して
複雑な形状が出来ない場合がある。
次に中子素材１の一方端の解放部３ａを栓４ａで閉じ、
他方端の解放部３ｂより、中子素材１の内部に砂、鉄粉
等の粉末状充填物２をスキマが残らないように詰め込み
、端部３ｂを栓４ｂで閉じ樹脂製中子５を形成する。
他方端の解放部３ｂより、中子素材１の内部に砂、鉄粉
等の粉末状充填物２をスキマが残らないように詰め込み
、端部３ｂを栓４ｂで閉じ樹脂製中子５を形成する。
次に樹脂製中子５を外皮成形用金型６のキャビティーに
インサートし、金型との取付部７ａ、７ｂで固定する。
インサートし、金型との取付部７ａ、７ｂで固定する。
成形機による射出成形時には約数百ｋｇ ／ ｃ＋ｄの
樹脂圧が７ａ、７ｂにもかかるため、型合せを充分に行
ない、シール性を確保する必要がある。７ａ、７ｂの金
型の表面はシリコンゴム。
樹脂圧が７ａ、７ｂにもかかるため、型合せを充分に行
ない、シール性を確保する必要がある。７ａ、７ｂの金
型の表面はシリコンゴム。
テフロン等のエラストマーを用いると有効である。
射出成形による外皮８を形成する樹脂としてはナイロン
、ポリエステルなどの熱可塑性樹脂が適切で、中子素材
１よも融点の高い樹脂で、中子素材の接着性を考慮して
同一材質にするのが望ましい。
、ポリエステルなどの熱可塑性樹脂が適切で、中子素材
１よも融点の高い樹脂で、中子素材の接着性を考慮して
同一材質にするのが望ましい。
中子素材と外皮の組合せの樹脂としては、ナイロン−ナ
イロン、ポリエステル−ポリエステル、又はナイロン、
ポリエチレン−ポリエステル又はナイロンの組合せがよ
い。
イロン、ポリエステル−ポリエステル、又はナイロン、
ポリエチレン−ポリエステル又はナイロンの組合せがよ
い。
次に製品素材９の円筒状の端部９ａ、９ｂを外皮のフラ
ンジ部１０．１１に沿って切断し中子素材内部の充填物
２を振動装置などを用いて抜き取ることにより樹脂中空
成形１２を得るものである。
ンジ部１０．１１に沿って切断し中子素材内部の充填物
２を振動装置などを用いて抜き取ることにより樹脂中空
成形１２を得るものである。
〔発明の効果〕
本発明は次の特有の効果を有する。
１、中子素材に、砂、鉄粉などの充填材を使用している
が化学的熱的変化を受けないために繰返し使用すること
ができる。
が化学的熱的変化を受けないために繰返し使用すること
ができる。
２、砂、鉄等の充填材を固形化して、直接中子素材とし
て使用するものもあるが（特開昭５９−８３６０９号）
この方法は、充填材が中空成形品の内面に付着し、砂落
ちが悪く、従って内面の面粗度が粗くなるが本実施例は
予め成形した中子素材内面をそのまま利用することにな
り、まったく問題がない。
て使用するものもあるが（特開昭５９−８３６０９号）
この方法は、充填材が中空成形品の内面に付着し、砂落
ちが悪く、従って内面の面粗度が粗くなるが本実施例は
予め成形した中子素材内面をそのまま利用することにな
り、まったく問題がない。
第１図は本実施例である中子素材の断面図であり、第２
図は中子素材に粉末を充填した断面図であり、第３図は
樹脂製中子を金型内に保持した断面図であり、第４図は
樹脂中空成形素材の外観図であり、第５図は樹脂中空成
形品の斜視図である。 １・・・中子素材、２・・・粉末、５・・・樹脂製中子
、６・・・金型、８・・・外皮、１２・・・樹脂中空成
形品
図は中子素材に粉末を充填した断面図であり、第３図は
樹脂製中子を金型内に保持した断面図であり、第４図は
樹脂中空成形素材の外観図であり、第５図は樹脂中空成
形品の斜視図である。 １・・・中子素材、２・・・粉末、５・・・樹脂製中子
、６・・・金型、８・・・外皮、１２・・・樹脂中空成
形品
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂を金型に注入して中空成形品を製造する方
法において、吸込成形法、或いは、押出成形法により中
空形状の中子素材を成形し、前記中子素材の中空内部に
無機微粒子を充填して樹脂製中子とし、該中子を金型内
にインサートして、該中子の外周部に熱可塑性樹脂を射
出成形して外皮とし、この外皮と、樹脂製中子とを一体
化して前記無機微粒子を排出してなる樹脂中空成形品の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4388585A JPS61202827A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 樹脂中空成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4388585A JPS61202827A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 樹脂中空成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61202827A true JPS61202827A (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=12676160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4388585A Pending JPS61202827A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 樹脂中空成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61202827A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-03-05 JP JP4388585A patent/JPS61202827A/ja active Pending
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