JPS61121603A - 自動車用窓ガラスアンテナ - Google Patents
自動車用窓ガラスアンテナInfo
- Publication number
- JPS61121603A JPS61121603A JP24386384A JP24386384A JPS61121603A JP S61121603 A JPS61121603 A JP S61121603A JP 24386384 A JP24386384 A JP 24386384A JP 24386384 A JP24386384 A JP 24386384A JP S61121603 A JPS61121603 A JP S61121603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- feeding point
- window glass
- main
- reception
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/1271—Supports; Mounting means for mounting on windscreens
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車用窓ガラスアンテナに関し、特にTV放
送電波の受信を良好にしたものである。
送電波の受信を良好にしたものである。
従来より自動車の後部窓ガラスの裏面(車内側)に曇止
め用の複数のヒータ線と共にラジオ受信用のアンテナ線
を付設したものが知られている。このアンテナ線は一般
にAM及びFM等域において良好な受信出力が得られる
ようにチューニングされていて、TV放送電波を受信す
ることは出来ない。従って車内においてラジオ放送及び
TV放送を受信するためには、TV用の専用アンテナを
付設しなければならない。
め用の複数のヒータ線と共にラジオ受信用のアンテナ線
を付設したものが知られている。このアンテナ線は一般
にAM及びFM等域において良好な受信出力が得られる
ようにチューニングされていて、TV放送電波を受信す
ることは出来ない。従って車内においてラジオ放送及び
TV放送を受信するためには、TV用の専用アンテナを
付設しなければならない。
ところがTV受信用に専ら用いられている広帯域の八木
宇田アンテナを乗用車等に付設することは一般に困難な
ことが多く、従ってAM/FM用窓ガラスアンテナのよ
うに車体表面にTV用アンテナ線を付設することを考え
なければならない。
宇田アンテナを乗用車等に付設することは一般に困難な
ことが多く、従ってAM/FM用窓ガラスアンテナのよ
うに車体表面にTV用アンテナ線を付設することを考え
なければならない。
しかし自動車の車体は大部分が鉄板であり、またリア窓
ガラスはヒータ線及びラジオ用アンテナ線によって内存
されているので、付設可能部分は極めて限られている。
ガラスはヒータ線及びラジオ用アンテナ線によって内存
されているので、付設可能部分は極めて限られている。
なお乗用車の側部窓ガラスの多くは開放可能なスライド
ガラスであるから、アンテナ線を付設することはできな
い。またフロントガラスにアンテナ線を付設することは
視界上好ましくない。
ガラスであるから、アンテナ線を付設することはできな
い。またフロントガラスにアンテナ線を付設することは
視界上好ましくない。
更に、TV用アンテナ線が付設できても、国内のTV放
送周波数は低バンド(第1〜第3チャンネルの90〜1
08MHz)から高バンド(第4〜第12チヤンネルの
170〜222MHz)までにわたっていて、1つのア
ンテナ線でこれらの全帯域をカバーすることは非常に困
難である。
送周波数は低バンド(第1〜第3チャンネルの90〜1
08MHz)から高バンド(第4〜第12チヤンネルの
170〜222MHz)までにわたっていて、1つのア
ンテナ線でこれらの全帯域をカバーすることは非常に困
難である。
本発明は上述の問題にかんがみ、限られたλアンテナ付
設場所を有効に利用して、TV放送電波についても良好
な受信ができるようにすることを、その目的とする。
設場所を有効に利用して、TV放送電波についても良好
な受信ができるようにすることを、その目的とする。
C問題点を解決するための手段〕
本発明による自動車用窓ガラスアンテナは、自動車の窓
ガラスに付設されたアンテナ線と、このアンテナ線の異
なる二点から異なる周波数帯域の受信出力を得るように
した第1.第2の給電点とを備えている。
ガラスに付設されたアンテナ線と、このアンテナ線の異
なる二点から異なる周波数帯域の受信出力を得るように
した第1.第2の給電点とを備えている。
この構成により、1つのアンテナ線から少なくとも2バ
ンドの受信出力を取出すことができ、例えばFM帯域用
にチューニングされたアンテナ線をTV受信用にも利用
できるようになる。
ンドの受信出力を取出すことができ、例えばFM帯域用
にチューニングされたアンテナ線をTV受信用にも利用
できるようになる。
第1図は本発明の実施例を示す自動車のリア窓ガラスア
ンテナのパターン図である。リア窓ガラス1のほぼ中央
部には、全体としてコ字状パターンのヒータ線2が配置
されていて、その上下のヒータ線2は母線4で短絡され
、他端の一対の母線5.6から加熱電流が流される。
ンテナのパターン図である。リア窓ガラス1のほぼ中央
部には、全体としてコ字状パターンのヒータ線2が配置
されていて、その上下のヒータ線2は母線4で短絡され
、他端の一対の母線5.6から加熱電流が流される。
第1図に示すアンテナパターンは公知のものであって、
特にFM放送帯において指向特性の凹凸が生じ無い無指
向性が得られるようにチューニングを施したものである
。アンテナm8は3本の互いに平行なアンテナ素子9a
、9b、9cから成る主アンテナ及びこの主アンテナと
結合された補助アンテナ素子10a、10bでもって構
成されている。中央の主アンテナ素子9bは給電点11
から水平方向に延び、その先端側が下側に折曲げられ、
下側の主アンテナ素子9Cの端部に連なっている。上側
の主アンテナ素子9aは、給電点11から上方に延び、
さらに平行に折り返され、窓ガラスlのほぼ中央付近ま
で達している。
特にFM放送帯において指向特性の凹凸が生じ無い無指
向性が得られるようにチューニングを施したものである
。アンテナm8は3本の互いに平行なアンテナ素子9a
、9b、9cから成る主アンテナ及びこの主アンテナと
結合された補助アンテナ素子10a、10bでもって構
成されている。中央の主アンテナ素子9bは給電点11
から水平方向に延び、その先端側が下側に折曲げられ、
下側の主アンテナ素子9Cの端部に連なっている。上側
の主アンテナ素子9aは、給電点11から上方に延び、
さらに平行に折り返され、窓ガラスlのほぼ中央付近ま
で達している。
補助アンテナ素子10aは上記主アンテナ素子9aの上
側に設けられ、この主アンテナ素子9aと所定の長さに
わたって近接して対向している。
側に設けられ、この主アンテナ素子9aと所定の長さに
わたって近接して対向している。
この補助アンテナ素子10aは窓ガラス1の中心線に関
してほぼ左右対称に配置され、その中間点が、中段の主
アンテナ素子9bの中心位置から外れた位置に、主アン
テナ素子9bに平行で両端が折れ曲った連結線12を介
して結合されている。
してほぼ左右対称に配置され、その中間点が、中段の主
アンテナ素子9bの中心位置から外れた位置に、主アン
テナ素子9bに平行で両端が折れ曲った連結線12を介
して結合されている。
また下部補助アンテナ素子10bは、下側主アンテナ素
子9cとヒータ線2との間に配置され、ヒータ線2と近
接対向している。この補助アンテナ素子lObは窓ガラ
ス1の中心線の部分において主アンテナ素子9cと結合
されている。
子9cとヒータ線2との間に配置され、ヒータ線2と近
接対向している。この補助アンテナ素子lObは窓ガラ
ス1の中心線の部分において主アンテナ素子9cと結合
されている。
補助アンテナ素子10bはヒータ線2から誘導される受
信波を主アンテナ素子9cの側に伝達する目的で付設さ
れている。従って受信波と位相上の整合を取って補助ア
ンテナ素子LObと主アンテナ素子9cとを結合するの
が好ましく、第1図の如く、窓ガラス1の中心線の近傍
位置における結合点Aで両者を結合したとき好ましい結
果が得られることが実験上確かめられている。この好ま
しい結合状態では、上記結合点Aが受信電界中に置かれ
たアンテナの電位分布の零点に相当していると考えられ
る。
信波を主アンテナ素子9cの側に伝達する目的で付設さ
れている。従って受信波と位相上の整合を取って補助ア
ンテナ素子LObと主アンテナ素子9cとを結合するの
が好ましく、第1図の如く、窓ガラス1の中心線の近傍
位置における結合点Aで両者を結合したとき好ましい結
果が得られることが実験上確かめられている。この好ま
しい結合状態では、上記結合点Aが受信電界中に置かれ
たアンテナの電位分布の零点に相当していると考えられ
る。
上側の補助アンテナ素子10aについても主アンテナ素
子9bと位相(またはインピーダンス)の整合を取って
結合するのが好ましく、補助アンテナ素子10aのほぼ
中間点から出力を取出し、これを第1図の如く主アンテ
ナ素子9bの中心位置からずれた結合点Bに供給するこ
とにより整合を行うことができる。B点の位置はアンテ
ナの指向特性を改良して全方位角に関してほぼ円形の無
指向特性を得る上で大きい影響を有するチューニングポ
イントであることが実験上確かめられている。
子9bと位相(またはインピーダンス)の整合を取って
結合するのが好ましく、補助アンテナ素子10aのほぼ
中間点から出力を取出し、これを第1図の如く主アンテ
ナ素子9bの中心位置からずれた結合点Bに供給するこ
とにより整合を行うことができる。B点の位置はアンテ
ナの指向特性を改良して全方位角に関してほぼ円形の無
指向特性を得る上で大きい影響を有するチューニングポ
イントであることが実験上確かめられている。
上側の補助アンテナ素子10aは、上述の如く主アンテ
ナ素子9bに受信電力を供給する機能と共に、この補助
アンテナ素子10aの片側の約半分に近接して配置され
ている主アンテナ素子9aに誘導電力を与える機能も有
しているものと考えられる。従って補助アンテナ素子1
0aと主アンテナ素子9aとの対向長さがアンテナの指
向特性に対して大きな影響を与える。即ち、主アンテナ
素子9aの先端から補助アンテナ素子tOaの信号引出
し点(中点)までの水平距離に最適値が存在することが
実験上確認されている。
ナ素子9bに受信電力を供給する機能と共に、この補助
アンテナ素子10aの片側の約半分に近接して配置され
ている主アンテナ素子9aに誘導電力を与える機能も有
しているものと考えられる。従って補助アンテナ素子1
0aと主アンテナ素子9aとの対向長さがアンテナの指
向特性に対して大きな影響を与える。即ち、主アンテナ
素子9aの先端から補助アンテナ素子tOaの信号引出
し点(中点)までの水平距離に最適値が存在することが
実験上確認されている。
このアンテナパターンの各部の寸法は図示のとおりであ
る。70〜90MHzのFM帯においては、ピーク、デ
ィップの少ない無指向特性が得られている。
る。70〜90MHzのFM帯においては、ピーク、デ
ィップの少ない無指向特性が得られている。
第2図はヒータ回路図であって、自動車のメインバッテ
リー13の出力電圧がスイッチ14を介してヒータ線2
の母線5に供給され、加熱電流がヒータ線2を通って母
線5から接地された母線6に流される。母線6と接地点
及び母線5とスイッチ14との間には、ラジオ周波数帯
域で高インピーダンスを呈する高周波チョークコイル1
5が間挿されていて、ヒータ線2に誘導された受信信号
が接地側へ漏れるのを極力少なくしている。またスイッ
チ14の出力の電源ラインと接地との間には、電源ライ
ンにおいて乗るノイズが受信信号に混入しないようにデ
カップリングコンデンサ16が接続されている。
リー13の出力電圧がスイッチ14を介してヒータ線2
の母線5に供給され、加熱電流がヒータ線2を通って母
線5から接地された母線6に流される。母線6と接地点
及び母線5とスイッチ14との間には、ラジオ周波数帯
域で高インピーダンスを呈する高周波チョークコイル1
5が間挿されていて、ヒータ線2に誘導された受信信号
が接地側へ漏れるのを極力少なくしている。またスイッ
チ14の出力の電源ラインと接地との間には、電源ライ
ンにおいて乗るノイズが受信信号に混入しないようにデ
カップリングコンデンサ16が接続されている。
第1図に示すアンテナ線8には、TV受信用の給電点1
8が追加されている。この給電点18から見たアンテナ
線8の有効長は給電点11から見た有効長の約1/2以
下となっていて、FM帯域より上のTV放送帯の受信が
可能となる。これは、給電点18から見てTV放送周波
数では連絡線12のインピーダンスが非常に高(なるの
で、アンテナ線8の主部を連絡線12において補助アン
テナ素子10aから切離したと同等な効果が生ずるため
であると考えられる。一方、ラジオ側の給電点11から
見て補助アンテナ素子10aはFM帯のチューニングを
とるためにのみ機能している。
8が追加されている。この給電点18から見たアンテナ
線8の有効長は給電点11から見た有効長の約1/2以
下となっていて、FM帯域より上のTV放送帯の受信が
可能となる。これは、給電点18から見てTV放送周波
数では連絡線12のインピーダンスが非常に高(なるの
で、アンテナ線8の主部を連絡線12において補助アン
テナ素子10aから切離したと同等な効果が生ずるため
であると考えられる。一方、ラジオ側の給電点11から
見て補助アンテナ素子10aはFM帯のチューニングを
とるためにのみ機能している。
このように給電点を適当に選択すれば、FM用にチュー
ニングされたアンテナ線からTV受信用の出力を他に何
の影響も与えずに取出すことが可能となる。
ニングされたアンテナ線からTV受信用の出力を他に何
の影響も与えずに取出すことが可能となる。
また現実的には、車内においてTVとラジオとを同時に
視聴することは無いので、TV/ラジオの切換えスイッ
チを設けておけば、受信性能について相互の影響は全く
生じない。
視聴することは無いので、TV/ラジオの切換えスイッ
チを設けておけば、受信性能について相互の影響は全く
生じない。
第3図はアンテナパターンの別の実施例を示している。
なおヒータ線2としては平行線条群の両端に母線5,6
を設けたパターンが用いられている。アンテナ線20は
一本の主アンテナ素子21を備え、その一端に給電点2
2が設けられている。
を設けたパターンが用いられている。アンテナ線20は
一本の主アンテナ素子21を備え、その一端に給電点2
2が設けられている。
この給電点22とヒータ線2の上段線条とが折曲げ素子
23a、23bを介して結合されていて、これによって
中波帯の出力増強が図られている。
23a、23bを介して結合されていて、これによって
中波帯の出力増強が図られている。
主アンテナ素子21め中央部からTV受信用の出力が給
電点24に導出されている。この給電点24から見ると
、ラジオ受信用には単素子であったアンテナパターンが
グイボール様になり、有効アンテナ長は約1/2となる
ので、TV帯の受信が可能となる。なおTV周波数帯で
は折曲げ素子23a、23bは高インピーダンスとなっ
ている。
電点24に導出されている。この給電点24から見ると
、ラジオ受信用には単素子であったアンテナパターンが
グイボール様になり、有効アンテナ長は約1/2となる
ので、TV帯の受信が可能となる。なおTV周波数帯で
は折曲げ素子23a、23bは高インピーダンスとなっ
ている。
第4図はアンテナパターンの更に別の実施例を示してい
る。この別のアンテナ線26は口字状の主アンテナ素子
26aの一本の開放端に折曲げ素子26bを付け、この
折曲げ素子26aのほぼ中心位置にヒータ線2と近接対
向した補助素子26Cを設けて、ヒータ線2からの誘導
電力供給により受信出力(特にAM)の増強を図ったも
のである。またFM帯のチューニングをとるために、主
素子26aの上段素子と近接した補助素子26dが設け
られている。AM/FMの受信出力は給電点27から導
出される。
る。この別のアンテナ線26は口字状の主アンテナ素子
26aの一本の開放端に折曲げ素子26bを付け、この
折曲げ素子26aのほぼ中心位置にヒータ線2と近接対
向した補助素子26Cを設けて、ヒータ線2からの誘導
電力供給により受信出力(特にAM)の増強を図ったも
のである。またFM帯のチューニングをとるために、主
素子26aの上段素子と近接した補助素子26dが設け
られている。AM/FMの受信出力は給電点27から導
出される。
上記の補助素子26dに別の給電点28を設けることに
より、TV受信出力を取出すことができる。この補助素
子26dは、ラジオ側の給電点27から見たときは、単
なる位相整合又はインピーダンス調整用の素子であるが
、給電点28から見ると、そのアンテナ長はラジオ帯域
のアンテナ長の1/2以下となり、特にTV電波の高バ
ンドに対して良好なTV受信特性を有している。
より、TV受信出力を取出すことができる。この補助素
子26dは、ラジオ側の給電点27から見たときは、単
なる位相整合又はインピーダンス調整用の素子であるが
、給電点28から見ると、そのアンテナ長はラジオ帯域
のアンテナ長の1/2以下となり、特にTV電波の高バ
ンドに対して良好なTV受信特性を有している。
次に第5図は本発明の第2の実施例示す自動車のリア窓
ガラスのアンテナパターン図である。アンテナNfA3
0はヒータ、v!2と平行に延びる主素子30aを備え
ている。中波帯(AM放送)の受信出力を増強するため
に、素子30aの一端が折返し部30bを経てヒータ線
2の上段のほぼ中央に結合されている。受信出力は主素
子30aの中間位置から給電点31に導出される。この
アンテナパターンは、主としてFM帯において良好な受
信特性が得られるようにチューニングされている。
ガラスのアンテナパターン図である。アンテナNfA3
0はヒータ、v!2と平行に延びる主素子30aを備え
ている。中波帯(AM放送)の受信出力を増強するため
に、素子30aの一端が折返し部30bを経てヒータ線
2の上段のほぼ中央に結合されている。受信出力は主素
子30aの中間位置から給電点31に導出される。この
アンテナパターンは、主としてFM帯において良好な受
信特性が得られるようにチューニングされている。
第5図のアンテナパターンを利用してTV電波を受信す
るために、第2の給電点32が主素子30aの一端の折
曲げ位置に連結されている。
るために、第2の給電点32が主素子30aの一端の折
曲げ位置に連結されている。
第6図はこの給電点32の水平拡大断面図である。この
給電点32は、ラジオ用の給電点31よりも格段に広い
面電極33を備えている。この面電極33はアンテナ線
及びヒータ線2と同じ材料(例えば銀ペースト)で同じ
工程で形成されたものである。この面電極33にはガラ
ス等の絶縁板34を介して対向電極35が対向配置され
ていて、これによって容量結合子36が形成されている
。
給電点32は、ラジオ用の給電点31よりも格段に広い
面電極33を備えている。この面電極33はアンテナ線
及びヒータ線2と同じ材料(例えば銀ペースト)で同じ
工程で形成されたものである。この面電極33にはガラ
ス等の絶縁板34を介して対向電極35が対向配置され
ていて、これによって容量結合子36が形成されている
。
TV受信出力はこの容量結合子36を介して同軸フィー
ダ線37を通ってTVチューナへ導出される。この容量
結合子36は短縮コンデンサの機能を果たし、これによ
ってTVチューナから見た第5図のアンテナ線30の有
効長は、ラジオ受信側についての有効長よりも大幅に、
例えば1/2に短縮される。このためFM用にチューニ
ングしたアンテナパターンをそのまま利用して高怒度の
TV光受信行うことができる。
ダ線37を通ってTVチューナへ導出される。この容量
結合子36は短縮コンデンサの機能を果たし、これによ
ってTVチューナから見た第5図のアンテナ線30の有
効長は、ラジオ受信側についての有効長よりも大幅に、
例えば1/2に短縮される。このためFM用にチューニ
ングしたアンテナパターンをそのまま利用して高怒度の
TV光受信行うことができる。
なお上述の各実施例において、第2の給電点18.24
.28.32から得られるTV受信出力がTV放送電波
の低バンド(第1〜第3チヤンネル)に特に適したもの
である場合、高バンドについては、別に設けられたより
短波長用のTV専用アンテナから受信するようにしても
よい。この場合には、低バンド及び高バンドの二つの受
信出力の一方を′その受信強度に応じて選択して導出す
るダイバシティ受信システムを構成するのがよい。
.28.32から得られるTV受信出力がTV放送電波
の低バンド(第1〜第3チヤンネル)に特に適したもの
である場合、高バンドについては、別に設けられたより
短波長用のTV専用アンテナから受信するようにしても
よい。この場合には、低バンド及び高バンドの二つの受
信出力の一方を′その受信強度に応じて選択して導出す
るダイバシティ受信システムを構成するのがよい。
本発明は上述の如く、自動車の窓ガラスに付設されたア
ンテナ線の異なる二点から異なる周波数帯域の受信出力
を得るようにしたから、窓部以外にアンテナの付設場所
が無くとも、例えばFM放送用にチューニングされた窓
ガラスアンテナを利用してTV放送も受信することが可
能となる。
ンテナ線の異なる二点から異なる周波数帯域の受信出力
を得るようにしたから、窓部以外にアンテナの付設場所
が無くとも、例えばFM放送用にチューニングされた窓
ガラスアンテナを利用してTV放送も受信することが可
能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す自動車のリア窓ガラス
アンテナのパターン図、第2図は第1図のヒータ線の電
源回路図、第3図及び第4図はアンテナパターンの変形
例を示す第1図と同様なパターン図、第5図は本発明の
別の実施例を示す窓ガラスアンテナのパターン図、第6
図は第5図の給電点の水平断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1・−・−−−−−−一−−−−・・−リア窓ガラス2
−・−・−−−−−−−−−・−・−ヒータ線8・・・
・−−−一−−・−・−アンテナ線11−・・−・・・
・−・給電点 18−・・・・−−−−−−−−一給電点20・・・・
・−・−−−−−−アンテナ線22・・・−−一−−・
・・・−給電点24−・・・・・・・・−・−給電点 26−−−−−−・−・・・・−アンテナ線27.28
−・・給電点 3(L−一一一・・−・−一−−−・−アンテナ線31
.32・−・・給電点 である。
アンテナのパターン図、第2図は第1図のヒータ線の電
源回路図、第3図及び第4図はアンテナパターンの変形
例を示す第1図と同様なパターン図、第5図は本発明の
別の実施例を示す窓ガラスアンテナのパターン図、第6
図は第5図の給電点の水平断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1・−・−−−−−−一−−−−・・−リア窓ガラス2
−・−・−−−−−−−−−・−・−ヒータ線8・・・
・−−−一−−・−・−アンテナ線11−・・−・・・
・−・給電点 18−・・・・−−−−−−−−一給電点20・・・・
・−・−−−−−−アンテナ線22・・・−−一−−・
・・・−給電点24−・・・・・・・・−・−給電点 26−−−−−−・−・・・・−アンテナ線27.28
−・・給電点 3(L−一一一・・−・−一−−−・−アンテナ線31
.32・−・・給電点 である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、自動車の窓ガラスに付設されたアンテナ線と、この
アンテナ線の異なる二点から異なる周波数帯域の受信出
力を得るようにした第1、第2の給電点とを備える自動
車用窓ガラスアンテナ。 2、上記第1、第2の給電点の一方に短縮コンデンサを
具備させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の自動車用窓ガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24386384A JPS61121603A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24386384A JPS61121603A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61121603A true JPS61121603A (ja) | 1986-06-09 |
Family
ID=17110088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24386384A Pending JPS61121603A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61121603A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63147006U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-28 | ||
DE4023528A1 (de) * | 1989-07-24 | 1991-02-07 | Central Glass Co Ltd | Breitbandantenne an einem kraftfahrzeug-heckfensterglas |
US5185612A (en) * | 1990-07-30 | 1993-02-09 | Central Glass Company, Ltd. | Antenna on vehicle rear window glass |
US5229780A (en) * | 1990-06-29 | 1993-07-20 | Central Glass Company, Limited | Wide-band antenna on vehicle rear window glass |
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